この学生、元放置提督 世界が変わっても、やることが変わっても、いつも通りにする。ただそれだけ   作:七福えると

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ねぇ、教えて

武道場

 

 

時雨「愛宕、どう?」

 

愛宕「うーん…駄目ね」

 

 

愛宕と二人並んで悩みながら模索している。今はある訓練中だ

 

訓練内容は深海棲艦化。といっても僕達が普段戦ってる深海棲艦そのものになるんじゃなくて、髪と肌が白くなって痣の様な物を浮かび上がらせる。所謂変身の訓練だ

 

変身する時は首裏のザワザワ…ではなく、少し思い込みをする必要がある。ただその感覚が少し特殊なため、あまりしたくないというのが本音だ

 

…何だか前にも似たような振り返りをした気がする。まぁ良いか

 

深海棲艦化から元の状態に戻るには力を抜いて落ち着ければいい。変身したい場合は落ち着く事と真逆の、衝動に身を任せることが必要になってくる

 

まずトリガーとなるのは昔の記憶。忌々しい過去の提督だった男を思い出し、ソイツにされた事を怒りで心に影を落とす。要は暗い感情が変身のトリガーだ

 

だがずっとそれをしていては心が辛い。変身の度にあの思い出を掘り変えていてはメンタルが持たない。なので僕達はそれを解決する為の方法を模索していた

 

 

時雨「…唸ってるだけしてもしょうがない。何かゲームでもして気分転換でもする?」

 

愛宕「ゲーム…何かいいのあったかしら?」

 

時雨「龍が◯くでもする?」

 

愛宕「一人用じゃない」

 

時雨「じゃあF◯9」

 

愛宕「確かにトランスはあるし二人でも出来るけど、あれも一人用でしょ」それに今は山風がしてるわよ

 

時雨「ドラ◯ン◯ールは?プ◯ステ2のやつ」

 

愛宕「アレねえ…提督のPCに最新の入ってなかったかしら?」

 

時雨「PCのスペックが微妙に足りなくてカックカクの挙動しててゲームにならないよ。ネカフェでやろうとしたら全然駄目だったって提督嘆いてたし」

 

愛宕「ならしょうがないわね。私ヤジ◯ベーね」

 

時雨「じゃあ僕は◯ータで」

 

 

武道場から出て娯楽室へ向かう。提督の私物であるゲームがそこに置かれているのだが、まぁ色々ある。正直時間を潰そうと思えばかなりの時間が消費出来るだろう

 

娯楽室のドアを空けて中を見ると、出撃や遠征を終えた皆が娯楽室で遊んでいた

 

山風は初代プ◯ステでF◯9をプレイし、そのすぐ側でD◯を持ち寄って何やらパーティーゲームをしている曙と潮と川内。ビスマルクはS◯itchを使って運動をしていた

 

皆がこうして娯楽室に集まっているのは最近だと見慣れた光景になってきている。提督の遊んだ物を知りたいという好奇心なのだろう

 

僕達もプ◯ステ2をタンスから引き出してテレビに接続する。ちなみにテレビは2台あり、一つは棚の上。もう一つは部屋の隅にある天井だ

 

延長コードも使ってコントローラーを接続し、テレビとゲーム機の電源を付ける。この時の起動音は結構好きだ

 

ゲームを起動して、少し慣れた手つきでさっさと対戦へと動かす。初めてした時は少し悩みながらしてたけど、今ではもうお手の物だ

 

といってもただ息抜きにゲームをするだけではない。ゲーム内でのキャラクターの動きや、ゲームのシステムを何かしらの形で取り込めないかと思っている。おそらく愛宕も同じ考えだろう

 

以前、別の鎮守府(女提督)に行っていた時、ゲームの動きを川内達が演習中に行って無傷勝利をとっていた。それを見て思った。僕らも同じく成長出来るかもしれない。もしかしたらゲームは僕らの訓練の手助けになるかも知れない

 

…まぁ、それが出来たらこの世の中はゲームの様な人間ばかりなのだろうが。いやでも、サッカーの大会とか一般人枠で艦娘と互角に渡り合うようなな人がいたし、割とそうなのかも…?

 

 

時雨「また仙〇使われた!?」

 

愛宕「これ強いのよねぇ」

 

時雨「ヤジ◯ベーなのに…」

 

愛宕「そういう時雨も◯ータじゃない」

 

時雨「ポーズがカッコいいでしょ?それに結構強いんだよ」

 

愛宕「あぁ…え、えぇ。そうね」

 

 

どうにも歯切れが悪い愛宕のヤジ◯ベーに何とか勝利し、その後もキャラクターを切り替えて遊んでいく

 

何度かゲームをプレイしているうち、キャラクターが力をためてス◯ーキングモードになぅているのを見てふと思った

 

僕達がやろうとしているあの変身も、一種の限界突破の様な物なんじゃ無いだろうかと思ったんだ

 

ゲームだからゲージなんかが付いて見やすくなっているけど、一種のゾーン状態だと思えばいい。以前、天龍と山風の報告にあった深海棲艦の変化を真似すれば、恐らく僕にも出来る筈だ

 

 

愛宕「…?時雨?キャラクター選ばないの?」

 

時雨「ん、あぁ。ごめんごめん」

 

 

といっても一番近いのは山風の報告にあったものが一番近いのだろう。その時深海棲艦達は何を考えた?変化出来なかった深海棲艦は何故変化しなかった?

 

集中。集中。集中。何度も自分に言い聞かせる。しかし集中するものはそれぞれ違っている

 

先程の訓練に対してどうすれば上手くいくかを思案する為の集中。ゲームで愛宕と対戦している状況への集中。過去への出来事に対しての集中。やりたい事が今でも一杯だ

 

 

愛宕「もらいっ」ダダダッ

 

時雨「遅いよ」バシッ、ガチャッ

 

愛宕「嘘ッ!?」K,O

 

時雨「まだまだだね」フフン

 

愛宕「…で、何か掴めたの?」

 

時雨「うん。多分ね」

 

 

深海棲艦は恐らく負の感情を力に変える技術を持っている。そして深海棲艦化が出来る僕達にも同じ事が出来る筈だが、深海棲艦と同じ方法を使った場合、変身は出来るが精神疲労が大きい。ならどうするか?

 

まずは過去の出来事ではなく、今の自分に対して憎悪をぶつける。憎悪は悪い物だと思われるだろうが、所詮発信源は自分だ。それが自分で発信して自分で受信しているのだから、必然的に自分でも受け止めやすい形として扱う事が出来る

 

憎悪は他者ではなく自分に向けるもの。何故なら憎悪というのは憎しむ悪い気持ちと書いて憎悪と読む。負の感情だからこそ他者へ向けたくもなるだろうが、それではただ気持ちを発散しているだけにすぎない。自分へ使ってこそ、憎悪というものはエネルギーとして働いてくれるんだ

 

何故自分は変身が出来ないのか。上手くいかないという感情だけを自分の中で憎悪として育て上げ、憎悪が体へと影響までして来たら、自分の中に張っている一本の線を感情で切るイメージが直観的に脳内に浮かび上がった

 

迷わずそれを切る。すると一気に胸の中に溜まっていた憎悪がスッキリと抜け出し、一気に自分の体が冷たくなっていくのを感じる

 

自分の手を確認する。白い。普段見慣れている肌よりも更に白く変化している。鏡が無いので分からないが、恐らく痣も顔に出来ていることだろう

 

 

時雨「…うん。成功だ」

 

愛宕「…ホントにやっちゃうなんて」

 

時雨「愛宕も試してみなよ。やり方はか『ゴンッ』いったぁ!?」

 

山風「…ここでしないで。心配する。あと迷惑」パキッバキッ

 

時雨・愛宕「「ご、ごめんなさい…」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

再び武道場

 

 

時雨「やり方は簡単だよ。自分に対して憎悪するんだ。そして憎悪が自分のプッツンと切れそうなくらいにまで高まったら、一気にその線を超えるんだ」

 

愛宕「…簡単に言ってくれるわね」

 

時雨「まぁ、こればっかりは感覚を掴むしかないんじゃないかな」

 

愛宕「それに、自分を憎悪なんて言うけど、負荷の方は大丈夫なの?」

 

時雨「大丈夫だよ。自分で憎悪を作る様な物だからね。自分の憎悪だから少し苦労するけど、出来てしまえば後は簡単だよ」

 

愛宕「ふぅん…ま、とりあえずやってみようかしら」

 

 

目を瞑って意識を集中させる。自分の中にある憎悪を探し、それを手繰り寄せて一つに集めようとする作業だ

 

これが中々に大変だ。憎悪という形の無いものを集めるというのは、空気を集めてくださいと言われているようなものだった

 

悩んでいると、少しだけ昔の事を思い出す方法を試してみる事にした

 

ほんの少し、些細な出来事を思いだして、それをトリガーに変身をする

 

頭の中にある記憶が、心の憎悪を思い起こす鍵となり、次第に憎悪が満ちてくるのを感じていた

 

 

時雨「愛宕、それじゃあ初めにやったのと同じだよ。記憶に頼らないで。やるべき事は過去じゃなくて今の自分に対して憎悪するんだ」

 

愛宕「今の自分…?」

 

時雨「そう。自分がこんな訓練をする事になってしまったのは何故か。どうして他の人とは違う事になってしまっているのか」

 

時雨「そういった他人と自分との違いでもいい。だけどやるべき事は誰かに対しての憎しみじゃない。こうなってしまった自分を恨むんだ。それが憎悪になってくれる」

 

愛宕「う、うーん…出来るかしら…?」

 

 

再び目を閉じ、意識を集中させる。不条理とも言えるこの行動に意味があるのか。そもそもこんな訓練をしているのはどうしてか

 

すると自分の体の奥に何か灯火の様な物が感じられた。しかしそれは灯火の様な優しい物ではなく、明確な重さを持っていた

 

小さいはずのそれは確かに存在し、胸の中で重しのようで、それでいて体を通る血液の邪魔をする障害物のようにも思えた

 

おそらくこれが自分の持つ憎悪なのだろう。だがそれは時雨が言っていたようにプッツンと切れそうな物でも、ましてや破裂するような物でもない。ただ自分の体をめぐる血流を阻害するかのような物だと思った

 

爆発させようにも上手くいかないし、かといって動かそうとしても引っ付いて離れない。どうにも出来ずにいると、扉を開く音が聞こえてきた

 

 

ピンク髪のモノアイを付けた少女「ここが武道場で間違いないでしょうか?」

 

時雨「え、はい。そうですけど…」

 

愛宕「貴方は?ここは一般人立ち入り禁止ですよ」

 

ピンク髪のモノアイを付けた少女「申し遅れました。私、心理カウンセラーをしているさとりと言います」

 

さとりと名乗る少女「ここの提督さんにお二人のカウンセラーを頼むとお願いされまして、こうしてやって来たんです」

 

愛宕「なるほど。提督がね」

 

時雨「それで、さとりさんは心理カウンセラーなんだよね。でも僕達、そんな必要は無いと思うけど」

 

さとりと名乗る少女「あら。憎悪なんて怖い物をきっかけに変身しようだなんて、凄いと同時に恐ろしいと思いますよ?」

 

 

ビクッと体が震える。思わず時雨の方を見るが、時雨もすぐさま首を横に振る

 

この訓練については鎮守府の人間なら知っている人はいる。でも完全に外部の人間ガ知っているわけはない。訓練の話をしていた時、この人は何処にもいなかった筈だ。少なくとも聞かれている筈がない

 

 

さとりと名乗る少女「そんなに疑わないで下さい。ただの心理学ですから」

 

愛宕「…ち、ちょっと怖い位に当たるわね」

 

さとりと名乗る少女「でなければ心理カウンセラーなんて出来ませんから。それと、お二方の変身と呼ぶそれですが、それに変わっても特に変化は見受けられない様に思いますよ?」

 

時雨「…いや。大分変わるよ。火力、速度、精度。色々強くなるんだ」

 

さとりと名乗る少女「それは一種のゾーン状態です。貴方達が呼んでいる深海棲艦化というのは極限まで憎悪を強め、感情をピークにまで持っていて制御下においてるんです」

 

時雨「…その呼び方してるのは僕らだけだと思うけど。皆が外の人に話すとは思えないけどな」

 

さとりと名乗る少女「私、優秀なんですよ」

 

 

フフフと笑う少女だが、その微笑みから見て取れたのは明らかな余裕。それも何百年と生きたような人が微笑んでいるかのような、何とも言えない力の様な物を感じていた

 

提督は一体どういう人と知り合っているんだ。そんな事を考えながら目の前の少女から目が離せなかった

 

 

さとりと名乗る少女「さて。話しを戻しますが、火力はともかくとして、同じ事は他の皆さんも出来ると思いますよ」

 

愛宕「それはゾーン状態だから?」

 

さとりと名乗る少女「えぇ。お二人は憎悪で気分を極限まで高めていますが、ゾーンというのは気分を極限まで高め、それを完全に制御下に置く事で、普段の自分とは全く違う力を得ます。そのゾーンに決まった感情の指向性は存在しません」

 

さとりと名乗る少女「憎悪でなくてもリラックスした時のスッキリした気持ち。何かに夢中になっている時の熱い気持ち。危険が迫った時に何とかしようとする焦りの気持ち。そういった感情がピークを越えて完全な制御下に置いた時、人はゾーンに入るんです」

 

時雨「じゃあ僕らがあの姿になるのはどうしてですか?」

 

さとりと名乗る少女「それは分かりませんが…恐らく、その姿になるのは憎悪が関係しているんでしょう。そうでなければ他の人も同じ様に変身してしまうでしょうから」

 

時雨「…やっぱり、そうなんだ」

 

愛宕「…ねぇ。だったら私が上手く変身出来ないのはどうして?時雨と同じく私も深海棲艦化は出来るわ」

 

さとりと名乗る少女「貴方は憎悪のベクトルが違います。それが上手くいかない原因でしょう」

 

愛宕「べ、ベクトル?」

 

さとりと名乗る少女「時雨さんは恨みや嫉妬をする時、その原因は自分にあると考えていますね?そして愛宕さん。貴方は時雨さんとは逆。自分が何か恨みや嫉妬をする時、自分にではなく真っ先に他人を狙う。そして自分ではそれを認めようとせず、忘れようとすらしてしまう…違いますか?」

 

 

心の奥底で震えが起こった。何故、それを知っているの?

 

確かに提督が着任する前はそんな考えも持っていた。しかしそれでは駄目だと思い、最近は影すら思い起こす事の無い様に、心にしまい込んでいた筈なのに、どうして…?

 

 

さとりと名乗る少女「提督さんから聞きました。愛宕さんはそういう傾向が強いのだと」

 

 

なんだ。提督か…何て、いう訳ない。一体、この人は何を知っているの?どこまで私達の事を知っているの?

 

 

時雨「ち、ちょっと愛宕…」

 

さとりと名乗る少女「…いえ。何でもは知りませんよ。でも、貴方が今何を考えているかは分かります」

 

さとりと名乗る少女「恐い。自分を知られてしまうのが。怖い。弱さを知られてしまうのが。そして聞きたくない。自分が弱いと分かってしまう言葉は」

 

愛宕「黙って!」ビリビリ

 

 

ブワッと心が憎悪で溢れ、一気に黒い感情が体に満ちていくのを感じる。髪は白よりも白くなり、肌も白くなっていく。そして腕まで伸びる痣が見えた

 

 

さとりと名乗る少女「…ふむ。これは、やりすぎてしまった。というやつでしょうか」

 

時雨「何してるの!?早く逃げて!」

 

さとりと名乗る少女「大丈夫ですよ。もう人が来てますから」

 

時雨「何を…」

 

???「愛宕っ!」

 

愛宕「…提督?」

 

 

声を聞いた途端、フッと体に満ちていた憎悪が空気でも抜けていくかのように消えていく。そして扉から提督の顔が見えた途端、先程まで確かにあった筈の憎悪は完全に鳴りを潜めていた

 

提督の姿が近づき、その目はどこか心配そうで、口は声を出そうとして入るが不安さを隠しきれていない。その姿を見るとどうにも頬が綻びそうになる

 

心配してくれている。普段は無理矢理作った様な顔で艦隊運営をしていくことが増えてきたこの人が、この瞬間だけでも不安と心配を隠そうともせずに見せてくれる。それにどうしても心打たれずにはいられなかった

 

 

提督「…異常はないな。さとりさん、やり手だけど自分の身の安全位は考えてくれよ」

 

さとりと名乗る少女「あら。私は手助けしてあげただけですよ?」

 

提督「はぁ…」

 

時雨「…でも確かに。一気に深海棲艦化してた。さっきまで悩んで上手くいかなかったのに」

 

さとりと名乗る少女「私、他人の心を読む事だけは得意なんです。まぁ、読むことが出来なかったり、そもそも読むのが難しい人もいますけどね」チラッ

 

提督「厄介だな。腹の内が分かんないってのは」

 

さとりと名乗る少女「えぇ。本当に。約束を守る人だったら良いですが、守らない人だと一気に秘密が露呈してしまいますから。あ、私はそんな事ないですよ?」

 

提督「…ま、信頼してますよ」

 

 

どうにも二人の会話がかみ合っていない様な気がしたが、私が深海棲艦化をするにあたって分かった事がある

 

私は自分が思っている以上に弱い人間だ。触れられたくない心に触られようとすると、一気に逆上してしまう。だがこれこそが私が憎悪を引き出すためのトリガーだったんだ

 

他者にされて嫌な事。単純に言葉に出すだけなら簡単だが、いざ自分で考えようとなると途端に難しい

 

それでも、さとりさんのおかげで確かにコツは掴めた。そこだけは感謝しておこう

 

……しかし、不思議だ。あんなことをされたのに、いまだにさん付けであの人を呼んでしまう。時雨も同じ様にさん付けで呼んでいたし、時雨と身長は殆ど変わらなかったはずの少女は一体何者なんだろうか?

 

そう思ってさとりさんの方を見ると、いくつもの紐がつけられている胸の近くで存在する、拳大以上の大きなモノアイがコチラを一瞥したような気がして、少しだけ足が震えてしまったのは内緒にしたい

 

 

さとりと名乗る少女「…ふふっ」




ーーおまけーー



提督「…異常はないな。さとりさん、やり手だけど自分の身の安全位は考えてくれよ」(少しは加減してくださいよ)

さとりと名乗る少女「あら。私は手助けしてあげただけですよ?」

提督「はぁ…」(はぁ…)

時雨「…でも確かに。一気に深海棲艦化してた。さっきまで悩んで上手くいかなかったのに」

さとりと名乗る少女「私、他人の心を読む事だけは得意なんです。まぁ、読むことが出来なかったり、そもそも読むのが難しい人もいますけどね」

提督「厄介だな。腹の内が分かんないってのは」(本当に、自重してくださいね?他の人のメンタルケアしてる時にポロっと漏らさないでくださいよ?)

さとりと名乗る少女「えぇ。本当に。約束を守る人だったら良いですが、守らない人だと一気に秘密が露呈してしまいますから。あ、私はそんな事ないですよ?」

提督「…ま、信頼してますよ」(頼りにしてますからね)
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