魔法使いですが、物理で殴りたいと思います   作:咲鋼

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タイトルを変えようとしても変えたら見つけられなくなるよな~


忘却(ぼうきゃく)迷宮(ダンジョン)

イズからガントレットを作ってもらった。装飾は白い表面に金色の線が彫ってあり、とても綺麗だった。

 

白鱗(はくりん)の籠手】

生産者:イズ

 

地底湖の魚の鱗で作られた白い籠手。

[STR+15]

 

「ありがとうございます!」

 

イズの店を出ると、スキルスクロールで魔法スキルをいくつか買った。

 

『スキル【火魔法】、【土魔法】を獲得しました』

 

リアンは【エメラルドスプラッシュ】に改良を加え、モンスターを倒しながら西に向かった。すると5分ほどで

 

「楓………なにやってんの?

 

幼馴染がモンスターにたかられているのを見かけた。しかし、本人が座禅を組んだまま微動だにしていないところが訳がわからなかった。

 

「………とりあえず、こっちまでたかられたくないからスルーしよう」

 

リアンが去った後、少女の悲鳴が聞こえたとか聞こえなかったとか。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

さらに西にリアンは歩いていた。

 

「それにしても、楓がこのゲームを始めるとはな〜

………多分理沙が()したんだろうけど」

 

しばらくすると、洞窟を見つけた。

 

「お、ダンジョンかな?」

 

中に入り、出てくるモンスターをひたすら狩った。3分ほど歩くと古びた道場にたどり着いた。

 

「ごめんくだーさい」

 

いう必要は無いのだが、癖で言うと

 

ほう、修行しに来たのかの?

 

奥から老人が出てきた。老人、といっても体は鍛え上げられておりダンディーな感じが漂っていた。バッ、と身構え、

 

「修行とは?」

 

そう老人に聞くと

 

「君はわしの修業を受けにここに来たんじゃないのか?ここは魔闘を教えるところじゃ。受けるかね?あと一人だけ修行者を受け入れようと思っていたのでな」

 

すると目の前に

 

 

 

クエスト:魔闘の修行

 

受けますか?

 

YES←  NO

 

 

クエストが出現した。

 

「どんな戦闘方法なんですか?」

 

そうサクトが聞くと

 

「魔力や魔法を(まと)うことで敵に大ダメージや特殊効果を与えるものじゃ」

 

「受けます」

 

楽しそう、と思い参加したこれが地獄の始まりだとはリアンはまだ、知らなかった......

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「よし、これで修行は終了じゃ」

 

そう言うジジイの隣で

 

「…死ぬ……」

 

と言いながらリアンが突っ伏していた。修行の内容が酷すぎて、戦っていないのに満身創痍だった。初めは【背負い投げ】や【正拳突き】、【衝撃拳】など、基本的な【体術】を教えてくれたあと、

 

「それじゃあ、今度は魔力の無駄を減らすぞ!」

 

と言い、指先で【障壁】を発動させて逆立ちで針の上に立たされた。その次は

 

「手のひらで受け止めるのじゃ!」

 

と言い、サクトが魔力で手のひらを覆うと

 

ドゴォ

 

と、ものすごい勢いで殴られた。他にも数十レベル上のモンスターに手を後ろに縛られたまま戦ったり、針の山を登ったりした。

 

「さて、お前にはこれを授けよう。パワーアップアイテムじゃ」

 

師匠は黒い帯をくれた。

 

「フッ、こんなもので強くなれまい」

 

と、今までの修行の恨みも込めて言った後、確認すると

 

【ブラックベルト】(装飾品)

 

[STR,AGI+30]

状態異常軽減(効果時間、ダメージが低くなる)

 

「……強ッ」

 

ブッ壊れ性能だった。

 

「まあ、これで修業は終わりじゃ」

 

「そうですか......」

 

するとリアンは道場の入り口で正座し、頭を地につけながら、

 

「今まで、クソお世話になりました!」

 

「……風邪、ひくんじゃないぞ」

 

このやりとりを最後に西の道場は霞に消え去った。




次回(裏)予告、『不審者、爆☆誕』

誰がいいとか...ある?

  • メイプルとサリーだけでいい
  • 楓の木全制覇(野郎はいらねぇ)
  • ほかのギルドも...
  • Yes、ロリータ!No タッチ!
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