…お気に入り10件越え?
…評価も頂いて?
…皆さんこんなクソみたいな作品見ていただいて本当にありがとうございます!!!!
*オイラはサンズ みてのとおり スケルトンさ。
あの夜を迎えた後、『教団への復讐』というデカい目標を立てたが…
とりあえずオイラは現状の把握に努めることにした。
…あ、復讐に燃えて闇堕ち、とかはしないぜ。前世で培った精神力舐めんな。
そういや原作サンズは、『ゲーム』というループを知った時に闇堕ちなんかせず、諦めることにして怠惰な性格になったんだったな。
ま、オイラは教団を潰すと決めたから諦めないが…
気を取り直して…
まず体。近くの川で見たら完全にスケルトン。完全に骨だけ…と思ったら眼?のようなものは有るな。
そんでもってアンテ好きなら『サンズだ!』って叫ぶぐらいのすんごい似た見た目を得た。
…あーつまりずんぐりむっくりな体型ね。あと、骨だけだからかめっちゃ軽いし、その結果身体能力が上がってるらしい。その代わり耐久力が心配なんだけど…
体を構成してる骨については…骨だけなのに動かせて…筋肉が骨になってるような不思議な感覚だ。
眼は原作と全く同じだ。人間の時の白目部分が黒色になり、瞳孔は白い点がちょん、ってなってる感じ。
瞳孔を見えなくして白目…じゃなくて黒目だけにするとなんかちょっと怖いね。威圧を感じる。…ま、これでこそサンズ。
手に関しては原作とは違って手袋っぽくない。指はちゃんと5本ある。
ま、アンテの公式サイトでは手が手袋形式のサンズも5本指形式のサンズもあったから気にしないことにする。
…んーと、こんなもんか。
最優先事項は…生活するのに金が要るから稼がないといけないな。流石にボロ布1枚はキツいし、腹も減る。どうやらスケルトンだから腹が減らない、ってことは無いようだ。
ただ、金が要るとはいえ、ゾンビとかアンデッドとかはこの世界に居ないし、あるとしても御伽話で出てくるくらいだろう。だからまあ、出稼ぎ…というか人前に立つのすら無理だと思われる。っていうか絶対無理。
うーむ…どうしたものか………
「へへへ、アンタら。金出してもらうぜ?」
「ヒェッ…なんだこの骸こt」ズバシャア
「クソッ!気味が悪りぃ!なんだコイt」ザシュッ
「攻撃が当たらん!アーティファクトか!?…ウオッ!?」グサリ
ギャアアアア! タスケテー!
──正攻法で金稼がなくてもいいよな?
…ってことで盗賊狩りをしてる。
周りを見れば襲われたであろうなんかの部隊がある。南無阿弥陀仏。
──前世の神とか仏ってこの世界でも効果あんのかな?
…ま、どうでもいいや。人斬ってる奴らはオイラが成敗してやるよ。
因みに剣はそこら辺に落ちてたの拾って戦ってる。
数分後…
「…終わったな。」
鎮圧完了っと。
前世の努力の成果で無傷…なんだが疲れた。前より体力が落ちてる気がする…
一体ディアボロス教団での実験期間はどんくらい長かったんだ?
…この運動もリハビリの内ってとこだな。
「さてさて、金とかはあるかな〜。」
念願の物色。これも生きるためだ!仕方ない。
えーと……まあまあの金と…服…食料…ついでにそれっぽい剣も貰っとくぜ。
「へへへ、これで何日かは安定ってとこだな。」
──つってもなぁ…
「あー…サンズの能力使いてー…」
せっかくのこの見た目!骨の1つでも操りたいっての!
ブラスターガンガン打ちたいし、重力操作で敵をバシバシ動かしたいし!
こんな感じで腕を振るだけで骨が(ガイン
そうそうガインって出て…っえ?
ガシャン、とさっき拾った剣を落としてしまうほどの衝撃がそこにあった。
何気無しに下から上に振り上げたオイラの手。その手の先では
え…
「ハアッ!?えぇぇっ!!!???」
夜というのに大声を上げざるを得なかった。
いやいや本当に出ると思わないよな普通!?
オイラは地面に出た骨に近づき、色々確認する。
軽く触ってみて……パキッ
あ、折れた。
「まだ範囲も骨の強度も足りてない。あとサイズもちっさいし…けど見えて来たんじゃないか?」
なぜ使えるか分からない骨!なんだこの能力!オイラ何も知らない!
んー…考えられるのはディアボロス教団の実験?
ディアボロス教団は何て優秀なんだ()
まあ、感謝する義理なんざ全くないけど。
まだ分からない部分が多いし、暫くは訓練と分析を重ねる。
サンズの骨だぜぇウッヒョー!
初めて骨を出して3ヶ月後…
この期間中に色々やってみた結果、骨攻撃は範囲も強度も増して大分サンズっぽくなった。興奮が止まらん!
あと真上からも横からも骨を生やすことも出来るぜ。何も無いところから出る骨には違和感を感じるけど。
何処でも骨が出せる現象についてはまだ良くわかってない。
…ただこれも能力の1つだと思われる。
因みに盗賊がオイラの骨の実験体。骨での戦闘は全然できるようになった。
そして努力を重ね…
初めて骨を出して8ヶ月…
オイラは10歳になった。
普通の骨攻撃は自由自在。骨を出して引っ込めるのは息をするように出来るようになった。使い続けて分かったんだが、どうやらこの骨の能力はオイラの魔力操作精度が関わっているらしい。
解説するぜ。
そもそも魔力ってのは体に纏って使うのが一般的で、体外に出して使うことは出来ないとされている。
…のだがオイラは子供の頃からの魔力操作の特訓で体外で魔力を操ることが可能だ。魔力操作の精度によってここまで出来るのは我ながら…オイラながら?驚いている。
そしてこの骨攻撃、なんと
意識無いと魔力操作なんて普通出来ないし。
…そして骨が何も無いところから出る現象。どうやらこれはオイラの
その能力は…
自分周辺の空間内にある物質の座標を操る
といったもの。
…正直さ…めちゃ強いのでは?
この能力によって自分の座標を一瞬で変えてサンズの『近道』みたいなこと出来るし、相手の座標をずらして『重力操作』的なことも可能。骨の位置を変えるのも容易だ。
ま、この能力に至っては最近分かったばかり。まだまだ訓練を重ねて行くつもりだ。
ただ、問題が一つあってな…
「ん〜ガスターブラスターはどうしようか…」
訓練を終えたオイラはガスターブラスターをどうするか考えていた。
正直サンズの代名詞に近いこの技はどうしても会得したいところだ。
「骨を操る能力でガスターブラスターを作って魔力砲を撃つのが本筋かな〜…ただ時間も手間も掛かっちまうしどうしてもハリボテみたくなるだろうし……ん?」
なんか人の声が聞こえた気がする…
ヒャッハー!!!カネダセヤァ!!!
「やっぱりなんか狂人みたいな叫び声?が聞こえた…行くべきか?」
純粋に気になったんで体を起こして現地に向かうことにした。
…到着後、その光景を見て感嘆する。
「これは……すごいな」
習得したばかりの『近道』を試しに使い、近くの物陰でその様子を見ていたのだが…
自分と同じくらいの年の黒フードをかぶった少年が1人で盗賊を蹂躙していた。あとなんか服とか手が伸びたり…爪とか剣に変わったり…
まあ、魔力を見る限り本当に手を伸ばしてる訳じゃ無いらしいけど。
…不意打ち。を難なく躱したな。
そして反撃…おー、制圧完了か。
それにしても…どっかで見たような戦い方だな。スタイリッシュで。
…ん?スタイリッシュ?
あの日戦ったある記憶と重なる黒ずくめのその姿。
そしてソイツは言った…
『スタイリッシュ暴漢スレイヤーだ!』
──あっ!
「スタイリッシュ暴漢スレイヤーだぁ!」
…オイラは叫び声を容赦なく上げてしまった。
side シド
「え…!?」
気の抜けた声を思わず発する。
僕は今の状況に困惑せざるを得なかった。僕の索敵能力を潜りぬけ、物陰に潜んでいた事実。
更に今世で今使っている『スタイリッシュ盗賊スレイヤー』という名じゃなく、前世で使っていた『スタイリッシュ暴漢スレイヤー』という名前を知っていることから転生者、という事実。
短時間にしては余りに大きいそのダブルパンチをダイレクトに食らった僕の脳内コンピューター。それによって弾き出された結論は『とりあえず会いに行こう。』との判断。
面白そうだし、行くしか無いよねー!
物陰に潜むのは一体何者なんだろうか。
side サンズ
あー…ヤベッ!こっち気づいたな。流石に…
あんだけ大声出したなら気づかない方が変だ。
ザッザッザッ
…うーん、足音。こっちに来てるようだ。まあ、来ない方が可笑しいか。
逃げるか?…いや、あっちに敵意は無さそうだしパスだ。お出迎えしてやんよ。
へへへ、こんな時のためにお出迎えの一言はもう決めてんだ。
オイラは後ろに手を回し、
「オイラはサンズ みてのとおり…
スケルトンさ。」
決まったな…
これ、やってみたかったんだよな!
はい!オリ主君のスペックが明らかになりました!シドともいきなり遭遇です。
ではオリ主君の持つ能力の名称について書きます!
『魔操骨』(まそうこつ)
魔力で骨を操る能力。これによりサンズの骨攻撃の再現が可能。
『魔操界』(まそうかい)
魔力で自分周りの空間内にある物質の座標を動かすというもの。自分も物質に含まれる。
一瞬で自分の座標を変えることでサンズの『近道』を再現でき、
高速で座標をずらすことでサンズの『重力操作』を再現できる。
…以上!