というわけで転生しました男です。
幼少期とかは特に何もなかったので語らなくてもいいっしょ。
そんなこんなで今12歳です。来月から中学生です。
ちなみに今世はド田舎に生まれました。
コ〇リとAコ〇プと無人精米機と山と畑しかないです。
前世は虫駄目だったんだけど、今世は割と慣れてきたわ。
あと畑仕事たのし~。
会社勤めのころの書類の山に埋もれるよりはるかに楽しくて快適ですわ。
ゲームとかネットはないけど、山で遊べるし、木工細工とか楽しい。
そんな感じでのんびりと生きてきたけど、そろそろ今世の目標というか、やりたいことを決めておこうと思います。
この世界、IS世界なので、いずれISが登場するわけですよ。
IS、いいよね。ロボとか最高だよね。
というわけで、みんなが軍事利用に夢中になってる所に、一人宇宙利用を考えて宇宙に飛び出そうと思います。
ついでに原作の様子とかをこっそり観察できたらいいな~って思ってもいます。
「俺は、宇宙に行くぞ…!」
指針が決まったところで、やることを考えていきましょうや。
まず、宇宙に出ることが必要なんだけど、どうしようか。
とりあえず男だからISは扱えないんだよな。
あ、でも使えないだけで無人機みたいな利用をすればいけるのか?
なんか原作にも生体同化型ISとかあったと思うし。
ISで宇宙戦艦作ればいいんとちゃうか?
衣食住は必須だから、それをまず第一に考えましょ。
住居は、IS技術を流用した戦艦で大丈夫として。
食事はどうしよ。生産プラントとか作るべきか。
衣類はごそっと地上からもっていけば、まあ当分は何とかなるかな?
地面に木の棒で書き連ねていくと、意外と難易度は高くはなさそうに思える。
「ん~。なんとかなりそう……?」
「とりま、進路は技術系でいいかな。」
「あ、あと学校のPCでISが登場してないか都度検索していこ。論文ジャーナルとかにちろっと乗るでしょ。」
そんなこんなで行動指針が決定した次の日、PCで調べていると。
「傍迷惑な子供。支離滅裂な論文を持参し研究発表会場に乱入!」
「……うーんこれは確定。」
あっさりとISの存在が確認できた次第。
「これは…どうしよ。一旦発表してた論文をみて、宇宙開発に関係してたらコンタクトとってみるか?」
インターネットを漁り、持参したであろう論文を見つける。
「ちゃんと【宇宙開発用】って書いてるな。これならいけるか?」
原作と変わらず、当初の目的が宇宙開発であることが確認できたので、コンタクトをとることを計画する。
「えーと、篠ノ之神社だっけ……」
「あった。この住所をメモして。電話帳から番号を探そうか。」
前世では過去の遺物と化した分厚い電話帳を取り出し、番号を探していく。
「あった。早速電話してみよか。」
prrrr……
「はい、篠ノ之です。」
渋い声のおじさんがでたね。イイコエ
「あ、すみません、私○○と申します。篠ノ之束様はご在宅でしょうか?」
「……え? あ、すみません、どういったご用件でしょうか……?」
あ、おじさん動揺したね。まああのコミュ障に連絡がくるなんて思いもしないだろうね。
「いえ、実は先日発表された論文についての詳細をお伺いしたいと思い、ご連絡させていただきまして……」
「論文…?と、とりあえず本人に伝えてみますので、少々お待ちいただけますか?」
「あ、はい承知しました。」
まあ本人が両親に伝えてるわけないわな。
「……もしもし?何の用?」
うわすげー冷たい声やん。声だけで拒絶してることが伝わるんだが。
「あ、篠ノ之束様ですね。私○○……」
「お前の名前なんて興味ないから。何の用かって聞いてるの。」
ねえこのコミュ障さぁ……
「失礼しました。先日貴女が発表なさった論文に関していくつかお伺いしたいことがございまして…」
「はあ?あんな簡単なことも理解できないの?猿じゃん。そんなことのためにこの束さんの邪魔したの?消すよ?」
ガチャン、ツーツーツー
「うわなんだこのコミュ障…」
一方的に言われて切られたんだが。このころから極まってんのかよ……
「えぇー…… 早速挫折したんだがぁ。」
束さんと仲良くなってISコアもらおう計画が頓挫したんだがー。
「しゃーない。プランB(自力で頑張る)だ。」
開発者が頼りにならないなら、自分で作り上げるしかないわな。
不幸中の幸いというか、発表した論文データはあるから、そこから開発していくしかないな。
こうして、宇宙進出のための制作が始まった。