【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた 作:種再燃祭
フリーダムに続くのは、もちろん……
曰く、”化物はもう一体いる”。
かつて、その機体はZGMF-X09A”ジャスティス”と呼ばれていた。
だが、その主となった
キラは極めて発動しやすい”
そして、SEED状態になると、一気に脳量子波が跳ね上がる体質だったようだ。
故にコックピット・ブロックには、TP装甲で覆われたSEED状態となればその有用度を一気に引き上げる”クォンタム・サイコフレーム”内蔵の全天周囲モニターが採用された。
既にご存知の方も多いかもしれないが、改めて言えば”クォンタム・サイコフレーム”とは、脳量子波を媒介とした機体とパイロットの双方向インターフェースだ。
ざっくりと言えば、パイロットのイメージを機体にフィードバックさせ、機体のセンサー情報を含む各種インフォメーションをパイロットにイメージ・フィードバックする。
ストレートな意味で”人機一体”を目指したインタラクティブ・イメージ・フィードバック・コントロール・インターフェースだ。
まあ、元々は言うまでもなく恒常的に脳量子波を使うイノベイド、というかリボンズが自分でモビルスーツを自在に操縦したい故に組み上げたシステムで、ネーミングしたのもコイツ。
つまり、何やら宇宙世紀のサイコフレームの上位互換っぽくなってしまったのは、大体リボンズが悪い。
そして現在、このシステムは開発が進み、リボンズやイノベイドのみならず「脳量子波が生まれつき強い、あるいは長けた人間種、あるいはナノマシンで後天的にその素養を手に入れた人間種」にも対応できるようになっていた。
キラにとり、リフター”ファトゥム00”の分離機能は無用の長物だった。
分離攻撃ができると言っても、モビルスーツ本体の機動力を激減させてまで行う必要があるのか?と。
そんなことをするくらいなら、圧倒的な速度と運動性で間合いに入って倒してしまった方が手っ取り早い。
だから、分離機能を真っ先にオミットした。
そして、装備を調整すると出力系が少々物足りなくなった。
だから、自分が設計した”NBSCハイブリッド・パワーパック”に換装した。
その流れで翼には指向性マイクロウェーブとレーザーの受電機能を持たせ、分離機能をオミットしたことで無用となった機材を取り外し、そこにパワーエクステンダー系高温超電導バッテリーなどを組み込んだ。
リフターの旋回機銃などさして意味が無いから、死角からの攻撃に自動対応できる自由電子レーザーCIWSに変更した。
頭部機銃は、フリーダムと同様にオーブでは一般的な30㎜液体装薬機関砲に変更した。
ビームサーベルは腰ではなく、素早く取り出したいから収納場所を手首内側に変更し、使用時にはリニアレールで滑りだすようにした。
そして、空いた両腰のスペースには、お気に入りの装備を懸架できるようにした。
”シュベルトゲベール改ⅡN”
GAT-X133”ソード・カラミティ”に装備されるフルスペックの二振りの
折り畳み式にして落ちた強度は、物理刀身部を耐ビームコーティング+TP素材を構造材にすることで補う。
フルスペックに偽りなく、鍔の部分にレーザーガンを、柄頭にショートレーザーブレード発生器を備え、また両手で並行連結することでレーザー刀身の延伸(高出力モード)を実装している。
またNの文字が入る通り、核動力機対応となりエネルギーゲインが上昇しているようだ。
左腕の元からある物理シールドにはモノフェーズ光波シールド発生器を内蔵した。
片手で一振りづつの対艦刀を振るう関係上、重量バランスを取るために右腕にはイグナーウィップを内蔵した耐ビームコーティングとTP装甲材で組み上げたバックラーを装着した。
翼は再設計し受電アンテナにするだけでなく、前縁部に”フラガラッハ”ビームブレイドを仕込んでいる。
また、足技を多用するので脛の部分にも同じ”フラガラッハ”を蹴り技強化のレガース・ブレイドとして組み込んだ。
”フォルティス”ビーム砲や”パッセル”ビームブーメランはオリジナルのまま。
ビームライフルは、主兵装を射撃能力を有するシュベルトゲベール改ⅡNとするため必要ないと判断されたたようだ。
結局のところ、『ジャスティスからファトゥムの分離機能を外し、機関とインターフェースを強化し、ソード・カラミティと原作インフィニット・ジャスティスのエッセンスを加えたようなモビルスーツ』だ。
想定されるレンジは、明確な至近距離~中距離戦。実にキラらしい思い切った割り切り方だ。
2門のビーム砲や2丁の対艦刀内蔵レーザーガンは、火力で圧倒するというよりむしろ牽制や相手の陣形を崩す攪乱目的を前提に、ばらけさせた上で距離を詰めて多彩な近接武器で切り裂き仕留めるというのが、最も想定している戦術だろう。
設計思想も実際のデザインも実にマッシブワンダーだ。
しかし、原作で後年に生まれるZGMF-X19Aに比肩しうる機関強化を受けたせいで、これほどの重武装をしながらも暴れ回るRジャジャ馬とは言わないまでも、かなりの高機動仕様機に仕上がっていた。
「”ジャスティス・ソーディアン”……ようやく形になったね?」
”ソーディアン”、とある作品に登場する『意思を持った剣』のことだ。
カガリから”
”愛する者を守る為の剣とならん事を”という願いだ。
キラの場合、「嫁や姉や家族が住んでる場所だから、ついでに国も守る」という所だろう。
だが、組み上がったとはいえ、そこで終わりじゃない。
愛機と呼べるほどに使いこなせなければ、作った意味はない。
そして、都合よく
『キラ、こちらのシステムは起動しましたわ。シミュレーション、いつでもいけますわよ♪』
シミュレーター上での模擬戦のお誘い。
実機を動かす前に、データー上でどのような動きができるのか確認する意義は大きい。
そして、ソレスタルビーイングのサーバーを通して外部からの覗き見やクラッキング不可の有線接続での
キラも知らない事実だが、実はこのあたりの戦闘シミュレーションの統制と統括と判定は、存在自体が秘匿されている”ヴェーダ”が取り仕切っているので、そのクオリティは折り紙付きだ。
ちなみに手が空いたリボンズをはじめとするイノベイドは、よく参戦したりしているのだが……
そりゃあ後年に出てくるGNZシリーズ(いわゆる”ガ”シリーズ)が機体もパイロットもクソ強化されて出てくる訳である。
正直に言えば、戦闘用イノベイドの全員ではないが一部は上品に言って人間を甘く見て、悪く言えば下位種だと考えていた。
だが、
リボンズは語る。
”種族的優位性に胡坐をかき、傲りに濁った眼で相対する相手の力量も満足に見抜けずに敗退するは、自分達が『ザフトのコーディネーターと同程度の愚劣な存在』と喧伝してるようなものじゃないのかい?”
他にも実力者が揃っているのがオーブの強さの秘訣だが、中でも期待の成長株がキラとラクスだ。
注目の一戦、表記的には原作準拠の”キラ×ラクス”ではなく、”キラ vs ラクス”となる。
『今日こそ勝たせてもらいます……!』
通信機越しの勝気なラクスの発言(挑発?)に、キラの口の端が自然とつり上がる。
「できもしない事、軽々しく言わない方がいいよ? 弱く見えるから」
『言いましたわね? 全力全開でその口、塞いで差し上げますわっ!!』
どうやら本日も無事(?)に戦いの火蓋は切って落とされたようである。
ラクスの”フリーダム・ルージュ”の方がザフトに対する禍々しさ(?)では勝ちますが、覚悟ガンギマリ度では、このキラの”ジャスティス・ソーディアン”の方が上かな~と。
基本的に動力強化とクォンタム・サイコフレームの搭載、そして「リフターとの分離機能をオミットし、代わりにソード・カラミティとインフィニット・ジャスティスの要素を組み込んだ機体」ですね。
キラが徹底してるのは、「強い飛び道具はビームキャノン、牽制には対艦刀のレーザーガンで十分だから、特にビームライフルっていらないよね?」って感じで非搭載というあたりw
キラにとって、この手の飛び道具って最早、「敵が近づいてくる前に撃墜する武装」ではなく、「突撃の進撃路を開くための道具」って認識なのかも。
実際、赤くて(当社比ソード・カラミティの)3倍の速度でビーム乱射しながら突っ込んで来て、近づけば斬って切って斬りまくってくるモビルスーツって、かなり恐ろしいのでは?とw
おまけに攻撃当てるの至難の業な上、実体弾はほぼほぼ無効化、ビームも容易に光波盾で防がれる素敵しようなんですから。
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