今回もお楽しみに!
あの大事件から二日後、様々な調査の上で私達はようやく学校に来れた。
「いや〜一体どうなるかと思ったね!」
「まぁお互い安全で良かったよ。切島君も個性でゴリ押ししてないか心配だったけど、髪焦げてる程度だったし。」
「いやぁ爆豪凄いんだぜ?俺の硬化で耐えられる位の爆発に調整したりさ〜」
「へぇ〜彼あの性格で意外とそんな気遣い出来るんだね...」
「聞こえてんぞゲーム女ァ‼︎それ位出来るわ‼︎」
「あっはっは、よく聞いてるね〜。」
「ブッコロ「皆ーーー!朝のHRが始まる前に席に着けー‼︎」チッ...」
やっぱり真面目だな、彼...まぁ席につけていないのは彼だけだが。そうこうしている内に腕に包帯を巻いた相澤先生がやって来た...え?
「「「相澤先生復帰早えええ!!!」」」
『いくら両腕だけだったとはいえ速すぎるだろ...!』
『あれもプロなのかもしれないね...』
『私流石に生身の身体ならあの復帰の速さは無理だと思う...』
「相澤先生無事だったのですね‼︎」
「無事言えんのかなぁあれ...」
「俺の安否はどうでも良い。何よりまだ戦いは終わってねぇ。」
「戦い?」
「まさか...」
「まだ敵がーーーー!!!」
「雄英体育祭が迫ってる!」
「「「クソ学校っぽいの来たあああ!!!」」」
「うわ!?」
『ビックリした...にしてもあったね、そんなの...』
『まぁ、個生の発現により衰退していったスポーツ、そしてそんなかつての祭典『オリンピック』に変わるのが『雄英体育祭』だからねぇ。』
『皆んなが興奮するのも当たり前...だね。』
『そしてだからこそ、峰田君が不安になるのも当たり前か。』
「当然全国のトップヒーローも見に来ますのよ、スカウト目的で!」
そう私たちの進路にとっても大切な祭典。だけどこの祭典に注目するのは私達の様なヒーロー達だけじゃ無い。一般市民...そして敵も。先生方もそこは分かっていて、今年は例年の5倍の警備になるそうだ。
「当然名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限、プロに見込まれればその場で将来が決まるわけだ。」
「年に一回...計三回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」
-四限目終了後
「あんな事はあったけど...なんだかんだテンション上がるなオイ‼︎活躍して目だちゃプロへのどでけぇ一歩を踏み出せる!」
「切島君張り切るね〜。」
「おう!...ってどうした麗日⁉︎」
何があったのかと気になり見てみれば麗日さんが普段からは想像出来ない少し怖い顔をしていた。
「どうした?全然うららかじゃないよ麗日。」
「生...」スパァン!
「うわぁ...無いよ峰田君...」
「皆‼︎私‼︎頑張る‼︎」
「おぉー!けどどうした!キャラがフワフワしてんぞ‼︎」
『麗日さんも張り切ってるね...私も頑張らなきゃだな...絶対に優勝する。』
『おぉレディ!中々の意気込みじゃ無いか!もちろん私も協力して...!』
『や、今回もあんまりラブリカは出さないでおこうと思う。君の性能は余りにもチートだし...君は私の個性から生まれたけど私の個性じゃ無いだろう?』
『ふむ...言われれば納得するが...本当にいいのかい?」
『あぁ、ちゃんと強くなった所見ててくれよ。』
『...分かったよレディ。』
「電征ちゃーん!」
「...ん、どうしたんだい?」
「お昼行こー!」
「頼むからもうあれはやめてくれよ?」
「え〜電征ちゃん、ちゃんと食べる?」
「あぁ、食べるさ。」
「わーい!あ切島ー!電征ちゃんお昼食べるって!」
「お、ほんとか!じゃぁとっとと行こーぜ!」
「...全く。」
『おやおや嬉しそうだねぇレディ』
『まぁねぇ、彼女らと話すの楽しいし。』
『本当にそれだけかい?』
『あぁ!だからその生暖かい目をやめろ!』
『おぉ済まないねレディ』
というわけで久しぶりに食堂へ。
「ん〜今日何にしよっかな!電征ちゃんは?」
「ふむ...アイスじゃダメかい?」
「もー電征ちゃん!もう一回するよ?」
「すまなかった、冗談だ!」
「もー...」
「うん蕎麦にするか...まだ少なそうだし...」
「んーならまだ良し!」
「君は私の母親か...?」
「まぁそんだけ芦戸も檀の事を思ってくれてるって事だ!」
「君はこれ体験出来てないから言えるんだよ...」
「んー美味しかった!」
「ふぅ、結構食べちゃったな...」
「でもそっちのほうがいいと思うぜ?腹が減っては戦はできぬって言うしな!」
「んーそうなんだけどね...やっぱり余り食べない生活が続くとねぇ...ん?」
あそこのデカい影って...
「オールマイト先生だ!おはよーございます!」
「あぁ芦戸少女おはよう。すまないが檀少女少し話があるんだがいいかな?」
「あっはい、大丈夫ですよ。じゃぁ芦戸さん、切島君また5時間目に。」
「あっうん!行ってらっしゃい!」
「ねぇねぇ切島きっとあれは告白だよ!教師と生徒の禁断の恋...!///」
「流石に違うだろ...」
なんだかとんでも無い勘違いされてる気がする...いや、彼女も年頃の乙女ということか?
『少なくとも好感度イベントがまだまだないから、告白はあり得ないけどね。』
『いや、わからないよ?世の中には数々のステップを無視していきなり告白するような奴らだっているんだから。』
『それ絶対失敗するやつでは…?』
そうこうラブリカと話しているうちに、どうやら目的地に着いたようだ。
オールマイトに連れて来られた先は仮眠室。
「失礼します...あれ、緑谷君?君もオールマイトに呼び出されたんだ。」
「あっはい!と言うか僕の方が聞いて欲しい事があって!」
「て事は...『ワン・フォー・オール』の事ですか?」
「あぁ、今までの訓練で分かるように緑谷少年はまだこの個性を扱いきれておらず、よく怪我をしてしまう。」
「確かに...毎回腕が壊れてますよね。」
「しかし今回、少年の腕の怪我が軽かったんだ。少年曰く人に向かって初めて使ったそうだ。恐らく無意識にセーブできていたんだろう。」
「それで...私はなんで呼ばれたんですか?」
「あぁ、檀少女には緑谷少年のパワー制御を手伝って欲しいんだ。」
「パワー制御...確かにバグヴァイザーの出力調整はしますけど、増強型の扱い方はあまり分かりませんよ?」
「それでもある程度は個性制御の心得があるだろう?私は余り分からず他人の意見が欲しくてね。」
「成る程...分かりました、そのお願い聞いてあげますよ。」
「助かるよ。...以前病室で私の変身の制限時間が3時間と言う話はしたね?そしてこの私が弱体化したという事実を知っている人間があちらにいる。だからこそ緑谷少年には今回の大会で次世代のオールマイト、新たなヒーローの象徴が来たという事を世界に知らしめたいんだ。」
オールマイトの話を聞いてようやく彼らの行動に納得が行った。最初から彼らはオールマイトを目的にしていた。彼に勝てると考える敵、それだけならまだ何人か出てくるが、正面切ってくる様な敵はそうそういない。『オールマイトの弱体化』この事実を知っていたからこそ彼らはあそこまで強気に来れたのだろう。だからこそオールマイトの言いたい事はわかる...けれど
「彼の特訓の協力は承りますけど、その目標だけは達成できないかも知れませんね。」
「ん?それは何故だい?」
「今回の大会、私が優勝して世界中に私の存在を知らせて見せるので。」
「...なるほどね。うん、緑谷少年、檀少女。お互い悔いのない様にがんばってくれよ!」
「はい!」
「はっはい!オールマイト‼︎」
さて、早く教室に戻っても良かったんだがオールマイトもいるしせっかくだ。
「それで...パワー制御の仕方か...とりあえず私の感覚でいいかな?」
「あ、うん!」
「ふむ...と言っても私の場合二通りのやり方でやっているんだ。」
「二通り?」
「あぁ、一つは身体の中で、もう一つは外で調節するの二通りだね。前者は身体から生成する前にある程度設定を決める、感覚的にはマリオのRPGのパラメーターを振る様な感じだね。そうして決めた上で身体から...緑谷君?こっち見てくれないと困るのだが...」
「いっいや、流石にちょっと...!///」
「?」
『レディ...!それはダメだよ!彼の様な初心な少年には...!』
「へ...?...」
..................やらかしたな。...いや、緑谷君が初心なだけだ、うん。...でもやっぱり今度から気をつけて取り出すか。
そこそこトラブルもあったが、その後まぁある程度教える事は出来た。それにしても...
『しかし驚いたよ、まさかオールマイトがあそこまで教えるのが苦手だったなんて...』
『思い返してみれば戦闘訓練の時にカンペを使っていたしね』
『いや、それにしたって電子レンジの中の卵を破裂させない様にするなんて微妙なレベル...まぁこれは中々個性を扱えなかった緑谷君にとっては余り分からないんだろうね。』
『大丈夫なのかい、レディ?もしかしこのまま彼が強くなったら...』
『ん?我がナビゲーターともあろう者が君のパートナーを信じないのかい?』
『...!そんな訳無いじゃないか。』
『そうかい、まぁいざって時はアレもあるしね。』
『あれ...あぁあれか。』
『そうアレ。』
『...もしかしてレディ疲れてるのかい?』
『あっはっは、だって帰ろうと思ったらこれだよ?この後3人でクレープ食べる話になったのに...』
そう、今は放課後本当なら数人ぐらいは帰り始める時間、でも今日は少し様子が違っていた。
何人もの生徒がA組の教室の前でこちらを覗いてきていた。その多さのせいで私達は帰れずにいた。
「意味ねえからどけモブ共。」
「知らない人の事とりあえずモブって言うのやめなよ!」
爆豪くんもあまりの人の多さに口が悪く...彼はいつも通りか。今は彼の気持ちもわからなくはないが。
「どんなもんかと見に来たが随分偉そうだなぁ
ヒーロー科に在籍する奴は皆こうなのかい?」
「あぁ!?」
...
「こういうの見ちゃうとちょっと幻滅しちゃうな
普通科とか他の科ってヒーロー科に落ちたから入ったって奴結構いるって知ってた?」
「?」
.......
「...それで?わざわざここに来て結局何の用なんだい?」
「でっ電征ちゃん⁉︎」
「やっぱ全員そんな感じなんだな。まぁいいや、いい事教えてあげるよ。体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって、その逆もまた然りらしいよ...
敵情視察?少なくとも普通科は調子乗ってと足元ごっそり掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり。」
...なるほどね
「隣のB組のもんだけどよぅ!!敵と戦ったっつうから話聞こうと思ってたんだがよう!!エラく調子づいちゃってんなオイ!!!本番で恥ずかしい事んなっぞ‼︎」
彼らがいい終わった後A組の皆んなの視線が私と爆豪くんの二人に視線が集まる。まぁだけど、ここは言わなきゃかな。
「君たちからの忠告はしっかりと受け取っておこう。確かに私たちがトップになるのは当たり前とはいえど言動がヒーローを目指すものとして好ましくなかったからね。」
「あぁ!?」
「…だから調子乗らないほうが「しかし」ん?」
「あの事件は私たち全員にとってって苦い思い出、己の実力不足を知った事件、調子乗ってるといわれるのは、あまり許せるものではないね。」
「っ!」
「でっ電征ちゃん…!」
…うまく体が制御できてないな、多分バグスターたちが少しあれてる。少し怖がらせちゃったかな…?
「まぁいいや、それなら本番まで待っときなよ。」
「あ?」
「本番までに私たち全員は特訓する。だからその成果を本番客席で見てるといいよ。それが嫌なら君らも頑張ってね。」
『めんどくさくなってきたな。そろそろ帰るか…』
『珍しく怒ってるねレディ?』
『…まぁね。』
同じ考えだったのか爆轟君もかえろうとしていたがそこを切島君に止められる。
「おいおい待ってくれよ二人とも!いろいろうれしいのもあったけど、ヘイト集まりまくっちまってんじゃねぇか!」
「うるっせえな、それに…」」
「そのことにはすまないと思っているよ。しかし…」
「関係ねぇよ/ないだろう?」
「はぁーーー?」
「上にあがりゃ関係ねえ。」
「君と同意見なのもあれだがまぁそのとおりだね。」
「あぁ!?そりゃこっちのセリフだぞくそアマ!」
「うぉぉぉ!電征ちゃん!あたし頑張るね!」
「ふふふ、じゃあ当日までお互い頑張ろうね。」
「うん!」
「…良いなぁこういうの!すっごく男らしいぜ!俺も頑張ってトップを目指す!」
「お~じゃぁみんなで競争だ!」
『かわいいなぁ、あんな事いった手前私も少し頑張らなきゃだな。』
『それではボクはレディを応援し続けるとしようかな。』
『ん、あんなことを言ったけど特訓には付き合ってもらうよ、ラブリカ?』
『おやおや、任せたまえ!』
各々が目的をもって体育祭に向けて動き出す、その練習期間はあっという間、ついに体育祭当日となる!
To Be Continued...
「さぁさぁやって来ました、今回の『教えて電征ちゃん!!』」
「今回のお題は…これだね『もしA組のメンツと戦うとしたとき一番苦手なのは?』か…ちょうど体育祭で当たるかもしれないしいいかもだね。」
「ふむふむ、実際A組のメンツは強い子がいっぱいいるからね。さぁレディが一番苦戦しそうな相手は?」
「んー…多分だが男子なら切島君、爆豪君、轟君、女子なら芦戸ちゃんかなぁ。」
「へぇ、ちなみに理由は?」
「んーまぁ硬い、ある程度の空戦ができる、広範囲で凍らされる、溶解液の影響で装甲が簡単に溶けるからかな。」
「ふむふむ、それに全員個性なしでも十分な格闘スキルをもっているからね。これはもしかしたらレディが負ける可能性も?」
「まさか。絶対優勝して見せるさ。」
「おや、随分自信満々だね。結果を楽しみにしておこうじゃないか。」
「ふふふ、それじゃぁ次回電脳ウイルスのヒーローアカデミア第11話「fist steps:開幕!」お楽しみに!」
「それでは皆様!」
「アリーヴェデルチ!/グッバイ!」
「レディ何故それを...?」
「ん?最近ハマった漫画〜」
To be continued…?
電征に恋愛して欲しい?
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しちゃだめ!
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切芦の恋愛を見守って…
-
芦戸ちゃんと百合!
-
切島くんと恋愛!
-
芦戸ちゃんと一緒に切島ハーレム!