lobotomy chronicle ~目指すはありふれた結末~   作:暇なグリッチ

9 / 37
無双してやりますよ〜
慈悲はない


act9 クロノス無双

ユエ「変身....した......」

プロトターボ「かっけぇじゃん!.....名前は?」

クロノス「クロノス.....仮面ライダークロノスだ.....!」

 

ヒュドラは突然目の前の敵が変身したことで一瞬戸惑うがそれでも戦意は潰えてない。ユエはヒュドラが戸惑った隙に魔法を連発する

 

ユエ「〝緋槍〟!〝砲皇〟!〝凍雨〟!」

 

炎の槍と螺旋に渦巻く真空刃を伴った竜巻と鋭い針のような氷の雨が一斉にヒュドラを襲った。攻撃直後の隙を狙われ死に体の赤頭、青頭、緑頭の前に黄頭が出て咆哮する。

 

「クルゥアン!」

 

すると近くの柱が波打ち、変形して即席の盾となった。私とプロトターボを警戒し時間稼ぎをしようというのだろう。

 

プロトターボ「無駄だぜぇ!!」

 

プロトターボのエネルギーの矢が即席の盾を破壊する。防いだと思ったのかヒュドラは動かず赤、青、緑の頭を吹き飛ばす。すると黒がユエに再び例のオーラを放つ。が。

 

ユエ「もう効かない...!」

 

私はユエの肩に手を乗せ安心させ、恐怖をはねのける。効かないと分かったため今度は私とプロトターボのトラウマを引き起こす。

 

プロトターボ「あ!俺そう言うのないんで!」

クロノス「....舐められているな?」

 

《ポーズ!》

 

私がAとBと記されたボタンを押すと「全て」が止まった。

 

クロノス「シー......審判の時は厳粛でなければならない....」

 

そして私はヒュドラは何度もジャスティティアで斬りつける。ユエが立ち直したとはいえ、私は許すつもりはない....何度も....何度でも斬りつける

 

《リスタート!》

 

瞬間、首が吹っ飛んだ。ユエは何が起こったか全くわからず混乱しており、プロトターボは.....なぜかテンションが上がっている。だがそこで銀色の頭が突如出現した。銀頭の口から極太のレーザーが三人に向かって飛んでいく、私はすぐに2人を庇う。

 

クロノス「!」

ユエ「政宗!!」

 

そしてユエの目に映ったのは.....

 

 

 

 

 

 

 

少し体制を崩し、息を乱しているだけのクロノスだった。

 

クロノス「少し油断していたな....だがお前の攻撃を耐え切るには時間が足りすぎたようだな」

プロトターボ「チートじゃねぇかこの野郎....」

 

クロノスの胸部、ロングライフガードは時間が経てば立つほど防御性能が上がる。まだ変身してそんな時間は立っていないが奴の攻撃を真正面から耐えられるほどには上がっていたらしい。

 

クロノス「さぁ、ジャッジといこう」

 

ヒュドラが再び私に極太のビームを放とうとした瞬間、再び全てが止まる。

 

《ポーズ!》

 

クロノス「お前は.....絶版だァ.....!」

 

ジャスティティアを投げると私はBと記されたボタンを二回押し、必殺技の待機に入る。

 

《キメワザ.....!》

《クリティカルクルセイド!》

 

足元に巨大な時計を投影し、針の回転を模した反時計周りの回し蹴りを繰り出す。

 

クロノス「私の権限は絶対。お前に私を超えることは.....不可能だ....!」

 

《リスタート!》

 

そして再び時が動き出すと一瞬でヒュドラの首が吹っ飛び爆散する。

 

ユエ「さっきから......何が......」

クロノス「クロノスの能力は時間操作。時を止めて奴に何もさせずに殺しただけだ」

ユエ「.....政宗、強すぎ」

プロトターボ「それな?」

 

そして俺はクロノスの変身を解く。だがその瞬間とんでもない倦怠感と眠気に襲われ俺は暗闇に落ちるのだった....

 

ユエ「!政宗!!!」

プロトターボ「お、おい大丈夫か!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

....少しずつ意識が戻り、感覚が繊細になっていく。....暖かい、ベッドの感覚だ。なんだか久々にさえ感じるな....確かヒュドラを倒したんだったな....そして全裸の俺を拘束する全裸のユエと...マナ。いや、マナは元から服なんて着てなかったな。

 

政宗「.....なぜ裸になる....!」

ユエ「......んぁ.....ぁん.....」

溶ける愛「まさむねぇ......んっ」

政宗「.....起きろッ!!!!」

 

俺はユエとマナの頭をわしわしする。すまんな、俺はそこまで厳しくなれん....

 

ユエ「政宗.....?」

溶ける愛「....政宗..?本当に....?」

政宗「南雲政宗。ならここには1人しかいないぞ?」

「「政宗!!!」」

 

二人が抱きついてきた。二人が鼻を鳴らし、泣いている以上邪な考えなどない。そんな自分など絶版だからな.....

 

政宗「心配しなくてもまだ慣れてなかった変身だから疲労がキャパオーバーしただけだ。安心しろ」

溶ける愛「心配したんだよ?!助けに行けなくって.....!」

ユエ「私もマナも....すごく心配した.....」

政宗「不安にさせてしまったらしいな。すまない....」

 

それから二人が安心するまで頭をなでた。そして二人が落ち着いたのち今までの説明をしてもらった。

気絶した俺に近づいたとき破壊された扉が元に戻ってから扉が開いた。一度破壊されたので締まらなかった、らしい。

二人が支えて先に進むと広大な空間に住み心地の良さそうな住居があったという。反逆者の隠れ家である。

その中に危険がないことを確認した上でベッドルームに運び込み意識が戻るまで看病し続けていた、ということだ

 

政宗「迷惑をかけたな。わざわざ俺を看病してくれて....」

ユエ「政宗が元気なだけで全然良い....」

溶ける愛「うんうん!」

政宗「....で?それで裸である必要あるか?」

溶ける愛「それはもう...」

ユエ「綺麗にしてあげた....余すとこなく.....」

政宗「.......」

 

......よし、考えるのをやめよう。俺はジャスティティアからEGOを変え、いない怪物を撃退しようとした本物の怪物のEGO、「黄昏」に変えた。ユエもすっかり星の音を気に入ってるらしい。

 

ユエ「変えたんだ.....」

政宗「あぁ、火力もこっちのほうが高いしな」

溶ける愛「似合ってるよ!」

政宗「あぁ、ありがとう」

 

さて、隠れ家の探索を行なっているのだが外は地下なのに太陽があったり滝が流れて魚が跳ねたり、畑がある、家畜小屋もある。もうここで自給自足の生活が出来る。

 

政宗「かなりの技術だな、これは....」

 

その反対方向の石造りの建物は三階建てになっており一階は暖炉や柔らかな絨毯、ソファのあるリビングらしき場所、台所、トイレといった生活感にあふれ、その奥には豪華な風呂まである。湯が出るところにはライオンの頭。これは万国共通なのだろうか。

 

政宗「そういえばここには風呂があったな.....後で入るとしよう」

ユエ「私たちと「断固拒否だな」....ケチ」

溶ける愛「ぶーぶー!」

政宗「そんなこと言ったって無理なものは無理だ.....」

 

二階は工房となっていたが書棚も工房の中の扉も封印がされているので後回し。そして三階は一部屋のみで豪奢な服を着た白骨が何かを待つように床の魔方陣を挟んで三人の対角線上にある椅子に座っていた。

 

政宗「.....なるほど、あの魔法陣、何かあるな?ユエ、マナ、待ってろ」

ユエ「政宗...」

溶ける愛「わかった!」

 

俺が魔法陣の中央に足を踏み込んだ瞬間、カッと純白の光が爆ぜ部屋を真っ白に染め上げる。

やがて光が収まり、目を開けた俺の目の前には、黒衣の青年が立っていた。....で、長ったらしい話だがしっかり聞くとしよう。神代の後、多くの国々や種族が宗教上の神敵と称して争いを続けていた。その戦いを終わらせるために〝解放者〟(今の反逆者)が立ち上がった。オスカーはその一人という訳だ。彼らには共通する繋がりがあった。それは全員が神代から続く神々の直系の子孫であったということだ。だからこそあの狂神の企みを知ったのだろう。神は自身の戯れの為にこの世界の人々を争わせていた。神の暴走を止めるべく〝解放者〟達は行動を起こした。神々が居る神域を突き止め〝解放者〟のメンバーでも先祖返りと言われる強力な力を持った七人を中心に、彼等は神々に戦いを挑んだ。しかし神は人々を操って〝解放者〟達を世界に破滅をもたらそうとする神敵であると認識させ〝反逆者〟にされた。 〝解放者〟達が次々に討たれる中、中心となった七人は神の手から逃れることに成功しバラバラに大陸の果てに迷宮を創り潜伏することにしたのだ。試練を用意し、それを突破した強者に自分達の力を譲り、いつの日か神の遊戯を終わらせる者が現れることを願って。

 

 

「君が何者で何の目的でここに辿り着いたのかわからない。君に神殺しを強要するつもりはない。ただ、知っておいて欲しかった。我々がなんのために立ち上がったのか。....君に私の力を授ける。どのように使うも自由だ。だが、願わくば悪き心を満たすためには振るわないでほしい。話は以上だ。聞いてくれてありがとう。君のこれからが自由な意志のもとにあらんことを」

政宗「....」

 

すると俺の脳内に魔法が刷り込まれる。生成魔法だ。頭痛がしたが....まぁ耐えれない物でもない。

 

政宗「.....聞こえないだろうが、任せておけ。どうせあの神擬きは俺を殺さんと動くだろう。ついでだ。やつも殺しておいてやる」

 

それから6迷宮をどこから行くかを決め、ある程度のトレーニングをした後俺は風呂に入ろうと服を脱いでいた。だがそこで鏡を見た俺は目を見開く。

 

政宗「?!お、俺の髪が....?!」

 

そう、俺の髪が白色になっており、なおかつ緑のメッシュ。そして目の色も緑色になっていた。

 

政宗「まさか....クロノスになったからか?」

 

仮面ライダークロノスとして覚醒したからだろうか.....まぁ、支障はないだろうし、構わないか

ちなみに風呂に2人が入ってきたのは言うまでもない。ちなみにプロトターボが人間態ゲットしたぞ!と言ってたので見てみたら....

 

プロトターボ「ここの主パクったぜ!!」

政宗「.....」

 

オスカーの外見をしたプロトターボがいた。なんか....オスカー、すまん

 




さらっと尊厳破壊が確定したオスカーさん
よかったら感想ください
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。