Lv99の従者、主人に愛されてるけど愛が重い(お前も大概だろと言う話)   作:究極の闇に焼かれた男

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野外実習を書くと言ったな、その前に別の話を書くことにしたよ。

遅れながら帰ってきた作者です、今回は久々の更新と言う事もあり短めとなっています。

それと今回はアンケートも実施しましたのでお楽しみに!

追記:久々のオマケは知られざるクロノのスケジュール内容となっています。


新しい学園長/何気無く言ってのけてるけど、普通は過労死するでしょ?

 

 

 

その日の放課後…

 

クロノとユミエラは教師から学園長に呼び出しを受けているとの事で、二人で応接室へと向かう事にした。

 

 

クロノは内心では(あの人、性懲りも無く言い掛かりでもしようってか? もしそうなら、ユミエラ様の為に徹底抗戦してやるよ!)と息巻いていたが、応接室に入るとそこには見知らぬ男が居た。

 

 

「はじめまして、ユミエラさんとクロノさん。新しく学園長に就任したロナルドだよ」

 

「はじめまして、ユミエラ・ドルクネスです」

 

「クロノ・エルダートです。失礼ですが、前の学園長はどうされたのですか?」

 

 

二人は挨拶をするとクロノが代表して気になった事を聞くと、新しい学園長であるロナルドは作り物に感じられる笑顔を向けながら答える。

 

 

「事情があって退職したよ。君達はもう会う事が無いだろうから気にしなくていい」

 

「そう、ですか…」

 

(この人、かなりのやり手だ……出来る事なら。敵に回したくは無い相手だな)

 

 

クロノはロナルドの事を観察すると油断も隙も無い上、相手にするとかなりやり辛い人物だと判断した。

 

 

 

 

 

 

 

「学園長、今回の呼び出しはもしかしなくても近日中に実施予定の野外実習の件での事ですね?」

 

「おや? 直ぐにその答えに行き着くとは流石だね。 その通りだよ」

 

「クロノ、それってどういう事なの?」

 

クロノの発言にロナルドは肯定するとユミエラがどういう事なのか質問をしてくると、クロノはそれに答えるように口を開いた。

 

 

「ユミエラ様。学園長がお喋りの為だけに自分達を呼ぶ必要性など皆無と言っても過言ではありません。そうなると何故自分達を呼び出したのか、その答えは一つ……近々行われる野外実習で自分達は前線に立たずにサポートに徹して欲しいと考えているのでしょう。何せ自分達のレベルは99…これ以上は上がりませんし、上げられないのに前線に立っても他の生徒達のレベル上げを妨げるだけでしょう。それでも、自分達が手持ち無沙汰になるのは対外的にもよろしくありません。それならどうするか…答えは簡単サポート役に徹してもらいつつ、非常時には教員と共に対処に当たって貰おう。そういう事ですよね学園長?」

 

「…頭が切れると噂で聞いていたけど、本当だった様だね。クロノさん、君が先程言った通りだよ。 因みにだけど……班分けについてもどうなるか知っているのかい?」

 

 

ロナルドの質問にクロノは頷くと答え始める。

 

 

「はい。恐らくは例年通り、地方貴族と中央貴族の二つに分けるつもりですね」

 

「地方と中央に分ける?」

 

「……そう言えばユミエラ様はご存知ありませんでしたね。 中央貴族と地方貴族ではレベル上げのやる気に差があります。 中央貴族の場合は言ってはアレなのですが騎士団に入る者は少なく逆に政治方面に入る者が殆どで、積極的にレベル上げを行わない傾向があります。 逆に地方貴族は騎士団入りを目指す者と自身の領地を引き継ぐ為、積極的にレベル上げを行う傾向が強いんです。 それ故に積極性の差が原因でお互いに足を引っ張るよりも同じペースでレベル上げを行う方が効率的で国にとっては有益だと考えているのですよ」

 

「なるほど……クロノ、それって何時から知ってたの?」

 

「そんなの決まってるじゃないですか。 ユミエラ様のレベル上げを手伝う合間にコツコツと積み重ねて来ただけです」

 

 

クロノの言葉にユミエラは納得しつつも、その説明を聞いてある事に気がつい付いた。

 

 

(アレ? しれっと言ってるけど、私がレベル上げをしてる頃って基本的には夜中までやる事が多かった気が………今更だけどクロノって、下手したら私以上に寝てないのでは?)

 

 

ユミエラは従者であるクロノが睡眠時間を大幅に削っている事実に対して、何で過労死してないのだろうかと不思議に感じるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ「クロノのスケジュール」

 

 

午前4時:起床、それから約一時間の間に着替えと準備運動を行いその日に行われる授業の予習。

 

午前5時:それらを終えた後、自身の愛刀の手入れを一時間行う。

 

午前6時:味と栄養面の両方を損なわない朝食を作り、その後にユミエラを起こしに向かう。

 

午前7時:ユミエラと朝食を摂りつつ、その日の学園で行われる授業のスケジュールを伝えながら確認を行った後に学園へと登校する。

 

午前8時から午後の15時まで学園生活を過ごしつつ、その合間に夕餉の献立を考えながら明日の授業に必要な道具と、授業のスケジュールをメモする。

 

午後16時:一旦寮へ戻ると夕餉の下準備を行い、それらを終えた後は学園の中庭にてユミエラに剣術の稽古を一時間掛けて行う(ユミエラ本人からの要望)。

 

午後18時:ユミエラと共に夕食、食器の片付けを行う。

 

午後19時:ユミエラに襲われない為、侵入防止用の防護壁を一時間掛けて作り上げる。

 

午後20時:お風呂へ入浴し疲れを取る。

 

午後21時:就寝。しかし防護壁を何故な平然と破りながら侵入してきたユミエラに襲われ眠れぬ夜(意味深)を過ごす事になる。

 

午前0時:真の意味で就寝(ユミエラと一緒)。

 

結論:従者として頑張りつつも、最後はユミエラに襲われるクロノに敬礼!




面白かったらコメントの方をお願いします。

魔王討伐後はどんな展開にして欲しいのか、以下の選択肢からお選び下さい

  • ユミエラとの結婚式
  • 病み過ぎたユミエラに監禁される
  • 小説版と同じ
  • アニメ最終回と同じ
  • まさかのパットリックルート突入
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