ゲゲゲの謎 龍の花嫁ルート(旧題:龍の花嫁)   作:負犬惜志夢

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申し訳ありません、失踪してました。
お久しぶりです
文が怪しいですが、この際、安定しなくても書きります
お願いします


くもりのちあめ

丙江おばさまが行方不明になってしまった。

 

水木さんと結婚した丙江叔母さまが行方不明になった。

私はあの後のことを知らない。

 

気づいたら、自分の部屋で寝ていた。

 

私は昨日確かにすべてを終わらせてしまおうと思った。

 

終わらせようとして、水木さんのもとに向かった。

 

だけど、あの時の丙江おばさまの姿をみてしまった。

 

この気持ちの行き場を失ってしまった。

 

「話してもらえますよね?水木さん」

 

沙夜は母の声で身がすくんだ。

 

縛られた水木に投げかけている。

 

「昨日、最後に丙江さんと一緒にいたのはあなたですよね?」

 

水木さんは頭を上げず、話を聞いている。

 

「あなたがこの村にきて、時麻呂お兄様と丙江さんが行方不明になりました」

 

「私は」

 

「この男は、お父様がいない今、龍芽を乗っ取ろうとしている」

 

母が水木の声をかき消した。

 

「いま、龍芽が脅かされようとしている。そんなことはあってはならない」

 

 

控えていた分家の怒号が飛び交う。

声だけで人の命に届きそうな悍ましい声が体を揺らす。

 

「龍芽に逆らうものは何人たりとも許されない。」

 

控えていた家人が刃物を持って水木のもとに来た。

 

凶刃が水木さんに振るわれようとしている。

 

体が動かない。

声が出ない。

 

見ていることしか、できない。

 

「犯人つかまえました!!」

 

凶刃を止めたのは、小柄な家人の子だった。

 

周りの人はあっけを取られていた。

先ほどの怒号とは打って変わって沈黙が辺りを支配した。

 

「こ、こいつが犯人です。」

 

そういって、男を差し出した。

 

浴衣を着たほっそりとした男だった、肌もひどく青白くこの世のものではないような

 

「は、はやく、そいつの首をはねろ!」

 

誰かの声により、再び声が飛び交う。

 

この事態を引き起こした、母は思わぬ展開になり、絶句していた

この場の収集がつかなくなっていた。

 

しかし、私はひとまず水木さんの身の安全が確保されたことに安堵していた。

 

この安堵は水木さんと知り合ってから、生きていくなかで後悔してもしきれないことになった。

 

「やめろ!」

 

声がした。

この混沌と化した場を制した。

 

「い、いったん話し合いましょう。話し合って、二人の居場所も突き止めましょう、きっと、生きていますから。」

 

どうして

 

「きっと、見つかります、よね?社長。」

 

どうして、そんなことするの?

 

「…きみたち、いったん下がりなさい。」

 

父がばつが悪そうな表情で指示を出した。

 

「ひとまず、この二人の身柄はこちらで預かる。後ほど、処遇を言い渡すから、いいな?」

 

そう、周りに言い聞かせた。

 

それを、聞いた水木さんはこちらを見て

 

「…ッ!」

 

微笑んだ

 

私が怖がらないように心配しないようにと

 

私のためを思ってのものだった。

 

でも、その時の私にとっては

 

水木さんのために動けなかった私への罰になった。

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