lobotomy chronicle ~目指すはありふれた結末~ 作:暇なグリッチ
act1 転生の刻
「君、死んだよ」
「....何?」
突然だが俺は今この変な奴に死を宣告された。正直ふざけてるとしか思えない
「いやいや!ふざけてないから!」
「だったらどう死んだと?」
「上から鳥に岩だと間違えられて亀落とされて死んだよ」
「俺はアイスキュロスか?」
もはや笑えるんだが.......
「まぁそういうことだから!せっかくだし転生...「断る」えぇ?!」
「俺は神様転生とやらが嫌いなんだ。大人しく天国でも地獄でも暮らすとする」
そう、俺は神様転生が嫌いだ。理由はない。あれだ、生理的に無理というやつだ。
「まぁまぁそう言わず....!」
「冥界への入り口はあっちか?」
「待って行こうとしないで?!」
「何度も言わせるな、俺は神様転生が嫌いだと....「君が好きなのは仮面ライダークロノスにロボトミーにありふれかぁ.....」なっ?!何故それを!!」
俺がそれらを好きだと言うことは誰にも言ったことはないのに.....!
「よし!君には仮面ライダークロノスに変身できる能力とアブノーマリティを召喚、そして使役できる能力。世界はありふれの世界にしてあげよう!」
「まっ待て!!勝手に決める......な.....」
くっ.....意識......が......
あの後、俺....いや、名前くらい教えておいてやろう。南雲政宗はしっかり赤ちゃんから人生をやり直した。一番苦労したこと?授乳以外にあり得るか?気づいたらバグヴァイザーツヴァイと仮面ライダークロニクルガシャットが置いてあった時は思わず興奮してしまった。劇中プロップサイズだったんだぞ?興奮しないほうがおかしいな。そしてこの世界に来てからは当然清水と恵里も救済した。どうなるか結末を知っているのに放っておくのはあまりにも酷な話だと思ったからだ。そして時は流れ俺も高校生。眠りから覚め、目を開けるとそこには....
恵里「おはよう、お兄ちゃん♪」
政宗「.....」
なぜ当然のようにいる、中村....いや、南雲恵里!
政宗「また俺のベッドに潜り込んで.....」
恵里「そんなこと言って僕を無理やり追い出そうともしない癖にね〜」
政宗「家族にそんな乱暴するつもりはない....」
恵里「....やっぱりお兄ちゃんは優しいね」
そういい微笑む恵里。やはり顔整ってるな....でも何よりこの笑顔を守れたのが嬉しいな。そうしていると....
罰鳥「起きて!起きて!」
政宗「あぁ罰鳥、起こしに来てくれたのか」
罰鳥が起こしに来てくれた。そう、俺はアブノーマリティをしっかり使役している。しかもあろうことか、喋るのだ、アブノマ達
罰鳥「ご飯!ご飯!」
恵里「じゃあこう言ってるし、行こっか」
政宗「そうだな、待たせるわけにもいかん」
そして俺たちはリビングに行く、すると....
.....アブノーマリティ、それもalephと呼ばれる最も危険な奴らがいた。そう、俺はalephのアブノーマリティしか出せないのだ。え?罰鳥がいた?合体してないだけだ。それぞれ大鳥、審判鳥(通称長鳥)、静かなオーケストラ(通称マネキン)、笑う死体の山(通称死体)、何もない(通称ポチ)、白夜、規制済み、蒼星、黒の兵隊(通称兵隊)、溶ける愛(通称マナ)だ。通称というのは俺がいつも呼んでるあだ名だ。
静オケ「あぁ、待ってましたよ。」
政宗「あぁ、おはようマネキン。」
恵里「ポチ、おはよう!」
何もない「おは....よう....おは.....よう....」
恵里....いつも思うがお前ポチに何故慣れている....俺はまだ見慣れてるし、こう言うのも耐性はあるが猛者すぎないか?
規制済み《規制済み》
政宗「あぁ、おはよう」
あ、ちなみに規制済みはみんなご存知の姿だ。俺が許可を出せば《規制済み》な姿になる。
死体の山「腹.....腹.....」
政宗「相変わらずお前は食うことしか考えてないな....」
溶ける愛「おはよう!政宗!」
政宗「うぉっ?!」
そして今抱きついてきた彼女、溶ける愛はなんか初め会った時からすでに好感度がMAXになっていた。なんでだろうか....
恵里「マナちゃん狡い!僕も!」
政宗「ちょっ?!」
そう、俺は恵里にも惚れられている。これは一応視野に入れていたがまさか本当に惚れられるとは思ってなかった......下手したらマナと喧嘩してしまうかもしれないと思っていたがむしろ協力しているようだし...いい....のか?
政宗「さぁ、早く食うぞ」
そしてしっかりいただきますと言い、各々食べ始める。といってもマネキンはそもそも食べないし....蒼星、お前飯吸い込んで心臓部に吸い込まれてるがそれどこに消えてるんだ....?
そして俺たちは食べ終え、アブノマ達は一旦俺がいつも使う収容用の空間に待機させ、俺と恵里は支度を終え、学校へ向かう。ちなみにバグヴァイザーツヴァイと仮面ライダークロニクルガシャットは常備している。いつ異世界転生しても構わないようにだ。
そして俺たちは学校に着き、教室の戸を開く。そしてとある人物が俺に話しかけてきた。
光輝「南雲!恵里!おはよう!」
政宗「.....」
恵里「あぁうん。おはよう....」
このいかにもお人好しといった感じのやつは天之河光輝。はっきり言うと嫌いだ。前世で原作を見ていた頃ももう1人のやつと2topで嫌いだった。
光輝「おい南雲!無視しないでしっかり挨拶したらどうだ!!」
政宗「知らん。お前ともそんな仲は深くなかったはずだぞ?馴れ馴れしい...」
光輝「なっ!!そんな言い方は....!」
龍太郎「無駄だぜ光輝、何言っても聞かねぇよ」
雫「それに、あまり騒ぐと周りにも迷惑よ」
香織「政宗君おはよう!」
そしていかにも陽キャといった後の三人は坂上龍太郎、八重樫雫、そして光輝には目もくれずに俺に挨拶してきたのは白崎香織。やはり原作のハジメと同じことをしたら俺に惚れたようだ。いや、そんな気は無かった。まさかそのイベントだとも気づかずにやってしまったんだ....
政宗「あぁ香織、おはよう」
香織「うん!」
そんな短い会話をしただけで彼女はもう嬉しそうだ。前世では恋愛沙汰の経験がないからわからないが、そんなに嬉しいものか......?
それから昼休憩、授業?全て寝過ごした。成績はちゃんと取ってるし、それに2度目の人生で学校生活を真面目にやるのも面倒だと感じたからだ。そして俺が弁当を食べていると.....
檜山「よう!また授業寝て、エロゲでもしてんのか?」
政宗「......」
出た、嫌われ2topの1人、檜山大介とその取り巻き共。俺は特撮オタクなのに何故か俺を漫画やアニメオタクだと思っているらしい。知識不足だぞお前....
政宗「.....お前に教える義理はない、消えろ」
檜山「はぁ?んだよお前....チッ、つまんね」
そう吐き俺の陰口を大きめで言い始める檜山達。待て、殺気を収めろ恵里、谷口が涙目になっている.....
香織「政宗君!一緒に食べよう!」
恵里「それなら私も!」
政宗「ん?」
彼女がそういうと憎悪の視線がこちらに向けられる。まぁ心底どうでもいいが。釣り合わないことくらい俺が一番理解している。というより恵里も実は裏ではモテてる方なのだ....
光輝「いや、香織に恵里、こっちで一緒に食べよう。いつも成績がいいからってほとんど授業を寝過ごしている南雲が二人と食べるなんて俺が許さないよ?」
いや、寒いぞお前....そう思っていると香織と恵理が....
香織「?誰と食べるかは私が決めていいことだと思うし、そもそも許可を得る必要があるの?」
恵里「それに私と兄さんは血は繋がっていなけど兄妹だし、なんで食べちゃダメなの?」
政宗「ふっ....」
思わず鼻で笑ってしまった。彼女らは別に悪意も何もないのだ。それを流石に光輝は攻めれなかったらしい。そして今度は俺に文句を言おうとした光輝の足元から突然魔法陣のようなものが出てきた。
政宗(心の声)「っ!!まさか今日がその日だったのか!」
周りが騒いでいる中俺はカバンの中を漁り急いでバグヴァイザーツヴァイとクロニクルガシャットを手に取ると、その瞬間教室が光に包まれ....まるで最初から誰もいなかったかのように、人が消えた。
と言うことで次回からトータスです。変身はまだ先になりそうですねぇ....ちなみに正宗君の最近の悩みは檜山が自分をいじってくるたびに溶ける愛が収容違反起こそうとすることです
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