葬送のフリーレンside story 不死身の剣士編   作:カメロンパン丼

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やっとログイン出来たーー。遅くなってすいません。サンデーうぇぶりで葬送のフリーレン毎日少しずつ読んで最近やっと最新話に追いつきました。続き書きたかったんですけど何故かパスワードもメアドも合ってるのにログイン出来なくて、二ヶ月くらいなにも出来ませんでした。ですがようやくログイン出来たので久しぶりに投稿します。これは、原作の7巻より先の内容なのでアニメ勢の方は原作を読んでからこの話を読むことをおすすめします。


不死の剣士の噂。

フリーレン達と別れて数日後バハトは行く宛も無いまま一人旅を続けていた。自分が何処を目指しているのかも分からないまま、人の目を避けつつ風任せに気の向くままに旅をしている。今まで戦場を生きてきたバハトもたまにはこういうのも悪くないと思っていた。

 

バハト「.....」

 

すると何者かの気配を感じてバハトは足を止めた。すると、

 

『 シュイーン 』

 

何処からとも無く一本の剣がバハトめがけて飛んできた。だが、

 

ギィーン 』

 

飛んできた剣をバハトは自身の無銘剣虚無で薙ぎ払う。

 

???「流石だわ、やっぱり一筋縄じゃいかないわね。」

 

そして木陰から青みがかった緑色の髪をした、小柄の女の魔族が姿を現した。

 

バハト (見覚えのある顔だな。)

 

バハトはこの魔族に心当たりがあり、過去の出来事を思い出そうとする。

 

バハト「貴様は確か俺が昔仕留め損なった魔族の()()()か。」

 

???「前にも名乗ったでしょ。私の名前はソリテールよ、よろしくね。」

 

緑髪の魔族はソリテールと名乗った。

 

バハト「ふん、貴様らの名前などいちいち覚えてられるか。」

 

ソリテール「あらそう?私は今までお話して来た人の名前できる限り覚えるようにしているけど。」

 

バハト「何をしに来た?」

 

バハトはダラダラと話そうとするソリテールに痺れを切らしさっさと本題に入ろうとする。

 

ソリテール「...これを返そうと思って。」

 

するとソリテールは一枚の紙を取り出した。

 

バハト「持っていたか。」

 

バハトが見るとそこには全知全能の書の破られたページが握られていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から一世紀ほど前、海の近くに立つ空き家の中で二人の魔族が会話をしていた。

 

ソリテール「何故私達に"悪意"や"罪悪感"と言った感情がないのか。随分とくだらないことを聞きにきたのね。その質問の答えなら生まれたときからわかっているでしょ。人を欺く度に心を痛めていたら魔族(私たち)はとうの昔に絶滅している。」

 

会話している魔族のうちの一人はソリテールそしてもう一人は・・・

 

???「人類の感情が理解できれば共存できるかもしれない。どうせ魔族(俺たち)には無駄にして有り余る程の時間がある。」

 

貴族の様な服装に肩に青色のローブを掛けている紫髪の魔族、七崩賢が一人黄金卿のマハトだ。

 

ソリテール「共存か。面白いね、君。」

 

ソリテールは人類との共存を望むマハトの事を興味深く思うと、思いついたかの様にある事を口にする。

 

ソリテール「そういえばこんな噂を聞いた事があるのだけれど。」

 

マハト「噂?」

 

ソリテール「物語、神話、生命の誕生から化学技術の源、この世界の全ての事象が記されているとされている全知全能の書が存在するって噂。その本になら君の求めている感情についてもなにか記されているかもしれないわね。」

 

マハト「くだらんな、そんなものがあったのなら苦労しないさ。」

 

マハトはソリテールの言う非現実的すぎる全知全能の書の話しがまるで信じられなかった。

 

ソリテール「私もこの話が嘘か本当か分からないけれど確かめてみる価値はあるんじゃないって事よ。魔族(私たち)には時間は沢山あるんだから。」

 

マハト「....」

 

ソリテール「それに、この話は絶対嘘だとも言い切れないと思うわ。」

 

マハト「どういう事だ。」

 

ソリテール「この話はね、魔王様から聞いたのよ。」

 

マハト「魔王様から?」

 

半信半疑だったマハトも全知全能の書のことは魔族の王である魔王から聞いたのだとソリテールが言ったことで興味を持ち出す。

 

ソリテール「正確には盗み聞きしたのよ。魔王様は全知全能の書の事を配下の魔族の誰にも言っていないみたい。唯一この事を知らされているのはシュラハトくらいじゃないかしら。」

 

ソリテールは全知全能の書の話が嘘ならば魔王が自身の腹心であるシュラハト以外の七崩賢にすら秘密にする必要は無いはずだと思い、魔王がそこまでする以上この話が嘘だとは思えなかった。そしてその事を知ったマハトもそれは同じ気持ちだった。

 

マハト「それで、その全知全能の書とやら在り処は分かっているのか?」

 

期待はしていないがそれで自分の求める感情が分かるのならと藁にもすがる思いでマハトはソリテールにたずねる。

 

ソリテール「全知全能の書の半分は魔王様が持ってるみたいだけど、もう半分は不死の剣士が持っているらしいわ。」

 

マハト「不死の剣士?」

 

ソリテール「そう。魔王様が南の勇者と同様に警戒している数少ない人間のうちの一人。黒い剣をもち炎の鎧を身に纏い大昔に魔王様を追い詰めた不死身の剣士。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソリテール「ここが不死の剣士の隠れ家ね。」

 

ソリテールとマハトは魔王の話していた情報から不死の剣士バハトの居場所を突き止めた。バハトの情報はごく僅かだったため居場所を突き止めるのに3年の月日がかかったが、魔族の二人にとってはほんの一瞬にしかすぎなかった。

 

ソリテール「もし、不死の剣士に遭遇してもすぐには戦わないでね。私が説得してみるから。」

 

マハト「応じるとでも思っているのか。」

 

ソリテール「無駄だろうね。」

 

ソリテールもマハトもバハトが説得に応じて全知全能の書を渡すなんて微塵も思っていなかった。だが相手は魔王が警戒するほどの人物、極力戦いは避けたいと思っていた。そして二人は警戒しながら屋敷の中にはいる。だが、

 

マハト「どうやら不死の剣士はいないようだな。」

 

ソリテール「運が良かったわね。」

 

そこにバハトの姿はなかった。

 

ソリテール「不死の剣士が戻って来る前に目当ての物を見つけましょう。」

 

そうしてソリテールとマハトは部屋のなかを物色する。そして・・・

 

ソリテール「これは・・・」

 

ソリテールは机の上に置いてあった一冊の本を手に取る。

 

ソリテール(見た目は普通の本のようだけど。他の本とは何かが違う。)

 

ソリテールは直感で全知全能の書の異様な雰囲気を感じ取っていた。そして本のページを開くと、

 

ソリテール「素晴らしいわ。」

 

そこには全てが記されていた。人類の歴史、生物の進化、魔法に関する事などが書かれていて見開きだけでも半世紀分の情報が記されていた。それを見たソリテールは自然と笑顔になるが、それは感情の無い作り物の顔のようだった。

 

マハト「見つかったのか。」

 

ソリテール「ええ、この本で間違い無いわ。今すぐにでも続きを読みたいけれど、不死の剣士に見つかる前にとっととここを離れましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてマハトとソリテールはバハトの隠れ家を後にした。

 

マハト「思っていたより簡単だったな。」

 

ソリテール「まだ油断は出来ないわ。」

 

マハトとソリテールは警戒はしているものの全知全能の書のあったバハトの隠れ家からだいぶ離れたが追っ手が来ないことから気づかれずにすんだのでは無いかと思い初めていた。

 

マハト「そもそもそれは本当に全知全能の書なのか。」

 

ソリテール「ええ、さっき確認したから。この本を調べればきっと君が知ろうとしている感情について何か手がかりが・・・」

 

マハトの質問にソリテールが答えようとするだがその時、

 

 

  (鳥の鳴き声

 

何処からとも無く大きな鳥の声が聞こえる。

 

マハト「あれは、」

 

ソリテール「やっぱりそう簡単にはいかないのね。」

 

二人が目にしたのは燃え上がる炎に身を包んだ不死鳥だった。そして不死鳥は急降下しマハトとソリテールの前に勢いよく着地するその影響で辺りが砂埃に包まれる。そして、砂埃が晴れるとそこにいたのは、

 

 

 

 

 

 

 

バハト「そいつを返して貰おうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キリがいいので今回はここまでにします。ちょっと手抜いてしまいました。すいません。でも次回は戦闘&変身までちゃんと書くつもりです。あと擬音語とかこれで大丈夫ですか?そこんところ初めてなんでちょっと不安なんですよ。後もう一つ、3年かかったっていうのは自分が勝手に設定しました。3年くらいなら原作改変にはならないと思うので、あと補足で全知全能の書はこっちのフリーレン世界に来た事で本の内容がセイバー世界のものからフリーレン世界の物語に書き変わっているという設定です。
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