lobotomy chronicle ~目指すはありふれた結末~ 作:暇なグリッチ
あとアンケートやっぱりマルクトとホドが接戦ですね.....
とりあえずウルの町のどっかでアンケート終わろうかなと思っております
政宗「まぁ、晴れて大迷宮攻略.....でいいのか?」
プロトターボ「そうでいいんじゃない?これ以上何かあったら俺キレますよ?」
アンジェラ「流石に彼女もそこまで畜生ではないでしょうしね」
シア「もしあったら絶対許さないですぅ.....」
ユエ「....何かあったら流石にもう無理」
各々終わったのかどうか疑心暗鬼らしい。まぁ俺も流石に何もないと信じたい。
ユエ「....ん、私頑張った。ご褒美頂戴」
そう言って頭を突き出すユエ。甘えたがりは変わらんな....俺はユエの頭を優しく撫でる。
政宗「お前って奴は...まぁ、頑張ってくれたしな」
ユエ「....ん」
嬉しそうに頬を緩めるユエ。ついつい甘やかしすぎないよう気をつけないと本当に歯止めが効かなくなりそうだ....
シア「ズルいです!私も私も!」
アンジェラ「私もかなり役に立ったと思うんですが?」
政宗「お前らな.....」
ユエを見て羨ましかったのかシアとアンジェラがずいっと俺に寄ってきた。
政宗「全く....」
俺は手を伸ばし......
シア「さぁさぁ早く私を....」
アンジェラだけ撫でた
政宗「まぁ色々援護とかしてくれたからな。感謝する」
アンジェラ「.....」
アンジェラは俺に撫でられてどことなく嬉しそうだ。まぁ頑張ってくれたしな。これくらいはしてあげないt......「ちょっと待てぇぇぇぇぇ!!!!」
政宗「なんだ急に....」
ユエ「.....シア、うるさい」
アンジェラ「せっかくの撫で撫でを邪魔しないでくれませんか?」
シア「あ、はい......じゃなくて!なんで私は撫でてくれないんですか!」
政宗「いや、お前を撫でると調子乗りそうだしな....」
シア「なんですかそれぇ!」
撫でたせいでこいつのウザ絡みが増すなんてことになったら面倒だしな.....
シア「撫でてくださいよ!なーでーて!」
政宗「....はぁ、わかったわかった」
だが俺はハジメほどの鬼ではない。確かに色々助けられたし仕方なく撫でることにした
政宗「全く....これでいいか?」
シア「はい!いやぁ最近政宗さんデレが多いですね....これはもしや正妻奪還のチャンs.....あ痛ぁ?!」
政宗「これだから嫌なんだ撫でるのは....」
案の定撫でたら調子に乗ったため一発入れておいた。こいつは本当....
ユエ「...ん、言った側から」
アンジェラ「やはりまだ撫では早いですね」
シア「うぅ〜.....ずびまぜん.....」
プロトターボ「何やってんの君.....」
そして俺たちが会話をしていると突如声をかけられる。
ミレディ「あのぉ~、いい雰囲気で悪いんだけどぉ~、そろそろヤバイんで、ちょっといいかなぁ~?」
その声に思わず警戒心から構えるユエ達。まぁ俺は知っているから何もしてないが
ミレディ「ちょっと、ちょっと、大丈夫だってぇ~。試練はクリア!あんたたちの勝ち!核の欠片に残った力で少しだけ話す時間をとっただけだよぉ~、もう数分も持たないから」
その言葉を証明するように、ミレディはピクリとも動かず、眼に宿った光は儚げに明滅を繰り返している。文字通り今にも消えてしまいそうだ。
政宗「なんの話だ?簡潔に話せ」
ミレディ「話....というよりかは忠告だね。訪れた迷宮で目当ての神代魔法がなくても、必ず私達全員の神代魔法を手に入れること......君の望みのために必要だから.......」
政宗「....なるほどな。なら他の迷宮の場所を教えてくれ。失伝しててほとんどわかってない」
ミレディ「あぁ、そうなんだ......そっか、迷宮の場所がわからなくなるほど......長い時が経ったんだね......うん、場所.....場所はね......」
なんで原作を見ている俺がわからないのかと疑問に思うだろうが俺も単純に忘れているんだ。だからこの場で覚えておきたかった。
ミレディ「以上だよ.....頑張ってね」
プロトターボ「随分しおらしいな....あのウザいお前どこよ」
ミレディ「うるせーオーちゃんもどき...... でもさ......あのクソ野郎共って.....ホントに嫌なヤツらでさ.....嫌らしいことばっかりしてくるんだよね......だから、少しでも.....慣れておいて欲しくてね.....」
政宗「完全に俺が戦うみたいな風に言うんだな。本当に戦うかはわからんぞ?」
ミレディ「......戦うよ。君が君である限り.....必ず.....君は、神殺しの為す」
政宗「信用....されているのか?まぁいい。心に留めておこう」
ミレディ「ふふ.....それでいい......君は君の思った通りに生きればいい................君の選択が.......きっと..........この世界にとっての......最良だから.....」
いつしか、ミレディの体は燐光のような青白い光に包まれていた。その光が蛍火の如く、淡い小さな光となって天へと登っていく。死した魂が天へと召されていくようだ。とても、とても神秘的な光景である。....本当に凝った演出だな。
そしてユエが徐に彼女へそばへ寄っていく
ミレディ「何かな?」
ユエ「......お疲れ様。よく頑張りました」
ミレディ「....」
いいシーンなんだがな....なんだがなぁ.....この後のことを知っているとやめとけってなるな.......
ミレディ「.....ありがとう」
ユエ「.....ん」
プロトターボ「あ、んじゃ俺からも....」
ミレディ「君も?なんだいオーちゃんもどき.....」
プロトターボ「プロトターボ。ターボって呼べよ。.....そのさ、俺この性格直せつったら無理だろうけどさ」
ミレディ「そこ断言するんだ.....」
プロトターボ「....まだな?まだわかんねぇけどさ?...多分そのうち神殺しもやると思ってんだよ。俺も。だからその時は.....しっかりぶっ飛ばしてやるから」
ミレディ「....ふっ、なにそれ」
プロトターボ「っなっ?!何笑ってんだよお前!」
ミレディ「いや、なんかチャラいのにすっごい真面目だなって.....でも、ありがとう」
プロトターボ「....じゃ、俺から言いたいことはそれだけだ。お疲れ、ミレディ」
やめろターボ。そう言う展開にすればするほど後で後悔するぞ。
ミレディ「......さて、時間の.......ようだね......君達のこれからが......自由な意志の下に.....あらんことを....」
そう言うとミレディは淡い光となって天へと消えていった。
シア「....最初は、性根が捻じ曲がった最悪の人だと思っていたんですけどね。ただ、一生懸命なだけだったんですね」
ユエ「.....ん」
プロトターボ「やっぱ神って....クソだな」
そんなしんみりした空気で言葉を交わす三人。
政宗「....ターボの言うことにはまぁ....同意見だな。もう行くぞ。いるだけ無駄だ」
アンジェラ「そうですね。あとあの性格は素だと思いますよ?」
シア「ちょっと、政宗さん。そんな死人にムチ打つようなことを。ヒドイですよ。まったく空気読めないのは政宗さんの方ですよ」
ユエ「.....政宗、KY?」
プロトターボ「それは流石に良くねぇんじゃねぇの?」
政宗「お前らな.....そんなに言うなら後悔しないことだな」
アンジェラ「貴方達はダメですね....もう少し疑うことを知らないと.....」
上方の壁にあるので浮遊ブロックを足場に跳んでいこうと、ブロックの一つに三人で跳び乗った。と、その途端、足場の浮遊ブロックがスィーと動き出し、光る壁まで俺たちを運んでいく。
政宗「.....」
シア「わわっ、勝手に動いてますよ、これ。便利ですねぇ」
ユエ「.....サービス?」
プロトターボ「.....ん?」
アンジェラ「....貴方は気づきましたか」
「「?何が?(ですぅ?)」」
政宗「....じきに分かる」
どうやらターボは勘付いたらしいな.... 十秒もかからず光る壁の前まで進むと、その手前五メートル程の場所でピタリと動きを止めた。すると、光る壁は、まるで見計らったようなタイミングで発光を薄れさせていき、スっと音も立てずに発光部分の壁だけが手前に抜き取られた。奥には光沢のある白い壁で出来た通路が続いている。俺たちが乗っている浮遊ブロックは、そのまま通路を滑るように移動していく。そして壁を潜った向こうには.....
ミレディ「やっほー、さっきぶり!ミレディちゃんだよ!」
ちっこいミレディ・ゴーレムがいた。
「「......」」
プロトターボ「やっぱかぁ.....」
政宗「そら見たことか....」
アンジェラ「....やはり悪質ですね」
ミレディ「あれぇ?あれぇ?テンション低いよぉ~?もっと驚いてもいいんだよぉ~?あっ、それとも驚きすぎても言葉が出ないとか?だったら、ドッキリ大成功ぉ~だね☆」
ユエ「....さっきのは?」
ミレディ「ん~? さっき? あぁ、もしかして消えちゃったと思った? ないな~い! そんなことあるわけないよぉ~!」
シア「でも、光が昇って消えていきましたよね?」
ミレディ「ふふふ、中々よかったでしょう? あの〝演出〟!やだ、ミレディちゃん役者の才能まであるなんて! 恐ろしい子!」
するとユエは星の音を前に出し、シアは黄金狂を構え、アンジェラは崇高な誓いの銃口を突き出す。
ミレディ「え、え〜と.....」
ミレディ「.... テヘ、ペロ☆」
ユエ「.....死ね」
シア「死んで下さい」
アンジェラ「死んでいただきます」
ミレディ「ま、待って!ちょっと待って!このボディは貧弱なのぉ!これ壊れたら本気でマズイからぁ!落ち着いてぇ!謝るからぁ!」
政宗「お前はやらなくていいのか?」
プロトターボ「いーや?あいつらに任せとけばいいかなーと」
政宗「そうか」
俺はまず真っ先に魔法陣へ向かい、色々調べているとそれを見たミレディが慌てて俺のもとへやって来る。
ミレディ「君ぃ~勝手にいじっちゃダメよぉ。ていうか、お仲間でしょ!無視してないで止めようよぉ!」
政宗「知らん。お前が悪い。」
と言うかナチュラルに俺を盾にするなお前。
ユエ「.....政宗どいて、そいつ殺せない」
シア「退いて下さい。政宗さん。そいつは殺ります。今、ここで」
アンジェラ「私が殺すと言った以上、彼女の死は絶対です」
政宗「パロディの渋滞やめろ.....というより、遊んでないでやることやるぞ」
ユエとシアとアンジェラに軽い注意をする。背後のミレディが「そうだ、そうだ、真面目にやれぇ!」とか言ってはやし立てたためアイアンクロー喰らわせてらやった。おかげでミレディからメキメキと音が鳴っている。
政宗「このまま愉快な姿にリメイクされたくなければさっさと神代魔法を私たちに寄越せ。ミレディ」
ミレディ「あのぉ~、言動が完全に悪役だと気づいてッ『メキメキメキ』了解であります!直ぐに渡すであります! だからストープ!これ以上は、ホントに壊れちゃう!」
プロトターボ「なーにやってんの....」
ミレディは本気で壊されると感じたのか魔法陣を発動させる。ものの数秒で刻み込みは終了し、あっさりと俺達はミレディ・ライセンの神代魔法を手に入れる
プロトターボ「重力魔法かー」
ミレディ「そうだよ~ん。ミレディちゃんの魔法は重力魔法。上手く使ってね....って言いたいところだけど、それ以外は適性ないねぇ~もうびっくりするレベルでないね!」
政宗「はっ、想定済みだ.....」
ミレディ「まぁ、ウサギちゃんと真面目ちゃんは体重の増減くらいなら使えるんじゃないかな。君は.....生成魔法使えるんだから、それで何とかしなよ。ターボ君は.....まぁ、ドンマイ「おい!」金髪ちゃんは適性ばっちりだね。修練すれば十全に使いこなせるようになるよ」
政宗「ほら、さっさと攻略の証をくれ」
ミレディ「容赦ないね〜....」
ミレディは、ごそごそと懐を探ると一つの指輪を取り出し、それを俺に向かって放り投げた。
ミレディ「ターボ君?オーちゃんの姿使ってるんだから変なことしないでよ?」
プロトターボ「ういっす.....」
さっきミレディにキレられたからちょっと腰が低くなっているターボ。まぁなんだ。お前が悪い。
ミレディ「はぁ....人の姿だったら君のこと監視できたんだけどね〜....」
プロトターボ「それは勘弁....」
政宗「.....お前、ここにいてもどうせ暇だろう?」
ミレディ「ん?そりゃそうだけどそれがどうs....はぇ?」ガシッ
政宗「お前は解放者なんだよな?ならそれほど強いってわけだ」
俺はミレディの頭を掴み、引きずっていく
ミレディ「え、えっと?何をするおつもりで?」
政宗「喜べ、あいつの監視はできそうだぞ」
俺はとりあえずあいつらから見えないように中が不可視の結界を張る。
ミレディ「え、えーっと?何をするつもりで....?」
政宗「ちょっと我慢しておけ」
ミレディ「は、はい?いや、ちょ、本当に何をするつもりd.....うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!」
シア「ほ、本当に何が....」
ユエ「....ミレディ、拷問中?」
アンジェラ「流石にそれはないかと」
そして数分後、結界が割れ、出てきたのは....
ミレディ「ミレディちゃん、完全復か〜つ!!」
「「「「....は?」」」」
人の姿のミレディだった。
ミレディ「と、いうことでぇ!人間としてじゃないけどバクスター?ってやつになって復活でーす!生ミレディちゃん見れて嬉しい?どうどう嬉しい?」
ユエ「....うざい」
シア「ウザいですぅ.....」
アンジェラ「....鬱陶しいですね」
プロトターボ「うっぜー......」
そう、俺はミレディをバグスターにした。まぁミレディは元々解放者。なかなかの戦闘力もあるだろうしできるならバグスターとして仲間に迎え入れたいと考えてはいた。....唯一にして最大の欠点であるウザさを許容しなきゃいけないが。
ミレディ「ということで!これからミレディちゃんも一緒に旅するよぉ〜!よろしくね〜☆」
ユエ「....よろしくしたくない」
プロトターボ「まーまー来ちまうんだったら仕方ないじゃん!言っても仕方ないし大人しく着いて行かせて......ん?何これ」グイッ
プロトターボが天井から垂れていた糸を引く.....ん?天井から垂れている糸?
ミレディ「あ?!それっ....」
政宗「.....最悪だ」
ガコン!
「「「「?!」」」」
罠が発動する音がすると轟音と共に四方の壁から途轍もない勢いで水が流れ込んできた。正面ではなく斜め方向へ鉄砲水の様に吹き出す大量の水は、瞬く間に部屋の中を激流で満たす。同時に、部屋の中央にある魔法陣を中心にアリジゴクのように床が沈み、中央にぽっかりと穴が空いた。激流はその穴に向かって一気に流れ込む。
政宗「なんでそんな簡単に罠を踏むんだお前は!!」
プロトターボ「マジすいませぇぇぇぇん!!!!」
ミレディ「まさか自分の罠に引っかかる日が来るとは思わなかったゴボボボボボ.....」
ユエ「〝来…〟」
アンジェラ「ユエ!もう無理です!息を止めて!!」
汚物の如く流された俺達は、激流で満たされた地下トンネルのような場所を猛スピードで流されていた。息継ぎができるような場所もなく、ひたすら水中を進む。何とか、壁に激突して意識を失うような下手だけは打たないように必死に体をコントロールした。
そして俺たちは泉の中央から勢いよく飛び出た。
政宗「がぁぁぁぁ!!!!」
ユエ「んっーーーー!!」
シア「....」
プロトターボ「ンアーーーーッ!」
ミレディ「うゃぁぁぁぁぁぁ!!」
アンジェラ「っ....!」
結果、俺たちは岸にドボンっ!と音を立てて落下するのだった。
自分の罠に引っかかるミレディちゃんざまぁです。
ミレディちゃんなんとお仲間ルートです。はい。
何気に政宗君が声上げるの初めてな気がする。
よかったら感想ください
1人セフィラを追加するとしたら?(上層セフィラのみとします)
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マルクト
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イェソド
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ホド
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ネツァク
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追加なし