リン=フリークスの冒険   作:夜桜百花

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リンの九月四日【4】

 ゴン達が蜘蛛に捕らわれる数十分前、リンは雨が降る廃ビルの街並みをとぼとぼと歩いていた。電話をしようとしたタイミングでようやくスマホを忘れてきたことに気づいたからだ。別にセンチメンタルに浸るわけでは無いが、いざ覚悟を決めると最後にミトの声が聴きたくなったのだった。

 

「あーしくった…こんなタイミングで忘れものとかダサすぎるだろ私…」

 

 仕方なく公衆電話で電話をしたが、色んな意味で泣きたい心境のリン。それだけ自身も精神的に余裕がない状況だったとはいえ、極限下での言い訳が許されない仕事を生業にしているので、ミスをしたことによるショックは大きい。

 友人には定期的に連絡をしている。だからこそ彼らには何も言わずとも、連絡がないのを訃報として受け取ってくれるだろう。そして当然だがジンに電話をするつもりはない。なんというか、恥ずかしい以上に情けないが勝ちそうだから。

 

(親父ならA級賞金首なんて一捻りにしてしまえとか言いそうだし。…流石に無理だっつーの)

 

 ジンならできるのかもしれないが、リンにはできない。それが実力の差を認めたみたいで悔しかった。しかし、だからといって今更意思を変える気は毛頭ない。

 

 リンは死ぬつもりだった。

 

 …いや、それは語弊がある。死ぬ覚悟で戦うつもりだし、結果的に死ぬだろうと思っていた。

 そしてリンが殺されるとすれば、それは裏切りを宣言したゴン達によってではない。そう見せかけて今から殺しに行く旅団の手によってだ。

 

(ヒソカはクロロを殺したがってる…どさくさに紛れヒソカとクロロが2人きりになるだろうから、私が相手するのは10人。…一人でA級10人は流石に途中で死ぬだろな、私)

 

 死ぬのが怖くないわけがない。むしろ怖いから、転生したと知ったあの時からこんなに修行を頑張ってきた。だけど、それよりも優先するものは沢山ある。それはずっと揺らがないリンの哲学だった。だが、それがクラピカと全く同じ思考回路であることにリンは気づいていない。

 雨が降り匂いも音も搔き消される中、昨日よりも明らかに増えたビルの脇を歩いていく。いくらダミーを用意したって、昨日『波』を行った時点で座標を感知しているリンには意味がなかった。まるで昔から歩いていた道のようになれた足取りで進む。同時に自分の中で最善と判断しても、やりたいわけではない行動に移るのを先延ばしにするようにゆっくりと。

 

「すいません、新聞の勧誘ですよ…っと」

 

 昨日自分が口にした冗談を思い出し、小声で呟きながら室内へ侵入した。そんなジョークを口にする程自分は余裕がないだろうと心の中で少し笑いながら。しかしリンを待っていた光景に、思わず固まってしまう。

 誰だって驚くだろう。死を覚悟して赴いた敵陣に、弟と仲間が捕縛されていたなら。

 

「…ねえ、何してるわけ?…ゴン!キルア!何してんの!!」

「なんかデジャヴを感じるな」

 

 リンの叫びにのんきなツッコミを入れるフィンクス。旅団全員がリンの侵入に気づいていたため、リンの姿を見て驚く者は居ない。…マチが少し動揺したくらいだ。ヒソカは相変わらず「知らんぷり♦」だが、額を不自然な汗が伝っている。

 ちなみにクロロはリンとヒソカが知り合いであると知っているので、この「知らんぷり♦」はあまり意味がない。だが、ヒソカがリンを毛嫌いしていると知っているクロロはそれを黙殺してやることにした。

 なんだかんだでクロロは空気の読める男なのだ。リンがヒソカと会ったと言っていたのは5年近く前で、それ以降交友があった気配もない。リンがヒソカと悪巧みをしている可能性は低いだろうと考えたのも大きい。

 

「お前を探しに来たんだろ」

「…そしたら、また捕まっちった」

 

 そっぽを向いてむくれるキルアと、半笑いで誤魔化そうとするゴン。「またか」とじろり睨むリンの視線は、2人とも目を逸らし回避する。

 

「リン、何をしに来た。この間のような交換条件ではもう解放しないぞ」

 

 クロロがそう言って本を片手に出現させる。必要とあらば念能力を発動する気なのだろう。昨日は居なかったのに状況を把握しているあたり、メンバーの誰かから事を聞いたらしい。

 

「プリン喜んでたのによく言う…」

「あ、そうなの?持って行った甲斐があったわ」

「…」

 

 コルトピの言葉に、一瞬で凄んでいた意味がなくなった。今から死闘を繰り広げようとしていたのに、そんなんでいいのだろうか。

 いや、良くない。そう思っているのはクロロが大きく咳払いをしたことからよくわかる。

 

「…で、何をしに来たんだ」

「私が代わりになる」

 

 本来ならばここから喧嘩を売るつもりだったが、ゴン達が捕らわれているという誤算はリンの方針を変えさせざるを得なかった。すなわち、人質交換の交渉へと。予想していなかったリンの言葉に、興味深げにクロロがリンの目を見据える。

 

「ほう…1つ聞くが、俺たちがお前を拘束するメリットはあるのか」

「少なくともあんたがショタコン呼ばわりされるリスクはなくなるわね。…あ、ごめん。マジでそういう性癖だったりする?」

「…」

 

 リンの言葉に全員が笑いを堪えて顔を引きつらせ、運の悪いことに唯一水を飲んでいたシャルナークが耐えきれず吹き出した。

 しかし団長がシリアスな雰囲気にしようとしているのが分かるので、忠実な団員達はプルプルと堪える。フィンクスやノブナガでさえゲラゲラと笑いたいのを我慢しているので、クロロはかなり慕われていると言えるだろう。

 

「まあそれは冗談だけど…そうね、実は鎖野郎と知り合い…とか言ったらどう?」

「姉さん!」

「リン!」

「お前ら、少し黙るね」

 

 咎めるようにゴン達が叫び、拘束していたマチが糸を強く引き絞った。同時にフェイタンがキルアの首筋に傘を突き付ける。

 痛みに呻く弟達に、反射的にマチとフェイタンの2人を睨みつけるリン。だがそれを言葉に出すことはせず、言いかけていた言葉を改めて口にした。

 

「そして、この子たちも知らない鎖野郎絡みの情報を持ってる。それで妥協してくれると嬉しいんだけど」

「姉さん!!やめて!!」

「おい!笑えねぇ冗談はよせ!」

 

 焦るゴンとキルア、脅迫されているのも構わずに思わず身を乗り出した。糸を切ることはできず、ギシギシとゴン達の身体が悲鳴を上げる。だが、そこまでして2人が止めるも、リンの意思は一切揺らがない。

 

「…つまりお前は鎖野郎と仲間だったということか。裏切ってもいいのか?」

「クロロにも優先順位ってあるでしょ?最近知り合った仲間より生まれた時から知ってる弟達の方が大事なのよ」

「ねえ、嘘でしょ!嘘だって言ってよ!」

「お前、うるせえぞ」

 

 軽く視線を逸らしながらもはっきりとそう言ったリン。ゴンを遮るようにして、ノブナガが凄んだ。次下手を言おうものなら斬る、とその瞳と腰に構えた刀が言っている。動揺するようなことを言われてもクールにクレバーに、クロロはパクノダに指示を出した。

 

「パク、確かめろ」

「触らないで。触ったら交渉決裂と見なし、攻撃する。可能な限り、全員殺す」

 

『練』

 

 そう言うと、リンは全力でオーラを練り始める。周囲の埃がリンの生体エネルギーに吹き飛んだ。オーラの大きさと密度、殺気に、反射的に団員全員が臨戦態勢になる。姉が本気でオーラを練る姿を目の当たりにしたゴンは驚愕に目を見張り、キルアは命の危機を感じて思わず半歩後ずさった。

 リンはオーラ総量と密度という観点で言うならばジンにも負けないレベルの実力者だ。念能力者としても世界トップクラスの実力を持ち、若さという伸び代もありネテロが注目する程の人物である。戦術や『発』、身体能力など全ての要素を加味した上で勝負は決まるため一概には言えないが、この一点においては旅団メンバーすらも凌駕していた。

 

 ゴンもそうだが、キルアは知らなかった。共に過ごしてきた仲間がここまでの力を隠し持っていたことに。そして同時に疑問に思う。『旅団を警戒させるほどの力を持つリンが、わざわざここに来た理由は?』と。

 爆発的なオーラとは不釣り合いに、リンはあくまで静かに淡々とクロロに言葉をかける。

 

「弟たちを助けたいだけよ」

「…わかった。お前ら、もう行け」

 

 かなり魅力的な交渉条件といいリンのオーラ総量といい、クロロが折れるには十分だった。ここで無意味に全面戦争をするよりも、人質交換に応じた方が良いと判断する。リンもその言葉に息をつくと、敵意がないのを示すためにメイメイの具現化を解除した。独自の意思で具現化できるメイメイだが、リンを心配そうに見つめながらその指示に従う。

 ゴン達を解放したマチとフェイタンに両脇を挟まれ、逃げようものなら殺すといった雰囲気を持って廃材の上に座らされるリン。自分達が拘束されていた糸と同じものがリンの後ろ手に巻きつけられると、ゴンは自分のせいで姉が捕まったと狼狽した。

 

「姉さんを離せ!」

「やめろゴン!下手打って殺されるのはリンだぞ!」

 

 オーラを練って今にも暴れ出そうとするゴンを、キルアが必死で抑える。そのキルアも、もちろん到底冷静ではいられない。

 そもそも自分達はリンを説得しに来た。リンが旅団の仲間として自分達と敵対すると言ったからだ。

 

「リン…!」

 

 そのリンが、なぜ捕虜になれる?リンの意図と旅団との関係性が全く見えず助けを求めるようにリンを見つめるその姿は、イルミと対峙している時よりもよっぽど弟らしい仕草だ。しかしリンは眼を合わせようとしない。

 

「いいから、行きなさい」

「諦めろ坊主ども。そいつはもう梃子でも動かねぇよ」

「ノブナガ、あんたその惚れっぽい癖どうにかした方が良いよ」

 

 リンの言葉に逆らって動こうとしないゴンとキルアに、ノブナガが髭を捻じりながら言った。この様子では旅団には入ってくれないだろうという諦め、そしてゴンとキルアを気に入っているが故の親切な助言だ。

 何より互いを大事に思うが故のリンとゴン・キルアの行動を好ましくも思っていた。相手に情を移しがちなノブナガにマチが「またか」と呆れてしまうのも無理はない。

 

「何でそんな事がわかる!姉さんを見捨てられるわけないだろ!」

「リン、今更だがお前特質系だろ。団長とも気が合うしな」

「そうだけど。…あれ、知らなかったっけ?」

 

 そういえば言った事なかった気がする、と過去を思い返すリン。考えてみれば砂を操作する姿しか見せた事がない。

 だが操作系の能力を使っているくせに念獣を連れているしリンがクロロと馬が合う姿は当時から見ていたため、薄々わかっては居たのだろう。

 

「やっぱりな。特質系はタチがわりぃんだよ。理屈を全て理解した上で、自分の信念に沿って傍から見れば理解できない行動を取る。だからこそ言い出したら聞かねぇ」

「…それって間接的に私達も馬鹿にされてるのかしら?」

 

 同じく特質系のパクノダとクロロが少しムッとする。目の前の子ども達に系統を知られたところで、脅威でも何でもないという余裕故に生まれる言動だ。そして仲間に忖度をしないノブナガは非難の眼を向けられても平然としている。

 

「客観的な感想を言ってるだけだよ。そこの強化系馬鹿にもわかるように嚙み砕いてな」

「…ちょっと、私も弟が強化系って今初めて知ったんだけど」

「そりゃ可哀そうに」

 

 思わず口を出すブラコンのリン。「何でお前が先に知ってるんだよ」の視線を惜しみなく送るが、リンは現在捕虜だ。

 

「つまりそいつには自分を犠牲にしても譲れないものがあるってこった。愛されてるじゃねえか」

 

 リンの立場が見えないまま意地を張るゴンや状況が把握しきれていないキルアとは対照的に、ノブナガの見解はこの場の誰よりも的を射たものだった。否定も肯定もせずに黙り込むリン。それは自身の性格含め、全てドンピシャを指摘されたが故だ。

 

「…そんな気持ちを無下にして俺らとドンパチやるか?間違いなく無駄死にだな」

「それでも!お前らの所に1人で残すもんか!!」

 

 リンがゴンの立場なら全く同じことをしただろうが、それは力があるからだ。ないならば一旦引いて仲間を呼ぶなりして、人命最優先で別の手段を考えるだろう。

 だが、ゴンのそれは見切り発車も良いところ。そして、ここで弟が殺されるのはリンとしては最も望んでいない展開だ。

 

(この状況下でも意地を張れるの…逆に凄いわよあんた)

 

 弟の頑固さにどうすれば引いてくれるだろうかと考え、1つの手段を咄嗟に思いつく。本当はこれも隠しておきたかったが、背に腹は代えられない。

 

「2日前から決めてたの。マシな手立てはないかって…そんなの無かったけどね。妙な動きしてたのは謝るわ。ま…蜘蛛の一員だったって思って忘れてよ」

 

 あくまで2人の方に顔は向けない。正面をしっかりと見据え、まるで足手まといだと言わんばかりの口調でそう言う。

 そしてゴンは、仮に目を見てそう言われたとしてもこの場から逃げようなどという気には毛頭なれなかった。リンの言葉に一瞬息を呑んだが、それでも拳を震わせ、いつしかリンがハンター試験を受けるために島を出る前の夜のように、大声で駄々をこねる。そうすれば何かが変わるのではないかという僅かな期待を胸に。

 

「嫌だ!姉さんは俺の家族なんだ!姉さんを置いていけない!!」

「早く!!」

 

 あの時はリンが宥めにかかっていたが、今度はそうはならなかった。大声で怒鳴られ、ゴンの身体がびくりと震える。

 姉を見捨てるのか、そんな事ができるわけない。でもそれしか選択肢はない。数秒の間を置き、ギリギリと壊れてしまうのではないかという程に歯を強く噛みしめると、ゴンはくるりと背を向けた。

 

「キルア…行こう。姉さん、絶対助けに来るから」

「…!?…ああ」

 

 ゴンの頑固さをこれまでの付き合いでよく知っているキルアだからこそ、ゴンのこの判断には酷く驚いた。実際、ほんの数分前までは自爆特攻をかけるんじゃないかというくらいに怒っていたはずなのに。

 だが、ゴンの判断が正しいのも事実だ。そしてキルア自身、この場から一刻も早く離れたかった。桁違いの、全員が本気のイルミと同等かそれ以上の殺気とオーラを纏っており、嫌でも自分の力不足をわからせられる。

 

「お前ら…姉さんに酷い事したら、許さないからな」

 

 子ども2人の姿が見えなくなった後、あまりの粘り様に感心したようにフィンクスが口笛を吹いて呟いた。

 

「やっと行ったか」

「悪いわね。うちの弟聞き分けが悪いのよ」

「いや?良いモン見せてもらったよ。姉弟愛…ってやつか?俺にはわからんが」

 

 リンが捕虜である事を感じさせない友人のような口調で言う。マチの糸とフェイタンの殺気が無ければ完璧だったが、残念ながらリンの発した『練』に合わせて厳戒態勢の2人だ。他の団員も態度には出さずともいつ何が起きても良いように身構えていた。

 

「…で、こっからは捕虜としての尋問タイムなわけだが。なあ団長、こいつどうするよ。なんか色々ややこしそうなんだが」

 

 そう言ったフィンクスの言葉を合図に、リンは改めてクロロの顔を見る。こうなってしまえば、自分の命は部屋の中央に座る男次第だ。

 

 クロロはリンが思っていたよりも感情を読みづらい表情をしていた。オーラの色もまた、先程から様々な色に変わっていて思考を読み取ることが出来ない。しかしブレブレなオーラのカラーリングに反してオーラの流れ自体は淀みなく、そして口調もはっきりとしている。

 

「お前の目的は何だ」

「だから、あの2人を助ける事だって言ったでしょ」

「違うな。初めお前は、あいつらを見て驚いていた。つまり想定外だったということだ。…本当は何のために来た」

 

 そう尋ねる瞳は暗く、酷く重い。あわよくばシラを切ろうとしたもののあっさりと核心を突かれ、観念したリンは正直に話す。

 

「あんたらを殺すため。…でも状況が変わったわ。今この状況でやろうとしても、その前に私が殺されるだろうから」

「何だとコラ!」

 

 ノブナガをはじめ、誰もが再び殺気を纏った。リンとクロロのみが何も態度を変えずに座っている。

 

「だろうな。賢明な判断だ」

「お褒めの言葉、ありがたく受け取るわオニーチャン」

 

 そう言いながら、クロロのオーラが悲しみの色を僅かに纏うのをリンは見た。それも一瞬で、すぐに元の冷静な『団長』の色に戻っていたが。

 

(…私自身が選んだとはいえ、ね)

「しかしそうなると少し想定外というか…事情が変わってきたな。…うん、やはりそうした方が良いか」

 

 ぶつぶつと独り言を言いながら1人納得した様子のクロロを周囲は黙って見守っている。このような素振りの後に命令が下される事を団員たちはよく知っていたからだ。

 

「リン、少しこっちに来い」

 

 クロロに命じられたため拘束を緩めたマチとフェイタンの脇を離れて、クロロの元へ行くリン。

 今ここで糸を引きちぎり暴れてやろうかとも一瞬思ったが、その前にクロロが何を言うか聞いてからにしようと考え直す。何か念能力による操作を受ける可能性を考えて警戒するが、次に出てきた言葉は予想外のものだった。

 

「名前と生年月日、血液型を言え」

「…は?」

 

 クロロの言った事はリンの予想もしていなかった内容だった。思わず間抜けな声が出る。「占いに必要なんだ」と続けて言われると、思わず首を傾げてしまった。

 クロロが占いなんて、死ぬほど似合わない。だがこの状況でクロロがわざわざ嘘をつくとも思えず、正直に言う選択肢を取る。

 

「…リン=フリークス、1981年1月1日のB型」

「ふ、やはりB型だったか」

「血液型占いはバーナム効果って知ってるでしょ。私が頑固だって言いたいの?」

「俺は何も言ってないが?」

「…」

 

 対してクロロはどこ吹く風だ。くるくるとペンを回し【天使の自動書記】(ラブリーゴーストライター)を発動させる。さらさらと迷いのない動きでペンを走らせ、数小節からなる詩がリンに差し出された。腕が使えないため首を伸ばして差し出された文章に目を通す。

 

鉄錆を水に流す為

貴方は自ら蝶となる。

見捨てられた狩人達は

パンドラの箱に手を伸ばす

 

狩人を捨てきれない遊猟の蝶は

蜘蛛の手を捥ぎ眠りにつく

針を補助に使うと良い

きっと力になってくれるだろう

 

それは、たった2つのブロックに分かれたシンプルかつ複雑な未来の暗号だった。




ノブたんのオーラ別性格分析
強化系:単純頑固で話聞かないバカ
変化系:何を考えているかわかりにくい、抜け目がない
具現化系:色々と極端で次の行動がわからない
放出系:ざっくりしていて喧嘩になりやすい奴
操作系:頭脳担当になりがち、説明が長い
特質系:言い出したら聞かない、頭の良いバカ
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