なんで思いつかなかったんだ……
「イズさん、ありがとうございます!」
新しいガントレットと装備を目の前に、頭を深く下げながらお礼を言う。
「いいのよ、私もリアン君のおかげでたくさんミスリルを手に入れられたんだから。あと……」
「あと?」
「……壊さないでね?」
「…ハイ」
笑顔の迫力を感じながら答える。メンテは1か月に1回が目安らしいが、怖いから2週間ごとに来よう。
心にそう刻んでいたら、イズさんが聞いてきた。
「それで……どうかしら、そのガントレット?」
「色も形も完璧です!ありがとうございます!」
「ふふ、そう。ならよかった」
手元の翡翠色のガントレットを見てみる。
【ミスリルガントレット】
ミスリルをメインに作られたガントレット。並みのガントレットよりは固いうえに魔法との親和性が高い。(格闘家は魔法いらないけど。)
[VIT、STR、INT、+20]
装備してみても、変な感触や音どころか、違和感すら感じない。改めてイズさんのすごさを再確認した。
リアン
Lv34
ステータスポイント35
HP 25/25
MP230/230
【STR35〈+50〉】
【VIT 0〈+20】
【AGI 70〈+45〉】
【DEX30】
【INT45〈+20〉】
装備
頭【空欄】
体 【革の鎧】
左手 【ミスリルガントレット(右)】
右手 【ミスリルガントレット(左)】
足 【ブラックレギングズ】
靴 【ブラックブーツ】
装飾品【ブラックベルト】
【空欄】
【空欄】
スキル
【魔術の心得lV】
【風魔法lV】
【水魔法lll】
【土魔法ll】
【火魔法ll】
【魔導師】
|【エメラルドスプラッシュ】
ーーー
【魔闘】
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イズさんからガントレットを受け取った後、マップの端まで来た。
目の前には石造りの遺跡の入口があり、掲示板の情報通りならここが二階層に繋がるダンジョンのはずだ。だが、一つだけ問題があった。それは
「道幅が狭いな」
スピードを生かして縦横無尽に駆け回り、手数で勝負するプレイスタイルのリアンとは全く合わない少し広めのトンネルだった。
「どうしよう?爆弾を買ってゴリ押そうかな?」
でも金がな~と悩んでいると、後ろから声をかけられた。
「えっと、リアンくん……だよね?」
「ああ、はい、そうですけど……ってミィさん?」
そこにいたのは、以前津波(?)に巻き込んでしまったミィさんだった。
「ミィさん、どうしてここに?」
「私はここの下見に来ようと思って……」
「それは、誰かと約束してるとか?」
「ううん。私、強いスキルは持っているけど燃費が悪いから、少しだけ入ってみようかな~って感じで……」
瞬間、リアンに電流走る。
「それじゃあ、僕と一緒に攻略しませんか?」
「えっ、いいの?」
驚いたような目で、ミィさんはこちら鵜を見つめた。
「僕だと火力不足で、ボスをどうしようか考えていたんです。なので、もしよければ一緒に攻略しましょう」
そういうと、おどおどしながらミィさんは手を差し出した。
「じゃあ、お願い……します?」
「なんで疑問形なんですか……お願いします」
次回の裏タイトルは燃えのぼる炎の恋です。
嘘です、何も考えていません。
誰がいいとか...ある?
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メイプルとサリーだけでいい
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楓の木全制覇(野郎はいらねぇ)
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ほかのギルドも...
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Yes、ロリータ!No タッチ!