緋弾のアリア 古銃使い   作:naosi

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緋弾のアリアに古い銃をもっと出したいと思い書きました。完全に銃は作者の趣味なのでよろしくお願いします。


第1話

 枕元の目覚ましがなる音で目を冷ました。時刻は午前6時、入学前からの腐れ縁である同居人との当番で、俺が朝食の係だったので、手早くトーストと目玉焼き、サラダを作ると登校の為の準備をする。

 普通の高校生では、持たない無骨な黒光りする愛銃を手早く確認して、マガジンを差し込み装填する。

 俺の相棒であるモーゼル社製C96を木製の大型ホルスターに仕舞い、腰のベルトに繋げる。サイドアームにワルサーPPK を防弾制服の下に入れ、Seitengewehr14を腰に下げる。

 準備を終えた位のタイミングで、同居人である遠山金次が起きてきた。

 

「おはよう金次」

「おはようパイパー」

 

 パイパーは俺のあだ名。本名は、西直江、曾祖父さんが旧ナチスドイツ軍のパイパー戦闘団を率いていたヨアヒム・パイパーの子孫だ。と言ってもドイツ人の血は、四分の一しか流れてないが髪が光の加減によっては、金髪に見える茶髪なのでドイツ系に近いのかも知れない。

 

「朝食出来てるぞ、早く食べないと遅効するぞ?」

「変な時間に起きたせいで眠いんだよ」

「何でも良いが早くしろよ。俺は先に下に行ってるぞ」

「おお」

 

 やる気の無い返事を聞きながら玄関の扉を上げると見知った顔をがインターホンを押そうとしていた。

 

「あ、なおちゃんおはよう。金ちゃんはまだ寝てる?」

 

 黒い髪を腰まで伸ばしたいかにも大和撫子な見て目の幼馴染、白雪がいた。

 

「いや、少し前に起きて今朝食食べてると思うぞ?用があるなら入りな」

「ありがとうなおちゃん!失礼します!!」

 

 後ろから金次の声が聞こえた気がしたが無視して、階段を降りる。地下一階のガレージに停めてある愛車のBMW・R75に整備の為に外していたMG34を載せて、弾薬もサイドカーに積込む。

 何分古い単車なので、乗る前にしっかり整備してから乗っている。軽く整備しているつもりがいつの間にか登校するぎりぎりになっていたので、ヘルメットを被り、エンジンを掛けて走り出した。

 学校に向かって走っていると見慣れた後ろ姿がウージーを付けたセグウェイに追われていた。懐からワルサーPPKを取り出してセグウェイのタイヤを狙い数発撃つとセグウェイは、バランスを崩し近くの街灯に激突した。

 

「金次何やってんだ!朝っぱらから」

「自転車に爆弾が仕掛けられてる!威力は俺が余裕で吹っ飛ぶ位の量だ!」

「何!?分かった。早く飛び乗れ!!」

 

 BMW・R75を金次まで寄せると金次はサイドカーに飛び乗った。しばらく慣性で走っていた自転車は、バランスを崩し転倒して爆発した。

 

「良かったな、俺が通り掛かって」

「マジで助かった。恩にきる」

 

 バイクを停めて、話しているとサイドミラーに大量のセグウェイが見えた。その全てにウージーが付いた。

 

「金次逃げるぞ!!」

「分かった!!」

 

 アクセルを吹かし、速度を上げるが改造してあるのか振り切れない。

 

「おい金次!それを使え!!」

「よし!分かった・・・って使い方知るわけねーだろ!こんな旧式!!」

 

 それもそのはず、武偵高では銃の種類と扱い方を学ぶがあまりに古いと名前と画像だけの紹介で実際に触る事は、まず無い。金次の言う通り、扱い方がわからないのも理解出来る。

 

「装填は、ほとんど既存の機関銃と一緒だ!下の弾薬箱からベルトを出して装填しろ!急げ!!」

「分かった!」

 

 金次が急いで弾薬箱を開けて、弾薬ベルトを嵌め、カバー下ろし、チャージグハンドルを引いて初弾を装填するとMG 34を後ろに向けて引き金を引いた。

 布を引き裂くような音が辺りに響き、大量の空薬莢が飛び散る。それと同時に7.92ミリ✕57マウザー弾が大量にバラ撒かれ、数台のセグウェイが破壊された。毎分900発でばら撒きまくるMG34は弾薬箱の中のベルトリングをあっと言う間に空にした。

 

「金次!装填前に銃身を交換しろ!でないとオーバーヒートでまともに撃てなくなるぞ!」

「わかった!」

「手袋は座席の裏だ!間違っても銃身は捨てるなよ?」

「冗談言える位には余裕だな!?」

 

 話しながらも素早く手袋をしながら銃身を交換し、別の弾薬箱から再びベルトを装填した。

 もう一度辺りに布を割くような音が響き、セグウェイを破壊する。弾が切れる頃にはセグウェイの台数は半分になっていた。

 

「弾切れだ!次の弾は!」

「さっきので品切れだ!あとあるのは、手榴弾位だ!」

「少ねえな!もっと積んどけよ!!」

「うるさい!サイドカーにそんなに積めねえよ!」

 

 言い争っているうちにセグウェイがどんどん迫っせくる。

 

(ちっ!使いたく無いがやるしか無いか)

 

 奥の手の超能力を使おうとすると同時に影に覆われた。上を見るとピンクの髪の少女がパラシュートで降りてきていた。

 

「そこの2人頭を下げなさい!」

 

 そう言うとホルスターからガバメントを取り出して迫っせくるセグウェイ目掛けて連射した。セグウェイがあらかた片付くとパラシュートを脱ぎ捨て金次の方に飛び降りた。

 

 これが金次の運命が変わり、俺の世界に巻き込んでしまうきっかけになった出来事だった。

 

 

 




オリジナル主人公は、私の一番好きなナチスドイツの将校を出したくて親族と言う設定にしました!
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