浮世英寿のキヴォトス先生日記   作:Uruto

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前回のあらすじ。

シロコ『ん、銀行を襲撃する。』




vol.1 正しい形

 

※生徒(覆面水着団)の表記を少しだけ変えてます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

1号ピンク「うへー、アイツら追ってきてるよ〜。」

 

2号ブルー「ん、まだ包囲網が甘い5番ハイウェイから脱出する。」

 

マーケットガードA「逃すかっ!追えーーーーッ!」

 

マーケットガード達「「「うおおおおっ!!!」」」

 

「…。」

 

「……イエロー、少し良いか?」

 

0号イエロー『…はっ、はい!?』

 

「この先に非常線は張られてるか?」

 

0号イエロー『はっ、はい!調べてみます!』

 

0号イエロー『……。ばっ、バッファさん!この先に、重装備のマーケットガードが複数人配置されています!』

 

1号ピンク「うへ、そりゃマズイね……このままだと挟み撃ちの形になっちゃうよ?」

 

4号レッド「ど、どうすんのよ!?このままだと囲まれるわよ!?」

 

「落ち着け。まだ囲まれた訳じゃない。それに、この先の奴らまでは距離がある。それなら……」

 

1号ピンク「お?なんか秘密兵器でもあるんの〜?」

 

「ああ、まぁな。」

 

SET

 

こんな急ぎながらの変身は久しぶりだな……!!

 

…パチンッ!

 

『変身!』

 

チッ、チッ、チッ、チッ……ドガァアアンッ!!!

 

 

ARMED BOMBER

 

 

ヴゥウウン……

 

READY FIGHT

 

1号ブルー「ん、爆弾……?」

 

5号ファウスト「ま、まさか……。」

 

4号グリーン「わあ☆爆破のお時間ですね!」

 

「そう言うことだ、行くぞ!」

 

腕に装着された四つのホルダーから爆弾を全て抜き取り、そこらのコンテナやバリケードに引っ付ける。

 

マーケットガードA「あそこだっ!追えっ!!」

 

「早いな、もう追いついてきたか。」

 

「だが、もう遅い。」

 

走りながら、タイミングを見計らう……。

 

マーケットガードA「爆撃隊はロケットランチャーを構えろっ!」

 

マーケットガード達「「「了解っ!」」」

 

「ここだ…!さぁ……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハイライトだ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BOMBER STRIKE!

 

マーケットガードA「今だ!うてっ……」

 

ピッ!

 

マーケットガードA「……あ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガアアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーンッッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1号ピンク「うへ、バッファは上手くやってるかな〜?」

 

3号グリーン「だと良いですね〜☆」

 

2号ブルー「ん、バッファの事だし、多分大丈夫。」

 

5号ファウスト「いや……何でそんなに落ち着いてるんですか!?今交戦中ですよっ!?」

 

1号ピンク「まあまあ、何事にも冷静に行こうよ〜。リーダー♪」

 

5号ファウスト「う、うぅ……バッファさん早くお願いしますぅ……!」

 

 

ズダダダダッ!

 

 

マーケットガードB「くそっ!ゴリアテはまだ来ないのかっ!?」

 

マーケットガードB「もうそろそろ限界が……」

 

1号ピンク「うへ〜、無駄無駄〜。」

 

ズドオンッ!!

 

マーケットガードB「ぐあぁッ!」バタッ…

 

マーケットガードC「くそっ!コイツら妙に強いぞ!?」

 

マーケットガードD「くそっ、ロケランを喰らえっ!」

 

1号ブルー「ん、支援攻撃。」

 

 

『火力支援:ドローン召喚』

 

 

ズドドドドッ!!!

 

マーケットガードD「うわあああっ!!」ズドォーンッ!!

 

バタッ…

 

マーケットガードC「マリコーーっ!!クソっ、マリコは来月結婚予定だったかも知れないんだぞーーーーーーっ!!」

 

4号レッド「いや、確定じゃ無いじゃないっ!!」

 

4号レッド「んぁーっ、マジムカついてきたぁ!

 

『邪魔よ!』

 

ズダダダダッ!!!

 

マーケットガードC「ぐあああっ!!」バタッ…

 

1号ピンク「うへ……大体片付いたかなぁ〜?」

 

「おう、派手にやってんな。」

 

4号レッド「あ、せんs……ば、バッファ、おかえり〜。」

 

「おう、ただいま。」

 

0号イエロー『皆さん!この先を抜ければ安全地帯です!』

 

1号ブルー「ん、みんな。追っ手が来ないうちに行こう。」

 

 

 

皆「「「了解!」」」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜市街地〜

 

セリカ「はひー、息苦しい。もう脱いでも良いよね?」

 

ホシノ「のんびりしてらんないよー、急げ急げ。追っ手がすぐ来るだろうからー。」

 

ヒフミ「できるだけ早く離れないと……間も無く道路が封鎖されるはずです……。」

 

ノノミ「ご心配なく♡万全の準備をして来ましたから☆」

 

2号ブルー(シロコ)「こっち、急いで。」

 

セリカ「あの、シロコ先輩……覆面脱がないの?邪魔じゃない?」

 

ホシノ「天職を感じちゃったって言うか、もう魂の一部みたいなものになっちゃって、脱ぎたく無いんじゃなーい?」

 

「感じちゃったのか?」

 

2号ブルー(シロコ)「ん!」

 

「感じちゃったか……。」

 

セリカ「シロコ先輩はアビドスに来て正解だわ……。他の学校だったら、物凄いことをやらかしてたかも……。」

 

2号ブルー(シロコ)「…。」

 

ヌギ…

 

シロコ「そ、そうかな……。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜対策委員会・教室にて〜

 

0号イエロー(アヤネ)「……!?」

 

ヌギッ…

 

アヤネ「……。///」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜市街地〜

 

アヤネ『封鎖地点を突破。この先は安全です。』

 

セリカ「やった!大成功!」

 

アヤネ『本当にブラックマーケットの闇銀行を襲っちゃうなんて………ふう…。』

 

ホシノ「シロコちゃん、集金記録の書類はちゃんと持ってるよね?」

 

シロコ「う、うん……バックの中に。」

 

ヴウウウウン…

 

ホシノ「……へ?なんじゃこりゃ!?カバンの中に……札束が……!?」

 

セリカ「うええええええっ!?シロコ先輩、現金盗んじゃったの!?」

 

シロコ「ち、違う……目当ての書類はちゃんとある。このお金は、銀行の人が勝手に勘違いして入れただけで……。」

 

ホシノ「どれどれ……ひぃ、ふぅ、みぃ………」

 

ホシノ「うへ……軽く1億はあるね。本当に5分で1億稼いじゃったよー。」

 

セリカ「やったあ!!何ぼーっとしてるの!運ぶわよ!」

 

シロコ「…。」

 

アヤネ『ちょ、ちょっと待ってください!そのお金、使うつもりですか!?』

 

セリカ「アヤネちゃん、なんで?借金を返さなきゃ!」

 

アヤネ『そ、そんなことしたら……本当に犯罪だよ、セリカちゃん!!』

 

セリカ「は、犯罪だから何!?このお金はそもそも、私たちが汗水流して稼いだお金なんだよ!?それがあの銀行に流れてったんだよ!?」

 

セリカ「それに、そのままにしておいたら、犯罪者の武器や兵器に変えられてたかもしれない!悪人のお金を盗んで、何が悪いの!?」

 

ヒフミ「……。」

 

ノノミ「私はセリカちゃんの意見に賛成です。犯罪者の資金ですし、私たちが正しい使い方をしたほうがいいと思います。」

 

セリカ「ほらね!これさえあれば、学校の借金をかなり減らせるんだよ!?」

 

ホシノ「んむ……それはそうなんだけど……シロコちゃんはどう思う?」

 

シロコ「……自分の意見を述べるまでもない、ホシノ先輩が反対するだろうから。」

 

セリカ「へ?」

 

ホシノ「さすがはシロコちゃん。私のこと、わかってるねー。」

 

ホシノ「私たちに必要なのは書類だけ。お金じゃない。」

 

ホシノ「今回のは悪人の犯罪資金だからいいとして、次はどうする?その次は?」

 

セリカ「…。」

 

ホシノ「こんな方法に慣れちゃうと……ゆくゆくは、きっと同じことをするようになるよ。」

 

シロコ「……。」

 

ホシノ「そしたら、この先またピンチになった時……『仕方ないよね』とか言いながら、やっちゃいけないことに手を出すと思う。」

 

ホシノ「うへ〜、このおじさんとしては、カワイイ後輩がそうなっちゃうのはイヤだなー。」

 

ホシノ「そうやって学校を守ったって、何の意味があるのさ。」

 

アヤネ『……。』

 

セリカ「で、でも……!!」

 

ホシノ「うへ……先生はどう思う?」

 

「……まぁこんな大金を得る機会なんて中々無いからな。そりゃもちろん……」

 

セリカ「さっすが先生!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……Noだな。」

 

セリカ「えっ!?な、なんで!?」

 

『俺は絶対にYesと言えない。たった1度でも一線を越えたら、お前はもう後戻りできなくなる。』

 

セリカ「ああもう!!私はそれを望んでるのに!!」

 

「……願い(Desire)は、自分で願い、自分で掴み取り、自分で叶えるからこそ意味がある。他者のを奪っても意味は無い。」

 

「それに、結局はあの闇銀号に行くんだ。それならやらない方がいいだろ?」

 

ホシノ「ま、そういうことね。」

 

ホシノ「こんな方法を使うくらいなら、最初からノノミちゃんが持ってる燦然(さんぜん)と輝くゴールドカードに頼ってたはずー。」

 

ノノミ「……私もそう提案しましたが、ホシノ先輩に反対されて……。」

 

ノノミ「先輩の気持ち、わかります。」

 

ノノミ「いくら頑張ったって、きちんとした方法で返済しない限り、アビドスはアビドスじゃなくなってします……。」

 

ホシノ「うへ、そういうこと。」

 

ホシノ「だから、このバックは置いていくよ。頂くのは必要な書類だけね。これは委員長としての命令だよー。」

 

セリカ「うわああっ!!もどかしい!意味わかんない!こんな大金捨ててく!変なところで真面目なんだから!!」

 

「まあ、落ち着けってセリカ。今回はダメでも、また次の機会を掴めばいい。」

 

セリカ「次っていつよ!!」

 

「さあな。でも、お前が願う(Desire)限り、運命は絶えず、お前に味方する。」

 

セリカ「…。」

 

「ま、気長に待つことだな。」

 

シロコ「ん、いい言葉。」

 

ノノミ「じゃあ、このバックは私が責任を持って適当に処分します。」

 

ホシノ「ほい、頼んだよー。」

 

アヤネ『……!!待ってください!何者かがそちらに接近しています!』

 

シロコ「……!!追っ手のマーケットガード!?」

 

アヤネ『い、いえ……敵意は無い様子です。』

 

アヤネ『調べますね…あれは……』

 

アヤネ『べ、便利屋のアルさん!?』

 

アル「はあ、ふう……ま、待って!!」

 

2号ブルー(シロコ)「……!!」

 

アル「お、落ち着いて。私は敵じゃないから……」

 

4号レッド(セリカ)「(な、何でコイツが……!)」

 

5号ファウスト(ヒフミ)「(お知り合いですか?)」

 

1号ピンク(ホシノ)「まあねー、そこそこー。」

 

アル「あ、あの…… た、大したことじゃないんだけど……。」

 

アル「銀行の襲撃、見してもらったわ……。ブラックマーケットの銀行をものの5分で攻略して見事に撤収……あなた達、稀に見るアウトローっぷりだったわ!」

 

2号ブルー「……!?」

 

アル「正直、すごく衝撃的だったというか、このご時世にあんな大胆なことができるなんて……。」

 

アル「感動的というか……わ、私も頑張るわ!法律や規律に縛られない、本当に意味での自由な魂!」

 

アル「私もそんなアウトローになってみせるわっ!!」

 

4号レッド「(一体何の話……?)」

 

アル「そ、そういうことだから……な、名前を教えて!!」

 

2号ブルー「名前……!?」

 

アル「その、組織っていうか、チーム名とかあるでしょ?正式な名称じゃなくてもいいから……私が今日の雄姿を心に深く刻んでおけるように!!」

 

1号ピンク「(うへ……何だか盛大に勘違いしてるみたいだねぇ。)」

 

3号グリーン(ノノミ)「……はいっ!おっしゃることは、よーくわかりましたっ!」

 

3号グリーン「私たちは、人呼んで……覆面水着団!」

 

アル「……覆面水着団!?」

 

アル「や、ヤバい……!!超クール!!カッコ良すぎるわ!!」

 

4号レッド「(……えぇ…。)」

 

1号ピンク「うへ〜本来はスクール水着に覆面が正装なんだけどね。ちょっと緊急だったもんで、今日は覆面だけなんだー。」

 

4号レッド「なんか妙な設定を付け足してる!?」

 

3号グリーン「そうなんです。普段はアイドルとして活動してて、夜になると悪人を倒す正義の怪盗に変身するんです!」

 

3号クリスティーナ(ノノミ)「そして私はクリスティーナだお♧」

 

アル「『だ、だお♧』……!?きゃ、キャラも立ってる……!?」

 

1号ピンク「うへ、『目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く。』これが私らのモットーだよ!!」

 

アル「な、何ですってー!!」

 

 

 

カヨコ「……何してるの、あの子たち……。」

 

ムツキ「わー、アルちゃんドハマりしちゃってるじゃん。特撮モノのイベントに連れてってもらった子供みたいな顔してる!」

 

3号クリスティーナ「それじゃあこの辺で。アディオス〜☆」

 

1号ピンク「行こう!夕日に向かって!」

 

5号ファウスト「夕日、まだですけど……。」

 

ダダダッ!!!

 

アル「……。」

 

アル「よし!我が道の如くまきょうを……その言葉、魂に刻むわ!私も頑張る!」

 

カヨコ「…。」

 

ムツキ「…。」

 

カヨコ「(真実を伝えるべきなんだろうけど……いつ言おうか?)」

 

ムツキ「(面白いからしばらく放置で。)」

 

ハルカ「あ、あの……。」

 

ハルカ「このバック、どうしましょう?あの人たちが置いていったみたいですけど……。」

 

アル「ん?これは……覆面水着団が私のために……?」

 

カヨコ「いや、それはないわ……ただの忘れ物じゃない?」

 

ムツキ「結構重いよ?何が入っているんだろ。」

 

ヴウウウウン……

 

アル「…!!」

 

ムツキ「ひょええ!?」

 

カヨコ「!!こ、これは……!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜アビドス校門前〜

 

ノノミ「……あれ?現金のバック……置いてきちゃいました。」

 

セリカ「えーっ!」

 

ホシノ「うへ〜いいんじゃない?どうせ捨てるつもりだったんだし。気にしない、気にしない。」

 

シロコ「うん。誰かに拾われるでしょ、きっと。」

 

ノノミ「ですよね☆お金に困ってる人が拾ってくれるといいですね。」

 

ヒフミ「あはは……良いことをしたって思いましょう。お腹を空かせた人が、あのお金でお腹いっぱいになれると思えば……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回「vol.1 立ち込める暗雲」

 




今回ちょっとぶつ切りになったかも……?

ボンバーバックルはデザイアドライバーに音声だけある未登場のバックルです。
何でも使える創世神……。

番外編どれ見たい?

  • 船上のバニーチェイサー
  • アビドスリゾート復旧対策委員会
  • ヒナ委員長の夏休み
  • Rabbit小隊とエビ
  • 夏空のウィッシュリスト
  • トリニティの課外活動
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