【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた 作:種再燃祭
なので、微エロ注意でお願いします。
”アッシュ・グレイ”
原作外伝にも登場する
その作中において、独裁者になった後のパトリック・ザラにラクス・クラインとクライン派関係者の抹殺指令を受ける描写があり、またラクスを「ラクス・クラインは死人を増やしているだけだ」と興味深い発言をしているが、それも結局は合法的殺人の為の理由付けであるらしい。
自室の棚に人形のコレクションを飾っているが、その人形の数は自分が殺して来た人間の数と同じというあたり、どのような人物か推察できる。
このようなサイコパスが生まれる経緯もあるのだが……それは機会がれば、その時に。
まあ、今は腕はあるがザフト屈指の危険人物と理解して頂ければ十分だ。
一応注釈すると、この世界線において、パトリック・ザラよりラクス・クラインやクライン派の暗殺司令は出ていない。
まず、ラクスがアークエンジェルに地球への帰り道で拾われたままオーブに居ついたためと、その後のニコルの暗殺失敗と寝返りでカウンター・ダメージをくらい、しかもその後の”オペレーション・スピットブレイク”とパナマ、カーペンタリアと大敗北も重なり、それどころではなくなったというのが正しい。
「気を付けていただきたいのは、乗機の”リジェネレイト”の方もです。これの本体は一見すると大型バックパックのようにも見える”コアユニット”。その名前の通りコクピットも核動力もコアユニット側にあります」
実はリジェネレイト、ミーティア+核動力モビルスーツという組合せの延長線上に発想された試作機であり、最初からモビルスーツ本体と装備モジュールを一体化させた機体を作っては?というコンセプトだ。
そして、容積に余裕のあるコアユニット側に核動力を搭載し、接続するモビルスーツが非核動力機でもコアユニットから電力供給を行うことで、強力な機体とするというデザインだ。
また、核動力モビルスーツとコアユニットがドッキングすることで核動力を連動させ、圧倒的なパワーを誇る機体となる……ということも計画されているが、現状では”テスタメント”との同期はまだ試験段階であるようだ。
まあ、そういう意味では核動力を内蔵し、核動力モビルスーツとドッキングするオーブのスーパーNミーティアに近似の機体なのかもしれない。
「唯一警戒すべき敵はこれくらいでしょう」
「ところで、ミラージュコロイド・ステルス対策は? 相手はそれで隠蔽してるというし。流石に見えない敵を正確に攻撃するのは……」
と挙手の上で質問する礼儀正しいアレルヤに、
「それについては、おおよその座標は見当がついていることがまず一つ。そして、ミラージュコロイド・ステルスの本質は、”電磁場層で定着させたコロイド”です。では、該当宙域にGN粒子を散布したとしたらどうなると思いますか?」
「あっ! GN粒子が吸着されて、そこに電磁場の乱れが生じる。それを拾えば……」
「正解です」
ダウナーな気配を維持しながらも、お姉さんっぽい微かな笑みを浮かべるリジェネ。
実はこの効果、原作でも似たようなエピソードがある。
ガンダムやトレミーの光学迷彩に用いる技術と粒子は互いに干渉してしまうため、ガンダムラジエルや第三世代ガンダムだと光学迷彩起動中は機体の休止をし、太陽炉の稼働率を下げる……という描写が存在するのだ。
この世界線においては、この光学迷彩こそがミラージュコロイド・ステルスという事になる。
また、発想的には00原作で人革連がガンダム鹵獲作戦で用いた大量の通信子機がGN粒子で通信妨害される範囲からソレスタルビーイングの位置を特定した作戦に近いかもしれない。
⌚⌚⌚
「刹那、ハナヨは少しお話があります」
作戦ブリーフィングも終わり、”
繰り返すが、自動化が進み必要搭乗員が少なく、ゲストルームを設けられるくらい船室に余裕があるトレミーなのに、”刹那とハナヨ二人の私室”だ。
内装が輸送船っぽくないクラッシックモダンなのは、ハナヨの趣味だろうか? 刹那はその辺、無頓着っぽいし。
「どうしたハナヨ?」
「刹那の”エクシア”には、『アヴァランチ・ユニット』と『ダッシュ・ユニット』を装着を推奨します。ユニット自体は念の為トレミーに搭載されていますし、イアンとシェリリンに言えば直ぐに取り付けてくれます。許可はハナヨがとります」
『アヴァランチ・ユニット』はエクシアの上半身と背部に装着する外装高機動モジュールで、『ダッシュ・ユニット』は脚部に装着する宇宙用増加モジュールだ。共に設計はイアンであり、これらを装着したエクシアは”ガンダム・アヴァランチ・エクシア・ダッシュ”と呼称され、言うなれば「高機動強襲型フルアーマーエクシア」といった風情になる。
サラッと乗船しているあの師弟に今更ツッコミは無意味だろう。間違いなく両ユニットを「こんなこともあろうかと」的なノリでトレミーに持ち込んだのもコイツらだろうし。
「ハナヨがそう言うという事に間違いはないだろう。それほど警戒すべき相手なのか?」
するとハナヨは頷き、
「ジェネシスαは、未だにエックス線レーザーを用いた
その意味を理解できない刹那ではない。
「つまり、俺たちの予想を上回る速度を出す可能性があるということだな?」
「肯定です。それに”アヴァランチ・ダッシュ”を装着しても、”GN-TNアームズ”との接続に問題はありません」
本来なら装備同士が干渉しそうな気もするが、そこはそれ。
この世界線のイアンとシェリリンは一味違い、
『やっぱフルアーマーは浪漫だよなぁ』
『”アーマード・エクシア”は浪漫の具現化なのです♪』
とまあこの調子でアヴァランチ・エクシア・ダッシュの状態でも問題なくGN-TNアームズと接続できるように設計していたのだ。。
まあ、マッドに潤沢な資金と人員、そして時間を与えると色々やらかすという典型だ。
「わかった。ハナヨの言うとおりにしよう」
「刹那」
「ん?」
ハナヨはベッドに煽情的なポーズで座り直し、
「……ハナヨはとっても欲情しました」
「どうした? 急に」
「刹那に全肯定される多幸感は口では説明できません」
「そうか」
「来てください♡ 刹那も昂ぶりをハナヨにぶつけてください」
「わかった」
相変わらず刹那はハナヨ至上主義で、ハナヨは刹那至上主義、ぶつけ合う……いや絡み合う感情は淡々とした口調とは裏腹にあまりに重く、互いに抱き合いながら重力の底へ落下してゆくような趣があった。
そして、淡白に見える刹那とハナヨの”営み”は、どこまでも熱く激しく情熱的だ。
行為が終わり、互いが果てるまで続く甘ったるいハナヨの嬌声……コイツら遠い未来、具体的には半世紀くらい先も同じようなことヤっていそうだ。
だが、あえて言いたい。
下手すればこのまま”独神”まっしぐらの、カップルとその予備軍塗れな職場環境にいるクジョウ女史のことを、ちったあ考えてやれよと。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さて、作戦準備は滞りなく進んだ。
該当宙域にGN粒子は散布され、ミラージュコロイド・ステルスで姿を隠したジェネシスαの、その隠れ蓑たるミラージュコロイド自体に付着しその姿を浮き彫りにする。
「各員、状況開始です」
リジェネの号令により、GN-TNアームズ装備のエクシアとデュナメス、テールブースターとハンドミサイル・ユニットを装着した完全武装のキュリオス、そしてリジェネのガルムガンダムによる総攻撃が始まった。
『狙い撃つ!……必要もねぇな。的がデカすぎる』
あらん限りの火力をいきなりジェネシスαに投射するデュナメス with GN-TNアームズ。
『兄貴、ここは乱れ撃つぜ! だろ?』
とツッコミを入れる
とにもかくにも、こうしてソレスタルビーイングのガンダム・マイスター達による今次大戦における(おそらく)最後の大仕事、”ジェネシスα制圧戦”は始まったのだった。
という訳で、久しぶりにハナヨが台詞を喋りましたw
別に彼女、生来は無口という訳ではないんですよ。
ただ、彼女の価値観的には……
刹那>越えられない壁>リボンズ(刹那と共に生きる為には必須)>越えられない壁>その他
なので、普段は刹那以外と喋るより刹那と四六時中くっついて体温や体臭を堪能する方が優先順位が高く、必要な時に以外は発言せずに刹那とペタペタしてクンカクンカしてるので、結果として「無口な娘」という印象がついてしまってます。
実際、刹那と二人きりの時はよく喋ってるというか、刹那の方が圧倒的に口下手だしw
まあ、二人きり・私室という条件はありますが、喋ってる途中で心地よさに欲情して直ぐにエロに持ち込もうとするのがハナヨの悪癖ですw
まあ、アレも実は性的・あるいは肉欲的快感というより、むしろ「刹那と一つになる感覚」の方にのめりこんでいるような……?
いや、どっちにしても”重い娘”です。
とりあえず、GN粒子の散布によるステルス剥がしと火力投射から始まるジェネシスα攻略戦、楽しみにして頂ければ幸いです。
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