プリキュアオールスターズ&仮面ライダー&スーパー戦隊vsクレヨンしんちゃん&ドラえもん  ギガントヒーローヒロイン大戦    作:マスターKU

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BLACK vs W


第11話 スーパーヒーローヒロイン激突!!(後編)②

 BLACKの拳を、Wが腕で受け止めた。衝撃で、緑と黒の身体が後退する。BLACKは間合いを離さない。踏み込んだ足を軸に身体をひねり、続けざまに蹴りを放った。

 Wは身を沈めて躱し、黒い左拳を突き出す。BLACKが前腕で弾く。

 返された拳を避けながら、Wは後方へ跳んだ。着地した足元で砂埃が舞い、銀のマフラーが風にはためく。

 

翔太郎「……一発一発が重いな」

 

フィリップ『動きも鋭い。距離を取っても、すぐに詰められる』

 

 BLACKが構え直す。Wも両腕を上げた。

 互いに拳も蹴りも届く距離を知ったうえで、次の踏み込みを待っている。短い沈黙を破ったのは、翔太郎だった。

 

翔太郎「フィリップ、決めるぞ」

 

フィリップ『ああ、翔太郎』

 

 Wの手が腰へ伸びる。ダブルドライバーからジョーカーメモリを抜き、右腰のマキシマムスロットへ装填した。

 

ジョーカーメモリ【ジョーカー!】

 

 スロットのボタンを押し込む。

 

マキシマムスロット【ジョーカー!マキシマムドライブ!】

 

 電子音声とともに、Wの周囲へ風が集まった。地面の砂粒が浮き上がり、足元を旋回する。渦は急速に勢いを増し、緑と黒の身体を包み込んだ。

 その向こうで、BLACKが腰を落とす。両足を踏み締め、拳を握る。

 腹部のキングストーンが輝き、その力が全身へ送り出されていく。赤い複眼は、風の中のWを捉えていた。

 

BLACK「ライダー……!」

 

 地面を蹴る。漆黒の身体が高く舞い上がった。空中で右膝を引きつけ、蹴り込む先へ身体の向きを定める。力を集中させた右足が、赤く輝いた。Wもまた、渦巻く風に乗って上昇する。翔太郎とフィリップは、迫るBLACKを同時に見据えた。

 

翔太郎・フィリップ「『ジョーカーエクストリーム!』」

 

 Wの身体が、中央の銀色の帯を境に左右へ分かれた。緑のサイクロンサイドが先行する。その後方から、黒いジョーカーサイドが続く。

 時間差で迫る二つの蹴撃。BLACKは空中で右脚を伸ばし、その真正面へ飛び込んだ。

 

BLACK「キィィィック!!」

 

 赤い輝きと、緑の風が激突する。轟音。

 BLACKの右足が、先行するサイクロンサイドの蹴りを捉えた。

 衝撃に押され、突き出した脚が僅かに揺らぐ。それでもBLACKは身体の軸を崩さず、そのまま力を押し込んだ。風が弾ける。だが、その直後だった。黒いジョーカーサイドの蹴りが追いついた。

 

BLACK「ぐっ……!」

 

 連続する衝撃が、BLACKの全身を貫く。

 一撃目を受け止めた右脚へ、さらに重い力が重なった。

 

翔太郎「うおおおおっ!」

 

フィリップ『はあああっ!』

 

 Wの二つの半身が、風の中でBLACKを押し返す。BLACKは脚を引かなかった。

 キングストーンの力を右足へ込め、正面から蹴撃を押し通そうとする。衝突点が激しく輝いた。赤と緑、その中を走る紫の光。

 互いの必殺技がぶつかり合い、衝撃波となって地上へ降り注ぐ。BLACKの身体が押し戻される。しかし、Wもまた前へ進めなかった。

 突き出した足先から反動が返り、分かれた左右の身体が大きく揺れる。

 次の瞬間、衝突点で光が炸裂した。

 

BLACK「うわあああっ!」

 

翔太郎・フィリップ「『ぐああああっ!』」

 

 三つの影が弾き飛ばされる。BLACKは地面へ叩きつけられ、激しく転がった。

 Wの左右の半身は空中で再び一つになったが、着地の姿勢を取れない。そのまま背中から落ち、砂埃の中を滑っていく。

 

     *

 

 BLACKが肘をついた。膝を引き寄せ、立ち上がろうとする。

 離れた場所では、Wも片手を地面へ突き立てていた。

 

翔太郎「まだ……!」

 

 上体を起こした瞬間、胸部で火花が弾ける。Wの腕が震えた。BLACKも片膝を立てたが、右脚に力が入らない。

 互いに相手を見る。どちらも構え直そうとしていた。けれど、受けた必殺技の衝撃は、すでに全身へ及んでいた。

 BLACKの身体から、再び火花が噴き上がる。

 ほぼ同時に、Wの緑と黒の装甲を激しい閃光が走った。

 

BLACK「ぐあっ……!」

 

翔太郎・フィリップ「『うわああっ!』」

 

 二つの爆発が、戦場に響き渡った。炎と砂埃が広がり、立ち上がりかけていた二人の姿を覆い隠す。やがて煙が薄れた時、そこにはどちらの姿も残っていなかった。

 仮面ライダーBLACKと仮面ライダーW。

 ライダーキックとジョーカーエクストリームをぶつけ合った二人は、相討ちとなって消滅した。 BLACKの拳を、Wが腕で受け止めた。衝撃で、緑と黒の身体が後退する。BLACKは間合いを離さない。踏み込んだ足を軸に身体をひねり、続けざまに蹴りを放った。

 Wは身を沈めて躱し、黒い左拳を突き出す。BLACKが前腕で弾く。

 返された拳を避けながら、Wは後方へ跳んだ。着地した足元で砂埃が舞い、銀のマフラーが風にはためく。

 

翔太郎「……一発一発が重いな」

 

フィリップ『動きも鋭い。距離を取っても、すぐに詰められる』

 

 BLACKが構え直す。Wも両腕を上げた。

 互いに拳も蹴りも届く距離を知ったうえで、次の踏み込みを待っている。短い沈黙を破ったのは、翔太郎だった。

 

翔太郎「フィリップ、決めるぞ」

 

フィリップ『ああ、翔太郎』

 

 Wの手が腰へ伸びる。ダブルドライバーからジョーカーメモリを抜き、右腰のマキシマムスロットへ装填した。

 

ジョーカーメモリ【ジョーカー!】

 

 スロットのボタンを押し込む。

 

マキシマムスロット【ジョーカー!マキシマムドライブ!】

 

 電子音声とともに、Wの周囲へ風が集まった。地面の砂粒が浮き上がり、足元を旋回する。渦は急速に勢いを増し、緑と黒の身体を包み込んだ。

 その向こうで、BLACKが腰を落とす。両足を踏み締め、拳を握る。

 腹部のキングストーンが輝き、その力が全身へ送り出されていく。赤い複眼は、風の中のWを捉えていた。

 

BLACK「ライダー……!」

 

 地面を蹴る。漆黒の身体が高く舞い上がった。空中で右膝を引きつけ、蹴り込む先へ身体の向きを定める。力を集中させた右足が、赤く輝いた。Wもまた、渦巻く風に乗って上昇する。翔太郎とフィリップは、迫るBLACKを同時に見据えた。

 

翔太郎・フィリップ「『ジョーカーエクストリーム!』」

 

 Wの身体が、中央の銀色の帯を境に左右へ分かれた。緑のサイクロンサイドが先行する。その後方から、黒いジョーカーサイドが続く。

 時間差で迫る二つの蹴撃。BLACKは空中で右脚を伸ばし、その真正面へ飛び込んだ。

 

BLACK「キィィィック!!」

 

 赤い輝きと、緑の風が激突する。轟音。

 BLACKの右足が、先行するサイクロンサイドの蹴りを捉えた。

 衝撃に押され、突き出した脚が僅かに揺らぐ。それでもBLACKは身体の軸を崩さず、そのまま力を押し込んだ。風が弾ける。だが、その直後だった。黒いジョーカーサイドの蹴りが追いついた。

 

BLACK「ぐっ……!」

 

 連続する衝撃が、BLACKの全身を貫く。

 一撃目を受け止めた右脚へ、さらに重い力が重なった。

 

翔太郎「うおおおおっ!」

 

フィリップ『はあああっ!』

 

 Wの二つの半身が、風の中でBLACKを押し返す。BLACKは脚を引かなかった。

 キングストーンの力を右足へ込め、正面から蹴撃を押し通そうとする。衝突点が激しく輝いた。赤と緑、その中を走る紫の光。

 互いの必殺技がぶつかり合い、衝撃波となって地上へ降り注ぐ。BLACKの身体が押し戻される。しかし、Wもまた前へ進めなかった。

 突き出した足先から反動が返り、分かれた左右の身体が大きく揺れる。

 次の瞬間、衝突点で光が炸裂した。

 

BLACK「うわあああっ!」

 

翔太郎・フィリップ「『ぐああああっ!』」

 

 三つの影が弾き飛ばされる。BLACKは地面へ叩きつけられ、激しく転がった。

 Wの左右の半身は空中で再び一つになったが、着地の姿勢を取れない。そのまま背中から落ち、砂埃の中を滑っていく。

 

     *

 

 BLACKが肘をついた。膝を引き寄せ、立ち上がろうとする。

 離れた場所では、Wも片手を地面へ突き立てていた。

 

翔太郎「まだ……!」

 

 上体を起こした瞬間、胸部で火花が弾ける。Wの腕が震えた。BLACKも片膝を立てたが、右脚に力が入らない。

 互いに相手を見る。どちらも構え直そうとしていた。けれど、受けた必殺技の衝撃は、すでに全身へ及んでいた。

 BLACKの身体から、再び火花が噴き上がる。

 ほぼ同時に、Wの緑と黒の装甲を激しい閃光が走った。

 

BLACK「ぐあっ……!」

 

翔太郎・フィリップ「『うわああっ!』」

 

 二つの爆発が、戦場に響き渡った。炎と砂埃が広がり、立ち上がりかけていた二人の姿を覆い隠す。やがて煙が薄れた時、そこにはどちらの姿も残っていなかった。

 仮面ライダーBLACKと仮面ライダーW。

 ライダーキックとジョーカーエクストリームをぶつけ合った二人は、相討ちとなって消滅した。

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