真に守り抜く   作:しんぴのまもり

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真守と呪詛師①

「師匠の……? どういうこと、ですか?。 いや、そもそも貴方は与君の治療をしているんじゃ……」

 

「あの子ももう結構安定してきたからね。 今日は最近できた部下に任せておいたのさ。 やっぱり法を守って行動する1番の利点って、仲間が増えてくれることだよね。

 で、君の敬愛する師匠についてだね。 私はこう見えてマメで慎重派なタイプでね。お仕事の合間に、保身の為現代の著名な術師について徹底的に調べさせてもらったんだよ。 

 その結果、二宮珠枝だけ情報がまるでないことが分かった」

 

 師匠だけ……。 コイツの情報収集能力がどれくらいかは分からないが、今コイツは、著名な術師を徹底的に調べたと断言した。

 ということは、あのミステリアス極まりない冥冥術師のことも調べられたということだろう。 あの人が自分の情報について杜撰な管理をしているとは思えない。 あの人は冥冥という名前すら偽名なのだから。

 

 その上で、師匠の情報だけまるでないと言い切った以上、耳を貸す価値はある……か?

 

「…‥続きを」

「どうぞお願いしますは?」

「…………どうぞ、お願いします」

 

「ククッ、笑ってしまうね」

 

 何かしら痛い目みないかな。

 

「それで、やっぱり知らないことがあるというのは癪に障るだろう?

 だから、硝子ちゃんに色々聞いたり、医者の立場を利用して意識の混濁した患者から情報を抜き取ったり、有給を使い果たしてフィールドワークをしたり、できうる限りのことを全てして彼女の情報を集め続けた」

 

 他はともかく、患者から情報を抜き取るのは洒落にならないんじゃないか?

 何がコイツをそこまで突き動かすのだろうか。

 

「そこまでする必要はあったんですか」

 

「無いよ? 

 そして情報を集め続けて早三ヶ月、やっと1つ突き止めたのさ。 

 彼女が初めて確認されたのは10数年前、夜蛾正道一級呪術師がとある任務から帰還した直後だとね」

 

「なるほど、その任務地がこれから向かう場所、ということですね。

 ですが、何故それに僕を呼んだんです? 行くなら1人で勝手に行けば良いじゃないですか」

 

「これでも私は、君たちに感謝してるんだよ? 今の安定した生活も、硝子ちゃんと出会えたきっかけも、巡り巡れば全部あの時君たち3人に負けたからさ。 だからこそ、君が知りたいだろうと思ってこれを伝えたし、幸吉くんの治療だって格安で請け負っているんじゃないか」

 

 そう言いながら亀永千尋は肩をすくめる。

 確かに、それは一見整合性の取れた答えに聞こえるし、その目には一点の曇りもなかった。

 

 

「……いや信用できないですよ。 感謝している人間はその人に不快な言動をしたりしません」

 

 そもそもコイツは人を小馬鹿にする時も、なんなら呪詛師として活動している時ですら目に一点の曇りも宿していなかった。

 

「ククク……酷い言われようだね。 まあ良いさ。 事実でしかないし、今後それを止めるつもりもないしね。 

 それで行くのかい? 行かないのかい?」

 

「……行きます」

 

 断った方が良いと思いつつも、僕は師匠への好奇心を抑えきれなかった。 それに、コイツが何を企んでいたとしても、もう僕の方がずっと強くなっている。

 自慢になるが、数ヶ月前と今の僕は術師として別のステージに立っているのだ。

 

「よし、それじゃ行こうか。 ちょっと長い道のりになるけど、そこは我慢してくれ」

 

 そう言うと、亀永千尋は徐に鼻メガネとドラゴン○ールのク○ラのようなマスクを身につける。

 

「!? …………。 ??? 気でも狂いましたか?」

 

「いや、私って10年くらい呪詛師やってたからさ。 被害者に顔を見られたらボコボコにされても文句は言えないくらいのことはしちゃってるんだよね……。 だからこうして、大っぴらに外に出る時は変装をしなくちゃ駄目なのさ」

 

 やっぱりコイツはカスだった。

 

◇◇◇◇◇◇

 

 中部地方の長野と山梨と静岡の中間地点、そこの山奥に師匠の故郷はひっそりと、だがはっきりと存在感を保って存在した。

 

「これは……洞窟、ですか? それもかなり深い。 こんなに大きいなら、流石にテレビか何かで紹介されていてもおかしくは無いですけれど……」

 

「そりゃあ、ここまで残穢が濃いとね。 普通の人には最低限の生存本能が備わっているし、よほど鈍くなければ無意識に足も遠のくさ」

 

 兎にも角にも、ここまで来た以上は歩を進めていく以外に道はない。 覚悟を決めて洞窟の中へと這入る。

 当たり前だがライトなど設置されていないので、スマホのライトを頼りにして手探りで進んでいく。

 意外なことに洞窟の中はほとんど枝分かれしておらず、数少ない分かれ道もすぐに片方は行き止まりになった。

 亀永千尋も暗闇は苦ではないようで、恐れることなくずんずんと歩み、時折僕よりも先行する時さえあった。

 

 

 

「本当に深いですね、この洞窟。 もう30分は歩いてますよ」

 

「ここは君の師匠の故郷かもしれない場所だし、人一人が時給自足できるくらいに広い必要があるのかもね──おおっと」

 

「っ危ない!!」

 

 亀永千尋が足を踏み外し、落ちていきかけたのは、底が見えないほど真っ暗な渓谷だった。

 いくら呪力強化があると言っても、亀永千尋程度では落ちたらまず死ぬだろう。

 

「……えぇ? なんで今助けたんたんだい? 君には嫌われていると思っていたんだがね」

 

「流石に死にかけた時は助けますよ、見くびらないでください」

 

 腕を引っ張って崖の上に引きずり戻しながらそう応答する。

 というか嫌われている自覚があるなら振る舞いを改めて欲しい。

 

「ふうん? 君ってやつは随分甘いやつだな。 まあ良い、ありがとうと言っておこう。

 で、どうする? 暗くて気づかなかったが、どうやらこの渓谷が終着点らしいね」

 

「……降りましょう。 ロッククライミングというやつです、背中に捕まってください」

 

「……あれ? もしかして君……。 ……まあ良いか、別に問題はないし、お言葉に甘えさせてもらおうか」

 

 亀永千尋を背負った僕は、慎重に崖を下る。 スマホを口に咥えながら足場を選定するのには少し苦労したが、今までの激闘と比べれば昼食前くらいだ。

 

「ん? ちょっと待ってくれ、四時の方向を見てくれないか?」

 

 珍しい焦燥の籠った声に釣られてその方向を見てみると、その方向だけ、奇妙なことに岩の形がはっきりと見ることができた。

 怪しいと思いながらも寄ってみると、その違和感の正体はあっさりと分かった。

 その方向にだけ、光が存在するのだ。 ほのかに、だが確かにそこは光っている。

 近づきたい、なんとしてでもその光の近くに行きたい。 そんな思いに従って、足が意志と関係なく進もうとし──

 

「ミク、あれ呪霊?」

 

「呪霊、だよ!!」

 

「やっぱりか。 シン陰流 簡易領域」

 

 簡易領域によって術式が中和され、意識が明瞭になる。

 ほのかな明かり、その正体は気味の悪いチョウチンアンコウもどきだった。 

 それもかなりでかい。 僕の3倍近くある。 その上、この呪力の圧は特級レベルだ。 牙も鋭く、明らかに捕食をする為に存在している。 並の術師なら、誘因にハマって喰われるのみだったのだろう。

 

 だが、それだけだ。 術式が割れた呪霊は大体恐るるに足らない奴らだ。

 

 岩壁を蹴り、術式を発動。 刀を抜く間にリズムを取り、呪力量と切れ味を増大させ、まずはうざったい提灯から切り飛ばす。

 

「オオォオォオオ……」

 

 呪霊が苦悶の叫びをあげるが、その程度で音楽が聞き取れなくなったりはしない。

 呪霊の皮膚を引っ掴んで眉間に乗り上げ、脳を一気に貫いてお終いだ。

 

「強っよ……。 私に苦戦していたのが嘘みたいだね。

 ……で、呪霊がいなくなったせいで私たち落下しているけれど、これどこに捕まれば良いんだい?」

 

「………………。 まあ、自由落下なら足を挫くくらいで済むと思います」

 

「ふうんそういうことかい。 君でそれなら私は衝撃に耐えきれなさそうだね。

 まさかこの人生の死因が落下死だとは思っていなかったよ」

 

「! いえ、そうはならないようです。 湖ですよ、あれは」

 

「マジかい? ラッキーじゃないか!」

 

 死んでも良いんだか死にたくないんだかよく分からない奴だ。

 

 亀永千尋を背負うのをやめて個別に湖に飛び込む。

 つま先から着水することでダメージを最低限に抑え、焦らずに背泳ぎで浅瀬に向かう。 奥瀬に潜んでいた呪霊は二宮丸で斬り伏せる。

 

 亀永千尋も同じようにして陸地に上がり、今までと変わらず奥へ奥へと歩を進める。

 ……帰りはあまり考えたくない。

 

 

 そうこうしていると、明らかに異質な場所が見つかる。 随分と年季の入った縄が張り巡らされ、入ってくるなという意思表示をしているような印象を受けた。

 

「禁足地、といったところでしょうか」

 

「おお、見なよ真守君、このロープ年季が入っている割に頑丈じゃないか。

 帰りはこれで私をくくりつけたら楽になりそうだね、いくらか切り落としてくれないかい?」

 

「今切ったら歩く時邪魔になると思いますし、それはまた帰りに……いや、潜り抜けるのも同じくらい面倒ですね、切ってしまいましょう」

 

 縄を切り裂き、更に更に歩を進める。

 道中呪霊が次々と襲いかかってくるので、その度に素早く祓いきる。

 

「ヤバいねここ、どいつもこいつも特級呪霊しかいないじゃないか。 私一人で来たらまず死んでいたよ」

 

「ここまでの質の呪霊をこんなに生み出す方法は一つしかありません。 蠱毒が…‥それも、千匹単位で行われたんでしょうね」

 

 蠱毒、それは呪霊が呪霊を喰らって、その呪力を吸収してより強い呪霊となる古典的な儀式。

 呪霊を強化するというリスクのある行為なので、呪術師としてやや外法に外れた儀式だが……師匠は、こんなところで育ってきたのか。 変幻自在の呪力の正体も、ここで数多の呪霊を喰らってできたものなんだろう。

 

 でも、師匠は生身の体を持っているし、受肉体でもない。 となると……赤子を、この蠱毒に放り込んだやつが居たということか。 わざわざ用意してまで。

 だとしたら、そいつの思考は既に呪いそのものだ。 到底、人間の考えうる事ではない。

 そしてそんな地獄の環境で生き残って脱出した師匠はすごい人だ。

 

「……妙だね」

 

「? どうかしましたか?」

 

「さっきから全然呪霊が出てこない。 さっきまではあんなに出てきたのに、残穢すらパッタリと見つからなくなった」

 

 ……? 普通、突然残穢が見つからなくなるということはあり得ない。 残穢は呪霊の痕跡だから、呪霊が一度でもそこを通れば残穢というものは残る。 故に、残穢は呪霊のすみかを中心として、少しづつ薄くなっていくものだ。

 とはいえ、何事にも例外はあるが……

 

 

「残穢が突然掻き消えるなんて、そんなことができるのは、呪霊を残穢ごと呑み込める呪霊操術使いぐらいしか居ませんよ」

 

「……真守君、今なんて言った?」

 

「え? だから呪霊操術使いぐらいしか……」

 

「おや、お客さんか」

 

「「!?」」

 

 咄嗟に後ろを振り向くと、そこには五条袈裟を身につけた、胡散臭い感じの長髪の男がいた。

 まず奇妙に思ったのはそんな見た目の男がこんなところを練り歩いていたこと。

 そして次に気づいたことは──圧倒的な、呪術師としての実力。 この圧と不気味さ、ともすれば乙骨憂太にも勝るとも劣らない。

 

 なんだこいつは? なぜ僕はこんなやばい呪力を放つやつの接近をここまで許した!?

 

「まあ私も数日前に来たばかりなんだが。

 そう構えないでくれ、君たちは呪術師だ、殺すつもりは無い。

 私は夏油傑、君たちも聞いたことぐらいあるだろう」

 

 夏油傑……特級呪詛師! 僕の先入観じゃなかった、乙骨憂太と同格の存在!

 

「これはこれは、特級呪詛師様が、こんなところに何をしにきたんだい? ピクニックをするには日当たりが悪過ぎるだろう」

 

「ハハハ、ご挨拶だね。 そういう君は最近呪術師専属の医師になったという、亀永千尋じゃないか。 硝子は元気かい?」

 

「ああ、よく君のことを話しているよ。 一人で勝手に色々抱え込んだ挙句、どうせ理解してもらえないと腐れて呪詛師になった、強いだけのバカだって」

 

 なんだこの皮肉と直接的な罵倒の応酬は。 僕がまるで蚊帳の外だ。

 しかも夏油傑が亀永千尋と口調が似ているせいで、僕にとってはストレスが溜まり続ける地獄の環境になっているじゃないか。

 

「硝子にも理解してもらおうとは思ってないさ。 さて、ここにきた理由だったか。 近々、どうしてもやりたいことがあってね。 その為には戦力が必要なんだ。 

 五条悟、二宮玉枝。 この二人を足止めするには、既存の呪霊と家族だけではどうしても足りない。

 5人目の特級術師が現れ、爆発的に成長を続けているとなれば、もう手段を選ぶ時間もない。 急いで乙骨憂太を討ち、里香を取り込まなければならない。 もう、私の精神としてはヤケクソに近かったね。 

 ならばどうするか。 そんな時に、二宮の昔話を思い出してね。 その話が正しければ、ここには永続的に特級呪霊が湧いてくるときた! 

 正直、期待はあまりしていなかった。 ここまで収穫があるとは思いもしていなかったよ!

 なんて素晴らしい場所だ、術師たちが早々訪れることのない、猿どもを殺す準備を整えれる場所があるなんてね!!!」

 

 その声はどんどん大きく、狂気性を孕んでいき、最後の方は最早誰に話しているかすら曖昧だった。

 一目見て、とても正気とは思えない奴だという印象を受けたが、その読みは完全に的中していたか。

 

「さて、君達に一つ提案がある。 私達の家族にならないかい?」

 

「え、キッショ……」

 

「? ああ、違う違う、そういう意味じゃないよ、亀永さん。

 別に家族だからといって何かを強要するわけじゃない、私はただ、数ヶ月後起こることを見逃して、私達の方に付かないかと提案しているんだよ。

 あなただって気づいているだろう? 猿どもに命をかけてまで守る価値はない、それどころか淘汰すべき、唾棄すべき醜悪な弱者だと」

 

「そうだねえ、五条悟が死んだら考えてあげるよ、不可能だろうけどね。 私は元から呪術師も非術師もあまり興味がない」

 

「そうかい、それは残念だ。 ところで君はどうなんだい? 二宮真守。 猿ども……非術師もを皆殺しにし、術師だけの楽園を作れば、呪霊で死ぬ術師は居なくなるんだ。 それは実に素晴らしい世界だと思わないか?」

 

 いきなり夏油傑は張り付いたような笑みを浮かべたままこちらに水を向けてきた。

 だがこちらも答えは決まっているので問題はない、当然否を突きつけるのみだ。

 

「断る、僕の友達は誰もそんなことを望まないし、そもそも非術師にも知り合いは何人かいる」

 

「友達が望んでいない、かい? 君は善悪の基準を自分以外に委ねているのか」

 

「別にそういう訳じゃない。 僕だって友達が死ぬのは嫌だ。 けれど、今ここでお前に味方すれば、僕はみんなとは訣別することになる。

 僕は友達や大切な人の事が誰よりも大切だが、そこには僕がいなければならないとも思っている。 みんなと僕、その両方がいなければ僕にとって意味がないんだ。 …‥あなたとは違って、僕は自己犠牲には走れないし、走らない」

 

 ここまでのやり取りでなんとなく察した。 おそらくこの人は、仲間が死なない為に、仲間と敵対してまでこの世界を変えようとしたのだろう。 その心意気は凄いと思うが、手段を肯定することも、今のこの人を認めることも僕には出来ない。

 僕に仲間を捨てることなど、出来るわけが無いのだから。

 

「…‥いやあ、本当に成長したねえ真守君、こんなやばいのにそこまで啖呵を切れるなんて。 私嬉しくって泣いちゃうかも」

「保護者面を今すぐにやめてください。 出来れば一生その口を閉じてください」

 

「どうやら二人とも、私達の方に来るつもりは無いようだね。 非常に残念だよ。

 

 ──呪術師を痛めつけなければならないなんて」

 

 そういうと夏油傑はいきなり大量の甲殻類をこちらにけしかけてくる。

 咄嗟に二宮丸から呪力を放出し薙ぎ払うが、第二の矢として武士の成り果てのような呪霊が顔を出す。

 

「特級仮想怨霊、平将門。 ここで私が何をしていたか、高専の方に漏れると少しばかり面倒だ。

 悪いが術師の未来のために、もし仲間にならないと言い続けるのならここで死んでくれ」

 

「っ逃げるよ真守君!」

 

 亀永千尋がそう叫んで手を引こうとする。

 咄嗟に足がついて行こうとするが、すんでのところでそれを抑える。

 

「どうしたんだい真守君? 逃げなきゃ殺されるよ!?」

 

「いや違う! 逃げるだけならいつでも出来る! こいつの計画が何かは知らないが、おそらく僕の友達や大切な人に被害が及ぶ!!

 それならここでコイツを殺す……それが出来なくても、計画が崩壊するぐらいに戦力を削る!!」

 

「……はあ!? 相手は特級術師だろう!? 正気か君は!!!」

 

「貴方は先に逃げてください。 めぼしい呪霊は狩ったから、貴方でも崖を登るのは容易のはずです。 万一の場合に備えて師匠や五条悟にこのことを伝えてくれると嬉しいです」

 

「~~~~!! ああ! 帰って伝えてやるともさ! 君の勇姿は子々孫々に渡るまで伝えてあげるよ!!」

 

 何が子々孫々にまでだ。 末代のくせに。

 

「化身 玉藻前、亀永千尋を追え。 随分と舐められたものだ。 私の最終目標は五条悟と二宮玉枝だよ、学生一人に不覚は取らないさ」

 

 舐める舐めないではなく、やらなければならない事はある。

 さあ、戦闘開始だ。

 修行の成果がどれほどのものか、乙骨憂太は特級術師の中でどれくらい強かったのか、試す時が来た。

 

 当然、負けるつもりで挑みはしない。

 

「来い、ミク!!!」

 

 

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