サリーたちと別れた後、僕はイズさんの工房へと向かった。
「あら、いらっしゃいリアン君」
「…こんにちわ~」
なんとなく居心地が悪く、目をそらしながら挨拶する。
「そういえばあの籠手つけてないけど、なんかあったの?」
「………壊しました」
壊してない、と言いたかったが嘘を言ってもいいことはないので素直に白状する。
「そう………」
一拍おいて、イズさんが笑顔で問いかけてくる。
「どうして?」
笑顔なんだけど、とても怖かった。よく見るとイズさんの後ろにはには大きなバトルアックスがあった。
……デスペナは覚悟しよう。
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あの後、どうにか弁明をして納得してもらったが………
「♪~」
なぜか喫茶店(ゲーム内)に連れてかれた。あと、あのバトルアックスは修理していただけでイズさんのものじゃないらしい。喫茶店が苦手というわけでもないが、なんとなく居心地が悪い。
「あの、イズさ…「お待たせしました~こちらカップル限定の『ストロベリーパフェ』です!」
「わあ~(棒)」「うわ~すごい!」
そういわれ出てきたのはとても大きなパフェだった。そう、なぜか僕はイズさんとカップルとして来ているのだ。
「それではごゆっくり~~」
そう言うと店員さんは店の奥へと引っ込んでいった。
「イズさん、イズさん。どうして僕を彼氏として連れてきたんですか?」
なるべく周りに聞こえないように小声で話しかける。
「だってこのパフェ、カップルじゃないと注文できないからよ。それにリアン君、甘いもの好きって言ったし」
「それはそうですけど」
「それに、籠手を壊しちゃったからね。これでチャラにしてあげる」
「……………すいません…」
そこを突かれると、ぐうの音も出ない。
(まあ、パフェも食べられるしイズさんと話せるって考えると悪くないか。悪くないと思おう)
7割ぐらい現実逃避しながらパフェを食べ始めようとスプーンに手を伸ばす。が、
「なんですか、このスプーン?」
そのスプーンは異様に長く、持ち手の長さが二倍ほどあった。
どう使うのか、と苦心していると………
ピタ
「ヒッ!」
冷たいスプーンが頬に当たった。その持ち主はくすくすと笑いながらスプーンを差し出す。
「はいリアン君、あ~~ん」
………僕は考えるのをやめた。
~~~~~~~~~~数日後~~~~~~~~~~~~~~~
ザクッ
「……これで4体目、成功してるか」
地面に散らばったクッキーを食べた魔物にとどめを刺し、短剣を構えなおす。このクッキーは麻痺毒が練りこんであるた食った魔物がスタンするようになっているのだ。しかし…
「でも13個置いて3時間待って4個…………効率は良くないな」
そう、毒があること以外はただのクッキーなのであまり意味はない。ボスにはこんな状態異常は聞かないだろうし。
「検証終わったし、ログアウトかな………」
ログアウト画面を開き、ボタンを押す寸前、リアンはおかしなことを考えた。
(…これ食ったらどうなるんだろう)
そう思い、インベントリからさっきのクッキーをいくつか取り出し、食べてみた。
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「
クッキーを5個一気に食ったのがいけなかった。体どころかろくに舌も回らない。
(でも…その価値はあった)
『スキル【麻痺耐性】を獲得しました』
遅くなったことに反省はしている、だが後悔しかない。
誰がいいとか...ある?
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メイプルとサリーだけでいい
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楓の木全制覇(野郎はいらねぇ)
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ほかのギルドも...
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Yes、ロリータ!No タッチ!