ご了承くださいな。
こんにちは、高城直人です。
今、謎のまっしろな空間にいます。
そして目の前の変な男の人が何か言っているんですけど。
僕にはどこの言葉なのか理解ができないんです。
あ、だんだん涙目になってきました。
ちょっと待って!僕に妙な罪悪感を与えないでくださいよ!
ちゃんと僕に分かる言葉で話してくださいって!
というかさっきのは日本語だったでしょう!
この人わざとやっているんですかねぇ。
そしてこれがいわゆる日本語でおkってやつですね。
「おい、聞いてんの?泣くよ?ここまで無視されると泣くよ?」
「え?」
驚きました。
日本語でおkって思ったら日本語に聞こえたんですよ。
「おっ!やっと反応が返ってきた!やったよやった!!」
今度はやったやった言いながら踊り始めました。
なんなんですかこの人。
とりあえず話しかけてみましょうか。
「あのーすみません。」
「やったー!っしゃあああ!反応キター!!」
「あの「おっっしゃぁー!!!」…」
「あ「アハハ!やった、反応が返ってきたんだ!!」えー…」
これ、どうすればいいんですか。
あーもうどうにでもナーレ!
― 少年奮闘中 ―
「あ、いやすまない…」
「いや、いいんです。結果的に無視してしまった僕も一応悪いんですから。」
「あぁ、しかし翻訳機能の暴走か。すぐに直ったから良かったものの…」
…疲れました。
目の前の人の注意を引くことが意外と大変でした。
今の僕の態勢はおーあーるぜっとですよ…
最終的に顔面を殴る直前に寸止めして気づいてもらいましたけど。
「それで、何で僕はこんな所に居るんですか?」
「あぁそうだった。そこのところ説明しとかないとな。えーと、まず俺は神様ってやつだ。
それでお前がここに居る理由なんだけどな、俺がミスして死んでしまってさー。
まぁそんなわけでとりあえず死後の魂をここに呼んだってわけさ。」
「えー。」
まさかまさかのここまでテンプレだとは思いませんでした。
「ていうか死因教えてくださいよ。」
「あー、まぁなんというか…平凡な住宅街で上空から降ってきた鉄骨に潰されて圧死。」
「うわぁ…鉄骨って。なんというかまぁ、何故に?」
「知らんよ。本当になんで鉄骨なんだろうか。あれ、誤魔化すのに結構苦労したんだぜ。
世界のミステリーみたいな番組で放送されたし。」
お疲れ様です。
ところで
「僕はこれからどうなるんですかね?」
「ん、そうだな。お前等の所の二次創作みたいにテンプレ転生するか?」
「マジですか。」
「マジなんだ。」
神様がテンプレを分かってることのほうが驚きですよ。
「えー、ということは特典つき?」
「おう。あぁ、でもそうだな。特典は5個までだな。それぐらいがよくあるみたいだし。」
「5個は多い方ですよね。」
「でもそっちの方が良いだろ?」
「もちろんです。それで行く世界とか決まってますか?」
「そうだな、インフィニット・ストラトス、魔法先生ネギま!、
魔法少女リリカルなのは「なのはでお願いします」即答かよ。」
これに関しては迷う必要も無いですからね
でも特典5個となると迷いますね。
東方の八雲紫のスキマとかフェイトちゃんに会うのに便利ですし、
お空の核融合でニュークリアブレイカーも夢があっていいですよ。
それにDMCのダンテのスタイリッシュな能力も魅力的なんですよね。
GBAのロックマンゼロも格好いいし、ガンダムシリーズも捨てがたい。
まぁ二つは決まっているんですけどね。
「神様神様、特典は今の所二つ決まりましたよ。」
「おう、なんだ?言って見ろ。」
「僕の前世で使っていた私の愛機を魔改造して持って行きたいんですけど。」
「…前世?」
「はい、僕にはいわゆる前世の記憶があるみたいでしてね。」
「ちょっとまて、お前の記憶見てみるがいいか?」
「…まぁ、いいですよ。」
僕の記憶を覗いているんでしょうけど中々面白い顔になっていますね。
まさに驚愕といったような呆然といったようなね。
「……お前、なのはだったのかよ。」
「はい、そうですけど。」
「うわぁ、まさかこんなことがあるなんてな。これは予想外だ。」
「それで、私が使っていたレイジングハートは持っていけるんですか?」
「あ、あぁ。それは大丈夫だ。問題は無いだろう。」
「よかったです。それで改造案ですけど……」
元のレイジングハートの機能に加えて
・魔力の完全な隠蔽能力付加
・近接戦闘用モード(小太刀、大剣、銃槍、鎌、甲爪)の追加
・遠距離戦闘用モード(スナイパーライフル、ソードビット、ライフルビット)の追加
・情報処理能力等の強化
・他デバイスとの同期
「こんなところですね。」
「ほう、これはまたすごい魔改造だな。とりあえず問題はないぞ。
二つ目はなんだ?」
「僕を高町なのはとして転生させてください。」
「まぁ、大丈夫だろう。元々が高町なのはだったのなら特に問題はないな。」
さて次ですけど…うわぁ、迷う
う~ん、やっぱりこれですかねぇ。
「神様、三つ目はですね、能力の成長限界突破に取得経験値3倍って出来ますか?」
「おー、ちょっとまっとけ…圧縮圧縮ゥ、能力を圧縮!よし、どうにか特典1個分に入ったぞ。
次の特典はなんだ?」
よし、これだけで実質二つ分ゲット!
後二つかぁ…うん、スキマにしようかな。
いやでも他にBLAZBLUEのラムダのソードサマナーもいいしなぁ。
イノベイター、SEED覚醒も欲しいなぁ。
ハガレンの錬金術は色々便利だし。
う~ん…スキマ、SEED覚醒、核融合、魔人化、錬金術……
よし
「四つ目と五つ目はですね、東方の八雲紫の境界を操る程度の能力と、
同じく東方の霊烏路空の核融合を操る程度の能力に決めました。」
「これはまた、随分なチートを持ってきたな。
言っておくが、それらの能力はちゃんと制御訓練しないとまともに使えんぞ。」
「まぁ、そんなことだろうとは思いましたけど。」
最初から全力全開では使えないんですね。
……あ、そうだ。
「質問ですけど、核融合の方は非殺傷設定は有効になるんですかね。」
「そこは大丈夫だ。心配しなくても非殺傷にはできるぞ。」
あぁよかった。一応非殺傷に出来ないと怖いですからね。
とりあえずはこんな感じですかね。
「ふむ、これで終わりか。レイジングハートはお前のスキマの中に入れておくからな。」
「ありがとうございます。それで、次はすぐに転生ですか?」
「そうなるな。お前の場合はある意味逆行か?」
「ですかね~。」
「それじゃ行くぞ。準備は良いか?」
「大丈夫ですよ、問題ありません。」
「あぁ、そうか。とりあえず頑張れよ。」
一瞬の浮遊感の後に落下、これが所謂テンプレ落とし穴ですか。
ていうか落ちるの長いんですけど。
いつまで続くのこれ…本当に長い、長いながいながいナガイ。
そして僕は考えるのをやめた。
スキマはフェイトに会いに行くのに多用される予感。
むしろのぞk(ここからは血が滲んでいて見えない)