【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた 作:種再燃祭
”リジェネ・レジェッタ”
情報型イノベイドのトップで、ソレスタルビーイング理事長にしてイノベイドの
ついでに言うと、情報型イノベイドの女性モデルでリボンズの大のお気に入りでもある。
まあ、どういう意味でのお気に入りかはさておき……性欲があるんだかないんだか分からないリボンズがずっと側に置いている、それこそ最古参組のイノベイドなのだから、よほどお気に入りなのは間違いない。
「簡単に言ってしまうと、”ジェネシス”は、最低もう一つ稼働中なのがあるんですよ」
ソレスタルビーイングのアメノミハシラにある拠点にやって来たリジェネはそう切り出した。
割と誤解されがちであるが、ジェネシスは本来、”地球を丸ごとチンする為のガンマ線巨大原子レンジ”として作られたわけでは無く、外宇宙探索のためのレーザー照射による宇宙船加速装置としてシーゲル・クライン主導の下で建造されたのが始まりだ。
それを巨大原子レンジに改造したのはパトリック・ザラだ。
つまり、ジェネシスの本来の目的は”機動戦士ガンダムSEEDC.E.73STARGAZER”に登場した、”スターゲイザー”のヴォワチュール・リュミエールに推進用レーザー(プロパルションビーム)を照射した「アポロンA」の役割に近い。
そして、、ヤキン・ドゥーエの側に置かれ、今はミラージュコロイドで姿を隠している”ジェネシス”には、本来の役割を維持している試作品とも呼べる物が存在していた。
「”ジェネシスα”。エックス線レーザーをプロパルションビームとして照射する、今のところは”本来の役割”に近いジェネシスの試作品ですね。ただし、問題なのはコレ、現在ザラ派のザフトが秘密裏に占拠していて、おまけにジェネシス同様にミラージュコロイドで姿を隠してるから、何をしてるのか外からじゃわからないんですよ」
そうリジェネはダウナーな調子で続け、
「理事会としても、ジェネシスよりも小規模なレーザー発振設備とはいえ『こっちも地球攻略用ビーム兵器に魔改造されたら面倒』という結論に至りまして。どうせ存在を秘匿してるのなら、ソレスタルビーイングで隠しているうちに攻略してしまいましょうと」
ガンマ線を用いたより強力なジェネシスがヤキン・ドゥーエのすぐそばに「即時使用可能な戦略兵器」として隠蔽されつつ置かれてるのに対して、ジェネシスαは現状ではまだ「ライトクラフト・プロパルジョン用のレーザー発振器設備」扱いなので、ザフトも「隠蔽できる程度の戦力」しか駐留させていない……要するに、「とりあえずキープしておけ」くらいの扱いらしい。
それでもキープしようという意思があるのは、レーザー設備としてはともかくジェネシスαには小規模ながら工廠があり、その特殊性から大量生産はできないが、ワンオフの特殊機、ぶっちゃけ核動力モビルスーツの製造が可能となっていた。
実際、原作外伝でも2機の核動力モビルスーツ”リジェネレイト”と”テスタメント”はここで製造されている。
「ちなみにここでの攻略は、”接収”の意味も含まれてるので、可能な限り施設を壊さないでいてくれると助かります。ああ、その為には勿論、オールウエポンズ・フリーでオートマトンの投入もオッケーです」
「えっ? 接収するんですか? ただの占拠じゃなくて?」
きょとんとするクジョウ。すると途端にリジェネはどんよりした表情で、
「ええ。理事長命令で……なんでも有効利用法を思いついたとかで。いえ、深宇宙調査機材の研究実験設備が欲しければ、ソレスタルビーイングで1から作った方が絶対良い物ができるのわかってるくせに、『それじゃあ浪漫がないだろ?』とかふざけたこと言い出して。カガリ代表も止めてくれればいいのに『まあ、その方が戦後のプラントとザフトに対する見せしめや嫌がらせになるか』とか賛成する始末で。こっちの苦労も知らないでリボンズのばかぁ、カガリのあほぅ……ああ、引きこもりたい。理事長室から出たくない。リボンズの側に居たい」
なんか最後は可愛い感じの愚痴になってしまうリジェネおねーさんである。
「最後の方のセリフは聞かなかったことにしますが、えーと……防衛戦力は殲滅して、施設を奪取という方向性でよろしいので?」
ティエリアが身内の醜態に半眼になる中、クジョウはかなり言葉を選んだつもりで問うと、
「ええ。そのような方向性で。あと、現在判明してる限りの”ジェネシスα”の資料も送信しましたので、確認と作戦立案お願いします」
そして、リジェネは何かを思い出すように、
「ああ、それと作戦には私もパイロットとして参加致しますので。機体持ち込みで」
「……えっ? あの、秘書官殿がですか?」
今度こそ本気で驚くクジョウにリジェネは曖昧な笑みで、
「ええ、まあ。”ガルム・ガンダム”という機体を実戦テストしてこいと理事長に押し付けられましたので」
要するに、ヒリング&1ガンダムと同じパターンである。
「あの、本当によろしいので?」
「腕前でしたら心配には及びません。これでも理事長の0ガンダムの調整役、”シューフィッター”は私でしたし」
事実である。
リボンズは、0ガンダムに同じイノベイドでもあまり乗せたがらないが、リジェネだけはやはり別格という事だろう。
リジェネはクスッと小さく笑い、
「これでも”弟”より操縦の腕前は上だと自負していますよ? 何しろ年季が違います」
「大きなお世話だ。あと弟言うなっ!」
唇を尖らすティエリアが、なんだかいつも以上に幼く見えた瞬間であった。
あとティエリアの反応から察するに、リジェネの方がパイロット技量が上なのは事実っぽい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ソレスタルビーイングがアメノミハシラの軌道ステーション拠点で臨時メンバーを迎えてよろしくやってる頃、L1宙域にある”ターミナル”の宇宙拠点”ファクトリー”では、オーブのアマギ級2番艦”アカギ”が合流していた。
そう、ここにアークエンジェル、エターナル、アカギというこの世界線における”三隻同盟”が揃い踏みとなったのだ。
「アスラン、来てくれたんだね……」
久方ぶりに思えた親友との再会に、思わず安堵の息を漏らすキラ。
「ああ。これ以上、父の……パトリック・ザラの暴挙を許しておく訳にはいかない」
それは覚悟を決めた漢の顔だった。
亡き母やもう救いようのない父より、最愛のメイド三人を選んだ顔とも言う。
古今東西変わらず、いつだって少年を男にするのは女なのかもしれない。
「うん。残念だけど……多分、一度でも”ジェネシス”が使われたら、もう歯止めは聴かないと思う。最終的には……」
「まあ、な」
最悪の結末を予感し言葉を濁すアスラン。それを察したキラは、
「う、うん。今のプラントの状況を見てると、ね」
「もはやそれも否定できん。キラ、俺にも守らねばならない者ができた。そういうことだ」
「うん。なんとなく誰の、というか彼女達の事を言ってるのはわかったよ」
☆☆☆
キラとアスランの原作最強親友コンビが旧交を温めてる頃、カガリは”アカギ”……では無く、随伴していた”
この船は、”たった1機の機体”を人目に触れさせることなく、カガリの元へ届けることを目的に建造されていたのだ。
ラクスを連れ立ってカーゴベイへとやって来たカガリは、”ソレ”……金色に輝く”異形の巨体”を見上げながら呟いた。
「会いたかったぞ。”
という訳で、カガリの相棒はアルヴァトーレのお仲間でしたw
詳細は次回にてなんですが、何気に「金ぴか大使と似て非なるカガリとリボンズの立ち位置と関係」を暗示する機体だったり。
まあ、ちょっとある機体の繋がりとか、色々考えてはいるんですが……
そして、リジェネおねーさん、リボンズ好きすぎでしょうw
いや、それtもリボンズがリジェネ好きすぎなのか?
時々、ボソッとロシア語ではなく本音がダダ洩れるダウナー系残念美人です。
いや、古参ですしハイスペックなんですけどね。間違いなく。
リボンズはずっと良い空気吸ってんなぁ~と。
まあ、ジェネシスαにとっても、原作みたいにジャンク屋の根城にされてフェイズシフト材引っぺがされたあげくに自動車部品にされるよりは、マシな未来になるでしょう。
というか原作の、仮にもジェネシスの試作品をジャンク屋に投げるのはちょっとガバすぎね?とw
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