目覚まし時計の音が鳴り響く部屋。ベッドの中から伸びた手が目覚ましを叩き、音が鳴り止むと、布団の中から起き上がったヤクモがカーテンに手をかける。カーテンを開くと朝の日差しが部屋の中を照らしていく。
「……う、朝か……」
朝。目を覚ましたヤクモは部屋にかけられたカレンダーを見て今日が自分の通う私立ソラシド学園の登校日で今日から新学期が始まるということを改めて確かめる。春休みはあっという間とも言うが、今年の春休みに関しては様々なことが起こり、とにかく濃い期間だったと感じてしまうが、それも無理もないだろう。初めてできた異性の友達にプリキュアへの変身、戦う敵であるカバトンとランボーグの存在、さらに異世界スカイランドの事情と、いきなり降ってきた非日常はとにかく新鮮な毎日だった。
(でも今日から学校か。まだまだ春休みのような気がしてるな……いかんいかんさすがに切り替えないと)
とはいえ戦いもこれからも続くだろう。まあ春休みが終わったところでこれからの生活が変わるというわけでもない、ただ以前までと違うのは学校で友達になったましろ達と再会できるだろうということぐらいで。と考えてふと、ヤクモはあることに気付く。
(……そういやソラさん、学生じゃないな?)
そう、異世界から来たソラは当然中学校の生徒ではない。つまり、学校で再会できるのは生徒であるましろだけであり、2人が学校に通っている間はおそらくヨヨの元にいることになるのだろう。学校で再会することができないというのは少し残念に思うのだが、
「まあ、会うだけなら放課後でもいっか……いなくなるわけじゃないし……」
通えないものは通えないんだから仕方ないのだとあっさりと割り切って眠気を吹き飛ばすように軽く体を伸ばすと、朝ご飯を食べにリビングへと降りていくのだった。
★
「おはよう、ヤクモ君」
「ああ、おはよう、ましろさん」
朝の教室。クラスに入ってきたヤクモに気付いたましろがヤクモに声をかける。しかしどこかましろの表情が疲れているようにも見えた。
「……なんかあった?」
「あ、はは……朝、ちょっとあってね……ま、また後で話すよ」
「わかった」
他人に聞かれたくない話ということはスカイランドやプリキュアに関係した話なのだろう、それ以上追及することはせずに荷物を自分の机に置くと、待ち構えていたように周りから男子たちが近づいてくる。
「おいヤクモ、お前虹ヶ丘さんといつの間に仲良くなったんだ?」
「え?……あー……春休みに会って……」
「まさか付き合って」
「いやないよ」
濁しているとまさか付き合ってるのかと予想外の質問が飛んできたのでそんなわけがないと強く否定しておく。変な噂を立てられて他の人に迷惑がかかるかもしれないのもまずいなぁと考えていると、眼鏡の男の子がヤクモに近づいてくる。
「ヤクモ君!この春休み、キュアチューバ―になるために必要なものを色々考えてきたんだ!」
「そう」
「そのためには協力者がいるんだ、協力してよヤクモ君!」
「あさひ……別にいいけど何する気だ?」
将来、動画投稿者になりたいと考えている少年、軽井沢あさひに協力を求められるヤクモ。とはいえ彼とてキュアチューバ―がどういうものかは知らない、ちょくちょくテレビで有名そうな人が出てきたり動画が流れたりしてるのを見る程度のものだが、確か動画サイトで色々やる人たちじゃなかったかと朧げな知識をひねり出しながら彼の次の言葉を待つ。
「今考えてるのは罰ゲーム付きのパック開封とかだね、負けたら邪神ターイムって感じの罰ゲームを」
「それは大丈夫なやつなのか?」
「案はいいと思ったんだけどね……」
提案されてすぐにヤクモが待ったをかける。あさひもちょっと惜しそうにしつつも、やっぱり罰ゲームとボックスは金がかかっちゃうよなぁと愚痴っていたあたり、本人としても最初から現実的でないと思っていたらしい。
「まあ、次の案を考えてみるよ!今のうちにできることはやらないとね」
「そうか……」
「あ、そうそうヤクモ、ちょっと教えてほしいことがあるんだけどよー」
「あん?」
あさひとの会話が終わったタイミングを見計らって別の男子がスマホの画面をヤクモに見せてくる。それを見てヤクモは少し考えていたが何かを教え始めると男子の方も満足げに頷いている。その様子を見ながら、ましろはこの場にいないソラの事を考える。
(ソラちゃんがこの光景を見てたらどう思うかな……)
少なくとも、ヤクモに対して好感を覚えていたことは間違いないだろう。そんなことを考えている間に朝のホームルームの始まりを告げるチャイムが鳴り、クラスメイト達はそれぞれ席へと戻っていくのだった。
★
「……ってことがあったんだ」
「あぁ……やっぱり世界が違うと学校も違うのか……」
昼休み。学校の屋上に来ていたヤクモはましろから朝聞けなかった話を聞いていた。その内容というのが、ソラも学校に入ろうとしていたということ。無論、生徒ではないソラが入れるわけもないのだが、どうやらスカイランドにおける学校では生徒であるかないか関係なく自由に学校の中に入ることができるのだそうだ。そのため、登校しているましろについてきたまま学校に入ろうとしていたという一幕があり、二つの世界の学校に関する認識のすれ違いをお互いに経て、今ソラはましろの家に戻っているようだ。
「……一緒に登校の時点で気付くべきのような……」
「あはは……てっきり見送りに来てくれたのかなって思ってたんだけどお喋りしてたらいつの間にか校門で……」
屋上から校庭に植えられた巨大な桜の木を見下ろしながら苦笑するましろ。そういえば屋上に来たのは初めてだがこんな景色があったんだなと、ましろに倣って眼下の景色を見るヤクモ。
「……だからかな」
「……ん?」
「今はさ、ちょっと寂しいんだ。春休みの間、ずっとソラちゃんと一緒だったからだろうけど……授業とか受けてる時もすぐ隣にソラちゃんがいるっていう感覚があって」
普段別々の場所で住んでいて、用事がなければ会わないヤクモとは違い、一つ屋根の下で暮らしているましろにとっては大きな問題だったのだろう。無論、これを解決する手段がないこともわかっているのだが、それが余計に寂しさを強めているのかもしれない。
「……えっと……俺が言うのはきっと違うかもだけど」
「うん」
「……学校にいる間会えない人ってのはまぁいるとは思うし……その分放課後会えるんだから遊んだりとかすればいいんじゃないかな」
どうにか元気づけようと思ったが、そんなことはわかりきってると返されてしまいそうな内容が出てきてしまった。ましろだってそれをわかっているだろうからソラと離れている今が寂しいと感じているというのに。ヤクモは気まずそうに謝る。
「……ごめん、変なこと言って」
「ううん、そんなことないよ。ありがとう、ちょっと元気出たよ」
だが、そんな優しさも今のましろにとってはありがたいものだった。完全に寂しさが紛れたわけではないが、それでもマシにはなったのだろう。ミラージュペンをヤクモに見せると、笑顔を浮かべる。
「それに、学校には私以外にもプリキュアがもう1人いるしね」
「それは……そうか、そうだね」
首にかけて服の内側にしまい込んでいたミラージュペンを取り出すヤクモ。一人だけの秘密では孤独感も出てくるが、同じ秘密を共有している間柄というのもこれはこれで悪くないものだ。
「……でも、これからは誤魔化し方とか考えないとな……」
「あ、そうだね……朝とかちょっと突っ込まれかけてたし」
「俺だけならいいんだけど他の人にまで迷惑かけたくないし変な噂とか立てられてほしくないしな……」
ふと、朝の話を思い出して頭が痛いといった様子で額に手を当てるヤクモ。ましろとしても、確かにプリキュアの事がばれるのは困るのだが、
「でも、友達だしいいんじゃない?友達の間柄なら言えない話の1つや2つあるでしょ?」
「え……そういうものなの?」
「そういうものだよ?え、ヤクモ君違うの?」
「……そもそもあんま俺から話しないし」
気まずそうに顔を逸らすヤクモをあぁ……と納得しつつ苦笑しながら見る。ヤクモは話においては基本的に受け身であることが多く、他人から話を振られたりしたときにしか会話を繋ごうとしないところが性格上あるのだろう。当然、それ自体が悪いわけではないし良いところもあるのだが。
(ソラちゃんと結構話してるところを見てたからあんまり意識してなかったけどそういえばそんな感じだったね……)
ソラに関してはソラの方から積極的に会話をしにいくこともあり、ヤクモも自然と口数が多くなっていたのでそういう印象はなかったというのがましろから見たヤクモのコミュニケーション能力の実態だったのだろう。まあ何にせよここでの本題はそこではない。
「ま、まぁとにかく。私とヤクモ君は友達!友達だから秘密もあるよってだけの話で大丈夫だよ」
「りょ、了解」
「……あ、それとさ」
「ん?」
ここでふと、思い出したとましろがヤクモにビシッと人差し指を指す。
「朝、私とは付き合ってないーとか言ってたよね?」
「うん、そうでしょ?」
「友達だからそれはいいんだけどさ……もし町中でソラちゃんがいるときにそうは言わない方がいいと思うよ?」
「え?」
付き合ってるの?という質問に対してそんなものはないという返答だから決して間違ってはいないと思うのだが。むしろここで見栄でも張ってましろにも迷惑がかかる方がしょうもない。そうヤクモは思っていたのだが、
「ソラちゃん結構純粋な所あるから……友達ですらないと思っちゃうかも」
「……あー……」
予想外の返答にヤクモも天を仰ぐ。いやまさかそんなことにはならないだろうとは思いつつも、実際問題自分の口数やコミュニケーション能力についてはある程度自覚している身としてはありえなくもないのかもしれないと思ってしまう心の2つがあった。
「……善処します」
「あはは……ま、まぁそんなことならないとは多分思うけどね」
会話が一旦止まり、ふと時計を見ると昼休みが終わる時間に近づいていたことに気付く。2人は屋上を後にしようとしたところでましろは家の方角を見ながら、ソラの事を想うのだった。
「ソラちゃん大丈夫かな?」
★
「……はぁ」
買い物袋をぶら下げながら町中を歩くソラ。ましろと別れ、一人家に戻った後は掃除をしたり日課の鍛錬を行ったり、ヨヨの元でスカイランドへと繋がるトンネルを作るための手伝いをしたりしていたのだが、その間中、ずっと頭の中を過っていたのはましろが通う学校の様子だった。自分は入ることができなかったが、生徒たちが話し合ったり笑い合いながら入っていく姿はソラにも強く印象に残っていた。ヤクモも学校ではましろと共に楽しく過ごしているのだろう。そう考えると、独りぼっちになってしまったと感じてしまう。
「……っとと、えーと買うものは……」
そんなソラを見かねたのだろうか。ヨヨはソラにお使いを頼み、こうしてソラは町に繰り出していた。確かにまだまだ見慣れていないソラシド市を歩き、様々なものを見聞きすることで多少はこのもやもやも紛れはしたが、それでも表情は浮かない。
「いやぁ、ついに買っちゃったね~」
「……あ」
ふと、見覚えのあるコスメショップを通りがかると仲のよさそうな女性2人の話が耳に入ってくる。ソラは自分の持っている手帳を取り出してその店を見る。
「……プリティホリック……ここでましろさんに新しいヒーロー手帳を買ってもらったんですよね……」
ヒーロー手帳はソラにとって大事なものだ。ヒーローを目指すためにソラが大事だと思ったことを始め様々なことが書いてある。最近ではヤクモの言葉や姿などを書いたのも記憶に新しい。
「……コスメ、ですか」
女性たちが去っていく、誰もいなくなったショーケースの前に立つ。女の子がオシャレをするために使う道具。所謂化粧品であり、当然スカイランドにもあるのだが、ソラは残念ながらスカイランドにいた時からその手のものに詳しいわけではなかった。それでも、この世界では様々なコスメがあり、そういったものを前にしたらやはり女の子として興味が湧くのも当然だ。
(やれたら、きっと楽しいんだろうな……)
綺麗になるために化粧したとしたら、どうなるだろう。ましろはきっと褒めてくれるだろう。しかし、女の子が化粧をするということは、それを見た男の子はどんな反応がするのだろう。もし自分が化粧をしたとして、ヤクモが見てくれたら綺麗だ、可愛いと言ってくれるのだろうか。そんなことを考えていると、
「ソラちゃん」
「ひゃいっ!?ち、違うんですヤクモさ……」
ポンと肩を叩かれ、驚きながら振り向くソラ。そこには、
「……あ、あげはさん!?」
「コンちゃ!びっくりしちゃった?」
あげはが立っていた。おそらくソラに気付いて声をかけてきたのだろう、右手を狐のポーズにしてソラに見せながら優しく笑いかける。
「どうしてここに?」
「学校帰りだよ」
そういいながら指を動かして狐が喋っているようなポーズを見せるあげは。とはいえ、あげはの右手の意味するものはどうやらソラにはピンと来ていないようで、不思議な動きを見せるあげはの右手を見てこそいるものの、疑問が顔に浮かんでいる。
「それよりもソラちゃんはどうしたの?浮かない顔してたよ?」
「あ、えっと……」
「……よし、オッケー!まずは気分アゲてこ!」
気持ちが沈んでいたことをあげはは察したのだろう。ソラの手を握ると、そのままある場所へ向かうのだった。
★
「……はぁ~……」
場所は変わり、ソラを伴ったあげはが向かったのは小奇麗なカフェだった。そこで注文してもらったパフェをペロリを平らげたソラは満腹になったのか満足そうな声を漏らす。
「元気出た?」
「はい!」
「よかったよかった、この店も目をつけててこの前皆で行こうかなって考えていたんだよね。結局お流れになっちゃったけど」
「あ……」
皆で。その言葉を聞いたソラの表情が一転して少し落ち込んだものになる。
「それはまだ、悩みが解決してないって顔だね」
「……はい」
「今日は一人?ましろんやヤクモ君とは一緒じゃないの?」
「あ……2人は、今日から学校で……私はヨヨさんにお使いを頼まれて……」
「成程、ね」
声が段々小さくなっていき、余計に落ち込み俯き始めるソラを見ながら、ある程度予想は立てていたがその通りだったと確かめられたことで納得するあげは。
「つまりソラちゃんは寂しいんだ」
「……え……そう、なんでしょうか?」
「ましろんといるときのソラちゃん、すっごく楽しそうだったし、この前もヤクモ君がいるときとは凄い盛り上がってたし!だから2人が急にいなくなって、それで会うこともできなくて寂しくなっちゃったんじゃないかな?」
「……そうかも、しれません」
ぎゅっと手を握り、弱気な声を漏らすソラ。この世界に来て、ずっとましろと一緒だったからこそ、ましろのいない時間というものを考えることができなかったし、実際に1人になったことでこうして寂しいと感じている。ヤクモとは出会ってまだ数日で、いつも一緒にいれるというわけではないものの、それでも一緒にいると彼の行動や親切などを見聞きしてついつい夢中になってしまう。そして今も、彼は凄いと考えている自分がいる。
「ヤクモさんは……凄いですね。普段は1人って言ってましたし……」
「それはヤクモ君が1人も気にしてない人ってだけで、あくまで個人差じゃないかな?でも、そっか。ソラちゃんは寂しがり屋さんだったんだね」
そこは凄いと思うポイントじゃないんじゃないかとやんわり言いつつ、ソラの気持ちの正体を当てていく。
「はい……凄く寂しいです。ましろさんと一緒にいたいし、またヤクモさんに会いたいです……」
「それならさ、私にじゃなくてちゃんと伝える人に伝えてあげようよ」
「そ、それは……」
あげはにズバッと指摘されるも、ソラは顔を赤く染め恥ずかしそうにもじもじし始める。
「……なんか照れくさいですし……急に会いたいなんて言ったら、もしかしたら迷惑かもしれませんし……」
「……ふーん」
どうにも煮え切らないソラの気持ちを変えるにはこうするべきだろう。そのアテがあるのかあげははソラを連れて再び別の店に向かう。そこは先ほどソラがショーケースを見ていたプリティホリック。店員と一言二言話すと、購入したコスメ道具などを実際に使用するための化粧用のスペースにソラを連れていき、そこであげはは色々コスメ道具を選んでいく。
「うーんと……よし、これとこれ!」
「あ、あのあげはさん、私メイクは……」
あげはが自分にメイクを施してくれようとしているのはわかる。しかし自分にメイクは似合わないんじゃないかと若干思い始め、自信なさげにあげはの申し出を断ろうとする。しかしあげはは座らせたソラの前で屈むと、真剣な表情でメイク道具を手に取る。
「じっとしてて」
「は、はい」
下手に動くとメイクがずれたりするのだろう。一度メイクが始まればソラも観念した、というわけではないがあげはの言葉通り、じっとしていることにする。だが、鏡に映る徐々にメイクを施されていく自分の顔を見ていくと、だんだん自分が今よりも綺麗になっていくのがわかるような気がしてきた。
「……あ……」
「メイクはさ、ただ美しくなれるだけじゃない。ちょっとの勇気が足りないとき、力を貸してくれるんだよ……なんつってね。それじゃ仕上げに、キラキラ~!
」
手慣れた動きでメイクを進めていき、最後にパウダーを用いて仕上げを行う。パウダーの良い香りを嗅ぎ取りながら、美しくなっていく自分の姿にいつしかソラは目をキラキラさせていた。
「凄い……良い匂いです」
「どう?キラキラってアガるでしょ?」
「はい!今なら何だってできそうな気がします!」
「うんうん!今ならヤクモ君もイチコロかもよ!」
「……え?いちころ?」
ピタっとソラの動きが止まる。イチコロとは何なのか、そしていきなりヤクモが出てきたのは何故なのか。フリーズするソラを見て、あげはもあれ?と首を傾げる。
「だってコスメ道具見てヤクモ君の事考えてたでしょ?私が声かけたときヤクモ君の名前言ってたし」
「……あ、ああああ!?」
確かにそんなことを考えてたりもした。したがまさかあげはにそのことがばれていたとは。先ほどまでとは比にならないレベルで狼狽し、あわあわと慌てだすソラ。その姿を見ながら可愛いなぁと内心思いながら、
「ふふふ、でも、今ならちゃんと伝えに行けそうじゃない?」
「……そ、そうですね!今ならきっと、できる気がします!その、イチコロってのができるかどうかはわかりませんけど……勇気を出して、2人に伝えてみようと思います!」
話題を転換させて本題に入ると、ソラも勢いよく食いついてくる。そしてそのままの勢いで、
「それじゃああげはさん、行ってきます!ありがとうございました!!では!!」
「行ってらっしゃい!」
あげはに一礼し、店を出ていくのだった。その後ろ姿を見送りながら、あげはも嬉しそうに笑う。
「いやぁ、青春だねぇ!」