曇り空の夜のプリキュア   作:popoponpon

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第39話 記憶

「……はっ!?」

 

ソラの意識が突如として覚醒する。慌てて体を起こすと、柔らかい毛布の感触を感じられる。どうやら自分は眠っていたようだ。しかしどうして。

 

「……あ……」

 

そして意識を失う前の事を思い出す。バッタモンダーの生み出した巨大ランボーグ、そして新たに召喚された爆弾ランボーグを、シャララとヤクモの犠牲を経て乗り越えたことを。そして、エルを攫おうとするバッタモンダーの前に立ちはだかり、バッタモンダーが撤退したことを。そこで、意識を失ったのだ。

 

「……」

 

何があったのかを完全に思い出したソラの表情は暗い。スカイランドこそ守れたものの、失ったものがあまりにも大きすぎる。まるで、ぽっかりと心に穴が空いたようだ。

 

「……ん……」

「!」

 

隣から声が聞こえてくる。そこでソラは初めて、この部屋に自分以外にも人がいることに気付く。ソラが視線を横へ向けると、そこには別のベッドに寝かされていたましろの姿があった。さらに視線を向かい側に向けると、ツバサが寝かされているのが見える。どうやらあの戦いの後、自分たちはこの医務室で手当てを受けていたようだ。ましろの寝息と、向かい側で眠るツバサのベッドの毛布が上下し、呼吸をちゃんとしているのを見て、2人とも無事だったことを知り、少しほっとするソラ。

 

「……探さなきゃ」

 

どれくらい寝ていたかはわからないが、体はまだ重い。それでも、目を覚ましたならヤクモとシャララを探しに行かなくては。2人ともまだ死んでいないはずだ。しかし見つかるのが遅くなれば生存も危うい。今は人手が1人だって多い方がいいはずなのだ。ベッドから降りて歩き出そうとするも、膝から力が抜けてしまい、倒れそうになる。慌ててベッドに座り込むソラ。と、

 

「……ソラ?」

「!ベリィベリーさん……」

 

医務室の扉が開き、ベリィベリーが入ってくる。護衛隊の制服は多少濡れており、ソラが耳を澄ますとどうやら外では雨が降り出していたようだった。ベリィベリーは目を覚ましたソラを見てほっとした様子だったが、すぐに慌てた様子でソラに駆け寄る。

 

「まだ起きちゃ駄目だ!早く寝た方がいい……」

「で、でも……2人を探さないと」

「今、護衛隊と憲兵たち総出で探してる。ソラ達は今は休んでほしいんだ。それに……そんな体じゃ捜索なんて無理だろ」

「っ……」

 

自分の体調のことはよくわかっている。この状態で2人を探しに行ったところで、皆の足を引っ張ってしまうだけだろう。

 

「……エルちゃんは?王様と王妃様は……」

「……プリンセスは眠っているよ。それだけ、疲れているみたい……」

「そうですか……」

 

あれだけ怖い思いをしたのだ。エルが疲れて眠ってしまうのも無理もないだろう。ベリィベリーの答えにより、心配事の1つは解決した。しかし、まだ問題は残っている。バッタモンダーが去った時、倒れている王様達の姿があったのを覚えている。2人は無事なのか。だが、ベリィベリーの表情は暗い。口にすることを躊躇っているかのようだ。

 

「……王様と王妃様は……」

「……ベリィベリーさん……?」

「……落ち着いて聞いてくれ」

 

一旦間を置き、ベリィベリーがソラを諭すようにゆっくりと言う。その言葉から嫌な予感を感じ取り、表情を険しくしながら頷くソラ。

 

「2人は……寝たきりになってしまった」

「……え?」

「おそらく、バッタモンダーのアンダーグエナジーの影響を受けてしまい、2人は意識が戻らないんだ……」

「そ、そんな……!!」

 

最悪の状況に愕然とするソラ。王様と王妃様が目を覚まさないということは、この国はどうなってしまうというのか。バッタモンダーとの戦いだってまだ続く。しかしシャララとヤクモの行方はわからず、国としての未来もどうなるかわからないし、まして現状ですら、ましろとツバサはまだ寝たまま。自分も満足に動けないのだ。

 

「……」

 

何もできないもどかしさと、ただただ悪くなっていく状況への絶望が募っていく。だとしてもここで弱気になるわけにはいかないのだ。頼りになる人が誰もいないからこそ、自分がしっかりしなければ、それがヒーローなのだから。

 

「……ありがとうございます、ベリィベリーさん。教えてくれて」

「あ、ああ……ソラ、大丈夫なの?」

「……はい、もう少し休めば大丈夫です。とにかく、それからです」

「……わかった」

 

明らかにソラは無理をしている。それはベリィベリーにもわかったが、この状況では何も言うことはできなかった。一刻も早く、2人を見つけることが大事だと悟ったのもあるのだろう、ベリィベリーは医務室を後にすると、ソラは誰も見ていないからか、不安そうな表情のまま枕に顔を埋めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

雨が降る中、大捜索が行われていた。既に時刻は夕刻、しかし雨が降り、黒い雲が空を覆っている今、まるで夜のように暗い。

 

「隊長ー!」

「キュアクラウドー!」

 

必死に声を上げる男女たち。どんな些細な手がかりだって見逃さない。そして一秒でも早く見つけて手当てを。誰もが同じ思いで捜索を続けていた。そしてその声を耳にしながら、バッタモンダーは廃墟に立っていた。

 

「……」

 

ランボーグの爆発によって生じた衝撃は、頑丈な城壁などを傷つけることは確かにできなかった。しかし、こうして脆い家屋などであれば簡単に破壊するぐらいの威力が残っていた。

 

「……」

 

今の自分が使えるアンダーグエナジーの量を考えるバッタモンダー。後1体ランボーグを呼び出さば今度こそ。しかし、今日召喚した爆弾ランボーグ程の強さがあるランボーグは呼び出せない。だが、あの時は屈辱の逃走を強いられたが改めて考えてみればソラとて限界だったはずだ。後少し経てば、1体程度ならランボーグを召喚できるだけの力を回復できる。ここまでいったら、決着を付ける。これ以上プリキュアに付け入る隙など与えないと心に決め、バッタモンダーは廃墟に座り込む。

 

「……ん?」

 

ふと、視線があるものを捉える。それは黒いお守りのようなもの。確かあれは、ヤクモが爆死した時にあったもの。とすると、ヤクモの持ち物かもしれない。とするとここは、

 

「ヤクモの墓標、か」

 

そう考えると、気分がよくなってくる。間違いなく自分が成し遂げた戦果。それもあの御方から直々に下された指令なのだ。

 

「これで、僕の事も認めてくれる……僕の強さは価値があるって証明される……くくく、あはははは!!」

 

バッタモンダーの笑いが止まらない。アンダーグ帝国に勝利の報告を入れるのがとにかく待ち遠しくて仕方がない。アンダーグエナジーの回復が遅くじれったいがこの時ばかりはこういうのも悪くはない。そう考えながら、バッタモンダーは城を見るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

灰色の公園がそこにはあった。そこに倒れていたのは1人の男の子。服装から景色まで、全てが灰色の街。

 

「……?」

 

ぼんやりとした意識の中、男の子がゆっくりと立ち上がる。自分の恰好を見れば、傷がついたり穴が空いたりしている服を着ていた。腕や膝を見ると傷がついていた。顔も少し痛い。最初からボロボロの恰好というよりも、何かがあって傷ついたように見える。男の子が視線を動かすと、そこには泣いている別の男の子がいた。さらに別の所に視線を動かすと、楽しそうに語り合ってる、自分よりも少し年上の男の子たちが楽しそうにおもちゃのようなものを見せびらかしあってた。

 

「……返してあげて」

 

 

男の子の呟きから、それは泣いていた子の持ち物だったようだ。それを別の子達に無理やり取り上げられたのを助けようとして、ご覧の有様になっていたようだ。言葉を口にするも、当然そんな声が届くわけはない。必要なのは声ではなく力。あいつらを懲らしめる力が欲しい。そう思った瞬間だった。

 

「!」

 

男の子の体内から黒い靄のようなものがあふれ出る。それは、男の子の手を通じて地面に流れ込んでいき、砂場へと染み込んでいく。何故か、その不思議な力の使い道がわかったような気がした。

 

「……ぁ……」

 

体から流れ出てきた黒い靄のエネルギーが完全に手から離れて砂場と1つになる。それと共に全身から力が抜けたように倒れ込む少年。目と意識だけが動いてる状態で、男の子の視線は砂場に向けられていた。

 

「「「?」」」

 

不当な手段で手に入れた戦利品で楽しんでいた男の子たちも異変に気付いたようだ。彼らが砂場に目を向けると、風が起こったりしているわけでもないのに何故か流動する砂があった。色も普段より暗く、あんな色だったか?濡れてるのか?などと考えているのか首を傾げている。と、

 

「「「!?」」」

 

砂が急に吹き上がる。そこに現れたのは、巨大な顔の砂の頭部と砂の両手。それが、まあるで意思を持っているかのように蠢き、男の子たちを見る。

 

「ひっ!?」

 

1人から恐怖の声が漏れる。砂から顔と腕だけが地上に出ている化け物が、砂の上を動き砂場から出てくる。もしもそれを知っている者たちが見れば、その姿をランボーグと看破することだろう。しかし、この場でその事実を指摘する者は誰もいない。

 

「わ、わわ……」

 

恐怖を浮かべているのは1人だけではない。現実に存在するわけがない、アニメや漫画だけの存在と思ってたはずの化け物が目の前にいる。その化け物は地上に出ている顔だけでも自分達の身長より大きく、その顔と同じぐらいの大きさの手をこちらに向けている。もしもあんな巨大な手で握られたら。最悪の真実が過ったのだろう、先ほどまで手にしていた玩具を捨てて命からがら逃げだし始める。

 

「助けてー!」

「お母さん!」

「化け物ー!」

 

ランボーグを前にいなくなる子供達。泣いていた子供も既に気付いて逃げ出したのだろう、男の子とランボーグを除き、その場にいる者は誰もいない。

 

「ラン……ボーグ……」

 

砂だからか。ノイズ交じりの掠れた声で声を漏らすランボーグ。その手がジャングルジムに向けられると、地面を走るように一直線に突き進んでいく。そして手がジャングルジムに激突した瞬間、ジャングルジムがバラバラに粉砕されてしまう。

 

「……」

 

それを見て、驚愕する余裕も、恐怖する余裕も男の子には残されていなかった。

 

「ランボォオオ……グ……」

 

ただただ、暴れることだけを目的としているかのように蠢くランボーグ。次の破壊対象を探すかのように視線を動かすその巨体を前に、男の子の中に後悔が生まれていた。

 

(あれを……僕が作ってしまったんだ……)

 

どういう理屈かはわからない。なんでできたのかもわからない。ただ一つだけわかっていることは。全てを破壊する邪悪な化け物を生み出す力が自分の中にあり、その力を使ってしまったということ。

 

(僕が……俺が……ランボーグを……)

 

徐々に意識が混濁し始める。昔と今の意識が混ざり合い、その瞳に映る灰色の景色に色が付き始める。そして理解する、これは過去の出来事なのだと。過去に自分は、ランボーグを召喚したことがある。おそらく無意識のうちにやったことなのだろう。しかしその結果がこの有様だった。

 

「……俺が、これをやったのか」

 

視線が上がっていた、体も、元の中学生程の大きさになっていた。目の前で暴れるランボーグは、次の遊具に狙いを定めて破壊していた。召喚者であるヤクモこそ狙わないものの、それ以外は全て破壊していいと解釈しているのだろう。ヤクモがアンダーグエナジーを制御しようと腕を動かそうとする。だが、体が動かない。体のサイズこそ戻ったものの、これは過去の出来事なのだ。何の干渉も自分にはできない。それを理解してしまったヤクモは、暴れ続けるランボーグを見ていることしかできなかった。

 

「……俺の中に、こんな酷いことをできる力が……」

 

アンダーグエナジーがあるから同じアンダーグエナジーを感じ取れる。便利な力だと受け入れたつもりだった。しかし目の前で起こっているのは、その力を使った破壊。しかもそれは、カバトンやバッタモンダーのそれとはまるで違う。あの2人もランボーグを暴れさせていたが、それはあくまでプリキュアやエルを手に入れるためのものであり、無作為に暴れさせるただの暴力装置などではなかった。だが、自分が生み出したこれは全く違う。

 

「……俺は、この力を制御できていない……」

 

プリキュアになってからアンダーグエナジーを使った時も、意識して使用したわけではない。自分が制御しようと、操ろうと思って使ったわけではないのだ。その時はたまたまうまくいっただけで、一歩間違えればこうなるリスクだってあった。それを改めて思い起こされたヤクモの心に不安が生まれる。

 

「俺は……」

 

この力とどう付き合っていけばいいのか。こんないつ暴走するかもわからない爆弾のような力を抱えて皆と一緒に過ごすことが、戦うことができるというのか。

 

「……俺の中の爆弾……」

 

それ自体は言葉の綾のようなものだ。しかし、実際にそれを口にしたことで、その単語に呼応するように目の前の砂のランボーグが姿を変えていく。スカイランドを襲おうとした爆弾ランボーグに。その体が膨れ上がっていき、点滅し始める。そして閃光が溢れ出していく。

 

「……!?」

 

光と衝撃がヤクモの全身に襲い掛かる。あの時の続きだ。この威力の中、全身に一瞬だけ痛みが奔り、鼓膜が吹き飛んで音は聞こえなくなり、他の感覚も消えていくのを感じる。意識も遠のいていく中、最後に脳裏に過ったのは家族や友達の姿。そして、

 

(ソラ……さん)

 

ソラの姿だった。走馬灯のように浮かんだ景色の中、ヤクモの意識が唐突に覚醒する。まだ死ぬわけにはいかない。声にならない咆哮を上げると共に、視界が復活する。衝撃も、光も、景色も全てが消えていき、感覚が戻っていくのを感じる。これが、現実世界へと自分を引き上げようとしているものだと理解できた。ここから戻れるならば。そう思ったのと同時に、己の内に眠るアンダーグエナジーが、つっかえ棒を失ったかのように急激に膨れ上がる。

 

「!?」

 

ヤクモの目の前に黒いお守りのようなものが現れる。それが消えていくのに示し合わせたようにアンダーグエナジーが増強されていく。まるで封印が解かれていくかのように。ヤクモを覆うようにアンダーグエナジーが広がっていき、視界が暗転するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん?」

 

廃墟に座っていたバッタモンダーが異変に気付く。先ほどまでこの場所になかったはずのアンダーグエナジーが、発生していることに気付いたのだ。しかし、自分が今日使ったアンダーグエナジーは全て浄化されてしまったはずだが。

 

「……勘違いか?」

 

確かにあの時はイライラもしていた。だから見落としていたのだろうか。だがその思考はあまりにも楽観的であったことをすぐに思い知らされることになる。

 

「……な、なんだ?」

 

地面が揺れ始める。いや、バッタモンダーが座っている廃墟の残骸が揺れているのだ。下に何か変なものでもあるのかと慌ててバッタモンダーが離れた直後、廃墟の中からアンダーグエナジーが噴出し、瓦礫を吹き飛ばしていく。

 

「何!?」

 

そしてバッタモンダーは見た。廃墟の中に埋まっていたヤクモの姿を。服は埃や汚れでボロボロになっていたが、その体には何故か一切の傷跡が見えなかった。

 

「……て、てめぇは!?なんで生きてやがる!?」

「……」

 

驚愕のあまり、後ずさるバッタモンダー。あの自爆に巻き込まれて消し飛んだはずではなかったのか。いや、仮に爆発に巻き込まれて吹き飛ばされた結果、この家屋に衝突し、崩壊した家屋に生き埋めになっていた。だが本人は奇跡的に生きていたと考えればまだ理解は及ぶ。これだけでも驚くべき事実ではあるがまだバッタモンダーも受け入れようがある。しかし、それならば何故無傷なのか。ボロボロになっている服も、これは生き埋めになっていたから汚れているというだけの話だろう。本人の五体満足の体を見るとそうとしか思えない。

 

「……」

「っ!」

 

ふらつく足で一歩前に踏み出すヤクモ。同じ距離を保つかのようにバッタモンダーも一歩後ずさりながら、どこからアンダーグエナジーが発生しているのか視線を動かす。そして視線が、アンダーグエナジーを放出しているヤクモの姿を捉える。

 

「や、奴がアンダーグエナジーを!?そ、そういうことか……!」

 

プリキュアの中で何故、キュアクラウドだけを確実に殺せという任務が下ったのか。何故クラウドがアンブレランスを持っているのか。その理由をバッタモンダーは目の前の現象を見て理解する。ヤクモは、アンダーグエナジーを保有しているプリキュアだったのだ。さらに、

 

(こいつがアンブレランスを持っているってことは……そういうことじゃねえか……!あの人となんか関係が……!)

 

クラウドが使用している武器。おそらく本人はその背景について一切知らないだろうが、もしバッタモンダーの考えている通りの関係性であれば、アンダーグ帝国の裏切り者といっても過言ではない立場となる。それがプリキュアとなって敵対しているのだからなおさらだ。

 

「……」

 

ヤクモの手にはアンブレランスが握られたままだった。その目は焦点が合っておらず、こうして生き延びたのはいいものの、まともに動けるとは思えなかった。それを観察していて気付いたバッタモンダーは、ふぅと安心したように溜息を吐く。

 

「……ったく、焦らせやがって……まさか生きてたとは思わなかったよ。いやはや大したものだ……いや、これは心の底からそう思うよ本当にね」

 

ヤクモにどうせ聞こえていないから、というのもあるがバッタモンダーの呟きはこの場に限っては本当の事だった。尤も、そんなことは関係ないと思っているからこそ言えた言葉ではあるが。

 

「じゃあ、本当に死んでもらおうか。今のお前ならそこまで強いランボーグも必要ない……カモン、アンダーグエナジー」

 

瓦礫にアンダーグエナジーが注がれ、巨人が生まれる。

 

「ランボーグ」

 

雨に打たれながら、巨人が目の前のヤクモを見る。今もヤクモの意識ははっきりとしていない。アンダーグエナジーだけが本人の体から漏れており、その手にアンブレランスが握られているだけという有様。この拳を振り下ろせば簡単にヤクモを潰せるだろう。

 

「やれ」

「ランボーグ!」

 

バッタモンダーの指示を受け、ランボーグが勢いよく拳を振り上げる。そしてヤクモへ向かい、無慈悲な一撃が振り下ろされるのだった。

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