【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた   作:種再燃祭

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前半は、一応真面目なんですが中盤から後半は、うん、ストレートにノリがバカです。
ついでにエロです。

なので、そういうのが苦手な皆様は閲覧注意です。
こうなんか……キラが色々弾けますw

昼間っからの投稿するにはアレな内容ですが……このシリーズ、綺麗に終わる訳はないという。








第175話 不穏のカナーバと不徳のキラ 【挿絵入り】

 

 

 

 さて、片や凱旋と呼べる帰国の途に就く者あらば、片や敗残の兵として帰国する者もある。

 その代表格が、ヤキン・ドゥーエに立て籠もっていた「ザラ派壊滅」の一報を届けた、ヤキン・ドゥーエから”哨戒任務に出ていた為”唯一生還したレイ・ユウキ艦隊であった。

 34隻の戦闘艦、数隻の輸送艦のうち、生還できたのが結局、ナスカ級1隻とローラシア級2隻のみだった。

 だが、今となってはこれだけでも貴重な戦力だ。

 何しろ、プラント本土にあるのは、修理中や整備中、建造中も含めて戦闘艦・輸送艦の総数は30隻に届いていない。

 また、ニュートロンジャマーのみならず縦横無尽に撒き散らされたGN粒子の影響でヤキン・ドゥーエからの通信はまともに傍受できず、状況が全くと言っていいほど把握できていなかったために、他の帰還者よりいち早くアプリリウス市に辿り着き、把握できてる限りの報告を行ったレイ・ユウキが持ち帰った情報は値千金と言っても過言ではなかった。

 

 実際、だからこそカナーバ議長一派は頭を抱えながらも先手を打つことができたのだ。

 地球連合との停戦に向けた政治交渉あるいはその予備交渉はさておき、真っ先にすべきは帰還者の中で、戦後確実に火種になるだろうザラ派人員の身柄確保だった。

 カナーバ達は既にザラ派のリストを入手しており、その選別は可能だと思われたが……

 

「えっ? ヤキン・ドゥーエの脱出が確認できても、プラントへの帰還が確認できないザラ派がいるですって……?」

 

 その報告にカナーバは軽く驚きを感じた。

 各コロニーに乗り捨てられた内火艇やシャトルが発見されたのはいい。

 おそらく各地に潜むパトリック・ザラのシンパ(コーディネイター至上主義者も含む)の手引きである程度潜伏されるのは予想していた。

 しかし、

 

「つまり、ヤキン・ドゥーエとプラント本国の途上で消息を絶ったってことよね? おそらくは自分達の意思で」

 

 ヤキン・ドゥーエもプラント本国も同じL5宙域にあるし、同じ宙域にはオーブ・マネキン艦隊が駐留するボアズもある。

 そんな中、何処へ行こうと言うのか?

 

(これは、確実に”一族”が暗躍しているわね……)

 

 そう結論付けるしかなかった。

 

(目的は、『次の戦争を起こす着火装置……動機があって足がつかない()()()の確保』ってとこかしらね?)

 

 相手は、『増えすぎた人口の調整と地球環境保全』を理由に”再構築戦争を起こした”破廉恥極まりない輩だ。

 そのくらいは平気でするとカナーバは考える。

 

(これはプラントにも相当、浸透されていると覚悟した方がいいわね……)

 

 ネットワーク上にあるような電子・量子情報なら”ヴェーダ”の後ろ盾のある彼女達の独壇場だが、純粋なアナログ的な意味での情報の繋がりはそうもいかない。

 

 特にあれらは下手すれば有史以来、人類史の裏側で蠢き、暗躍していたような輩だ。

 一説によれば、かつて存在した”自由石工組合”や”薔薇十字”、”光あれ”などの秘密結社は、”一族”の表に出てきた末端に過ぎないとさえ言われている。

 

(決してナメてかかって良い相手じゃないわね……今回も全部ではないとはいえいつの間にか先手を打たれてるし)

 

 そうカナーバは気を引き締めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、視点は再び”平和の国”……という枕詞がジョークにしか聞こえない、今や”C.E.に蘇った重装国家(スパルタ)”と呼んだ方がよほどしっくりくるオーブへと移そう。

 まあ、厳密に言えばモルゲンレーテ本社があるオノゴロ島のヤマト家へだ。

 

 

 

 キラ・ヤマトの生還と帰宅は盛大なホームパーティーによって祝われた。

 まあ、そこまでなら綺麗な話で済む。

 

 しかし、この物語において綺麗なエンドなどあり得るのだろうか?

 いや、あるわけない。

 

 その日の夜、とある夫婦の寝室にて……

 

 

【挿絵表示】

「えっとね……その、もう安定期に入ったからね」

 

 嬉しそうな顔からやがてもじもじし始めるマリューは上目遣いで、

 

「その、久しぶりに……シよっか?」

 

 キラの脳裏に宇宙の彼方から種が飛来し、弾けると同時に大量のショッキングピンクのハートを大量飛散させたっ!

 

 

 

 

 

 

⌚⌚⌚

 

 

 

 

 

 責任者である故に未だに報告書の作成やこの先を見据えた関係各所への根回しなど残務処理に明け暮れるカガリ・ユラ・アスハの元へ、ヤマト家、正確にはキラの母親であるカリダ・ヤマトから電話が入ったのは二日後の事だった。

 どうやら困惑した様子。

 緊急性を感じたカガリは車を走らせヤマト家へ。

 

 何やらキラとマリューが帰宅した夜以降、寝室から出てこないというのだ。

 無論、何度も呼びかけたが返事はない(部屋は防音であるらしい)。ドアをノックしても、反応はないし締められた鍵があく様子もない。

 ますますヤベー気配を感じた(カガリ)は、迷うことなくドアを比喩でなく肉体言語で蹴破り……

 

「おへぇ♡ かひゅ♡ きらひゅん……しゅきぃ♡ もっろぉ♡ もっろしれぇ♡ もっろいりめれぇ♡」

 

 全裸なのは言うまでもない、あらゆる穴から白い液体やその他をだらしなく垂れ流し、同じ白色の粘液を乾く間もなく全身にこびりつかせ、知性を喪失し快楽に溺れ切ったマリュー(所謂瞳が♡状態)と、瞳孔が開きっぱなしで一心不乱にその……全具運動を繰り返す(キラ)がいた。

 

 むせかえるような二人分の混ざり合った体液の匂いが立ち込める中、カガリは徐に……

 

”ガスッ!”

 

 とキラの首筋に手刀を落として一瞬で意識を刈り取る。

 喉笛に蛇咬掌じゃなかったのが、姉としてのせめてもの優しさだった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「戦場帰りが生存本能やら何やらで制欲持て余すのも理解してるし、それが慰安所を設けるきっかけになったり、慰安所を設ける風習のない国の軍隊の方が、戦場での民間人に対する婦女暴行が統計的に多いのも知ってるさ。お前がまあ、マリューに操を立ててるのか何か知らんが”その手の施設”に近寄らないのもな」

 

 カガリは溜息を突き、

 

「だからまあ、夫婦の営みとして”ヌカロク”くらいまでは許す。だがな……」

 

 正座しているキラに、

 

「快楽で自我にキズが入るレベルまでヤり続けるのは、流石にお姉ちゃんとしてどうかと思うぞ?」

 

 まあ、要するにそういう状態だったらしい。

 キラは、無自覚で戦場帰りのムラムラフルチャージ状態+ご立派なお胸だけでなく自分とマリューの子が入った大きなお腹に大興奮=種割れの衝撃と同時に理性蒸発のコンボだったようだ。

 どうやらこの世界線のキラ、大きなお胸だけでなくボテ……失礼。中身の詰まった大きなお腹にも興奮する性癖らしい。

 とりあえず、あきらかに”覚醒(SEED)”の使い方が間違ってる気もするが……

 

「ご、ごめん……」

 

 流石に時間感覚すら失っていたことに反省するキラである。

 

「あの程度なら脳内の快楽物質分泌が制御不能になるってことはないと思うが……仮にそうなってもどうにかできるし」

 

 何気にオーブの医療技術のチートさと闇が垣間見えるが、

 

「ただ、少しは後遺症が残るかもしれんぞ?」

 

「えっ!?」

 

 思わず別室でお休み中のマリューの方向をキラは見るが、

 

「ああ。心配するような物じゃないが……多少は淫乱癖くらいつくかもなって話だ。脳味噌ってのは一度覚えた快楽を強く記憶する習性がある」

 

 ここで表情に出さなかったキラは褒められたいいと思う。

 いや、行動自体は褒められたものでは無いが……だが、キラとしては愛妻が「そうなる」ことは、嫌ではなくむしろ望むところ、『マリューさんがますますエッチになるとかナニソレ最高じゃん!!』だった。

 キラは本質的に制欲もさることながら独占欲も強い。いや、、隠れた支配欲とかも入ってね?

 溺愛したいし、溺愛されたい。

 そういう部分は、姉弟とはいえ、割と感覚の違いがあるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここからは、後日譚。

 診察の結果、母子ともに至って健康。医師の診断によれば、日常生活や仕事に支障が出るような後遺症はなかったらしい。

 少なくとも100単語くらいしか喋れないような脳味噌快楽沸騰状態からは回復している。

 これで一安心……と言ってよいのだろうか?

 

 少なくともオーブは、世界屈指のフェイズシフト素材の権威である優秀な頭脳を失わずに済んで良かったと言うべきだろう。

 そう例えば……後年の”フェムテク装甲”の秘密やからくりを一目で見破るような存在を失うのはあまりに惜しいと言えよう。

 いや、そうなったらなったで、キラとマリューはそれなりに幸せだっただろうが、国としては冗談では済まなかったかもしれない。

 

 そうなった場合、オーブの国家的損失はいかほどになっただろうか?

 マリューが出産や子育てをしながら基本、在宅ワークでこなしていた・こなす・こなすであろう仕事は現在、公表できるだけでも……

 

 ・ヴァリアブル・フェイズシフト装甲(VPS装甲:任意・自動で装甲強度を可変)の基礎理論の確立

 ・ヴァリアブル・トランスフェイズ装甲(VTP装甲:基本応力や負荷、衝撃などを計測してセンサーによりディアクティブ~最高強度まで自動可変)の開発

 

 まあ、この二つは半ば開発は終わっているからいいとしても、

 

 ・【仮称】GN-VTP二重装甲(EカーボンのGN複合装甲を表層にVTP装甲を内部装甲に使うGNドライブ採用機用省エネ次世代二重装甲)

 ・【仮称】MM-VPS装甲(VPS装甲の表層電圧を調整してミラージュコロイドを定着させコントロールする次世代多目的装甲)

 

 の開発は確実に遅れていただろうし、加えて艦船用の

 

 ・【仮称】積層ナノラミネート装甲(ラミネート装甲に使われていたビーム攪乱用の帯電蓄熱粒子をナノスケール・シートにして積層化。面積辺りの熱許容量限界を超えると、熱蓄積状態でMEPEのようにナノ粒子化して自動剝離/拡散し、強制排熱する)

 

 の開発は絶望的だったろう。

 うん。ぶっちゃけモルゲンレーテ社員やってた原作マリューさんの何倍の国益があるんだ? この人。

 戦闘力皆無だけど、その分、脳ミソと胸にリソースが振り分けられたのかもしれない。

 他にも色々あるのだが……とりあえず、軍用素材工学の最先端を突っ走る未来(みち)は、かなり困難だったかもしれない。

 

 一応、現在マリューは産休扱いなのだが、どうしても彼女の手が必要な場合、オンラインなどを通して会議に参加していたり、技術論文を書いているらしく、その時は時給換算での特別給が出ているようではある。

 基本、モルゲンレーテ社はホワイト企業ですよ? ええ。そうですとも。

 

 

 

 

 

 

 

⌚⌚⌚ 

 

 

 

 

 

 

 さて、これまた数日後……

 

 

【挿絵表示】

「キラ君、おまたせ♡」

 

 久しぶりにビーチデートを楽しもうと海岸にやってきたキラとマリューだったが……

 

「マリューさん、ちょっとこっち来てくれる?」

 

 早速、種割れして瞳孔が開いていたキラは、マタニティ水着姿のマリューの手を優しく握ってそのままヤシの木陰に連れ込もうとして……

 

”ゴォンッ!”

 

「ぐはっ!?」

 

「キラ君!?」

 

 イメージで種が飛来するのではなく物理的に飛来したヤシの実が脳天を直撃!

 

 

【挿絵表示】

「カガリ、ナイスコントロールですわ♡」

 

「お前は懲りるという言葉をを知らんのか?」

 

 こっちも海岸デート中の(カガリ)その嫁(ラクス)がいたりして。

 とりあえず、本日のオーブは平和なようである。

 

 

 

 まあ、どんな物にも功罪、あるいは怪我の功名というものはあるもので……

 この時期、キラがあまりにも”種割れ”を頻発したものだから、後に自分の意思で”覚醒(SEED)状態”を任意発動できるようになったようなのだ。

 本当に人間というのは何が幸いするか分かった物じゃないという好例だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いやまあ、夫婦だから良いんだけどさぁ~(挨拶

まあ、戦場帰りでこうなんか乾ききって飢えてた上に年代的にヤりたい盛りではあるのも理解できるんですが、流石に姉も強ツッコミ(物理)を入れざるえない状況にw

実はフェイズシフト素材分野でちょっとした国防危機に直結してた模様。
まあ、キラ的には「自分しか認識できなくなり、気持ちいいことしか考えられなくなったマリュー」も簡単に受け入れる……というか、そうなったらなったでめっちゃ溺愛しそうな予感。ついでに凄まじいバフがかかりバグキャラになりそうな……?

しかし、その状況をカガリが許してくれるかどうかは別問題w

前半に少し触れると……ザラ派残党プラントのザラ派シンパに匿われているのもいますが、”一族”に直接スカウトされた面々もそれなりにいるみたいです。
しかもカナーバの懸念通りにザラ派シンパを裏で戦してるのも”一族”だったり。
一族も「次なる戦い」の発火点準備に余念がないようです。

さて、オチもついたしオーブ帰還兵、というかキラのエピソードは一旦終了。
次回は南米事情とか書いてみようかと思っています。


応援どうか応援よろしくお願いいたします。
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