プリキュアオールスターズ&仮面ライダー&スーパー戦隊vsクレヨンしんちゃん&ドラえもん  ギガントヒーローヒロイン大戦    作:マスターKU

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第11話 スーパーヒーローヒロイン激突!!(後編)④

 それぞれ戦いは互角であり、それぞれの攻撃で倒される歴代変身ヒロインとプリキュア、そして仮面ライダー達。

 龍騎も腰のカードデッキから、一枚のカードを引き抜いた。左腕を胸の前へ持ち上げ、ドラグバイザーの上部カバーを開く。右手のカードを差し込み、カバーを押し戻した。

 

 ガシャッ。

 

ドラグバイザー『ソードベント』

 

 ドラグセイバーを召喚しキューティーハニーと交える。


龍騎「はっ!」


キューティーハニー「はぁぁ!」


 両者は互角に戦い、龍騎の攻撃を躱し、ハニーが軽やかに着地する。振り向いたその手で、銀色の刀身がきらめいた。

 

 シルバーフルーレ。

 

 ハニーは柄を握り直し、剣を高く掲げる。先ほどまでの軽快な動きが止まり、敵を見据える眼差しが鋭くなる。切っ先に光が集まった。


キューティーハニー「これで決めます... ハニー……ライトニングフレア!!」

 

 キューティーハニーが地面を蹴る。赤い髪をなびかせ、一直線に間合いへ踏み込んだ。引き絞っていた剣を、腕の伸びとともに突き出す。銀色の閃光が走り、必殺技: ライトニングフレアを放つが、


龍騎「はぁぁぁぁぁ!!」


 なんとドラグセイバーでライトニングフレアを真っ二つにした。


キューティーハニー「!」


 キューティーハニーは必殺技が破れた事に驚き、龍騎は一瞬の隙を逃さず、


龍騎「おりゃぁぁぁぁ」


 ドラグセイバーでキューティーハニーを斬り裂き、


キューティーハニー「きゃぁぁぁぁ!」

 

ドォォォォォォォォォォ

 

 キューティーハニーは爆発した。

 ファイズもその爆発を目にし、龍騎の元に駆け寄ろうとしたが、その前に立つのは、一度、風間トオルを打ち負かした仮面ライダー Xだった。Xの赤い複眼が、ファイズの黄色い複眼を見据える。両者が踏み込んだ。

 攻撃がぶつかり、装甲から火花が散る。それでも互いに退かず、相手へ向かっていく。龍騎がその背後からドラグセイバーで切り裂き、 Xが怯んだ直後!!龍騎、ファイズ、 Xの3 人の一撃が交錯した。激しい衝撃が広がる。フラついた直後!!龍騎も、ファイズも、Xも相討ちとなり、その場から姿を消す。

 マリーがステッキを振ると、その先端に光の球が生まれた。ピーチは足を止めず、斜め前へ走る。

 正面から飛んでくる攻撃なら、横へかわして距離を詰められる。そう考えて踏み込んだ瞬間、マリーの手元でステッキが大きく振りかぶられた。

 

マリー「マリースマッシュ!」

 

 打ち出された光球が、地面すれすれを走る。ピーチは跳んだ。足元を通り抜けた光が背後で弾け、その爆風に押されながら身体をひねる。

 

ピーチ「ブライダルキック!」

 

 着地を待たずに繰り出した蹴りが、マリーへ迫った。マリーはステッキを両手で支え、蹴りを受け止める。

 

マリー「きゃっ……!」

 

 押し込まれた腕が胸元へ近づいた。それでも足を踏ん張り、ステッキを傾ける。ピーチの脚を横へ流し、そのまま先端を振り抜いた。飛び散った光をピーチが身を引いて躱す。互いに着地し、向き直った。マリーはステッキを持ち直す。ピーチは掌を開き、聖ミロワールを掲げた。

 

ピーチ「ブライダルフラッシュ!」

 

 鏡面から放たれた光が広がった。マリーはステッキを回しながら後退する。受け流しきれなかった光が肩先を掠め、身体が傾いた。ピーチが近づく。マリーはその足元へ光球を打ち込み、進路を塞いだ。爆ぜる光を前に、ピーチも足を止める。近づけばステッキによる反撃が来る。離れれば光球が飛んでくる。

 一方、マリーも息を切らしていた。光球を躱される度、ピーチは確実に距離を詰めてくる。もう一度蹴りを受け止めれば、今度は腕が耐えられないかもしれない。二人は、ほぼ同時に武器を構え直した。ピーチの手に、頂部へ大きな水晶球を備えた聖クリスタルが現れる。マリーはステッキを胸の前へ引き寄せた。先端に光が集まり、周囲を小さな輝きが巡り始める。

 

ピーチ「ここで、決めます!」

 

マリー「私だって……負けない!」

 

 ピーチが聖クリスタルを前へ向けた。水晶球の内側で、光が膨らむ。

 

ピーチ「セントクリスタル・ラブ・フォー・ユー!」

 

 マリーもステッキを振り上げた。

 

マリー「マリーハートフラッシュ!」

 

 二つの光が放たれる。真正面から衝突した輝きが、二人の中央で大きく膨れ上がった。

 ピーチは両手で聖クリスタルを支える。マリーはステッキを握る腕を伸ばし、押し返してくる力に耐えた。

 

マリー「くっ……ううっ……!」

 

ピーチ「まだ……!」

 

 足元の砂が流れる。二人とも後退していた。それでも武器を下げず、残った力を注ぎ続ける。衝突点から細い閃光が幾筋も走った。

 次の瞬間、押し合っていた光が砕けた。

 

マリー「きゃあああっ!」

 

ピーチ「ああああっ!」

 

 奔流が両側へ噴き返し、二人を直撃する。吹き飛ばされたマリーが地面を転がった。ピーチも背中から落ち、聖クリスタルを抱えたまま膝をつく。

 マリーはステッキを支えに立とうとした。ピーチも顔を上げる。しかし、その身体に残った輝きが、急激に強まった。二人の足元から光が噴き上がる。ほぼ同時に起きた爆発が、マリーとピーチを包み込んだ。煙が晴れたとき、どちらの姿も残っていなかった。

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