ゲゲゲの謎 龍の花嫁ルート(旧題:龍の花嫁)   作:負犬惜志夢

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遅れてすいません。


朝の話

─────水木の朝は早い。

 

4時に起き

5時に身支度と朝食を済ませ

6時に電車に揺られ

7時前に会社につき

7時から朝会

8時〜11時まで外回り

12時に昼食

13時〜15時まで書類作業

15時〜17時まで会議

20時退社予定

────この日は22時に帰宅。

0時に寝る

 

これが基本で週に6回である。

休日という休日も起きる時間は変わらない。

というより、元々寝る時間が病的に少ない。

 

しかし彼には眠気に勝る焦燥があった。

 

『これ以上なにも失いたくない』

 

地獄から生還した水木の帰る場所はすっかり焼け果てていた。

親戚に騙されて金銭を失った彼には強くなるしか生きていかなかった。

 

「水木さん」

 

「──。」

 

振り返り、目を合わせる。

 

「おはよう」

 

「おはようございます」

 

彼は一人で強くなるしかなかった。

 

「まだ寝ていてもいいんですよ?」

 

日が昇るよる早く家を出て、沈むより遅くまで奮闘する他なかった。

 

「いえいえ…水木さんが仕事に行くのに寝てはいられませんよ」

 

水木は朝日の眩しさを思い出した。

 

「仕事ですから、沙代さんが無理する必要はないですよ」

 

水木は夕日の寂しさを思い出した。

 

 

沙代がきて水木の日常は日の明かりを取り戻せた。

 

 

「そんなわたしはぁわふぐぅっ」

 

「…」

 

「…///」

 

彼女は大きな欠伸をした。

 

「っフフフ」

 

「あー!笑いましたね?!」

 

恥ずかしさの頬の照りから、怒った時の赤い顔

 

「!いや、その」

 

「今日は弁当抜きですよ!」

 

彼女のころころ移り行く表情は日の光なんかよりもよほど───

 

彼の目に、光が映った。

 

「それは…困るけど、沙代を休ませられるなら。」

 

「〜〜〜〜〜〜もう!」

 

今日も彼女の顔は赤く染まる。

今日の表情は荒れ模様のようだが

 

「さっさと準備してください!」

 

「もう終わってるよ」

 

「、そうですか…」

 

おっと、陰ってしまった

 

「…ーあ、ネクタイ曲がってるかも」

 

「あ!じゃあ結びますね」

 

どうやら今日はよく晴れそうだ

一時はどうなることやらと思った。

 

「ちゃんとできる?」

 

「任せてください、いない間ちゃんとできるように練習しました。」

 

胸元のネクタイに手が伸びた。

 

「…」

 

「…」

 

見てるこっちが熱くなってくる。

 

シュル、シュル

 

「…」

 

「…止まってますよ。」

 

「…すいま、せん。」

 

目があった。

 

「───。」

 

「…」

 

顔が近付いて

 

ぐーーーーーーーー

 

「あ」

 

「〜〜〜〜〜〜///」

 

腹がなった。

 

「ご飯にしましょうか」

 

「…」

 

「沙代さん?」

 

「もう知りません」

 

機嫌を損ねてしまった。

時間ギリギリまで側についてなんとか、許してもらえた、、、

日の頭が眩しかった。




テスト週間でもやります、できたら。
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