ソードアート・オンライン-剣槍-   作:不可視の人狼

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マザーズ・ロザリオ編、最終回です



意思が繋いだ未来

 日曜日の昼下がり──アスナは大急ぎでユウキが入院する総合病院に赴いた。

 

 彼女の主治医である倉橋医師から送られてきたメールを見た瞬間、いてもたってもいられなくなった。

 

 まさかそんな、つい最近まで元気にしていたではないか、本人は近頃調子がいいとまで言っていたのだ。それがここに来て急に悪化した?いや違う、きっと瞬間的な発作の類だ。日和見感染が少し重症化しただけ、処置を施せばまたすぐ元気なユウキに戻る筈──

 

 逸る己を宥めながら、病院のロビーで手続きを済ませる。程なくして現れた倉橋医師は、以前アスナが初めてここを訪れた時にも利用したラウンジへ彼女を案内する。

 

「──急な話にも関わらず、御足労いただいてすみませんね。明日奈さん」

 

「いえ、その……ユウキに、何かあったんですか?容態が急変したとか……!?」

 

 一瞬だけ目を丸くした倉橋医師は、あぁ、と納得したような顔をする。

 

「すみません、あの文面ではそう取られてもおかしくありませんね──今日お呼び立てしたのは、確かに木綿季君に関する事ではあるのですが……特に病状が悪化した、と言うような話ではありません。寧ろ、最近の木綿季君は少しずつ回復の兆しすら見えてきてるんですよ」

 

「えっ……?」

 

「お話したかったのはまさにその事でして──ここ数週間の検査の結果、木綿季君の免疫機能が回復傾向にあるんです」

 

「回、復……何か、新しい薬を……?」

 

「いえ、そういったものは何も。本当に、我々は何もしていないんです。ですから、あなたに話を聞きたかった──最近、VRワールドで木綿季君に何か変わった事は?」

 

「変わった事……と言えるようなものは、少なくとも私の知る限りは無かったと思います。皆でバーベキューをしたり、レースに参加したり、武闘大会に出たりしたくらいで──強いて言うなら、その大会で優勝した事……ですかね」

 

「ふむ……」

 

 口元に手を当てて思案した倉橋医師は、ユウキの詳しい容態について説明してくれた。

 

 人体の骨髄には《造血幹細胞》という細胞が存在しており、そこから赤血球や血小板などが生成され、体内に入り込んだウイルス等を駆除する白血球もここから生み出される。

 HIVウイルスはそんな免疫細胞達に感染することで増殖すると共に細胞を破壊、好中球やマクロファージといった免疫細胞を減少させ、免疫不全を引き起こすのだ。

 

 ユウキは6歳の頃、血球回復を目的とした造血幹細胞の移植措置を受けた事があった。本来、HIV治療を目的とした幹細胞移植は行われないのだが、倉橋医師の懸命な訴えで許可を勝ち取った結果だった。

 

「木綿季君への幹細胞移植に使われたのは、造血幹細胞を多く含む臍帯血──赤ちゃんの臍の緒から採取出来る血液です。それも、先天的にHIVへの耐性を持ったものでした。血液バンクからこれを見つけた時は、年甲斐もなく声を出して喜びましたよ。何せその血液は凍結保存の期限ギリギリのものでしたし……何より、過去に確認されているHIV耐性を持つ人物は白人の方が大多数で、アジア系、アフリカ系の人種で耐性を持っている人が見つかるのは極々低確率とされているんです」

 

 多くの幸運に後押しされ、満を辞して行われた細胞移植──臍帯血は成体細胞よりも適合の受け幅が比較的広かったお陰か、目立った予後不良こそ起きなかったが……一般的に血球の回復が始まるとされる2~3週間を経ても、ユウキの体内で血球が増えることはなかった。

 

「確かに、血球の減少ペースはかなり落ち着いていました。増えはしない代わりに、大きく減りもしない──そんな状態のまま9年……ここまで長いスパンを置いて血球が回復しだすというのは前例がありません」

 

「えっと、つまり……ギリギリの所で踏ん張っていたのが、今になって巻き返した……という認識でいいんでしょうか?」

 

「はい、その認識で概ね合っています。──もし移植を施していなければ、何かの奇跡が起きてエイズが治ったとしても、日和見感染の後遺症と付き合いながら生きていかざるを得なかったことでしょう。あの血液の持ち主が、木綿季君の病状をここまで抑えてくれたと言っても過言ではありません」

 

「先生のお陰でもあると思います。周囲の反対を押し切ってでも、ユウキを助けてくれようとしたから……本当に、ありがとうございました」

 

 アスナから送られた感謝の言葉に、倉橋医師は照れくさそうに笑った。

 

「……でも、どうして急に回復を?」

 

「……正直、医学的観点からは想像もつきません。さっきも言ったように、前例がありませんから。ただ──」

 

「ただ……?」

 

「医師としては、こんな事を言ってはいけないと分かっているんですが……いくら我々が手を尽くしても、亡くなってしまう患者さんは存在します。手術の失敗や予後不良なら、まだいい。その責任を私達医師が背負うことが出来ますから。しかし──中にはいるんです、先に、心が折れてしまう患者さんが」

 

「心……」

 

「ええ──薬の副作用が辛くて耐えられない、まともなご飯が食べられない、未来に希望が抱けない──そういった理由で憔悴し、時には自ら命を絶ってしまう患者さんがいます。同じ理由で、入院当初はまだ症状が軽かったはずなのに、何の予兆もなく突然悪化。緊急手術を行うも助けることが出来なかった、というケースもあります。我々医師は、ただ患者さんの身体を治せばいいわけではありません、患者さんの心のケアもまた、我々の仕事なんです」

 

 アスナは、以前倉橋医師から聞かされた話を思い出す──木綿季がエイズを発症するきっかけになったのは、周囲から受けた心の痛みだったと、今も自分は信じている。と。

 きっと、発病した時点でユウキの心は一度折れてしまったのだろう。きっと治る、皆と同じように元気に暮らせるようになる──幼い少女が抱いていた未来への希望に亀裂を入れるのに、然して大きな力は必要ないのだから。

 

「じゃあ先生は──ユウキの心が強くなったから、ウイルスに抗えるようになった──と?」

 

「私はそう考えています。『病は気から』なんて言葉があるでしょう?アレ、実はただの精神論じゃないんですよ──プロ野球選手がファンの子供にホームランボールをプレゼントしたら、その子の病状が少し良くなった──なんて前例もあるくらいです。きっと、木綿季君はVRワールドでとても有意義な時間を過ごしたという事でしょう。『終点まで走りきるのではなく、その先も走り続けたい』と、心からそう思えるような」

 

 ログハウスで開かれたバーベキューやアルヴヘイム縦断レース、通信プローブを通して一緒に授業を受けたり、直葉やリズ達と一緒に京都旅行へ行った事。そして統一デュエルトーナメント──タイミング的に考えれば、デュエル大会での戦いがユウキの心に火をつけたのだろう。アスナ達が彼女と共に過ごした時間がこうして実を結んだのだと思うと、胸と目頭が熱くなる。

 

「じゃあ……じゃあユウキは、助かるんですね……?」

 

「当面の間は経過観察が必要ではありますが……今の調子で行けば、ウイルスの寛解に至る可能性もゼロではありません」

 

「良かった……本当に…──あの、ユウキにこの事は……?」

 

「丁度この後伝える予定です。よろしければご一緒しますか?」

 

 この吉報を直接ユウキに聞かせてあげたい気持ちは勿論あったが、アスナは少し考えてから首を横に振った。

 

「いえ、それはお任せします。あの、準備したいことがあるのでこれで失礼します!」

 

 詳しいことは語らなかったものの、アスナが何を考えているのかを察してくれたらしい倉橋医師は、「伝えるのは夕方頃にしておきますね」と快く見送ってくれた。

 

 もう一度深く頭を下げたアスナは、病院を出て駅へ向かう道すがら、携帯のメッセージアプリを立ち上げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時刻は午後4時──倉橋医師に呼び出されて一度ALOからログアウトしたユウキは、暫くしてから再ログインするなり、ログハウスへ駆け込んだ。

 

「──アスナ!アスナッ!」

 

 息せき切ってドアをノックし、迎えてくれたアスナへ事の次第を伝えようとしたユウキだったが──それより先に、何やら意味有りげな笑みを浮かべたアスナに腕を引かれる。

 

 案内されたリビングに足を踏み入れた彼女を迎えたのは、複数のクラッカーの音と──

 

 

「「「──ユウキ、回復おめでとう!」」」

 

 

 スリーピング・ナイツの皆を始め、キリトら顔見知りのプレイヤー達からの祝いの言葉だった。

 

「え……なんで、その事……?」

 

「実はね、ユウキの病状が回復したってこと、私は先に聞いてたんだ。それで皆に声かけて、ユウキが先生と話してる間に大急ぎで準備したの」

 

「俺達のリーダーが復活するってんだから、そりゃあもうパーっとやらなきゃだろ!」

 

「そうそう!今日は皆で飲もう飲もう!」

 

 ジュンとノリが酒瓶片手に盛り上がる傍ら、テッチやタルケン、シウネー、他の皆もそれに同調する。

 

「皆、ありがとう……まぁ、まだ治ったわけじゃないんだけどね」

 

「でも、今の状態まで持ち直したのはユウキ自身の力でしょ。先生もそう言ってたんじゃない?」

 

「それは、そうだけどさ……あ、そうだ──ねぇアスナ、ミツキは!?来てないの?」

 

「ミツキ君?えっと確か……リアルの方で用事があって、行けたら顔だけ出す。って言ってたと思うけど」

 

「ま、まだ来てないよね……?」

 

「う、うん……どうしたの、何か用事?」

 

「あ、うん……ちょっとね──それより、折角のパーティーなら楽しんじゃおうかな!ほらほらジュンもノリもそこどいて!今日の主役のお通りだよ~!」

 

 気を取り直し、その後のユウキは主役らしく、大いに飲んで食べて楽しんだ。やがて酒飲みメンバーに酔いが回ってくると、ユウキはアスナを手招きする。

 

「ねぇアスナ。ちょっと外、いい?」

 

「え?うん、いいけど……」

 

 ログハウスを出ると、先程までのドンチャン騒ぎが嘘のような静けさに包まれる。夕日に照らされた家の前で、ユウキはアスナと向かい合った。

 

「──アスナ覚えてる?ボクらが初めて会った時の事」

 

「勿論よ。ユウキがボス攻略に協力してくれる強い人を探して、辻デュエルやってたんだよね。そこに私が挑戦して、戦った──強かったなぁ」

 

「うん。それでさ、アスナがボクらと一緒に27層のボスを倒したあと、何もお礼出来てなかったじゃない?それを今ここでお返ししようと思って」

 

「お返しって、そんな気にしないでいいのに」

 

「ボクがそうしたいんだからいーの──ちょっと待ってて、今作るから」

 

 腰に片手剣を装備したユウキは、手早くメニューウィンドウを操作してからそれを抜き放つ。

 向かう先は手近な場所に屹立する大木──ユウキはピタリと据えた剣に全身の力を込めるように、目を伏せて集中する。

 

 

「でやああああああぁぁぁ──ッ!!!」

 

 

 刹那──黒曜石のような刀身に光が灯り、凄まじい気合と共に剣を繰り出した。

 十字状に放たれた神速の10連突きと、その中心を貫く強烈な一刺し──《絶剣》の代名詞たる11連撃のOSSだ。

 破壊不能オブジェクトである大木は、爆発じみた衝撃を周囲に散らしながらもユウキの技を完璧に受けきってみせた。それが収まると、突き出されたままの剣先に何やら紋章が浮かび上がり、次いで虚空から出現した羊皮紙アイテムにその紋章が焼き付けられる。

 

「ふぅ……出来た!──アスナ、はいコレ」

 

 丸められたスクロールを掴み取ったユウキは、やりきったような顔でアスナに差し出した。

 

「コレって……」

 

「うん、ボクのOSS。アスナに受け取って欲しいんだ」

 

「そんな、受け取れないよ……だってこの技、ユウキの分身みたいなものでしょ?それを渡すなんて、それじゃまるで──」

 

 ──遺言みたいだ。という言葉は音として紡がれる事こそなかったが、言いたいことはユウキにも伝わったようで、彼女は慌てて口を開く。

 

「違うんだ、そうじゃなくって──これからボクの病気がどんどん良くなっていって、普通の生活に戻れるくらいになったら、色々忙しくなるね。って先生と話したんだ。近々本格的に治療を進めていこう、って。ほら、ボクずっと寝たきりだったからさ、行く行くはリハビリとかも必要になるだろうし──これからはALOにログインする機会も、かなり減っちゃうと思う。だから、コレをアスナに持ってて欲しいんだ。お守りみたいな感じでさ」

 

 ご利益あるかわかんないけどねー。と笑うユウキに、アスナもまた微笑みを返す。

 

「そっか……ちょっと寂しくなるね……うん、分かった。ユウキの──《絶剣》の奥義、継承させていただきます」

 

 アスナはメニューを開き、捧げ持つように受け取ったスクロールを収納する。ここに、最強の11連撃技を有する2人目の剣士が誕生した瞬間だった。

 

「技の名前は《マザーズ・ロザリオ》──この先アスナがピンチの時、きっと力になってくれるはずだよ。思う存分振るって欲しいな!」

 

「うん、その時は思う存分頼りにさせてもらうね。──でもいいのかなぁ?あんまり長いことALOを留守にしてたら、私が《絶剣》の称号も貰っちゃうかも?」

 

「おっ、言うね~?その時はボクがアスナに勝負を挑んで奪い返しちゃうから、心配いらないよ」

 

「出来るかなぁー?この技を使いこなせるようになったら、前よりずっと強くなってるだろうし──今度はユウキが負けちゃうかもよ?」

 

「いやいやいや──次にアスナと戦う時は、もっとすっごい技開発しちゃうもんね!驚きのあまり強制ログアウトしちゃわないでよ~?」

 

 顔を見合わせた2人は、全く同時に吹き出す。

 名実共にALOの頂点に立った《絶剣》とその継承者は、楽しそうな笑い声と共に、まだ見ぬ未来へ思いを馳せるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 宴もたけなわ──パーティもお開きとなり、皆で片付けを行っていた所……ふと窓の外を見たユウキは、持っていた食器をシウネーに押し付けて玄関に走っていた。

 

 果たして、勢いよく開け放ったドアの向こうにいたのは──

 

「──…ミツキ……」

 

「っと……ユウキか」

 

 聞いていた通り、遅ればせながらも顔だけ出しに来たのだろう。グレーが目を引く軽装備に身を包んだ風妖精ミツキは、出入り口でユウキと鉢合わせた。

 

「……ミツキ。あの……あの、ボクね──」

 

「アスナから聞いたよ、病状、良くなったんだってな。おめで──とぉッ!?」

 

 祝いの言葉を言い切る前に腹に衝撃を感じ、木製のテラスから転げ落ちた。

 クラクラと目を回しながら、体の上に感じる重みへ目を向ける。そこには、本日の主役たるユウキがミツキの胸に顔を埋めていた。

 

「ッ……お、おいユウキ……?一体何事──」

 

 

「──ミツキ……ありがとう…ありがとう、ございました……っ……!」

 

 

「は……?」

 

 消え入りそうな声と共に、啜り泣く音が聞こえてくる。当のミツキは何が何やらさっぱり分からず、疑問符を浮かべるばかりだった。

 

 

「ボク、がんばるよ……これからも、がんばって、生きるから……っ……」

 

 

 駆けつけたアスナ達によって引き剥がされるまで、ユウキはしきりに感謝の言葉を口にしながら、ミツキの胸で泣き続けたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ──あの、先生……

 

 ──はい?

 

 ──ボクに移植されたっていう細胞……ドナーの人の名前、教えてもらえませんか?

 

 ──残念ですが、ドナーの個人情報は保護される決まりでして……

 

 ──お願いします!ボクの命を繋いでくれた人の事、名前だけでも知っておきたいんです。じゃなきゃ、ちゃんと感謝することも出来ないから……!

 

 ──…少し、待っていてください。……教えるのはいいですが、くれぐれも他言は厳禁ですよ。あくまでも胸の内に仕舞っておいてください。

 

 ──はい。約束します!

 

 ──9年前、木綿季君への移植に使用された血液の持ち主は……

 




はい、というわけでマザーズ・ロザリオ編完結です。

本作ではユウキ生存ルートと相成りました。

正直、めっっっちゃ迷いました。それはもうめっっっっっちゃ。
原作の話でも「ユウキが生きてたらどうなってたか」って場面とか結構あったと思うんですよ。それを私の文才でどうにかできんのかよオイ。というのが1番大きく、だったら悲しいけど原作通りにすべきかなとも考えましたし、内容を伏せたA,Bの択を用意してアンケで皆さんに選んでもらおうという運任せな方法にしようかなとも考えました。

それでも…うん。やっぱ必要だったと思うんです。明確に「ミツキがいた事で救えた誰か」っていう存在が。ゆうてその感想は神視点の我々にしか感じ得ないものではありますが、1つくらいはこんな奇跡があったっていいじゃない、と。

ユウキが急に回復した理由は、カッチョいい言い方をすると「ユウキに移植された細胞が、本来の持ち主との戦いに触発されて、『もっと生きたい』という意思を引き出したことによりユウキの血球が回復した」という少年漫画的からくりです。あのアンケートはその為のものでした。
ユウキが発病したのが周囲の環境に心を傷つけられた故であるなら、逆の理由で治る事だって出来るはずと思った次第。(当然、実際はそう上手くいかないものですが)
何分、当方医療関係は素人知識故、「それは違うよ!」と指摘したくなる部分も多々あったことと思います。もしその道の方がいらっしゃいましたら、お目汚し大変失礼致しました。

ユウキは一度フェードアウト。アスナにお守りとしてマザーズ・ロザリオを託し、本格的な治療生活へ入る事になります。いつかきっと、現実世界でアスナ達と一緒に出かけたり出来るようになる事でしょう。

さてお次はオーディナル・スケール編です。
こちらもマザーズ・ロザリオと同じくらいの長さになるかなと考えていますが、もうちょっと長くなるかもしれません。本当にちょっとした小ネタ的なものを試験的にやってみようかとも考えております。

改めまして、お付き合い頂きありがとうございました。年内の更新はこれが最後となります。
皆様良いお年を。
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