lobotomy chronicle ~目指すはありふれた結末~ 作:暇なグリッチ
オリジナル回です
政宗「さぁ、ここなら俺も心なく話をできるだろう?」
ホド「そうですね、私も色々貴方に聞きたいことがあるので....」
俺たちは今ゼクト指令者の荷台で話している。運転はターボに任せ、男子陣も車の中に入れた。何かしてないといいな。いや、していたら今頃雄叫びが響いているだろうから安心だな。
政宗「と言っても俺はお前から特に聞きたいことはない。質問してくれて構わん」
ホド「ではまず....どこでそのEGOを?」
まぁそれは聞かれるだろうと思っていた。彼女らに取っては別世界と思われる人間がEGOを、それもalephのを着ているんだ。気になるのも仕方ない。
政宗「俺の力でだ。これ以上は聞かないでくれ。俺もよくわかってないからな」
ホド「自分の力で...まさか他のEGOも出せるんですか?」
政宗「あぁ、理論上全てのな」
ホド「す、全ての?!」
そう言いながら俺についつい体を乗り出してしまうホド。近い近い....なんでいい匂いしてるんだ?どうせ神だな。無駄なところに拘りを.....
政宗「落ち着け、近いぞ......」
ホド「あっ、すいません.....」
政宗「まぁいい、EGOについてはもういいだろう?次はなんだ?」
ホド「あの貴方が使っていたあの緑色の戦闘スーツと言えばいいんでしょうか....あれは一体?一瞬にしてあの竜を葬り去ってしまいましたが....」
政宗「あぁあれか。それもしっかり話そう」
そして俺は仮面ライダークロノスについて様々な説明をした。時間停止や全身の機能など、俺はあまり長い話はしたくなかったがなにしろ質問が多く結構長くなってしまった。ホドはそんなに驚いて飽きないのかというくらい驚いていた。
ホド「つ、つまりですよ?その仮面ライダークロノスというのは時を止めることができ、100tまでの攻撃を安全に受け止めることができて、時間経過で防御力上昇、さらに攻撃をするたびに攻撃力上昇....なんですかこの性能?!私の会社じゃこんなのaleph行きですよ?!」
政宗「俺も今更ながらイカれてると思い始めてきたな.....」
言葉に表すと本当に意味わからん性能しているなクロノス.....流石はラスボスを務めただけはある。
ホド「そしてこれが何よりの疑問なんですが....大鳥と貴方、仲良くしてましたよね?」
政宗「あぁそうだ」
ホド「アブノーマリティが人間に親しく接し、尚且つ人間の言葉を喋る。こんなの初めて観測しましたよ」
政宗「あーそれがな.....俺はalephのアブノーマリティだけを使役できるんだ」
ホド「......はぁぁぁぁぁぁぁ?!?!?!」
まぁそんな反応にもなるよな、車の中の奴ら困惑してないか?大丈夫か?
ホド「ま、待ってください!でも大鳥はwawですよ?!」
政宗「終末鳥」
ホド「あっ」
彼女は俺の一言だけで何かを察したらしい。流石ロボトミーコーポレーションの(元)AI、察しがいい。
ホド「あ、貴方今どれほどの力持っているか自覚してます....?」
政宗「してるさ、だからこそ必要最低限の戦いしかしようとしていない」
ホド「な、なるほど。その必要最低限の戦いで世界が滅ばなきゃいいのですが.....」
そんなわけ....と言おうとしたがよく考えたら普通にありえたので黙った。
今考えたら俺は全てのEGOを召喚し、alephのアブノーマリティを使役、尚且つ仮面ライダークロノスの力まで持ってるんだ。こんなの一人だけでも国家レベル....いや、世界レベルの武力を誇っていると言ってもなんら不思議じゃないだろう。おまけに俺は生身で恐らくハジメより強い。クロノスの力はもちろん、aleph一体一体が一国を滅ぼしてもおかしくないような力を持っている。改めて俺という存在を振り返ると本当にイレギュラーだな。
ホド「貴方本当におかしいですよ.....というよりあのバイクになる人なんですか?この世界に来てから本当に驚きっぱなしですよ....」
政宗「あいつはプロトターボだ。まぁあいつのことは追々話そう。俺についていちいち驚いてたら保たないぞ。慣れろ」
ホド「えぇ.....」
まぁ実際そうだ。俺の存在はあまりにも異質、ホドどころかこの世界の住人、ユエ達ですら俺に驚くことは少なくない。.....なんか自分で言ってて恥ずかしくなってきたな。
政宗「あぁ、名前を言ってなかったな。俺は南雲政宗だ」
ホド「ナグモマサムネ.....わかりました。政宗、よろしくお願いします」
政宗「あぁ、よろしくホド。ところで.....お前、今自分がどうなってるか気づいてるか?」
ホド「?何がですか?」
....おいおい、まさかこいつ気づいてなかったのか?俺は呆れながらホドに告げる。
政宗「.....お前人間になってるんだぞ?」
ホド「え?な、何をご冗談を...あれ?体がある....えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!?!?!?!?!」
おい、本当に気づいてなかったのか....
「うん、しっかり彼はホドちゃんと接しているみたいだね。」
「いい感じだ、これなら神殺しも可能かな?」
「っていうかしてもらわないと困るんだよな〜.....」
「にしても....やはり彼が来たことで世界に確実にズレが生じてるね、また別なイレギュラーが存在し始めている」
「まさか手違いであんなことになってしまうとは....俺の失態だなぁ.....」
「まさかあいつに転生してしまう奴が現れるとは......まぁいい、それすら彼は超えていくだろう」
「彼は今のままじゃダメだ。今はまだいいけど、彼はそのうち必ず「過去」と対峙する」
「さぁ、君にどこまでできるか見せてくれ」
「そして......誰よりも幸せになって、報われてくれ」
「さぁ、頼むよ?仮面ライダークロノス....いや、南雲、政宗君?」
最近全然モチベ上がらなくてサボってましたすいません....
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