鉄道公安隊特捜班の高山は、かなりの鉄道マニアなのである。
「ほう、高山は休暇で「エーデル鳥取」に乗ったのか。」
と、南は言った。
「うん、とても眺めがよかったよ。」
「へぇー。」
「山陰海岸の余部鉄橋を渡って、新大阪から鳥取へ結んで走るディーゼル特急なんだよ。」
「ほう、これは人気の列車なんだね。」
と、岩泉は言った。
「だが、旅行中に事件に起きるとはな。」
「ええ。」
だが、高山の休暇後に事件が起きるとは予想もしなかった。
事件が起きたのは、3日後の事だった。
「皆、ちょっと来てくれ。」
と、高杉は言った。
「えっ。」
「はい。」
「実は今、警視庁から指名手配犯が逃亡していると入電があった。」
「えっ、どの人ですか。」
「この男だ。」
と、高杉は写真を見せた。
「誰なんです、この男。」
「ああ、名前は磯部 亮一、47歳だ。」
「その男は、何をしたんですか。」
と、小海は高杉に言った。
「実は、その男は広域手配されている。」
「えっ。」
「班長、それ本当なんですか?。」
「ええ、彼は婦女暴行と強盗殺人で逃亡していると連絡が会った。」
「わかりました、早速警戒しておきます。」
「うん、頼むよ。」
そして、南と高山と小海は早速警戒に当たった。
「あっ、わかったは彼が何処へ逃亡したか。」
「えっ、わかったのか。」
「うん。」
次の日、南と高山は新幹線に乗って警乗に当たった。
「つまり、彼女は磯部と接触するんでしょうか?。」
「ああ、その可能性があるな。」
「ええ。」
そして、南と高山が乗った新幹線「のぞみ3号」は12時00分に博多へ到着し、恐らく彼は12時18分の特急「つばめ11号」に乗って西鹿児島へ向かった。
特急「つばめ」の車内にて
「と言う事は、犯人はすでに西鹿児島へ逃げているって事になりますね。」
「ええ。」
16時18分、南と高山が乗った特急「つばめ11号」は西鹿児島駅に到着した。
「やはり、彼女と一緒に降りたんじゃないのかな。」
「ええ、とにかく公安室に待機しておこうか。」
「もし、彼女が乗ったとしたら18時16分東京発の寝台特急「はやぶさ」に乗り、西鹿児島に到着するのは15時10分だから、もう彼女はその男に会いに行ったんじゃないのかな。」
「それも、考えられるな。」
暫くして、小海がやって来た。
次の日、南と高山と小海は錦江湾付近へ向かった。
「お、おいっ、高山。」
「間違いない、手配中の磯部だ。」
「何で、錦江湾付近で殺されなきゃならなかったんだ。」
「うーむ、わかったよ。」
と、南は言った。
「きっと、共犯がいた可能性があるな。」
「ええ。」
高山と南は、錦江湾で起きた事件の事を高杉班長に報告した。
そして、2時間後。
「やはり、磯部を殺したのはお前か。」
「ん、誰だてめぇは。」
と、馬込は驚いていた。
「鉄道公安隊だ、話を聞かせてくれるか。」
「くっ、くそっ。」
「待てぇー。」
そして、南と高山は事件の真犯人は馬込が犯人と分かった、そして馬込は女と一緒に逃げ去って行った。
「はっ、しまった。」
「こいつが、どうなってもいいのか。」
そして、南は拳銃を取り出した。
「高山と小海は、裏から回れ。」
「はいっ。」
そして、南が発砲した。
「ぐはっ。」
高山は、馬込を確保し、手錠をかけた。
「く、くそっ。」
小海は、1人の女性を救出した。
「大丈夫ですか、栗原さん。」
「あ、はい。」
こうして、鹿児島の事件は解決した。
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