緋雨side
灯夜さんの家に訪ねてきた少女。確か彼女はフェスで二位の薊蓮華さん。灯夜さんは彼女を上がらせると騒がしくした事を謝っていた
「悪かったな。騒がしくって」
「いえ、そこまでは……」
「蓮華ちゃん、ご飯一緒にどうっすか?」
きな子さん、このタイミングでお誘いするのはどうかと……
「と言うか私たちも一緒に食べる流れなのはどうなの?」
灯夜さんが何気に私たちの分まで作っているし……
「灯夜さん、何かすみません。私は」
「まぁ迷惑をかけたお詫びみたいなものだ」
灯夜さんは優しいですね。とりあえず料理が出来るまでの間、私はスクールアイドル三人の話を見守ることに…………
「………………」
「あ、あの……」
「マルガレーテちゃん、蓮華ちゃん見詰めて……蓮華ちゃん可愛いっすからね~」
そういう話ではないと思いますが…………マルガレーテさんの場合は『どうして私はこの子に負けたのかしら?いや、確かにパフォーマンスは素晴らしかったけど……』って言おうとしてるけど、変にプライドが邪魔をして見詰めて……睨んでいるだけになってしまってますね。
「マルガレーテさん。睨んでないで、言いたいことはハッキリと言った方がいいですよ。勿論オブラートに包んでくださいね」
「人がオブラートに包まず無神経に発言するような人間だと思ってる?」
「え?」
「え?じゃないわよ!」
「マルガレーテちゃんと緋雨さんは仲良しっすね~」
「どこをどうみたら……今はそんな事どうでもいいわ!貴方よ!薊蓮華!」
「は、はい!」
「貴方……スクールアイドルとしての実力はあるみたいだけど……ソロアイドルとしては何処かソロらしさがないのはどうしてなのなしら?」
ふむ……確かにそう言われると……パフォーマンスは凄かったが、ソロアイドルとしてはどうにも……
「えっと……それは……その……」
「…………まぁ別にいいわ。これだけは言っておくわ。ソロアイドルを目指すならちゃんと極めることね」
「極める……」
「グループに未練でもあるの?」
マルガレーテさん、直球過ぎますよ……蓮華さん、俯いてますし……
「あ、あの……マルガレーテちゃん……蓮華ちゃんは……」
「マルガレーテさん、蓮華さんには何かしら理由があるみたいですよ。そこをしっかりと理解してください」
「分かってるわよ……悪いわね。知らないで色々と」
「いえ……ちゃんといつか話せたら……ううん、みんなにちゃんと話しますから……それまで」
蓮華さんは少し表情が明るくなりましたね。マルガレーテさんもちゃんと謝罪をし、夕食をご馳走になるのであった。それにしても蓮華さんの過去ですか…………
短めですみません
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