緋雨side
マルガレーテさんと一緒に辺りを見渡すけど散策し終え、夕食も食べ終えたのだけど、それにしてもマルガレーテさんとLiellaの1年生さんたちと揉めるかと思いましたが、きな子さんと灯夜さんが間に入ることによって意外と仲良くしているみたいで良かったですが……蓮華さんはやはり少し暗い表情をしているのが気になりますね……
「どうしたものか……」
「何がよ?」
「いえ、蓮華さんの事が少し」
「あの子ね……まぁ仕方ないと思うわよ。あの子の問題はかなり根深いのかもしれない」
「マルガレーテさん……」
マルガレーテさんが……人の事を気にかけているなんて……昼間の事を考えると本当に成長しましたね。マルガレーテさん
「何か失礼なこと思ってない?」
「気のせいですよ。ほら、今日は特別なお風呂みたいですから入りましょう」
「特別なお風呂?」
「どうっすか~夏美ちゃん」
「どうですか、マルガレーテさん?」
「…………何でドラム缶風呂?」
「そうですの!どうしてドラム缶風呂に入ってるですの!昨日は普通に大浴場に入ってたじゃないですの!」
「えっ?夏美ちゃん、外でお風呂に入ってみたいって……」
「露天風呂とかあったら最高ですのって言ったですの!」
「まぁ良いんじゃないの?気持ちいいし……」
「マルガレーテさん、湯加減良いみたいですね」
「えぇ、本当に……」
それなら良かった。夏美さんも文句を言っていた割にはお風呂の気持ちよさに負けたみたいですね。それにしても彼女……誰かに似ているような……夏美さんときな子さんの二人は楽しげに話しているみたいですし、今聞くのはやめておきましょう。
「ううん。お礼を言うのはこっちっす。昼間ありがとうっす」
「別に大したことは言ってないんですの」
「そんなことないっす。きな子思ったっすよ。夏美ちゃんすっごいなって。目標を持ってるってすごいっす」
「だからないって言いましたの」
「それは謙遜っす。目標を持ってなかったらCEOなんてやってないっす」
「だから目標なんてないんですの。本当にないからこうしているんですの。マニーを稼ぐくらいしかないんですの」
「あるじゃない。目標」
「はいですの?」
マルガレーテさん、話に入るなんて……まぁ様子を見ましょう
「今のあなたの目標はマニーを稼ぐ。それは目標にはならないの?」
「マニーを稼ぐのは目標では…………」
「そもそもあんたは目標を達成することを諦めてるじゃない。だからやらないでずっと言い訳してるだけ」
「そんなことないですの!あなたに何が……」
「それなら証明してみなさい。先ずはここまで言われて悔しいと思ってるなら、私に勝つことを目標にね」
「あなたに……勝つ?」
「私はスクールアイドルとして、ラブライブに出て緋雨に最高の景色を見せた上で優勝する。それを阻止する方法は一つだけ……Liellaに入ってスクールアイドルとして勝ってみなさい」
「ふん!良い度胸ですの!私はあなたに勝ってみせますの!」
「まぁ出来るものならね」
マルガレーテさん、わざと自分を悪者にして……本当に変わりましたね。それはさておき……
「きな子さん、このペンションに猟銃はありますか?」
「ないっすね……何に使うっすか?」
「先程から気配を感じてますので……とりあえず……」
私はスカートの中からナイフをいくつか取り出し、茂みに向かって投げると物音を立てて何かが逃げ出した
「ふむ、逃げると言うことは……獣ではないですね」
「……いやいやいや、熊だったらどうしてたですの!」
「一応はナイフだけではなく釣糸を持っているので……こう首に巻いてサクッと……」
「この人……ヤバイ人ですの?」
「人のお世話係をヤバイ何て言わないでほしいのだけど……」
次の日の朝、改めて夏美さんはマルガレーテさんの挑発に乗り、Liella加入したの良いのですが……何故かペンションに来ていたかのんさんは私を見て怯えていたのだった。
緋雨がナイフを投げつけたのは一体……ダレナンダロー?
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