只見線 金曜日の痴漢・叙情歌を歌う男   作:新庄雄太郎

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そして、善子と一緒に旅行へ行きます

善子ちゃん、誕生日おめでとう!


達仁と善子の2泊3日有給旅行殺人事件

この日、南は7月の連休で休暇を取ることが出来た。

 

「さーてと、今日は仕事は早く終わったし、そろそろ上がるとするか。」

 

と、高杉は言った。

 

「ああ、班長。」

 

「何だい、南。」

 

「私は明日の夜から休暇を取らせていただきます。」

 

「そうか、南は明日の夕方から休暇だったな。」

 

「ええ、今日は善子と一緒に2泊3日で旅行へ行こうとね。」

 

「ほう、善子ちゃんと一緒に2泊3日で旅行ですか。」

 

と、高山は南に言った。

 

「ええ、今日の夜に出発するんです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「さて、そろそろ善子が待ってるから急ぐよ。」

 

南は、そう言って善子を待つ駅へ向かった。

 

「善子、待ったか。」

 

「ええ、待ったわよ。」

 

「久しぶりの休暇だから、一緒に旅行が行けれるよ。」

 

「ああ。」

 

「じゃあ、行こうか。」

 

「ええ。」

 

そう言って、達仁と善子は休暇を利用して2泊3日の旅に出た。今回は達仁と善子が2泊3日で京都。だが、2泊3日の旅行が殺人事件が起きることは誰も予想はしなかった。

 

「えーと、次の山陰本線特急「はしだて1号」は9時25分発か。」

 

「ゴールデンウィンクに北海道へ行って、今回は新幹線に乗って京都へ。」

 

「ああ。」

 

「あっ、来たわよ。」

 

「よしっ、乗ろうか。」

 

「ん、何あれ。」

 

「きっと、再婚旅行だよ。」

 

と、達仁は言った。

 

「再婚旅行か。」

 

「ああ。」

 

「善子、乗るぞ。」

 

「ん、善子じゃなくてヨハネ!。」

 

と、善子は怒って達仁に言った。

 

ファーン!

 

9時25分、達仁と善子が乗った特急「はしだて1号」は京都駅を発車した。

 

「今日は楽しみだよな。」

 

「ええ、1日目は天橋立へ行くんだから。」

 

「やはり、いいよな京都は。」

 

「うん。」

 

「次は、能登の輪島だよね。」

 

「ああ。」

 

11時19分、特急「はしだて1号」は天橋立駅に到着した。

 

「やっと、天橋立ね。」

 

「ああ、すこし見物するか。」

 

そこへ、私服を来た鉄道公安隊と駅員へホームへ向かった。

 

「何処だ!、死体が見つかったのは。」

 

「19分に到着した、特急「はしだて1号」の車内で。」

 

「死んでるのは、男性のようです。」

 

と、乗り場へ向かった。

 

「ん、まさか。」

 

「一体、どうしたって言うの?。」

 

「車内で殺人のようだよ。」

 

「行っているか。」

 

「ええ。」

 

早速、達仁と善子はホームへ向かった。

 

「はっ、この人は。」

 

「和也さんだ。」

 

「ああ、知ってるんですか?。」

 

と、南は言った。

 

「ええ。」

 

「私とその人は先月再婚したんです。」

 

「なるほど。」

 

そこへ、車掌は南に言った。

 

「あのー、あなたは。」

 

「私は鉄道公安隊の物です。」

 

「そうですか、どうぞ中へ。」

 

「やはり、犯人は毒殺の可能性があるな。」

 

数分後、京都府警のパトカーが到着した。

 

「そうですか、どうもご苦労様でした。」

 

そう言って、達仁と善子は天橋立駅を後にした。

 

「うわー、美しいわ。」

 

「本当だよ。」

 

「内浦の海と比べると多いのね。」

 

「ああ。」

 

そう言って、達仁と善子は天橋立を観光した、そして、次の日に京都の金閣寺と清水寺、京都からは北陸本線の特急「雷鳥」に乗って奥能登の輪島を観光した。

 

暫くして、南は特捜班に出勤した。

 

「へぇー、京都と奥能登か。」

 

「うん、1日目は天橋立を観光して、次の日には金閣寺と清水寺を観光して、次の日に京都から特急に乗って奥能登の輪島へ行ったんだよ。」

 

「2泊3日で京都と奥能登へ行くなんて。」

 

「まぁね。」

 

そこへ、1本の電話が入って来た。

 

「はい、公安特捜班、えっ、特急「はしだて1号」で男性の死体、うん、えーと名前は東京都在住で広川和也さん34歳、わかりました早速調査してみます。」

 

と、松本は電話を切った。

 

「班長、京都府警から捜査協力の要請です、広川和也さんが特急「はしだて1号」の車内で死体で発見されました。」

 

「えっ、特急「はしだて1号」の車内で。」

 

「南、知ってるのか。」

 

「ええ、丁度休暇中で一緒に乗っていたんです。」

 

「なるほどね。」

 

「班長、死因は?。」

 

「京都府警の話だと、恐らく薬物中毒と考えられる。」

 

「ほう、なるほど。」

 

そして、高山と桜井は広川の自宅へ向かった。

 

「そうか、お父さんが京都へ行ったまま帰ってこなかったから心配していたんだね。」

 

「うん、私はおばあちゃんと一緒に留守番していたのに、心配していたから。」

 

「なるほどね。」

 

暫くして、高山と桜井は高杉に報告した。

 

「ええ、広坂さんの所の娘さんのかすみちゃんと英子さんは再婚し、一昨日に再婚旅行で京都へ行っていた事がわかりました。」

 

「ほう、それで前の夫は。」

 

「実は、その夫なんですが前の夫の泰彦さんなんですけどね、英子にDVを受けていたんです。」

 

「ほう、そんな事が。」

 

「ええ。」

 

「南、その2人が列車に乗っていたのか。」

 

「ええ。」

 

「状況からすると、私と善子が特急「はしだて」に乗ったのは9時25分頃だ。犯行時刻は綾部から福知山辺りと思われます。」

 

「ほう、この時間帯で殺人が行われたのか。」

 

「ええ。」

 

翌日、南は善子に事件の事を話した。

 

「えっ、特急「はしだて」で殺人。」

 

「そうなんだ、この事件で何か気づいたことはあるか。」

 

「そうね、福知山辺りで怪しい男を見たわ。」

 

「その男は、いくつ位の男か覚えている。」

 

「そうね、身長は思い出せないけど年齢は30代位で少しちょび髭の男だったわよ。」

 

「そうか、ありがとう。」

 

と、南は電話を切った。

 

「班長、善子から目撃証言がありました。」

 

「おう、本当か。」

 

「30代位の男性で少しちょび髭をした男が福知山辺りで目撃していた。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、我々も特急「はしだて1号」に乗って見ようか。」

 

「ええ。」

 

「早速、乗って見ましょう。」

 

「ええ。」

 

次の日、南と高山と小海は東京駅から6時56分発の新幹線「のぞみ3号」に乗り、京都へ到着したのは9時11分、京都から9時25分に発車する特急「はしだて1号」に乗って天橋立まで向かった。

 

福知山駅

 

「発車した後に綾部で広川を殺害して、犯人は福知山で下車した。」

 

「そうか、犯人はこれに乗ったんだ。」

 

「そして、福知山に到着するのは10時39分だ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

そこへ、1人の女に会った。

 

「ちょっとアンたら、何してんのや。」

 

「ん。なんだ君は。」

 

「何だ、君は。」

 

と、南は言った。

 

「うち、大阪鉄道管理局福知山鉄道公安室 第二警備班 米坂未遥や、アンタらは何かの事件の捜査か。」

 

「ええ、実は特急「はしだて1号」の車内で殺人事件が発生しまして、特捜班はこの捜査をしていまして。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「目撃者の話では、30代位の男かここで下車した可能性があるんですが。」

 

「そう言えば、その男は見たな。」

 

「米坂、それは本当か。」

 

「ええ。」

 

小海は早速、男のモンタージュ写真を見せた。

 

「もしかして、この男かな。」

 

「そうよ、この男よ。」

 

「なるほどね。」

 

「犯人は福知山で下車して、そこから別の列車に乗り換えた可能性があるな。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、その男は被疑者の可能性があるから警戒しておくように。」

 

と、南は米坂に言った。

 

「うん、わかったわ。」

 

そして、南と高山と小海が乗った特急「はしだて1号」は天橋立に到着した。

 

「そこで、死体を発見した。」

 

「なるほどね。」

 

翌日、1人の男が城崎へ行っていたと言っていた。

 

「ええ、私は同窓会ツアーで城崎温泉へ行っていました。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「次の日に、友人と一緒に出雲へ行きました。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「城崎温泉へ行く時は列車で行きましたか。」

 

「ええ。」

 

「私は新大阪から特急に乗って城崎へ行ったからね。」

 

「なるほど、つまり新大阪か京都で特急に乗ったんですね。」

 

「ええ。」

 

と、その時だった。

 

「ん、この男は確か犯人似ていますね。」

 

「ええ。」

 

「本当に特急に乗って、城崎へ行ったのかな。」

 

早速、時刻表で調べて見た。

 

「京都から城崎へ行くには特急「きのさき」に乗って行く事は出来るな。」

 

山陰本線・特急「きのさき1号」

 

京都発8時58分 乗車

 

城崎着11時19分 下車

 

所要時間 2時間12分

 

「丁度、特急「はしだて1号」が到着時刻ですね。」

 

「待てよ、城崎温泉だったら新大阪発のL特急「北近畿5号」があるじゃないか。」

 

「そうか、犯人はこれに乗って城崎へ行ったんだよ。」

 

東海道・山陽新幹線「のぞみ3号」

 

東京発6時56分 乗車

 

京都着9時11分 下車

 

山陰本線・特急「はしだて1号」

 

京都発9時25分 乗車

 

綾部付近で広川を殺害

 

福知山着10時39分 下車

 

特急「北近畿5号」

 

福知山発11時35分 乗車

 

城崎着12時42分 下車

 

「そうか、犯人はこれを利用したのか。」

 

「これで、三山のアリバイは崩れたわ。」

 

と、桜井は言った。

 

そして、南と高山と小海は天橋立へやって来た。

 

「三山さん、翌天橋立へ来るんですか。」

 

「ええ、私に何か。」

 

「この事件の犯人は、三山さんあなたが犯人何ですよ。」

 

と、南は言った。

 

「何なんですか、いきなり。」

 

「あなたは京都から特急「はしだて1号」に乗って福知山で城崎へ行ったんですね。」

 

「それは、どういう事なんですか。」

 

「つまり、あなたは京都から特急「はしだて」に乗って綾部辺りで広坂さんを薬物中毒させ、あなたは福知山で下車して、そこから特急「北近畿」乗り換えて城崎へ行ったんですね。」

 

「だったら、何が言いたいんですか。」

 

「ところが、1人の少女があなたを福知山で目撃していたんですよ。」

 

「えっ。」

 

「つまり、殺害後に福知山で特急「北近畿」に乗り換えて城崎へ行ったとはね。」

 

「くっ、くそー。」

 

そこへ、京都府警の音川警部と部下の刑事がやって来た。

 

「三山輝彦、殺人容疑で逮捕する。」

 

部下は三山を手錠をかけた。

 

「さすが公安特捜班、中々いい感をしているようだな、よしっ、連行しろ。」

 

「はっ。」

 

そして、翌日。

 

「さすがねっ、公安特捜班は。」

 

「うん、まぁね。」

 

「ああ、そうや、福知山で麻薬の売人を逮捕したで。」

 

「おお、それは本当か。」

 

「うん、特急「はしだて」で起きた殺人も関与しているな。」

 

と、米坂は言った。

 

 




ゲスト出演

福知山鉄道公安室 第二警備班

米坂未遥
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