葬送のフリーレンside story 不死身の剣士編   作:カメロンパン丼

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初投稿です。勝手な設定とかありますが温かい目で見守ってくれるとありがたいです。


この世界の住人じゃない。

フリーレン「私は反対だよヒンメル。」

 

ヒンメル「どうしてだい?」

 

ヒンメル達勇者一行は旅の途中でフリーレンの案内によって伝説にある不死の剣士バハトがいる場所を訪れようとしていた。

 

フリーレン「どうしても何も、バハトは危険すぎる。」  

 

ヒンメルは魔王と渡り合う程の実力の持ち主であるバハトに興味を持ち彼に話を聞きに行こうとしていたところをフリーレンに止められていた。1000年前にバハトに会った事のあるフリーレンは彼の強さを理解していた。

 

アイゼン「そんなに強いのか?」

 

フリーレン「ああ、多分バハトには先生でも勝てなかったと思う。」

 

戦士であるアイゼンがフリーレンのかなりの警戒具合に疑問を持ちバハトの強さを尋ねると自分の師であるフランメよりも強いと断言したことにより勇者一行のメンバーは少し驚く。

 

ハイター「でも魔王を倒そうとしたって事はそんなに悪い人でもないんじゃないですか?」

 

フリーレン「バハトは誰の味方でもないよ。」

 

僧侶であるハイターは魔王を倒そうとする者どうしということもありバハトは悪い奴ではないのではないかとフリーレンに尋ねるがすぐに否定される。

 

ヒンメル「僕もハイターと同じ考えだ。」

 

フリーレン「ヒンメルまで、何か根拠はあるの?」

 

ヒンメル「なんとなくだ。」

 

フリーレン「またそれか。」

 

フリーレンはヒンメルの何の根拠もない自信に、はぁとため息を吐きながらも渋々バハトの元を訪れることを了承した。

フリーレン「言っておくけどもしバハトと戦うことになっても私は()()()()()()()()()()()()からね。」

 

ヒンメル「その時は僕達でなんとかするさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーレンの案内によって勇者一行はバハトが住処としている古い屋敷に着いた。

 

フリーレン「着いたよ。」

 

ヒンメル「ここに不死身の剣士がいるのか。」

 

ヒンメルは恐る恐るバハトがいる屋敷の扉を叩いた。

扉が開いて中から出てきたのは、黒いズボンを履き上半身裸の上に黒いローブを着て不死鳥を模様したエンブレムがはめてある剣を持った人物だった。

 

バハト「誰だ?」

 

ヒンメル「はじめまして。君が伝説に出てきた不死身の剣士かな?」

 

バハト「だったらなんだ。」

 

バハトは急な訪問者たちに警戒心を剥き出しにしている。それでもヒンメルはバハトの警戒心を解こうと柔らかな口調で説得を試みる。

 

ヒンメル「僕達は魔王を倒す為に旅をしているんだ。そこで是非とも魔王と戦った事のある君の話しを聞きたいんだ。」

 

バハト「帰れ。お前らに話す事なんて無い。」

 

そうしてバハトはヒンメル達を突き放そうとするが、

 

フリーレン「バハト。」

 

バハト「あ?」

 

聞き覚えのある声が聞こえて振り返る。

 

フリーレン「久しぶり、1000年ぶりくらいかな。」

 

バハト「お前、あの時のエルフか。」

 

唯一知っている顔がありバハトは少し警戒心を解いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ警戒はしているもののバハトはヒンメル達を屋敷に入れ話しを聞くことにした。以外と素直に入れてくれた事にフリーレンは拍子抜けをしていた。自分が説得したところでどうせ無駄だと思っていたからだ。

 

バハト「で、お前らは何が知りたい?」

 

無愛想な態度でバハトが尋ねるとヒンメルがその質問に答える。

 

ヒンメル「君の話しを聞かせてくれ。」

 

バハト「は?」

 

バハトは魔王の弱点や能力の事を聞かれると思っていた為ヒンメルの予想外な質問に疑問を浮かべる。 

 

バハト「何故そんな事を聞く。」

 

ヒンメル「確かに最初に君の事を知った時は、たった一人で魔王と渡り合うなんてどんなバケモノだろうと思ったけど、でも君は僕が思っていたよりもずっと優しい目をしている。」

 

バハトには理解できなかった。コイツは何を言っているんだと、争い憎み合う、それが人間の本質だと思っていた。人がいる限り争いはなくならない。だから全てを無に帰す事で全て終わらせようとした。そんな自分が優しいと目の前の男ははっきりと言った。

 

ヒンメル「だから君の事を知りたいと思ったんだ。」

 

その時バハトにはヒンメルの姿がある男と重なって見えた。かつて剣を交えて自分に人の想いの強さを教えた炎の剣士と、

 

バハト「条件がある。」

 

バハトはヒンメルの熱意に押し負けて頼みを聞くことにした。だがバハトも自分の過去を話すのは好きじゃない。そこで条件を出すことにした。

 

バハト「魔王からあるものを取り返してきてもらう」

 

ヒンメル「分かった。それで、何を取り返してくればいい?」

 

バハト「全知全能の書

 

フリーレン「全知全能の書?」

 

聞いた事の無い本の名前にフリーレンは疑問を浮かべる。

 

バハト「全知全能の書は世界を造りかえる事すら出来る力を宿した本だ。」

 

勇者一行「...!!」

 

バハトの信じられない発言に勇者一行のメンバーは驚きを隠しきれない。

 

ヒンメル「そんなものが実在するのか。」

 

バハト「ああ、全知全能の書の半分は俺の手元にあるがもう半分は魔王軍の連中に盗まれた。だからそいつを取り戻すと約束する代わりに俺の話しをしてやる。」

 

フリーレン「信じられない。」

 

今まで黙っていたフリーレンがバハトの話しを否定する。

 

フリーレン「そんな強大な力を秘めた物なら何かしらの神話になっている筈だ。だけど千年以上生きてきた私でさえそんな話しは噂ほどにも聞いた事が無い。」

 

フリーレンはバハトと同じくらいの長い年月を生きてきた自分ですら聞いた事も無い話しに納得がいかなかった。

 

バハト「当然だ。全知全能の書は元々()()()()()()()()()()()代物だからな。」

 

フリーレン「?」

 

バハト「俺がこの世界に来ると同時に全知全能の書もコッチの世界に来たんだろ。」

 

フリーレン「さっきからバハトは何を言ってるの?」

 

バハトの意味不明な言動に思わずフリーレンは聞き返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バハト「俺はこの世界の住人じゃないって言ってんだよ。

 

 

 




いかがでしたか?本当ならバハトは話しが通じるような相手じゃないと思いますが、これは仮面ライダーセイバーの最終回以降の話しなので自分としては飛羽真と出会ってバハトは少しは丸くなったんじゃないかと思っているのですが。
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