【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた 作:種再燃祭
あと伏線回収w
さて、
「シェリリン、ついに完成したなっ!」
「師匠、ついに完成したのですっ!!」
「「”GN
……その喜劇は、(技術)バカ
さて、”GNアームズ”とは?
簡単に言えば、ソレスタルビーイングのガンダム・タイプ専用の大型支援兵器、外付けのパワーアップ・アイテムだ。
あるいは強襲ユニットと考えてもいい。
本来なら、それで正しい。
だが、ここは種と00が混じり合った世界だ。
それらの持つ変態技術が悪魔合体して何が生まれてもおかしくない世界だ。
そして、この世界には”ミーティア”なる似たようなコンセプトのパワーアップ・ユニットが存在している。
元々はザフトの核動力用モビルスーツの増強ユニットとして設計されたが、それを”ターミナル”なる組織が横取りし、しかもそれがオーブに流れ着いてきて、
そう、『第83話 邂逅する声がよく似た少年二人 ~キラ、改めてヤベー奴認定される(今更?)~』にチラッと出てきた”スーパーNミーティア”の話だ。
本来は非核動力モビルスーツでも原作フリーダム or ジャスティス+ミーティアと同等のスペックを与える代物であるが、真骨頂は『モビルスーツ搭載の核動力とミーティアの核動力を同期同調させ、”
その場合、内蔵の大型ビームソードの刃渡りを「宇宙砂時計を縦に真っ二つにできる」ほど延伸できるらしい。
それを聞いた瞬間、イアンを中心とするソレスタルビーイング兵器開発チームは、白目をむいたという。
何しろ、彼らは核動力をオリジナルGNドライブに置換すれば、まんま似たような理論の物をモビルスーツに搭載しようと構想していたのだ。
そう、『ツインドライヴ・システム』を根幹とする”プロジェクト00”である。
無論、本質的な技術は違う。
核動力はGNドライブより遥かに古くからある動力だし、また別に”波長”を同調させて共鳴増幅を行うような物はミーティアにはない(というか核動力でそれは無理)。
イアン達は優れた技術者・科学者であるので、技術的には別物であることは理解していた。
それでも、ここまでコンセプトが似ていて、なおかつ他所から、しかも後に計画が発足し、先に完成するとなると、やっぱり悔しい物は悔しい。
そこでイアン達は、コンセプトは固まっていた”GNアームズ”に特大の改造を施すことにしたのだ。
『よしっ! GNアームズに疑似太陽炉(GN-T)とそれを動かす核動力を搭載しよう!』
『いやバカなのっ!? バカでしょう!! 初期コンセプト、ガン無視じゃないっ!?』
即座にアニューのツッコミが入ったのは言うまでもない。また彼女の胃壁強度が試される日々が始まったようだ。
そして、
「そのバカを形にするのがエンジニア魂ってものなのですよ♪」
「だな」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
とはいえ、”GN-TNアームズ”と名付けられた改良型GNアームズは、コンセプト自体は至って真面目な物だった。
オリジナルGNドライブから発せられるGN粒子の大規模コンデンサー実装による貯蔵はもちろん、
実は本来のGNアームズは独立した動力を搭載しておらず、内臓コンデンサーにため込んだGN粒子を使い切ると一気にデッドウエイト化する弱点を持っていた。
設計ミスというのではなく、本来ならGN粒子を使い切る前に作成を終了させる、本当の意味での短期決戦用の強襲ユニットだったのだ。
しかも、この改良には参考となる素材が存在していた。
スローネ・シリーズの外部拡張ユニットとして開発が始まっていた”トゥルブレンツ”だ。
トゥルブレンツは、スローネ・シリーズとは独立したGN-Tを搭載しており、スローネに装着した場合は”マルチドライヴ(複数のGN機関を搭載)”機として大きく活動範囲を広げることができる。
ちなみにイアン達が開発している”ツインドライヴ”と”マルチドライヴ”は、全く別の代物だ。
マルチドライヴは、単純にGNドライヴを複数積むことで、例えば2基積んだら普通に2倍の粒子発生量と出力になるだけだ。
ツインドライヴは基本、現在、オリジナルGNドライヴでしか再現できないとされている代物で、オリジナルドライヴが発生させているGN量子波を2基のGNドライヴを同期同調させ共鳴増幅現象を引き起こし、相乗効果で爆発的な量子生成を行うという概念になる。。
”トゥルブレンツ”は現在、スローネ・アイン、ツヴァイ、ドライの3機用が製造されている。
そもそもトゥルブレンツは、スローネに「実戦能力を与える為に」計画された物だ。
現状、十分に強いように思えるスローネ・シリーズだが、その本質は『疑似太陽炉の実用試験機』であり、武装は本来、実戦を想定したテストと、新兵装のテストを兼ねて実装されていたものだ。
ザフトとの戦闘が激化する中、少数精鋭を謳うソレスタルビーイングとしては、どうしても純粋な戦闘兵器としてはオリジナルドライヴ搭載型ガンダム・タイプに劣るスローネ・シリーズに、それらに比肩、あるいは局地的にはそれ以上の能力を持たせる為に生み出したのがトゥルブレンツだった。
さて、GNアームズ開発チームに取り敢えず開発自体は終えたトゥルブレンツ開発チームが合流し”GN-TNアームズ”開発チームは結成された。
そして、完成したのは……
「な、なんだこりゃぁ……化物か?」
その日、契約に応じソレスタルビーイングの”アメノミハシラ”軌道ステーション内にある秘匿施設へとやってきていた国営傭兵組織カタロンの一員である”ライル・ディランディ”は、思わず驚嘆の声を上げた。
「ヲイヲイ。いきなり化物とは失礼な奴だな?」
「いや、イアンさんよ。”コイツ”はそう言われても文句は言えないだろ?」
振り向いたライルの先にいたのは、
「兄貴! と誰?」
「俺はイアン・ヴァスティってもんだ。お前さん風に言うなら”
確かにそれは”化物”と呼ぶに相応しい。
何というか……オリジナルの”GNアームズ”の脚部装着パーツが簡略化した代わりに、背部パーツがボリュームアップしてグッと後ろに伸びた……いや、これではイメージし辛い。
端的に言えば、
”オリジナルGNアームズに、GNアームズの横幅に収まるようにダウンサイジングされたデンデロビウムの
ようなデザインが”GN-TNアームズ”だ。
うん。意味が分からん。
取り敢えず、ダウンサイジングされた分、オリジナル・オーキスの後部の5基ある巨大バーニアは、メインバーニアを兼ねた2基の疑似太陽炉(GN-T)とコーン型のGNスラスター、AMBAC機能を持つ外部受電アンテナ機能を兼ね備えたテールフィン・スタビライザーとシンプルな構成に変更されている。
本質は武器庫であるオーキスだが、このユニットも大きな意味ではその本質は変わらない。
ただ、サイズ以外に大きくオーキスと異なるのは、フェイズシフト装甲で形作られたヴァイタルパートに納められているのは、2基のGN-Tを回すためのキラが設計したNJC内蔵の複合核動力”NBSC(ニュークリア&バッテリー・スーパーコンダクティブ)ハイブリッド・パワーパック”という点であろう。
流石に核動力の分野では、モルゲンレーテには敵わない。というか、核動力はソレスタルビーイングの専門外だ。
そして、オーブ自慢のパワーエクステンダー系高温超電導バッテリーユニットやソレスタルビーイング謹製のオリジナルGNドライヴ用とGN-T用の2系統のGNコンデンサーが、これでもかと詰め込まれている。
そして、オリジナルGNアームズ同様に2タイプ存在しており、それに応じて搭載される兵装が異なるようだ。
ただし、共通装備としてはモビルスーツ本体のGNドライヴに依存しない、GN-T×2のみで稼働する下記の物がある。
・GNモノフェーズ・バリア・フィールド(ヴァーチェの球形展開の物の発展型。GN-T生成粒子で形成)
・大型GNキャノン×2(原型GNアームズにもあった兵装。ただし、GNコンデンサーではなくそれぞれGN-Tに直結されてるので強力かつ持続射撃が可能)
・高機動GNミサイル(コンテナ射出ではなく、GN-TNアームズ本体VLSに16セル×8セット=128発)
・GNバルカンCIWS(アームズ本体後部上下左右に計4基装備された旋回砲塔式全自動迎撃システム。死角を補うため搭載)
「こ、コイツをアンタが……」
「おうよ! まっ、もちろん俺だけで作った訳じゃねぇけどな」
「そうなのです! シェリリンも師匠のお手伝い、頑張ったのです!」
と、高らかに宣言しながら乱入してくる褐色肌&金髪が印象的なスペース・エンジニアリングジャケット姿の美少女。
「えっ? なんで子供がこんなところに……」
つい本音をこぼしてしまうライルだが、
「どわぁ~れがお子様ですかっ!? これでもシェリリンは将来を嘱望される、ソレスタルビーイングが誇るクレバーな技術者なのです!!」
(ドヤァッ!)
フンス!とささやかな胸を張るのは皆様のご想像道理の”技術バカ師弟”の弟子の方、自他共に認めるイアンの一番弟子シェリリン・ハイドだ。
とはいえ、ソレスタルビーイングの事情を知らないライルにとっては困惑しかない。
困ったように
「本当だぞ? シェリリンはソレスタルビーイング屈指のエンジニアで、
「……マヂか」
ようやくシェリリンの肌の色が出せたよ~(挨拶)
ああ、いえ一部の読者様は感想欄の返信とかで知ってらっしゃるのですが、AIイラスト生成で褐色娘を再現するのが結構、苦労したんですよ。
プロンプト同士がぶつかって、真っ先に消えてしまう要素と言いますか……
それはさておき、原作GNアームズに代わるソレスタルビーイングのビックリドッキリメカ”GN-TNアームズ”の登場です。
技術的にはオリジナルGNアームズ+トゥルブレンツ+種世界系技術の悪魔合体、デザイン的には、00と宇宙世紀の悪魔合体というw
そして、原作では叶わなかったディランディ兄弟の邂逅です。
あ~、ここから先に書くのは愚痴みたいなものです。
正直、書けば山ほど低評価来るかもしれないし、感想欄であるいは別の場所で叩かれるかもしれない。それはそれで怖いのですが……
え~と、最近はメカの解説と日常回ばかりだと感想欄でご意見いただきました。
それにgoodがbadを上回ってたってことは、そう思ってる読者様も多いでしょうし、これまで低評価を入れた方たちの中にも、そう思ってる方は多いかもしれません。
ごもっともだと思います。
ですが、実は政治や戦闘より、私個人としてはむしろ「そういうシーン」の方が描きたいと言ったら意外ですか?
一応、リアルで技術職だったってのもあるのですが、まず個人的には「戦場をひっくり返せる超兵器が何の脈絡もなく、あるいは大した説明もなく、いきなりぽっと出てくる」って展開が好きじゃないんですよ。
「それ、どこから出てきた?」って説明がないと、デウスエクスマキナ的なギミックに見えて昔から気分が萎えるってのが偽りのない心情です。
あと、戦争は戦闘は一瞬で、その準備の方が平時だろうが戦時だろうがずっと時間がかかる、そして多くのドラマや技術革新、権謀術数やら謀略やら仕込みがある……アニメ本編では描かれることは少なくとも、後に外伝とかで出てくる歴史秘話みたいなやつ、好きなんですよ。
あと、これが一番大きいのですが……
「種も00も、深堀りされないままこの世から退場するキャラ多いよな~。魅力的なキャラなのに……」
だから、「彼ら・彼女らが生きていた瞬間」を描いてみたくなったんですね。
戦争なんてどう転んだってろくでもない時代ですが、それでも平和なひと時や青春の一幕はあるわけでして。
例えば、原作では語らうことなかったディランディ兄弟を仲良く会話させたかった。
原作では両方とも死が運命づけられているニコルとヒリングを作品枠飛び越えてくっつけて、幸せな時間を味合わせたかった(特に死亡回想レコードホルダーのニコル)
アニューさんに「普通の自由恋愛」をさせたかったし、主人公のキラには「人の死がのしかからない恋愛」をさせたかった。ついでにズブズブ(物理合体含む)で甘々な日々を体験して欲しかった。
要するに、自分が見たかったシーンを散りばめているのが、このシリーズって訳です。
あと、今更なのですが……筆者としては、このシリーズって戦記物とかではなく、「ラブコメ」だと思って書いてるんですよ。
だから、いわゆる”原作CP”がほとんど存在せず、また原作よりもカップル成就率が高いんです。人間関係のリセットとシャッフルは、数多くある二次創作の醍醐味ですからw
そのうち、キャラ同士のベビーラッシュとかあるかも?
せっかく、匙加減一つで死亡率下げられる世界線書いてるのですから、生き残った者の特権で、キャラごとの
趣味を書き連ねてるだけですので、これをつまらない、面白くないって方も多いでしょうし、私自身も「万人受けは難しいだろうなー」とは思っています。
思うところがあり長々と書き綴ってしまいましたが、残りはおそらく50話いかない程度、前のように中断しても回復したらまた書いて最後まで描き続けるつもりです。
こんなコンセプトの作品ですが、面白いと思っていただけるなら、お付き合い頂けると幸いです。