lobotomy chronicle ~目指すはありふれた結末~ 作:暇なグリッチ
あれから翌日、俺たちの訓練が早速始まった。ん?リリアーナ?いや。あんなもの心底どうでもいいだろう。あそこの展開は割愛させてもらう。
メルド「勇者御一行よ!昨日も挨拶をしたが、私がハイリヒ王国騎士団の団長を務めるメルド・ロギンスだ!さっそくだが諸君等に渡したい物がある、“ステータスプレート”だ」
騎士団員が新一達に12×7cm位の銀色のプレートを配る。不思議そうに配られたプレートを見る生徒達に、騎士団長メルドが直々に説明を始める。にしてもやはりメルドは気さくだな。とても親しみやすいし優しさがある。まぁその優しさが仇となるのだが.....
メルド「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?」
はっきり言うと初めの難関はここだ。生身の時は最弱なのか、それとも生身の時点でチートなのか。もし後者だった場合マズい。どうにかして誤魔化さなければならないからだ。
清水「おい、そんな難しい顔してどうした?」
政宗「ん?あぁ、清水か。気にしないでくれ」
清水「それならいいけどさ....」
すまない清水、お前にも流石にこの件は言えないんだ....
清水「あ、そうだ!俺と一緒にステータス見るか?」
政宗「.....」
...どうするか。清水とはこれでもかなり仲がいい。断るのは流石に堪えるのだ。俺が悩んでいるとそこにさらに
恵里「あ、兄さん!一緒に見よう!」
鈴「それなら鈴も!」
くっ....ここまで来たら戻れない....俺は仕方なく承諾した。そして再びメルドが語り始める。
メルド「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。そしてステータスオープンと言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代の『アーティファクト』の類だ」
光輝「アーティファクト?」
メルド「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」
生徒たちがなるほどと納得しているが、俺はそれどころじゃなかった。
政宗(心の声)「っ....!俺のステータス!!どうか普通であれ!!」
そしてステータスが表示される
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南雲政宗 17歳 男 レベル1
天職:仮面ライダークロノス 副天職:錬成師
筋力:9600
体力:9600
耐性:9600
敏捷:9600
魔力:9600
魔耐:9600
技能:錬成・全属性適正・全属性耐性・E.G.O召喚・幻想体召喚・魔物肉耐性・全バクスターウイルス耐性・縮地・剛力・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・言語理解
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クソがぁぁぁぁぁ!!!!!!あのクソ神!!!呪う!!呪うぞッ!!!何当然のようにチートにしてくれている神ィ!!次会ったら絶版だぁぁぁぁぁぁ!!!!
清水「ん?政宗?」
恵里「兄さん?」
政宗「すまん少し用事だ!!」ダッ
「「政宗?!(兄さん?!)」」
俺はすぐに近くの物陰に隠れた。さぁどうする.....これをどうやって誤魔化すんだ....?すると横から誰かに肩を叩かれた
政宗「?!お、お前は....!」
規制済み《規制済み》
き、規制済みぃぃぃぃぃぃ!!!任せろ!だと?!というより収容違反するな!!!
政宗「ま、まさかどうにかできるのか?!」
規制済み《規制済み》
もはや今は誰でもいい!どうにかできるなら早く....!と思い俺は規制済みにステータスプレートを渡した。少しすると規制済みがステータスプレートを返してきた。さぁどうなった....
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南雲政宗 17歳 男 レベル1
天職:規制済み 副天職:錬成師
筋力:規制済み
体力:規制済み
耐性:規制済み
敏捷:規制済み
魔力:規制済み
魔耐:規制済み
技能:規制済み
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いやいやいやいやいや?!?!暴挙すぎるだろお前!!!規制済み!グッ!じゃない!!グッドじゃないからな?!怪しすぎるだろこれは!!....あ、一応元に戻すこともできるみたいだ。それならまだいいか.....これで変なことにならなければいいが....俺は光輝がほめられているのには目もくれずさっとステータスプレートをメルドに見せた。そしたらもちろん....
メルド「......ん?」
いやまぁそうなるだろうな。おかしいだろ規制済みって。
メルド「副天職など聞いたこともないし....ほとんどが規制済みとはどういうことだ?」
政宗「俺に聞かないでくれ....」
俺もどうやったかわからないんだよ。理由聞こうとしたらいつのまにか収容されてたしな....
檜山「おいおいなんだこれ!規制済みって!!何にもわかんねぇじゃねぇか!しかも錬成師って、雑魚すぎんじゃねぇのか?」
政宗「それはどうだろうな。お前が見ているのは副天職のみ。天職はさらに凄いかもしれないぞ?」
檜山「ねえって!すぐ死ぬぜこいつ!!即死だ即死!!」
そう言いながら笑う4馬鹿ども。やめてくれ、マナが荒れ狂っている。収容違反起こしかけてる。
メルド「バカを言うな!!規制済みだと言うことは強い可能性も弱い可能性もある。もし前者なんだとしたらもしかするととんでもない実力を秘めてる可能性だってあるんだ。それこそ、勇者以上もありえない話ではない.....」
そう言うメルド。大正解だ。光輝のステータスはオール100に対し俺はオール9600。クロノスのクロから取ったんだな?変なところでこだわりを見せてくれるなあのクソ神.....
愛子「そうですよ!政宗君も気にする必要はありません!私だって非戦闘職?ですし、ステータスだってほとんど平均です。ほら!」
そう言って自分のステータスを見せてくる愛子先生
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畑山愛子 25歳 女 レベル:1
天職:作農師
筋力:5
体力:10
耐性:10
敏捷:5
魔力:100
魔耐:10
技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解
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政宗「......愛子先生。空気、読むべきだぞ」
愛子「えぇ?!なんですか急に?!ど、どういうことですか!」
完全に困惑している愛子先生。あんたも十分チートだ、自覚しろ。
そして今後の訓練の予定が決まり、今後のための訓練が始まるのだった。
政宗君チートだよやったね!
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