lobotomy chronicle ~目指すはありふれた結末~ 作:暇なグリッチ
カラン カラン
それな音を立てて冒険者ギルド:ブルック支部の扉が開く。何?シアの人工呼吸?俺はハジメよりステータスが高いからすぐに力ずくで離して背負い投げで泉に放り込んだ。.....まぁファーストキスはユエに取られたし特段変な気分にもならんかったが。.....ならんかったが(圧)
「随分お仲間さんが増えたじゃないか、モテる男は大変だねぇ?」
政宗「.....俺は何もしてないんだがな」
ミレディ「嘘だよね??君私のことバリバリ改造.....アッスイマセンナニモナイデス」
ミレディに圧をかけて黙らせた。変なことを喋られると困るからな。
政宗「まぁ明日でここを出るからな。色々お前たちにも世話になった、挨拶はしておこうと思ったまでだ。ついでに目的地関連で依頼があるのであれば受けようと思ってここに来た」
「そうかい。行っちまうのかい。そりゃあ、寂しくなるねぇ。あんた達が戻ってから賑やかで良かったんだけどねぇ~」
政宗「馬鹿言え。宿屋の変態といい、服飾店の変態といい、ユエやシア、アンジェラに踏まれたいなどと街中で土下座してくる変態共、決闘を申し込む阿呆共、.....碌な奴がいないじゃないか。出会った者の七割が変態で二割が阿呆共だと?どうなってるんだこの町は.....」
ブルックの町には四大派閥が出来ており、日々しのぎを削っている。一つは「ユエちゃんに踏まれ隊」、一つは「シアちゃんの奴隷になり隊」、一つは「アンジェラ様に罵られ隊」、最後が「姉さまと姉妹になり隊」だ。....ふざけてるのかこの町は。
「まぁまぁ、何だかんで活気があったのは事実さね」
政宗「たわけ、いらぬ活気だ.....」
「で?どこに行くんだい?」
政宗「フューレンだ」
「う~ん、おや。ちょうどいいのがあるよ。商隊の護衛依頼だね。二人分だね。おや、ちょうどじゃないか。どうだい?受けるかい?」
政宗「何?二人分も何故....!?」
するとバグヴァイザーⅡからウェハハハハハハハ!!!!と檀黎斗の笑い声が鳴る。バグヴァイザーⅡを確認すると液晶画面に神様と表示され応答するか閉じるかの受話器のマーク....ってこれ電話か!!!あれ着メロか!!!!
政宗「す、すまん。少し待っててくれ....」
シア「.....なんですかさっきの」
プロトターボ「さぁな」
そして俺は外に出て、近くの路地裏で電話に出る
政宗「なんだお前?私に殺されたいのか?」
「ちょっ物騒やて......本来あそこ1人分だと思ったでしょ?」
政宗「....そうだな」
「えっとね〜流石に今の人数だと1人分で突き通すには無理があると思ってね、君急激にハーレム要員増やしすぎ!俺困るって!」
政宗「アンジェラはお前が差し向けたんだろ、殺すぞ」
「君さっきから殺すぞしか言ってなくない???殺意高すぎない????....えーまぁね、流石に原作通りに行かせておきたいからね、俺の方で人数ちょっといじったの。感謝してよ?じゃあね〜」
政宗「.....」
そう言って通話を切る神。
悔しい!!!!!あんな神に助けられてしまった!!!!人生で一番悔しいかもしれん!!!!!!!!
俺は通話を切った後すぐにギルドに戻る。....本当に悔しい。
政宗「すまんな、少し話があったものでな」
「気にしなくていいよ。で?依頼は受けるのかい?」
政宗「受けさせてもらう。どうせ急ぐ旅でもない」
「あいよ。先方には伝えとくから、明日の朝一で正面門に行っとくれ」
政宗「了解」
おばさんは本当に察しが良くて助かる。おかげで問い詰められることもない.....神は許さん。助けられたのがすごく悔しい。
「あんた達も体に気をつけて元気でおやりよ?この子に泣かされたら何時でも家においで。あたしがぶん殴ってやるからね」
ユエ「.....ん、お世話になった。ありがとう」
シア「はい!キャサリンさん、良くしてくれてありがとうございました!」
アンジェラ「彼はそのようなことはしない人ですが....まぁ、お世話になりました。感謝いたします、キャサリン」
ミレディ「まぁ私はほとんど初対面だけど、私からも一応。ありがとうございました〜」
プロトターボ「マジでありがとうなオバちゃん!!」
....アンジェラが俺以外に少しとはいえ笑顔を見せてるのは初めて見たな。なんだかんだ世話になったからか?
「あんたも、こんないい子達泣かせんじゃないよ?精一杯大事にしないと罰が当たるからね?」
政宗「そんなふうに思われるほど俺の人像は悪いか?....大切にするさ、失いはせん」
俺は苦笑しながらおばさんにそう言う。そして俺におばさんが一通の手紙を差し出す。俺はそれを受け取る。....これあるかないかで結構変わってくるんだったよな?
政宗「これは.....」
「あんた達、色々厄介なもの抱えてそうだからね。町の連中が迷惑かけた詫びのようなものだよ。他の町でギルドと揉めた時は、その手紙をお偉いさんに見せな。少しは役に立つかもしれないからね」
彼女の言う通り、これはのちに活躍を見せる。持っていて損はない。
「おや、詮索はなしだよ? いい女に秘密はつきものさね」
政宗「わかってるさ。ありがたく受け取ろう」
「素直でよろしい! 色々あるだろうけど、死なないようにね」
政宗「.....当たり前だ」
それから翌日早朝。正面門にやってきた。迎えるのは商隊のまとめ役と他の護衛依頼を受けた冒険者達。俺たちはやはり最後らしいな。
「お、おい、まさか残りの六人って〝スマ・ラヴ〟なのか!?」
「マジかよ!嬉しさと恐怖が一緒くたに襲ってくるんですけど!」
「見ろよ、俺の手。さっきから震えが止まらないんだぜ?」
「いや、それはお前がアル中だからだろ?」
....騒がしいなこいつら
「君達が最後の護衛かね?」
政宗「そうだ。依頼書はここにある」
「私の名はモットー・ユンケル。この商隊のリーダーをしている。君達のランクは未だ青だそうだが、キャサリンさんからは大変優秀な冒険者と聞いている。道中の護衛は期待させてもらうよ」
政宗「まぁなんだ。期待は裏切らないと約束しよう。こっちはユエ、シア、プロトターボ、アンジェラ、ミレディだ」
「それは頼もしいな.......ところで、この兎人族......売るつもりはないかね?それなりの値段を付けさせてもらうが」
.....私の仲間をくれだと?
「ほぉ、随分と懐かれていますな...中々、大事にされているようだ。ならば、私の方もそれなりに勉強させてもらいますが、いかがです?」
政宗「お前もそこそこ優秀な商人なんだろう?......それなら答えはわかるだろう?」
....こいつはまだ手放す気はないらしいな。
政宗「.....いいか?私は金で仲間を手放すつもりは毛頭ない。シアをどこぞの神がたとえ欲してもな。早く諦めろ。」
「..........えぇ、それはもう。仕方ありませんな。ここは引き下がりましょう。ですが、その気になったときは是非、我がユンケル商会をご贔屓に願いますよ。それと、もう間も無く出発です。護衛の詳細は、そちらのリーダーとお願いします」
教会から異端の各印を押されるような真似をしてしまったが、どうでもいい。これでも怒りは抑えた方だ。
「すげぇ......女一人のために、あそこまで言うか……痺れるぜ!」
「流石、決闘スマッシャーと言ったところか。自分の女に手を出すやつには容赦しない.....ふっ、漢だぜ」
「いいわねぇ~、私も一度くらい言われてみたいわ」
「いや、お前、男だろ?誰が、そんなことッあ、すまん、謝るからっやめっアッーー!!」
こいつらは本当に愉快だな....仲良いのか?
プロトターボ「やるじゃんお前〜!」
ミレディ「ほ〜ん、君男前なことするじゃん、やるぅ!」
政宗「.....特別な意味はない。」
シア「うふふふ、わかってますよぉ~、うふふふ~」
全く、こいつは....するとユエに袖をクイクイっと引っ張られる。
政宗「?どうした、ユエ?」
ユエ「ん.....カッコよかったから大丈夫」
アンジェラ「ユエの言う通りです。私もあなたにそんなこと言われてみたいですね」
政宗「....慰めどうも」
もはや女達の生暖かい視線も男共の死んだ魚のような目も慣れたな.....
ちなみに依頼に同伴した人たちは「あいつ聞いてた以上に厨二病コーデだった.....」と供述しております
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1人セフィラを追加するとしたら?(上層セフィラのみとします)
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マルクト
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イェソド
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ホド
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ネツァク
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追加なし