もしもオビトが木の葉の里に戻ってきていたら   作:おせち○こ

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小説初心者が描きました。拙い文章です。それでもよろしければご覧ください。正直ただの自己満です。

ほぼにわかレベルなので、もしかしたらファンの皆様を不快にさせることもあるかもしれません。その点はお許しください。

あと、サブタイトルってなんぞ?それに、前書きとあらすじの違いとは?


第1話

『…そうか…オレは…地獄に居る』

 

弱々しく、掠れた音が口から出てきた。

先程まで、とてつもない怒りに囚われていたというのに、今は何も感じない。何も感じたくない。

 

そう思う彼の周りには複数の遺体が横たわっており、その遺体から流れ出た血が、大きな水溜まりを作り出していた。

 

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小鳥の声が聞こえる。

 

ゆっくり目を開けると、見知らぬ天井が目に入り込んでくる。少しだけ首を左右に動かし、周りを確認する。右側には小窓が付いており、外が確認できるようになっている。左側には白いベッドが等間隔に置かれていて、その上には負傷した患者が横になっていた。どうやらここは病院らしい。だんだんと頭が冴えてくる。

 

「リンはっ!」

 

頭が冴えきると同時、大切な仲間のことを思い出す。彼は痛みなど忘れ、体を起こし、周りを確認する。だが、彼女の姿は見えない。

 

「ぐっ…!」

 

遅れて、体に痛みが走る。痛みに耐えていると、遠くから聞き覚えのある複数の足音が聞こえてくる。

 

「おーっ!!カカシ!!!ようやく目が覚めたのか!!!全く…心配させやがって!」

「…ったく、静かにしろよガイ…。お前の声でまた傷が開いちまうだろうが」

「全く、もう…。」

 

そういって入ってきたのは、同期であるマイト•ガイ、猿飛アスマ、夕日紅の三人だった。

 

「お前ら、どうして…ここに?」

 

三人の登場に驚きを隠せず、つい口に出てしまう。

 

「どうしてって、普通仲間が入院したって聞いたらお見舞いに行くもんでしょ?」

「…そう……か…。」

「お見舞いにりんご、持ってきたんだけど食べる?皮は剥いてあげるわよ?」

「いや、俺は…」

「カカシィっ!しっかりと飯を食わなければ、治るものも治らん!!無理にでも食うんだ!うぉおおおお!!!」

 

カカシには拒否権などなく、問答無用で食べる流れになってしまった。だが、この明るい雰囲気のおかげで、少しだけ不安な気持ちが晴れた。だからこそ、ここで彼らに問う。

 

 

「リンは今、どこにいる?」

 

 

急に空気が変わる。先ほどまで和気藹々としていたはずなのに。重く、静かな空気が部屋に充満する。それだけで伝わる。

 

「いや、やっぱり…なんでもない」

 

やはり、リンは死んだのだ。いや、殺したのだ。心に、重い鉛がのしかかって来るような感覚がする。彼との約束も守れず、あまつさえ、その守るべき対象に手を掛けてしまった。

 

(オビト…俺は…。)

 

「カカシ…。」

 

瞬間、聞き覚えのある声に顔をあげる。この声はガイでも、アスマでも、紅の声でもない。昔、暗闇の中から自分を救ってくれた、今はもういないはずの人間の声が、確かに聞こえた。

その声の方を向くと、

 

「久しぶりだな…。」

 

死んだはずのオビトがそこに立っていた。

 




ご拝読ありがとうございました。ガチの見切り発車なので失踪するかもしれません。
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