曇り空の夜のプリキュア   作:popoponpon

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第107話 魔女と仲間たち

 

ソラシド保育園。園児たちの前に、現れたあげはの手には顔が掘られたカボチャの置物が握られていた。この時、この世界ではハロウィンの時期が近付いており、保育園では一足早くハロウィンパーティを行っていた。

 

「皆は……ハロウィンがどんな日か知っているかな?」

「おかしをもらえる日!」

「面白い服を着る日!」

「トリックオアトリート!おかしをくれなきゃ悪戯しちゃうぞって言うんだよ!」

「さっすが年長さん!」

 

あげはの問いかけに園児たちが元気よく答える。数日前から保育園ではハロウィンの飾りつけが行われており、建物の外から見ればお化けやカボチャなどの置物や飾りがたくさん置かれていた。

 

「それじゃあ皆に、ハロウィンのカボチャ、ジャック・オ・ランタンを作ってもらいまーす!」

 

そして今日はそのパーティの一環として、皆にカボチャの絵を描いてもらっていた。そんな中、いち早くカボチャの絵を描き終えた男の子がその絵を持って楽しそうに言う。

 

「僕、これ被ってハロウィンフェスタに行くんだ!」

「私も!」

「ハロウィンフェスタ、私もすっごく楽しみなんです!」

 

園児達にとって楽しみなイベントはまだある。それはソラシド市で行われるハロウィンイベント、通称ハロウィンフェスタだ。当然、楽しみにしているのは園児たちだけではなくあげはも楽しみにしていた。

 

「街を挙げてのお祭りだから、盛り上がるよ!いろんなお家にお菓子を貰いに行けるから、子供達もすっごく楽しみにしてるの!」

 

もう一人の先生があげはに子供達のハロウィンフェスタに対する意気込みを伝える。子供たちが色々な家庭を訪れ、お菓子を通じて大人たちと触れ合う貴重な機会。子供たちにとっても楽しく、そして大きな経験となるのだから。

 

「うちもお菓子用意しなきゃ!」

 

であれば、あげはも皆とお菓子を用意しておかなければ。ヤクモも来てくれそうだが、お菓子を用意するとなると家の都合もあるだろうし、どうなるかなと考えていると、

 

「本当に行くの……?」

 

と、弱気な女の子の声が聞こえてくる。何か心配事があるのかとあげはがその子達の話に耳に傾ける。

 

「れな、怖いなぁ」

「俺は全然平気!」

「でも、魔法でカボチャにされちゃったら……」

 

どうやら、お菓子を貰いに行く家の中に不安な場所があるようだ。一体どんな場所へ行こうとしているのか気になったあげはがその子達の机に移動して話を聞いてみる。

 

「何々?何の話?」

「あのね、お菓子をもらいに行くお家の中にね」

「本物の魔女のお家があるんだよ」

「本物の魔女?」

 

そんな人がこのソラシド市にいたのだろうか。こういうイベントなのでいろんな人と楽しく過ごしてほしいと言う気持ちはあるが、もし危険な人物であれば注意してその人の家には行かせないようにした方がいい。少し警戒しながらあげはが子供達に続きを促す。

 

「丘の上にあるお家で」

「うんうん」

「お婆ちゃんと女の子が住んでるの」

「赤ちゃんもいるんだよ」

「うんうん……?」

 

子供たちの話す情報を1つずつ組み上げていく。すると、その立地にある家で、実際にその家族構成をしている家が、自分の知っている中にあることにあげはは気付いてしまう。

 

「丸い鳥さんもいる!」

「すっごい速い人がいて、男の子とよく家に入ってる!」

「……って!?それウチじゃん!?」

 

ここまで言われたらほぼほぼ確定だろう。思わず自分が今住んでいるましろとヨヨの家だと言ってしまい、慌てて口を閉じるも時すでに遅し。魔女が住んでいる家があげはの家だと知ってしまった子供たちは嬉しそうにあげはに詰め寄ってくる。

 

「あげは先生のお家なの!?」

「魔女の仲間!?」

「かっこいい!」

「ちょ、ちょっと待って!?どうしてヨヨさんが魔女なの!?」

 

話の文脈からヨヨがその魔女だということはわかるのだが、一体全体どうして魔女などと言われてしまっているのか。それがいまいち腑に落ちなかったが、それこそ子供達には不思議な様子で、

 

「だって、すっごく綺麗な青い石を集めてたし」

「鏡とお話ししてた!」

「赤ちゃんを浮かせてた!」

「ねえ本物の魔女でしょ!?」

 

と、自分達が見てきたヨヨが魔女であるという証拠をあげはに突きつける。最初の話はこちらの世界に落ちてきたスカイジュエルをヨヨが収集しているところ、鏡と話をしていたというのはミラーパッドを用いて通話していたところ、赤ちゃんが浮いているというのはエルが揺りかごで浮かんでいるというところなのだろう。

 

(ヨヨさん、滅茶苦茶目撃されてるじゃん!?)

 

あげはは事情を知っているのでこれが魔女の証拠などでは断じてないことは知っているのだが、何も知らない園児たちからすれば魔法の力を使っているようにしか見えないのだろう。だがそれよりも、普通に市民たちにこれらが見られていたという事実をどう誤魔化すかとあげはは苦笑いするしかないのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「あはははは!!」」」

 

その日の夜。あげはから保育園での話を聞いたましろ達はつい笑ってしまっていた。

 

「孫の私が言うのもなんだけど……確かにお婆ちゃんって魔女っぽいかも!」

『そう言われると……傍から見たら胡散臭く見える知り合いもいるなあ……』

「いやいや自分のお父さんじゃないですか」

 

あげはから話を聞いて面白くなりそうだと思ったソラがミラーパッドを使い、通話が繋がっているヤクモからもましろに同意するような言葉が出てくる。無論、ヤクモが言っている人物はムラクモのことなのだが、その物言いに思わずツバサも呆れてしまう。

 

「ふふ、なんだか期待されてるみたいね。今年のハロウィンは頑張らなきゃいけないわね」

「そうだ!それなら……本物の魔女の館に見えるように飾りつけしませんか?」

 

案外乗り気なヨヨの姿を見て、あげはも園児たちを喜ばせるために折角なら本当に魔女のように振る舞ってみないかと提案してみる。それを聞いたましろもわくわくしながら、

 

「わあ!賛成!来てくれる子達もきっと喜んでくれるよ!」

 

と賛成する。皆で飾りつけを行い、お菓子を用意して園児たちが喜んでくれる姿を想像するとそれだけで気分が晴れ晴れとしてくる。

 

「勿論ヨヨさんには魔女の恰好をしてもらいます!その名も……ハイパースゴスギレジェンド名誉大魔女ヨヨ!!」

「あらあら……」

 

となれば、皆の衣装なども決めなければいけない。早速あげはは皆の役回りを話し始める。

 

「エルちゃんは、ハイパーカワイスギプニプニッ子魔女、エル!」

「えるぅい!」

 

園児たちの話題に出ているのだから、折角と言うことでヨヨとエルには魔女の役回りをしてもらおうとしているようだ。そして2人から好感触を得られたことに満足げに頷く。

 

「おばけの恰好をしてお菓子を貰うなんて、こちらの世界のお祭りは面白いですね」

 

ハロウィンという文化はスカイランドにないのだろう、初めてのハロウィンという風変わりなイベントにツバサもソラも興味津々な様子だ。特にソラは楽しみで仕方がないのが表情からわかるほどで、

 

「うんうん、私達はどうしましょうか!ヤクモさんも一緒に来ますよね!」

『うん、もちろんだよ』

「……うん?本当に大丈夫?ヤクモ君の家でも準備とかしないの?」

 

当然ヤクモにも一緒に楽しもうと誘うソラ。ヤクモはそれを喜んで受けるも、ハロウィンフェスタの準備を嵐堂家でもするのではないかととあげはが問いかける。もし家族で準備などをしているならそちらを優先した方がいいのではないかと考えたのだが、

 

『母さんは母さんで集まりがあるみたいだし、父さんもその日は家にいないらしいから、俺は問題ないよ。ミクモと一緒に行くよ』

「はい!待ってます!!それで……私達は何をすれば?」

 

無事、ヤクモの参加を聞き喜ぶヤクモ。となれば、自分達も今回の準備でどのような役回りになるのか。それを期待しながらましろに問いかける。

 

「じゃあ……魔女に仕えるカボチャのおばけはどう?」

「あっ、吸血鬼とかどう?ヤクモ君と2人で合わせてさ」

「!!それだよあげはちゃん!!」

『え?』

「吸血鬼?」

 

ヨヨとエルに合わせて魔女に仕えるおばけの役はどうかと提案するましろ。だが、ここで何を思ったのかあげはが吸血鬼の役を2人にやってもらえないかと提案する。それを聞いたましろは目をキラキラさせながら承諾。一方吸血鬼の事を知らないソラはただ首を傾げていた。

 

『魔女の館なのに吸血鬼……?』

「まあまあ、いろんなおばけがいて楽しそうじゃない?」

 

ヤクモも魔女がメインのはずなのに吸血鬼がいるのはいいのだろうかと首を傾げてしまう。だが、2人の思い付きでそのままヤクモとソラの配役が決まる。そして残る4人の配役も決めていく。

 

「じゃあ、カボチャのおばけ役は私達がやって、お菓子を配る手伝いをしようっか。ミクモちゃんにもそう伝えてくれていいかな?」

『うん、わかった。後で教えておくよ』

 

こうして配役が無事決まり、ましろとあげははどんな服装や飾りつけにするか、お菓子は何を用意するのかと話し合い始める。そんな中、ハロウィンを知らないソラとツバサは顔を見合わせて難しく考え込んでしまう。

 

「カボチャのおばけ……」

「吸血鬼とは……よくわかりませんがそのような大役、私に務まるのでしょうか……」

「喋り方はどうしましょうか……普通に話すとおばけっぽさが出ないですよね……」

「ヤクモさんなら何か知っているでしょうか……」

「うんうん、もちろん、やるからにはとことんやりきっちゃおうよ!」

「えーるぅ!」

 

ブイサインをしながら、やる気に満ち溢れるあげは。そして翌日。ヤクモとミクモが虹ヶ丘家へと訪れる。

 

「ミクモー!」

「エルちゃん、元気だった?」

「うん!」

 

ミクモの姿を見て彼女にゆりかごに乗った状態で飛びつくエル。そしてヤクモ達はハロウィンの飾りつけや衣装などの打ち合わせを進めていくことになる。そんな中、ハロウィンが初めてとなるミクモも、真剣にあげはのハロウィンの説明を聞いていた。そんな中、ソラが少しそわそわした様子でヤクモの腕に手を置く。

 

「ソラさん?」

「そ、その……ちょっと、考えていたんですけど……」

 

その行動が気になり、ヤクモがソラを見る。ソラはというと、少し恥ずかしそうにもじもじした様子で指をすり合わせており、小さな声でヤクモにあることを聞いてみる。

 

「お、お菓子って……小さい子……だけのもの……なんだよね……」

「……そんなことないんじゃないかな?」

 

どうやら、ソラもハロウィンの為に作られるお菓子を欲しいと思っていたようだ。そんなソラの様子にヤクモも可愛いと感じながら、ふふっと笑ってしまう。そしてソラを安心させるように笑いかけると、別にそんなことはないのだと答える。

 

「お菓子は余るぐらいにはあるんじゃない?どれくらい用意するの?」

「あはは、ちゃんとソラちゃんや皆の分も用意してあるよ」

「!!ハロウィン、すっごく楽しみです!!」

 

ちゃんと自分達にもお菓子がもらえると知ったソラの表情が明るくなる。そのままヤクモの手を握ったまま立ち上がり、ウキウキ気分でそう声を上げるソラ。その様子を見て、皆微笑ましく笑う。と、

 

「ねえねえソラちゃん、こんなドレスがあったんだけど、これとか吸血鬼っぽくない!?」

「え?どんなのですか!?」

 

と、打ち合わせを進めていく中であげはがこれから何の衣装を用意すればいいのか確認するため、今ある衣装を確認しに行っていたのだがその中でソラにぴったりそうなドレスが見つかったと持ってきてくれた。それは黒を基調としたドレスで、後ろでは大きな蝙蝠の羽をイメージしたような装飾が腰あたりについていて左右に広がっているように見える。

 

「あ……すっごく可愛いです!」

「うんうん!よく見つけたねあげはちゃん!」

「ハロウィンってこんな可愛い衣装を皆で着るんだね」

「ドレス、かわいい!」

 

それを見た女性陣は大興奮。キャーキャーと騒ぐ様子を見ながら、ヤクモはそれを着たソラの姿を想像してついつい口元が緩んでしまっていた。

 

「……随分だらしない顔してますよ」

「うぐ」

 

その様子をジト目でツバサに窘められてしまい慌てて表情を取り繕う。しかし、衣装について盛り上がるソラやミクモの姿を見ていると優しい表情になってくる。ツバサもまた、ヤクモを窘めるも自分もエルが仲良くミクモと話し合ってる様子を見て嬉しそうに笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、遂にハロウィンの当日が訪れる。街の店にはハロウィンのポスターが貼られ、ガラスにはステッカーなどが取り付けられている。そして、そんな町中を、様々な仮装をした人々がおり、ソラシド市で行われるハロウィンフェスタは例年通りの大賑わいを見せていた。そんな中、

 

「「「……」」」

 

保育園にいた3人の園児たちが息を呑んで一つの家の前で立ち尽くしていた。頭部にはカボチャの絵を切り抜いた紙を巻いた白い紙をハチマキのように巻いており、他にもマントなどの仮装をしていた。3人の目の前にあったのは、以前までとは違う丘の上の家、虹ヶ丘家。そこは門から完全にハロウィンの飾りつけとなっており、雰囲気が普段とは変わっていたのもあって3人ともすっかり緊張してしまったようだ。その背後にはばっちりメイクを決めたカボチャのおばけのフードやローブなどを羽織ったあげはが立っており、3人の園児たちを家の中へと導いていた。そして、扉がゆっくりと開かれる。

 

「「「……!」」」

 

不思議な光を放つランタンを持つ、かぼちゃのおばけの仮装をしたましろが扉の中から顔を覗かせる。家の中は今日のために薄暗くなっており、目元を隠しながら語り掛けてくるましろの姿は可愛くもありながら、見様によっては不気味にも見えるかもしれない。

 

「……魔女の館に……ようこそ……大魔女様がお待ちです……どうぞこちらへ……」

 

家の中も暗めの垂れ幕やハロウィンの飾りつけを使い、ほとんど明かりが見えない薄暗い状態になっていた。そんな中でましろは子供達が変なところに行かないように、転んだりして怪我しないように注意しながら誘導し、リビングだった場所への扉を開け、園児達が薄暗い扉の奥をどうにか見ようと四苦八苦している間に素早くあげはと共に入り込む。園児たちが暗闇に慣れるのと同時に、部屋の奥に光源が現れ、館に住む面々の姿を映し出す。

 

「「「!!」」」

 

そこには魔女の恰好をしたヨヨとエルとミクモの姿と、おばけの仮装をしたましろ、あげは、ツバサの姿、そして吸血鬼のドレスとスーツを着たお揃いのヤクモとソラが園児たちを出迎えていた。ミクモも当初はおばけの仮装をすることを楽しみにしていたのだが、エルから一緒に魔女の恰好をしたい、と言われたことで彼女も喜んで魔女の仮装に切り替えることになった。実際、2人が並ぶと魔女姉妹のように見えてより華やかに見えるようになったため、エルのセンスは大正解だったと言えるだろう。

 

「魔女の館へようこそ」

「「ようこそ」」

 

ヨヨとエルとミクモが園児たちを出迎えるように口を開く。他の面々は静かに佇むだけ。そして園児たちは緊張とその異様な雰囲気に生唾を呑み込みながら、3人の内の1人が勇気を出して口を開こうとする。しかし、中々言葉が出てこない、と、その背中を残りの2人が押し、3人は顔を見合わせると、

 

「「「トリックオアトリート!おかしをくれなきゃいたずらするぞ!」」」

 

と、遂にその言葉を口にする。それを聞いたヨヨはゆっくりと顔を上げると、園児たちの元気な様子を見て嬉しそうに笑う。

 

「まあ、凄く元気だこと」

「大魔女様、どうされますか?」

「魔法の道具に悪戯されたら困っちゃうわね。おかしをあげましょう」

「かしこまりました!はい、どうぞ!」

 

吸血鬼に扮したヤクモがヨヨに問いかける。いたずらされてはいけないとヨヨは笑うと、3人におかしを与えるようにと皆に伝える。それを受け、ソラが3人にお菓子を手渡していく。

 

「「「ありがとう!」」」

「どういたしまして」

 

お菓子を受け取った園児たちは嬉しそうに笑いながらお礼を言う。それを聞いたソラもまた、園児たちの喜ぶ顔を見て笑う。

 

「魔女さん、魔法の道具、見ていい?」

「もちろん。さ、どうぞ」

 

ヨヨは園児たちに魔法のステッキなど様々な道具を見せていく。その様子を見ながら、ソラが楽しそうにヤクモに言う。

 

「ハロウィンってお菓子をあげる方もすっごく楽しいんですね」

「そうだね」

 

ヤクモも、このイベントを楽しんでいるようで、ヤクモに笑いかける。そんなヤクモの笑顔を見たソラももっと嬉しそうに笑う。

 

「ふふ、ハロウィンって特別なお祭りなんだよ。いつもならお話ししない人とだって、いつもと違う服を着て、トリックオアトリートの言葉1つで繋がれる。そして、笑顔が広がっていくの。ハロウィンって、本物の魔法みたいじゃない?」

 

2人の話を聞き、ましろがハロウィンについてそう語ると、同意するようにソラ達も頷く。

 

「私もそう思います」

「魔法か……そうかもね」

「……そうだ!後で街の方にも行ってみない?プリティホリックでもお菓子を配ってるんだ」

 

と、園児たちの対応をヨヨ達と一緒にしていたあげはがここでプリティホリックでやっているイベントの事を思い出して3人に伝える。当然異論はなく、ソラ達は喜んで頷くのだった。と、

 

「……ん?」

「ヤクモさん?どうしました?」

 

突然何かに気付いたのか首を傾げるヤクモ。しかし、どうにも煮え切らないような反応にどうしたのかとソラが問いかけると、

 

「いや……今……気のせいかな……」

 

ヤクモは街の方からアンダーグエナジーをちょっとだけ感じた。とはとても言えなかった。仮にこれがスキアヘッドが出現したものであればこの程度のエナジーではないだろうと考え、特に気にはしないことにしたのだった。

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