この学生、元放置提督 世界が変わっても、やることが変わっても、いつも通りにする。ただそれだけ   作:七福えると

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以前作ってたものがたまたま早く出来たので投稿します。偶然早く出来ただけなので多分続きません
僕の作っている小説は基本的に漫画をイメージした内容になっておりますので、あまり文を使って感情の表現とかほとんどありませんが、やはりあった方が良いのでしょうか?作りながら結構悩んでます

小説の内容とはほとんど関係ないですが、太鼓の達人を10年位やって初めて鬼でフルコンしました。結果として主人公のゲームの腕前が上がりました


事後報告

潮「皆さん、お帰りなさい」

 

「ただいま。ついでに艦娘も保護してきたよ」

 

響「響だよ。それとこっちは暁」

 

暁「暁よ。ちゃんと一人前のレディーとして扱ってよね!」

 

時雨「…時雨だよ。こんな姿だけど一応艦娘だから間違えないでほしいな」

 

川内「…川内です」

 

潮「……そうですか」

 

「あ、あー、とりあえず皆テントで休んでくれ。すぐに入渠は出来ないが、今後はしばらく出撃もないと思ってくれていい。今後についてはまた明日話す。今日はこれで解散だ」

 

一同「お疲れ様でした!」

 

「うん、お疲れ様」

 

川内「ねぇ、これは外してくれないの?」

 

「しばらくの間それつけて過ごせ。それぐらいのペナルティは当たり前だろ?」

 

川内「だよね…」

 

「あ、愛宕と時雨は残ってくれ、話したいことがある。天龍と龍田は皆を休ませといてくれ。後で指示を出すからそれまで待機で頼む」

 

愛宕・時雨「分かったわ」「分かったよ」

 

天龍・龍田「へいへい」「分かったわ~」

 

号令をかけ、皆思い思いの話をしながらテントへ戻っていった。新しくきた艦娘達のテントは予備がいくつか残っているのでそれを使うことにした。少し狭いが四人入るには十分だろう

 

「さて…残ってもらったのは他でもない。二人の深海棲艦のような見た目についてだ。だがこの件に関しては他言無用で頼む」

 

愛宕「分かったわ。でも何を話したらいいの?」

 

「とりあえず愛宕。いつそんな姿になったか分かるか?」

 

愛宕「えっと…前提督が蒸発する少し前ね。その時にこんな姿になって、その日以来半ば監禁みたいな形で置かれてたわ。出撃も出来なかったし、ほんと散々だったわ…」

 

「じゃあ時雨。お前は愛宕より後から……いや、正確には轟沈してから海の上で意識を取り戻した時にそのような姿だった…これで間違いないか?」

 

時雨「…なんで分かったの?」

 

「何が?」

 

時雨「……僕が海の上で意識を取り戻したって、何で知ってるのさ」

 

「ただの仮説だ。たった今確信に変わったが」

 

時雨「…」

 

「とすると、その姿も元からそんな姿だったのか?」

 

時雨「……いや、初めはもう少し艦娘だった頃の姿に近かったよ。時間が経つに連れ、僕の姿がだんだん今の姿になっていったね」

 

「……前提督の恨みもその時にドンドン膨れ上がっていったか?」

 

時雨「その認識で間違いないよ。けど、どうしてそんなこと聞くんだい?」

 

「…いや、ちょっとした仮設を立ててるだけだ。まだ完璧じゃないから話す事は出来ない」

 

愛宕「なんで?私達は当事者よ?聞く権利くらい「分かったよ」時雨!?」

 

「すまん。助かる」

 

愛宕「時雨…どうして?」

 

時雨「提督さんは僕達に勘ぐりを入れられたら困るような内容なんでしょ?じゃなかったら前置きもつけてまで話さないよ」

 

「そういうことだ。それに内容がぶっ飛びすぎて荒唐無稽すぎるからな。こんなこと話すもんなら笑われるのがオチだ」

 

愛宕「…分かったわ」

 

時雨「さて、話ってのはこれだけかい?」

 

「あぁ。時雨もテントに戻って休むと良い。寝具は予備を持っていくからそれを使ってくれ」

 

時雨「分かったよ。愛宕も一緒に戻らない?」

 

愛宕「……えぇ。提督、お疲れ様でした」

 

「うん。ゆっくり休んでくれ」

 

 

 

……深海棲艦のいる島に漂流した時、北方棲姫達と出会った。その時はただ襲ってくる深海棲艦と違い、自我を持ち、あの島で暮らしていた。そこで暮らす事になる前の話を聞くと、北方棲姫と港湾水鬼は恨みでしか物事を考えられず、ある時恨みが完全に消えたのか自我が芽生えた。レ級は生まれた時から恨みなど無く、その時点から自我があった。それと時雨と愛宕の変化……本当に恨み以外での関連はないのか…?

 

潮「あの、提督」

 

「ん、どうした?」

 

潮「先程元師がやってきてバケツを10個届けてくれました。ついでに今回の襲撃の報告を聞きたいと…」

 

……元師、仕事が早いというか、流石に甘えて良いものか不安になるレベルで支援してません?流石にちょっと怖いんですけど…

 

「分かった。とりあえずバケツを電と大淀、それと今回の出撃の重傷者から順に使ってくれ。川内は無しで頼む。元師に関しては後で俺が連絡するから、潮は艦娘達が休めるように寝床の準備をしておいてくれ」

 

潮「分かりました!」

 

……とりあえず今は深く考えても仕方ない。とにかくこれからの事を考えないとな

 

「艦娘の治療はこれで良いとして…補給は駆逐艦メインにして遠征と出撃で得られる資材を利用したほうが良いか…?いや、それよりも今回行った島に川内達が集めた資材を貰いにいく方が確実か?」

 

妖精「提督さ~ん」

 

「お、妖精さん。ただいま」

 

妖精「お帰りなさい。元師から預かってきた物があるから提督さんに渡しに来たよ~」ガサガサ

 

「元師から?」

 

妖精「テレレレ~♪」紙袋

 

「……なにこれ」

 

妖精「……これは一人の時に開けてください。もしも艦娘達に見つかろうものなら…」

 

「……え?そんなにヤバい物なの?」

 

妖精「いえ、こんな顔しながら渡してきましたよ。こういえばアイツは絶対警戒するって言ってました」こんな顔→・_・

 

「せめてこんな顔しながら渡して欲しかったなぁ…絶対大切な物じゃん」こんな顔→・ワ・

 

妖精「提督さん、お荷物を渡したんだからあれをください。早くあれを食べないと…私は……私は……!」

 

「さも危ない物を求めてるみたいに言わないで。ほら」ハッ〇ーターン

 

妖精「……甘い物?」

 

「文句言うならやらんぞ。まぁ甘いというよりかは幸せになれる味らしい。俺はそうは思わなかったが」

 

妖精「ふむ…まずは一口……」

 

妖精「…お、美味しいけど、嫌いじゃないけど…そこはかとなく甘さは感じるけど……甘味じゃない……」

 

「ん~、これは受けが悪いか。すまんがこれ以外に手持ちが無いんだ」

 

妖精「…ねぇ提督さん。もう一枚ある?」

 

「…ちゃっかりハマってんじゃねぇか」詰め合わせ袋

 

妖精「わーい!」

 

 

 

「……」キョロキョロ

 

「…良し」

 

紙袋『何が出るかな?何が出るかな?』ガサガサ

 

素敵雑誌『ゴマダレ~♪』

 

 

それ・・を手に取り、袋から引き出して視界に入れた瞬間、表紙が目に入る。そこにはおぞましい怪物のような人間…いや、人間モドキと言った方が正しいだろう。直接本人を見ているわけでもないのに油が顔に浮かんでるように光っているように見え、頬には大きなシミや、鼻の中が見えそうなくらいの大きな鼻の穴、顔のパーツがまるで福笑いのような形で形成されている

 

 

「……う」

 

顔から目を離そうと、咄嗟に雑誌の下側に目をやる。するとそこには胸が大きく、腹も突き出しており、体のスリーサイズが全て80は超えていそうなスタイルが目に入る。しかもそれは本来隠すべきであろう体のほとんどを隠しておらず、完全に女性の恥部が写っている。その姿はまるで、深淵から恐怖をばら撒くためだけに存在する何かに見えた。それを理解した瞬間、視界が暗く染まり体が泡のように消えていく感覚に襲われた…

 

 

 

 

 

 

元師「……遅いな。まさかあの雑誌を使っているわけでもあるまいに」

 

元師「お~い、何処だ~?」

 

「……」

 

元師「お、そこにいたか」

 

「……」

 

元師「どうした?そんなところでボーっと突っ立って」ポン

 

「……」ドサッ

 

元師「お、おい!どうし「あ~」!?」

 

「あ、あう、あうい~」←退行

 

元師「お、おい…何の冗談だ…?」ジリ…

 

「!?」ビクッ

 

元師「ほ、ほら。早くその手の物を離して普通にしてくれ。正直気味が悪いぞ」

 

「…ふ」

 

「ふぇぇぇぇ!!!」

 

元師「ぬぉ!?」ビリビリ

 

「あ、あ、あぁぁぁん!!!」

 

元師「こ、コイツ……幼児化でもしてるのか…!?それに、なんてデカイ声だ…!」

 

艦娘達「ど、どうしたんだ!?」「分かりません!ただ声からして提督かと!」「なになに!?どうしたの!?」

 

元師「チッ、許せ!」こぶし(発狂中なので回避不能)

 

「あぐぇ!」

 

元師「……これで大人しくなったか」

 

元師「しかし、なんだってこんなことに…?」チラッ

 

素敵雑誌『原因これだよ』

 

元師「………あ」

 

愛宕「提督!?大丈夫ですか!?」

 

川内「ち、ちょっと天龍!そんなに強く引っ張らないで!私まだ大破してるんだけど!?」

 

電「…元師?そこで何を…?」

 

状況『元師の腕の中に提督→提督からだらしなく垂れる唾液』

 

龍田「……説明、していただけますよね?」ギラッ

 

元師「…すいませんでした」

 

 

 

・・・元師、説明(命乞い)中・・・

 

 

 

 

 

「……う」

 

電「司令官さん!?目が覚めたのですか!?」

 

「…電か。何があった?」

 

電「……覚えてないのですか?」

 

「……あぁ。元師から渡された紙袋を開けたのは良いんだが、そこから先の記憶がどうも曖昧でな…思い出そうとすると無性に吐きそゴウェ!?」

 

電「む、無理しないで下さい!」

 

「…そうだ。元師は?報告しなきゃいけない事があるんだが」

 

元師「私を呼んだか?」

 

「あ、元……師…?」

 

元師「どうした?何かあったか?」赤紅葉

 

「……いえ、何も」

 

元師「そうか。ところで報告を聞こう」

 

「あ、はい。電、悪いが席を外してくれ。決して誰であろうとここに近づけるなよ」

 

電「……大丈夫なのですか?」ギラッ

 

……電の目がやけに鋭く元師を見つめているが、元師がなんかやったのか?

 

「……元師、何やったんですか」

 

元師「いやまぁ、何かをやったというか…お前にやったというか……」

 

「は?」

 

電「元師」ポン

 

元師「はい!」

 

電「……二度はないですよ」ボソッ

 

元師「肝に銘じておきます!」

 

電「よろしい」

 

電「では司令官さん。失礼するのです」

 

「あ、あぁ。お疲れ」

 

元師「……」

 

「……ホントに何やったんですか。あんな電見たことないですよ?」

 

元師「そ、そんな事より報告だ!早く報告をしてくれ!」

 

「…では報告します」

 

「今回の件の主犯と思われる川内を捕縛、暁と響は川内に脅されてここを襲ったらしいので保護、襲撃時の一人である夕立は轟沈、そして艦娘と思われる時雨を捕縛となります」

 

「こちらの被害は、大破が愛宕、天龍、夕立、中破が龍田、雷、小破が島風となってます」

 

元師「……まずは一つ一つ指摘して行こうか」

 

元師「まずは被害だ。出撃自体が一度しかないと聞く島風が小破だけで、他は中破以上というのは結果としてはいささか良くないな。いくらイレギュラーな事態と言えど、それでも被害が多すぎる」

 

元師「艦娘達は現場で働く者達であり、実際に戦場に出ずに安全圏で見守っている我々は如何に彼女達の被害を抑えつつ、勝利を得るかを思考せねばならない。君なら彼女達の持ち味を活かすことが出来ると考えていたが、少し見込み違いだったな」

 

「……期待に応えられず、申し訳ございません」

 

元師「まぁ君の初陣だったんだ。今回の失敗を次に生かせばいいが二度も同じ轍を踏まないようにな」

 

「…分かりました」

 

元師「次に川内達についてだ。暁と響を保護した理由は川内から脅されたと言っていたが、本当にそうなのか?もしかしたらそれは嘘で、本心からの行動だったんじゃないのか?」

 

「……元師、それは絶対あり得ないと貴方なら分かるでしょう?」

 

元師「どうだろうな?もしかしたら私の知らない艦娘達の闇かも知れないぞ?」

 

 

「……」

 

 

元師「……」

 

 

 

「……私の考えとしては本心からの行動とは思えません。川内に脅された…というのは本当かは分かりませんが、少なくとも自分から望んでやった。というわけではないと思っています」

 

元師「……なるほどな」

 

元師「お前の考え方は分かった。ここからは直接的に聞くぞ」

 

元師「今回の事件が起こった原因は何かを聞きたい。お前の考えで良いから聞かせてくれ」

 

「分かりました」

 

「まず今回の鎮守府襲撃のきっかけとなったのが時雨だと思っています。原因は前提督の艦娘に対する様々な暴行や虐待、精神的な傷害の様々な行為が恨みという形で爆発し、今回の件が発生したと思います」

 

「詳しい話を聞くと川内と時雨は協力関係にあっただけで、鎮守府を襲撃すると考えたのは時雨です。目的は艦娘を巻き込んで運営不可だったようで、理由までは聞いていないので分かりませんが、おそらく前提督関係でしょう」

 

「しかし謎が多くあり、そのうちの一つが時雨は過去に轟沈したことのある艦娘ということです」っ資料

 

「何故かは分かりませんが、時雨は深海棲艦とも艦娘とも言えぬような姿で蘇っています。敵艦隊を撃破した時に出現するドロップ艦のように出現したのではなく、気づいたら海の上で立っていたと聞きました。これには似たような前例があるというのは元師ならおそらくご存じのはずですよね?」

 

元師「……あぁ」

 

「今の時雨は深海棲艦に成りかけている艦娘だと思っています。深海棲艦を呼べるほどに近い存在に」

 

「似たような状態になっている愛宕がいますが、彼女の場合は少し軽いものだと思っています。その証拠に愛宕は深海棲艦を呼べないようで、時雨のような艦娘が近づいていたら感知出来る程度のようです」

 

「……ですが、それはあくまで彼女の考え方の結果あの程度で済んでいると思います。もしも彼女が全てを重く受け止めており、自分に原因があるような考え方であれば時雨より酷い状態になっていると思います」

 

「私の考え方としてはこのくらいですが、元師もおそらく知っているような内容ばかりではなかったでしょうか?」

 

元帥「どうしてそう思う?」

 

「元師の深海棲艦に対する接し方です」

 

「あまりこのことをここで話すものではないので簡潔に話しますと、おそらく元師は何らかのきっかけで敵であるはずの深海棲艦と交流を持っていると思っています。そのきっかけというのが今回の件と同様の事が起こったことがあるのではと思い至りました」

 

元師「……たまにお前が怖くなるよ」

 

「やはり…」

 

元師「そこまで分かっているのなら話は早い。お前を提督として仕立てたのもその為だ」

 

「私に艦娘達の恨みの捌け口になれと?」

 

元師「そうは言ってないが…まぁ、それに近いか」

 

元師「……これはお前だけの任務だ。これからお前にはこの鎮守府の修理が完了するまでの間、各鎮守府を回ってほしい。お前が行く鎮守府は主にブラック鎮守府を当てる。あまり大きい所は新米のお前だと色々大変だろうから小さい鎮守府から転々としてもらい、出来るだけ艦娘達の恨みをどんな形でも良いから晴らしてほしい」

 

「……分かりました。拒否権などないようですしね」

 

元師「良く分かってるじゃないか」

 

「ただ一つ、それを受けるのは構いませんが約束してほしい事が」

 

元師「何かね?」

 

「もし万が一、私の身に何かあった場合は彼女達の事をお願いします。これを聞き入れてくれない場合は先ほどまでの会話を軍の回線に垂れ流します」っ録音機

 

元師「……電源が入ってないぞ」

 

「えぇ。でも、呑んでいただけますよね?」

 

元師「はぁ…分かったよ。お前の報酬はそれでいいな?」

 

「はい、ありがとうございます。あ、でもお給料はちゃんとくださいね?」

 

元師「それはやるから安心しろ」

 

元師「……ま、しばらくは減給だろうがな」

 

「どうせ提督になった以上、あまり自由に外出は出来ないんですし別にそれくらい構いませんよ」

 

元師「ほう?それじゃあ本来は一年の減給処分だったところを二十年に戻していいんだな?」

 

「すいませんでした。流石に40になるまで元の給料もらえないのは辛すぎます」

 

元師「はははっ、半分冗談だから安心しろ」

 

「えっ、あの、それってどういう…」

 

元師「良し、それじゃ艦娘達に顔見せに行くぞ。そろそろ私も無事に帰りたいからな」

 

「ち、ちょっと元師!?まだ少し聞きたいことが!っていうか無事にって何したんですか!?」

 

 

 

「…ただいま」

 

電「あ、お帰りなさい。お話は終わったのですか?」

 

「あぁ。電はもう怪我とか大丈夫なのか?」

 

電「はい。修復剤のおかげでもう心配ないのです」

 

「そうか。ところで皆は何処だ?これからの話をしようと思ったんだが」

 

電「あ、それでしたらそこのテントにいるのです。皆、司令官さんの事心配してたのですよ?」

 

「……ホントに僕の身に何があったんだ。とりあえず行ってくる」

 

電「はい。電もお伴するのです」

 

「おーい皆、心配かけた……」バサッ

 

愛宕「あら提督、もう大丈夫なんですか?」シャツ+ズボン

 

時雨「…天龍さんと龍田さんが川内と他の駆逐艦達をお風呂に入れてるからここにはいないよ」ホカホカ

 

「……とりあえず愛宕はさっさと服を着ろ」ボタボタ

 

電「し、司令官さん!?鼻血が出てるのです!しかもすごい勢いで!」

 

「……おかしいな。前まではこの程度何とも思わなかったはずなんだが…」

 

電「司令官さん!テ、ティッシュを!」っティッシュ

 

「あぁ。すまんな」ツメツメ

 

愛宕「あ、あの、提督?大丈夫ですか?」

 

「誰のせいだと思ってる。誰の」

 

愛宕「あ、や、やっぱり私…ですよね……///」

 

時雨「……」チラッ

 

「安心しろ。大丈夫だ」

 

時雨「……まぁ、当然か」

 

「…ただあれだな」

 

三人「?」

 

「髪が濡れてる女性って良いな…」

 

時雨「は?」

 

愛宕「えっ」

 

電「……」

 

「いや、あんまり女性と接する機会が無くてな。そういう家庭でしか見せないような一面の女性はあまり見たこと無くてな。ちょっと新鮮だ」

 

時雨「…軍人なら育成学校にでも入ってたでしょ?女性の方から押しかけてきたりするものじゃないのかい?」

 

「いや、俺はそういうのには行ってない。元々一般人だったし、まだ提督成り立てだ」

 

時雨「…はぁ?」

 

時雨「なら尚更女性と接する機会なんてあるでしょ。なのに無いって…男子校にでもいたのかい?」

 

「共学だよ。ただ色々トラブルがあってそういうのは見たこと無いんだ」

 

時雨「ふぅ~ん…変わった男の人もいたもんだね」

 

電「司令官さん」

 

「ん?どうし『ガシッ』…え?」

 

電「ちょうど良かったのです。司令官さんは少し自分の事を顧みると良いのです」ズルズル

 

「え、あの、電さん。頭を掴んだまま引っ張らないで下さいませんか?」

 

電「……司令官さん。いってらっしゃいなのです」

 

「……それってどういう「飛んでけ~!なのです!」ヌォォォ!?」

 

愛宕「……あれって確か皆がいるお風呂の方向じゃ…」

 

時雨「……」チラッ

 

電「…朴念仁」ボソッ

 

時雨「…あの子も大変な子に惚れられたね」ハァ…

 

 

 

・・・間・・・

 

 

 

「ぬぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ヒュー

 

ドラム缶『ホールインワン!』ジャボン!

 

「ボッボボッ、ご、ごの風呂…ぶがいっ…!」ボゴボゴ

 

島風「提督?お風呂に頭から入っちゃったら溺れちゃうよ?」ズルズルッ

 

「えほっえほっ…し、死ぬかと思った……すまん島か…」

 

川内「な、ななな……」全裸

 

島風「それに、お風呂に入る時はちゃんと服を脱がなきゃ駄目なんだよ!ホラ、風邪を引いちゃう前に脱いで脱いで!」全裸

 

「……おうふ」

 

龍田「……提督?随分大胆な事をするんですね?」ビッショリ

 

天龍「……お前な」ビッショリ

 

夕立「提督さん、大丈夫っぽい?」全裸

 

響「おや、大丈夫かい?」全裸

 

雷「し、司令官…?」タオル

 

暁「……覗くならもう少しバレないようにやりなさいよ」タオル

 

潮「あ、て、提督……」タオル

 

大淀「電ちゃん、仕事が早すぎるわ…」ボソッ

 

「……すいませんでした」ダッ

 

走った。全速力で走った。こんなに全力疾走したのは昔、試験に遅刻しそうになったけどギリギリ遅刻せずに間に合った時以来かも知れない…が、しかし…

 

龍田「逃がしませんよ~?」ボフッ

 

……艦娘からは逃げられない!

 

「龍田さん、僕まだ死にたくないです。お願いですから逃げさせてください」

 

龍田「ダ~メ♪折角楽しくお風呂に入ってたのに、無茶苦茶にした提督には責任を取ってもらわないとね~?」

 

「離して!お願いだから離して!僕まだ死にたくない!」

 

天龍「……お前が俺達を何だと思ってるかよ~く分かったよ。おら、大人しくしろ」ガシッ

 

「……僕をどうするつもりですか」

 

天龍「お前も入れ。せっかく一日の疲れを取ってたのに邪魔したんだ。これくらいは受け入れろ」

 

「……せめて服だけは脱がせてください」

 

天龍「……逃げるなよ?」

 

「逃げませんっ!後が怖いから!」

 

天龍「良し。待ってるからな」

 

「……死因は鼻血による出血死とかかなぁ」トボトボ…

 

 

 

 

 

天龍「……どっどど、どうしよう龍田。勢いであんなこと言っちまった」アセアセ

 

龍田「まさか天龍ちゃんがあんなに大胆だったなんて知らなかったわ~」ウフフ

 

天龍「からかわないでくれよ龍田ぁ!ど、どうしよう…」

 

潮「……提督が、入ってくるんですか?」

 

天龍「す、すまん潮!お前は男が苦手だったはずなのに…!」

 

潮「あ、謝らないで下さい。確かに男性は今も苦手ですけど、今の提督くらいの大きさの男性なら大丈夫ですから」

 

天龍「よ、良かったぁ……」

 

川内「あ、貴方達、恥ずかしくないの!?」

 

龍田「え?どうして?」

 

川内「だ、だって、お、男に裸を見られて恥ずかしくない訳!?」

 

夕立「んーん、全然恥ずかしくないよ?むしろ何で恥ずかしいっぽい?」

 

川内「え?」

 

島風「それに、提督さんをゆーわく?出来るチャンスじゃない?」

 

大淀「……島風ちゃん、どこでそんな言葉覚えたの?」

 

島風「元師がね、提督をゆーわくすればもっと仲良くなれるって言ってたの!だから私、も~っと提督の事ゆーわくしようと思って!」

 

川内「あ、あのエロ元師……」

 

龍田「……島風ちゃん、提督を誘惑する時はギュって抱きしめて逃げないようにするのよ?そうすれば、提督も貴方とお話してくれると思うわ」

 

島風「ホント!?」

 

天龍「龍田!?お前島風に何教えようとしてるんだよ!?」

 

龍田「え?」キラキラ

 

天龍「……龍田、お前楽しんでるだろ」

 

 

響「楽しい所だね」

 

暁「男性は繊細なのよ?それをあんな風に乱暴に扱うなんて、レディーじゃないわ」

 

雷「……」

 

響「雷、どうしたんだい?」

 

雷「…こうやって皆がまた笑いあう日が来るなんて思ってもなかったから、ちょっとね……」

 

暁「……もう大丈夫よ。あの人ならきっと」

 

雷「……そうかしら?」

 

響「君の司令官なんだ。少しは信頼してあげないと可哀想だよ」

 

雷「そう…よね…」

 

暁「……大丈夫。何かあっても私達があの人を間違ったことをしないようにすればいいのよ。そうすればきっと司令官も聞いてくれるわ」

 

雷「……うん」

 

響「…さて、また彼に髪を洗ってもらおうかな」

 

艦娘達「!?」

 

暁「ずるいわよ。響だけ二回も洗ってもらうなんて」

 

響「良いじゃないか。彼は私の髪を綺麗だって言ってくれたんだよ?きっともう一度洗ってくれるさ」

 

雷「…二人共、それっていつの話?」

 

響「彼が私達の島に来た時だよ。その時に彼と話をしたくなって、水浴びする時に誘ったんだが結構上手でね…何て言うのかな。少しやってもらって安心したよ」

 

島風「待って、提督さんって貴方達の島にいたの?」

 

響「そうだよ。知らなかったのかい?」

 

夕立「……ホントに行ってたんだ」

 

龍田「……変な事されなかった?」

 

響「ううん、ただ髪を洗ってもらっただけだよ。流石に体を洗うのは断られたけどね」

 

暁「流石にそれを聞いて肝が冷えたわよ…いくら男性に会う機会が少ないからって、あんな小さい子で発散するのはどうかと思うわ」

 

大淀「……私も洗ってもらえるのかしら?」

 

「別にいいぞ」

 

大淀「提督!?いつの間に!?」

 

「覚悟は決めた。準備もしたから大丈夫だ」E.妖精のタオル

 

大淀「えっと…では、お願いしてもよろしいでしょうか?」

 

「あぁ。任せろ」

 

夕立「提督さん!大淀さんが終わったら夕立もやってほしいっぽい!」

 

島風「あ、夕立ちゃんずるい!島風もやってもらう!」

 

天龍「お前等は俺がやってやるよ。というかやらせてくれ…」

 

龍田「じゃあ天龍ちゃんの髪は私がやってあげるね~?」

 

川内「……もうヤダこいつ等」

 

 

 

「痒い所はございませんか?」

 

大淀「えぇ。大丈夫です」

 

「ん、痒くなったら言えよ」

 

大淀「……ところで提督、さっき気づいたのですがどうして鼻に詰め物を?」

 

「……お前等の姿を見てると無意識に鼻血が出てしまうんだ。それを妖精さんに相談したらティッシュとガーゼで鼻血が出ない詰め物を作ってくれたんだ」

 

大淀「妖精さんの技術力ってすごいですね…」

 

「全くだ。おかげでこうして今助かってるわけだが」

 

大淀「……でも、提督は私達の姿を見て何とも思わないのですか?」

 

「……コメントは控えさせてもらおう。だが決して醜い等とは思ってない」

 

大淀「ふふっ、分かってますよ」

 

「……しかしあれだな」

 

大淀「?」

 

「大分明るくなったような気がするが、何か良い事でもあったのか?」

 

大淀「そう…でしょうか?」

 

「あぁ。初めて会った時はどこか不安げな表情で何かに怯えているかのような顔だったが、今では少し綺麗な顔になっていると思ってな」

 

大淀「……きっと、提督のおかげですよ」

 

「俺の?」

 

大淀「えぇ。もし提督以外の人がここに来ていたのなら、おそらく私達の事をここまで考えてはくれなかったと思います」

 

「当たり前の事をしているだけだ。君らは命を懸けて戦い、私は作戦指揮を立てて君らを戦場に送り出す役目だが……いかんせん上手くいかん。今回の件でそれを嫌という程感じたよ」

 

「君達に寄り添うことは出来ても、肝心な事が出来ていない時点で私は提督失格だよ。大切な事を差し置いて、別の事に夢中になってしまうのはあまりよくない」

 

大淀「……でしたら私がします。提督の代わりに私が作戦指揮をたて、提督のお役に立ってみせます」

 

「……駄目だ」

 

大淀「!?ど、どうしてですか!?」

 

「それは私が提督という責務から逃げていることになる。そういうことはしないと約束したからな」

 

大淀「約束……」

 

「約束は苦手なんだがな。だが、この約束だけは提督である限りずっと守っていこうと思っている」

 

大淀「……なら一つ、私とも約束をしてくださいますか?」

 

「……聞くだけ聞こう。約束は苦手なんでな」

 

大淀「それでもいいです。この約束は聞いていただく事だけでも構いません」

 

大淀「……どうか皆さんの事を助けてあげてくださいね」

 

「それは…少し難しいな」

 

大淀「どうしてですか?」

 

「話し方からして、そこに君が含まれていないからな」

 

大淀「……」

 

「君も含めてまだ過去の呪縛から解放されてない奴らがここにはたくさんいる。私が出来るのはあくまでその呪縛を解く手伝いしか出来ないし、本当の意味で解放されるのはまだまだ先の話だろうからな」

 

「……無意識なのかは知らないが、そうやって指先をタオルの胸元にあてるのはやめなさい」

 

大淀「えっ、あっ…」

 

「な?君をまだ助けてやれる事は出来ないだろう?」

 

大淀「……」

 

「……私でも助けられない事など山ほどある。むしろ私が助けられなければ出来ないことはたくさんあるだろう。私一人では何も出来ない無能だ」

 

「だからそれ助けを私だけに言うな。仲間を頼れ。君はもう一人じゃないし、助けを呼ぶことを我慢することも無い」

 

「君はもうただの飼い犬じゃない。自分で歩くことができ、自分で決める事の出来る人間なんだからな」

 

大淀「……私はもう、我慢しなくて良いのですか?我儘を言っても良いのですか?」

 

「好きにしたらいい。君はそれが既に許されている」

 

大淀「…ありがとう、ございます……」

 

「……ほら、流すぞ。目を瞑っておくといい」ジャアアアアアア

 

大淀「……う、うぅ」ポロポロ…

 

「……こりゃ男失格だな」

 

川内「……ねえ」

 

「ん?どうした川内、お前も洗ってほしいのか?」

 

川内「ち、違う!」

 

川内「……夕立の事で、ちょっとね」

 

「……大淀、川内と交代してやってくれ」

 

大淀「…はい」スッ

 

 

 

 

川内「…まず、夕立の事で礼を言いたいの」

 

川内「ありがとう。彼女の約束を守ると言ってくれて」

 

「……約束は守り切ってこそ価値があるんだ。その程度の事で礼を言われる筋合いはない」

 

川内「でも、君なら守ってくれるでしょ?」

 

「あぁ。そう決めた」

 

川内「…なら安心だね」

 

「…今一度聞くが、あれで良かったのか?」

 

川内「うん。君のとこの夕立には酷い事させちゃったと思うけどね」

 

「……」

 

川内「でも、あの様子だとあまり気にしてないのかな?」チラッ

 

夕立「」キャッキャッ

 

「それはないな」

 

「アイツ夕立改は自分の意志をはっきりと押し通し、アイツ夕立はそれを受け入れたと思うぞ?」

 

川内「どうしてそう思うの?」

 

「良い目をしていた。それだけだ」

 

川内「……そっか」

 

「なぁ、鎮守府でのアイツはどんな奴だったんだ?」

 

川内「…仲間想いで、自分から危険な事に突っ込んでいくような艦娘だったよ」

 

川内「おかげで自分だけ被弾して次々と傷を増やしていくんだけど、それも結局入渠や高速修復剤で治っちゃう。アイツはそれが嫌だって言ってたよ」

 

「……気持ち分かるな」

 

川内「へぇ…?」

 

「庇ったけど助ける事の出来なかった自分への戒めってやつか。その傷は」

 

川内「正解。それが消えていくのがアイツは気に入らないって言ってたよ」

 

「しかし、夕立のような強い艦娘がいないと困るから修復剤で癒えて再度出撃しないと仲間を守れずに自分が沈んでしまうから渋々使ってた。あるいは使わされてたってとこか」

 

川内「……私の姉妹が沈んだ時もあの子は仲間を守って傷ついてたよ」

 

川内「その時さ、夕立が沈みそうだったのを私の姉妹が庇って沈んじゃったの。その時にアイツ、何て言ったと思う?」

 

川内「守れなくてごめんなさい。貴方の大切な姉妹を守り切れなくってごめんなさい。守られてごめんなさい…ってさ」

 

川内「それを聞いた時に思い切りぶん殴っちゃったよ。夕立の事」

 

川内「私の姉妹を守れなかったのは私の責任なのに、お前が勝手に守れないような事を言うな!って感じでね」

 

「……」

 

川内「……まだ自分の姉妹が生きてるのに、姉妹の事なんか気にしてないって感じでさ、ホントに腹が立ったよ」

 

川内「自分の大切な者を守れない奴に守れるものなんてないのにね…」

 

川内「結局夕立の姉妹も沈んじゃって、怒りの捌け口はついに自分では収まりきらずに作戦を指示し、姉妹の入渠を碌にさせてくれなかった奴へ向いた…」

 

「……金剛か」

 

川内「うん。流石に私も必死に止めたよ」

 

「そこから先は俺も聞いた」

 

「お前らはやれるだけの事はやったと思う。良く逃げてきたな」

 

川内「…逃げたって変わらないよ。結局、あそこは何一つ変わってないもん」

 

「……一つ、お願いでもしてみるか?」

 

川内「……お願い?」

 

「元師からの任務でな。お前等みたいな不遇な扱いを受けてる艦娘共を助けてやれとの指示を受けてる」

 

「お前が頼むなら…そうだな。誰かに伝言でも何でも頼まれてやるよ」

 

川内「……私達の鎮守府に来るつもり?」

 

「話を聞いちまった以上はな。そこ以外の情報も無いし、お前の鎮守府に向かうのが妥当だろう」

 

川内「な、なら!私も連れ「駄目だ」どうして!?」

 

「お前、言ったな?目的はもっと強くなることだと。それはつまり、相手がお前レベルの艦娘でも太刀打ち出来ない強さだってことだ」

 

「自分の力不足を実感してる奴を死なすわけにはいかん。そういう意味では他の奴らを連れていくわけにはいかないけどな」

 

天龍「…それは川内達が実力不足以外にも負ける要因があったんだろ」

 

川内「……天龍」

 

「なんだ、大人しくしてたからてっきり聞いてないものだと思ってた」

 

天龍「あのな…誰が川内を見張ってると思ってるよ。普通に聞こえる位の距離にはいた」

 

「んじゃ天龍、お前の意見を聞きたい」

 

天龍「お前なら分かってるだろ?提督さんよ?」

 

「まぁそういうな。こういうのはお前の意見をはっきりと言葉で聞いておくことが重要なんだよ」

 

天龍「…分かったよ」

 

天龍「俺としてはコイツの鎮守府に乗り込むのは賛成だ。夕立の件も聞いてて腹が立ったからな」

 

夕立「夕立も行くっぽい!」

 

島風「私も!」

 

「……盗み聞きとは感心しないな。お前ら」

 

島風「だって、提督が髪を洗ってあげるだけなのに時間かけすぎだもん。ずっと待ってたのにさ」

 

夕立「男の子を待たせる訳にはいかないもん!ね~?」

 

龍田「ね~?」

 

天龍「……発端はお前か」

 

龍田「だって~、天龍ちゃんにばかり任せてたら私達を置いていこう。何て言うかもしれないでしょ?そうなる前に先手を打たせてもらっただけよ~?」

 

「……龍田の言う通りだな。お前なら言いかねん」

 

天龍「チッ…」

 

川内「……君の艦娘達って馬鹿ばかりなの?」

 

「さぁな。ただ一つ言える事と言えば……仲間想いだって事くらいだな」

 

川内「…バカげてるね」

 

「お前が言うか?」

 

川内「うるさいよ」

 

「うぃっす」

 

川内「……まぁでも、悪くはないかな」

 

「ふっ、そうか」

 

夕立「提督さん!お話は終わったっぽい?」

 

「あぁ。終わったよ」

 

夕立「じゃあじゃあ!早く一緒にお風呂に入ろうっぽい!」

 

島風「あ、夕立ちゃんズルい!」

 

川内「待って。私の髪を洗ってもらうのが先だよ」

 

夕立・島風「「え~!?」」

 

「……お前」

 

川内「洗ってくれるんでしょ?提督さん?」

 

「…分かったよ。あ、ただ響みたいに体洗えっていうのは勘弁してください」

 

川内「言わないよ!?」

 

夕立「じゃあ夕立も手伝うっぽい!」

 

島風「私も~!」

 

「ほらほら、順番な。頭は俺がやるから体は夕立達が頼む」

 

二人「分かりました!」

 

川内「え、え!?ち、ちょっと!?」

 

天龍「終わったら言えよ~。俺らはあっちで待ってるからな」

 

「あいよ~」

 

混乱してる川内を置いてけぼりにし、順調に川内の体と頭を綺麗にしつつ無事に終わったのだが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕立「提督さん小さいから一緒に入りやすいっぽい!」デデーン

 

島風「提督、足着く?大丈夫?」ツルーン

 

「……」プルプル

 

……色々な意味で死ぬかと思ったが、何とか無事に生還。電からの視線は心臓が凍るほどに冷ややかだった

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