マルガレーテのお世話係   作:水甲

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04 マルガレーテさんと尾行

マルガレーテside

 

澁谷かのんとの一件で澁谷かのんと連絡先を交換したの良かったが、あの紗桜莉って人とも連絡先を交換させられたのは……まぁ気にしない方がいいわよね。下手に刺激しなければいいだけの話だし…………

そんな事を考えながら帰り道を歩いていると何処かで見たことがある少女を見つけた。茶髪にお下げの……確かLiellaのメンバーの一人よね?楽しげに話しているけど、誰と話しているのか分からない。少し近寄ると……

 

「なっ!?」

 

男の人と親しげに話している!?いや、普通の事だろうけど、あそこまで親しげにしているのを見ると…………まさか……

 

「彼氏ですかね?」

 

「そうかもしれないわね。でももしファンとかにバレたらマズイことになるわ……って緋雨!?」

 

いつの間に私の背後にいた緋雨。全く気配を感じられなかったのだけれど……

 

「気配を消すくらい簡単です。あとマルガレーテさんの思っていることくらいなら読めますよ」

 

心を読まれたと突っ込もうとしたけど、先に言われてしまった。ってそんなことを気にしてる場合じゃなく!

 

「あの子、Liellaの子とよね?」

 

「えぇ桜小路きな子さんですね。確か4月くらいに加入した方です」

 

「何で知ってるのよ?」

 

「マルガレーテさんのライバルの情報はしっかり調べてますので」

 

流石はマネージャーね。そこまで調べてくれているとは……

 

「それで隣の男については?」

 

「さぁ?情報はありませんが……」

 

「あぁ!?手を繋いで何処かに行こうと……追い掛けるわよ!」

 

「追いかけるんですか?」

 

「もしも間違いないが起きようとしているなら、止めるべきよ!下手すればLiellaがラブライブに出場出来なくなる可能性が…………」

 

「ライバルに対しても優しいですね。マルガレーテさん」

 

「当たり前よ!つまらないことでLiellaに勝っても……ほら、行くわよ!」

 

 

 

 

 

 

緋雨side

 

マルガレーテさんの提案で桜小路さんの尾行をすることに……こう言うときは変装するべきですが……

 

「スーパーに入ったわ!」

 

「マルガレーテさんは少しここで待っていてください。近くで会話を聞いてきます」

 

「待ちなさい!私も……」

 

「あなたは顔がバレてますから……お任せを」

 

「……分かったわ」

 

マルガレーテさんに待機を命じ、私はスーパーに入る

 

「灯夜さん、お肉安いっすよ」

 

「そうだな。最近きな子も頑張ってるし、今日は肉料理にするか」

 

「はいっす!」

 

ふむ、確かにお肉が安い。買っておきましょう。

 

「あ、お菓子……」

 

「買わないぞ」

 

「ちょ、ちょっとくらい……」

 

「ご飯前だからな。太るぞ」

 

「むぅ~灯夜さんの意地悪っす」

 

「はいはい。後は明日の弁当のおかずを」

 

お菓子ですか……マルガレーテさんは特に食べたいと言ったりしませんから必要はないですね。と言うよりお菓子くらい自分で作ると言い出しますし

 

 

 

 

 

 

 

二人がスーパーから出て、私もスーパーから出てマルガレーテさんと合流した

 

「どうだった……って買い物してたの?」

 

「つい、でも会話は聞いてましたよ」

 

「何か二人の関係は……」

 

「同棲しているみたいですね。それに恋人と言うより兄妹みたいな感じです」

 

「それは貴方が恋愛経験がないからよ!」

 

「そういうマルガレーテさんは?」

 

「ないけど……知識としては貴方よりあるはず!多分」

 

まぁ私の方が年上ですから、知識量はと言わない方がいいですね

 

 

 

 

暫く後をつけるとマンションにたどり着いた。私たちも尾行を続け、二人がある部屋に入っていく。彼処が二人の家ですかね?

 

「……分かったわ。きっと桜小路きな子は……年上の男と……遊びの関係なのよ!」

 

「マルガレーテさん、後でそういう知識をどこで学んだのか教えてくださいね」

 

もしかしたら正しい知識を学ばせる事になるかもしれませんし

 

「突入するわよ!」

 

「突入ですか……やめ」

 

止める前に突入するマルガレーテさん。これ、勘違いだったどうするのか?

 

「やめなさい!貴方Liellaを潰す気!」

 

「はい?」

 

「はいっす?」

 

遅れて部屋に入る私。きな子さんたちはエプロンを付けてるから仲良く料理をしていたみたいですね

 

 

 

 

 

 

「つまり僕ときな子が付き合ってると思ったと」

 

「そんな灯夜さんみたいな格好いい人ときな子みたいな地味な子がお付き合いなんて~えへへっす~」

 

満更でもなさそうですね。マルガレーテさんはと言うと勘違いだった事を知り、土下座していた。

 

「ほ、本当に申し訳ありませんでした」

 

「まぁきな子が僕と一緒にいればそういう勘違いするだろうけど……勝手に人の部屋に突入するのは勘弁してくれ」

 

「そうですよ。マルガレーテさん。警察に通報されていたかもしれませんよ」

 

「と言うかあなたは止めなさいよ!」

 

「止める前に突入したのですから、止められませんでした」

 

「とりあえず誤解が解けたならそれでいい。きな子もいいよな?」

 

「はいっす。それにしてもマルガレーテちゃん、こんな感情豊かだったんっすね」

 

「何よ。表情ないと思われていたのかしら?」

 

「いえ、なんと言うかクールなイメージだったっすから」

 

「マルガレーテさんは愉快な方ですよ」

 

「緋雨……言い方」

 

こうしてマルガレーテさんの勘違いから始まった尾行はこうして終わるのであった。因みに灯夜さんときな子さんとも連絡先を交換することになった。

 

「あの……きな子ちゃん、何かあったの?騒がしかったけど」

 

すると隣の住人らしき女の子が訪ねてきた。確かこの子は……フェスで二位の……

 




Liella2期生、3期生仕様のガンプラ作ってるけど、残りは冬毬ときな子の後継機を……
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