泣きそうになりながら帰ってきたマルガレーテさん。もしかして学校で何かトラブルでも?
「マルガレーテさん、何が遭ったのか話してもらっていいですか?」
「……先ずこの間、澁谷かのん……例の」
「あぁLiellaの」
「彼女を見つけた。そして今日の夕方に澁谷かのんがいたから私……『優勝候補なんでしょ?歌ってみてよ。できないの?』って滑り台の上で言ったら……澁谷かのんの友達に警察に電話されそうになって……」
うーん、これは……
「マルガレーテさん。それは強要罪になりますよ」
「強要してないわ。お願いしただけよ」
先ず滑り台の上でって言うのはどうにか出来なかったのか?そもそもそれだと上から目線に拍車が……
「とりあえずちょっと犬に噛まれたくらいと思ってください。ほら、ヨヨギスクールアイドルフェスが近いんですから」
「そうね!あんなお遊びのスクールアイドルのフェスなんて軽く優勝見せるわ!」
マルガレーテさん……とりあえずその驕りを……いや、まぁマルガレーテさんなら確かに優勝できるかもしれませんね
そしてヨヨギスクールアイドルフェス当日、結果は……マルガレーテさんが気にしていた澁谷かのんさんの所属するLiellaは特別賞。マルガレーテさんは三位……一位と二位は結ヶ丘のソロアイドルらしいですが……マルガレーテさん、落ち込んでなければ良いですが……それにしても帰りが遅いですね。
そんなことを思っていると玄関のドアが開く音が聞こえ、出迎えると……
「デジャ・ビュ?」
何でまた泣きそうになりながら帰ってきてるんですか?マルガレーテさん……
「とりあえずマルガレーテさん。こんな時間までどこで何をしていたんですか?それに制服も濡れてますし……ちゃんと傘を……」
「先ず私の話を……」
「私はあなたのお世話係です。心配くらいさせてください」
「……分かったわ」
マルガレーテさんに先にお風呂に入ってもらい、私はマルガレーテさんの着替えを用意しないと…………それにしてもまだ中学三年生というのに……大人ですね。
「上がったけど……何で私の下着を見てるの?」
「マルガレーテさん、忠告しておきますが……常に見下したり、強気な態度ですと……分からされますよ」
「一体何の話を……それに分からされるって……」
「そうですね……詳しく言うと、先ず……」
マルガレーテさんの身体がどれ程の男性に刺激的なのか。更に普段の態度はそういう事が好きな男性からしたらご褒美であり、更に分からせたい方々はそういう態度に対して屈服させたいという欲望にかられると……
「な…なな///」
「分かりましたか。マルガレーテさんはかなり良い身体をしている。簡単に言えばエロイ身体をしていることです」
「わざわざ言わないでよ!それより私の話を聞きなさい!」
折角忠告しているのに…まぁ本題に入らないとですね。
改めて話を聞くとマルガレーテさんはまた澁谷かのんさんの所に訪れて…
『ラブライブってすごい大会と聞いていたけどあなたたちが優勝候補ってことはそこまで大した大会じゃないみたいね。これなら問題なく勝てそう。じゃここに来たのは無駄足だったってわけね。少なくとも今日聴いた中ではあなたには才能があった。歌のね』
と上から目線で、言っていたらフェス優勝者の紗桜莉と言う方に思いきり怒られたらしい……
「…………バカですか?あなたは……」
「何でよ!私はわざわざ澁谷かのんに忠告を……」
「そんな上から目線で言えば、その紗桜莉って方は怒りますよ。マルガレーテさんはもう少し敬うと言うことを……あと可愛いげを……」
「何で私……緋雨に怒られるのかしら……」
「とりあえずマルガレーテさん、明日謝りに行きますよ」
「なん……」
「良いですか?」
「あやま……」
「謝らないと……マルガレーテさんにはエッチな格好をさせて謝りにいかせますよ」
「……謝りに行かせるのは確定なのね……」
マルガレーテって本当に……
感想待ってます!