【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた 作:種再燃祭
お休みなので、珍しく深夜アップ。読んでくださる人がいると良いのですが。
「えっ? カガリはモビルスーツの操縦とか嗜むんですの?」
「ああ。知ってるかどうかは知らんが、ソレスタルビーイングはモビルスーツの運用を積極的に行ってるだろ? 有名どころだろ特殊警備部門のガンダム・タイプだが、それ以外にも”アメノミハシラ”自体がうちの管轄で、軍と共同で防衛にあたるってことになってるからな。他にも色々持ってるぞ? 例えば、ティエレンをベースにしたエレベーター守備専用の軌道機動砲型とかな。非戦闘型の作業用専用機もあるし、その流れでな」
ちなみにカガリの教官は複数いて、共通しているのは”脳量子波を使う”ことらしい。
無論、最強格はカーグラフィッ○TVでナレーションやってそうな声の”師匠”だ。
「まだ、ちゃんとした形になっていないが、私専用機もあるっちゃあるぞ」
どうやら色は金色であり、ビームを良く弾く素材でできているっぽい。
「うむむ……わたくしもモビルスーツの操縦を習うべきでしょうか? 花嫁修行の一環として」
「そういえば、花嫁修業の一環で軍隊に入る……なんて内容の古いコメディ映画見た記憶があるな」
とカガリは首をかしげながら、
「花嫁修業になるかどうかは別にして、興味があるならオーブに着いたらやってみるか? どうやら、お前の預かり先、ソレスタルビーイングに決定しそうだし」
カガリの働きかけが功を奏した……というより、様々な思惑があったり牽制し合ったりでオーブ国内の公的機関で他に挙手する者が出なかったため、意外とあっさり決まったらしい。
ちなみに養父であるウズミは胃薬の服用回数が増え、外交の首魁であるウナト・エマ・セイランは苦笑していたという。
ウナトと言えば、原作では大西洋連邦寄りの人物として知られていたが、この世界線ではカガリが自分以上に大西洋連邦(正確にはアズラエル一派)と昵懇なので、割と気が合うらしい。
ちなみに息子であるユウナとカガリを結婚させるつもりは欠片ほどもない。
曰く、『息子では短時間で使い潰されるのがオチだ』とのこと。
「まぁ♪ カガリが教えて下さるの?」
「時間が合えばいいぞ。私も時々、移動や気晴らしにソレスタルビーイングの保有機体乗ってるし」
カガリにとっては会社保有のヘリコプターやセスナ機みたいな感覚なのかもしれない。
まあ、0ガンダムは一般公開される機会が多いだけで会社(公社)というより”師匠”の私有機みたいな扱いだが。
実際、軌道エレベーターの管理補修を軸に、ヘリオポリスやその他にも施設があるソレスタルビーイングは戦闘用以外にも作業機として多くのモビルスーツを保有している。
というより、純戦闘用の機体の方が、保有モビルスーツ全体から見れば少数派だ。
無論、海を渡るような、あるいは大気圏を超えるような長距離移動なら、流石にトレミーなどを使うだろうが。
「それは楽しみですわね♪」
「自国の製品の宣伝になるが、ザフトの機体より格段に扱い易いと思うぞ? ナチュラルだのコーディネーターだのなんて面倒臭い事考えて作ってないから、自動化が進んでくれるし、学習型AIが勝手にやってくれる部分も多い。”誰にも扱いやすい機体こそ原点にして至高”だと私は思っているぞ。扱いにくい機体ってのは、技術的未熟の証拠だと思うしな。とはいえ……」
ここはアークエンジェル内の艦外風景が投影できるスクリーンのあるモニタールーム、言ってしまえばゲストにデモンストレーションを見せたりする部屋だ。
そして、今まさに発艦しようとしているGAT-X105”ストライク”を観ながら、
「多分、操縦自体はキラの方が上手いだろうが」
「キラ・ヤマト様……ですか? あの、お聞きしてもよろしいですか? その、やけに親しいと言いましょうか、距離感が近いと言うか……」
ラクスの聞きたいことを察したカガリは、
「実の弟だよ」
「えっ?」
「うちは出自も含めて事情が複雑でな。結果から言えば、私はアスハ家に入った養子だよ。細かいことは勘弁してくれ。説明がとても面倒なんだ」
だが、その答えに満足したのかラクスはどこかホッとした表情で、
「わかりましたわ♪ わたくしも細かいことは気にしない性格ですので(聞きたいことは聞けましたし……)」
「そうしてくれると助かる」
☆☆☆
さて、キラが愛機”ストライク”を駆って出撃した理由はザフトが接近してきたからではない。
では何故かと言えば……
『おおっ! 会いたかったぞ! キラ少年!』
通信越しに入る整った顔立ちに、キラは嬉しそうに
「僕もですよ。お久しぶりです、グラハムさん。それと大尉昇進、おめでとうございます!」
そう、エンカウトしたのは増援艦隊旗艦”イズモ”から周辺哨戒も兼ねた先遣隊として飛んできた3機のオーブの誇る最新鋭機”
そう、話題に何度か出てきた「キラが試作機の空中変形サポートプログラムを作成した武士道な人」こそ、このグラハムなのである。
『ヤマトくん、いや今はヤマト少尉か? やれやれ階級ではあっという間に並ばれてしまったな』
と苦笑するのは、ハワード・メイスン
『俺なんかあっさり抜かれてしまったぞ?』
とダリル・ダッジ
ちなみに階級がオリジナルより少しづつ上なのは、おそらく戦時昇進が影響してると思われる。
「ハワードさんもダリルさんもお久しぶりです。僕は便宜上、階級をもらっただけで、まだまだ皆さんに比べればひよっこですよ」
『HA-HA-HA! 謙遜するな少年。君もこうしてガンダム・マイスターになったのだ。胸を張るといい!』
と豪快に笑うグラハムだったが、
「あっ、実はこの機体、顔とかガンダム・タイプなんですけど正式にはペットネームに”ガンダム”ってついていないんですよ」
より正確に言うのなら、ガンダム・マイスターという名称が使えるのは安全上の理由から情報非公開とされている「ソレスタルビーイング保有のガンダム・タイプのパイロット」だけで、他のガンダム・タイプには適応されない。
『なんとっ!?』
と大げさに驚くグラハム。
何というかこう……暑苦しい。いや、色々と熱い漢である。
ともあれ、こうして頼りになる友軍との合流はなった。
しかし、そう安心もできない。
避難船団が味方と合流したということは、ザフトにも追撃する時間的猶予を与えたということでもある。
アスランの情報は皆無としても、ラクスが船団に居ることは当然、プラントにも知られている。
「まあ、それを承知で許可したんだがな」
そうラクスのいない、戦闘態勢のブリッジで笑うカガリ、
「真意をお聞かせいただいても?」
と問うトダカに、
「中佐、私は厄介ごとはできれば一度に片付けてしまいたい、極めて面倒臭がりの人間なんだよ」
いや~、反応を見る限り何とかメインヒロインのGL展開を受け入れてもらえたようで良かった♪
割とちゃっかりしてるラクス姫。
なんか、”歌って踊れてぶっ壊せるアイドル”のフラグが立ったような……さて、皆様に質問です。
C.E.71から「隠れアコード」の血を刺激するようにラクスがモビルスーツの操縦を覚えたらどうなるでしょう?
原作ミーアはザクの掌で踊っていましたが、この世界線のラクス、自分で動かせるようになりそうです。
カガリェ、お前もしかしてとんでもないモンスターを育てることになるんじゃ……まあ、結果はおいおいにw
そして満を持して散々武士道の人として存在だけは明かされていたグラハム、試作型とはいえ愛してやまないフラッグを駆り、ハワードとダリルを引き連れ華麗にクランクイン!
基本、グラハムたちフラッグ隊はキラ君に良い影響しか与えません。
お気に入り登録、ご感想、評価などしていただけたらとても嬉しいです。
☆☆☆
オマケ:もし、このシリーズがC.E.75まで続いたらやってみたいネタ(4)
GLフラグ解禁記念に
なんかバラ園で「刻が見える」状態にして熱心にラクスを口説き始めるオルフェ~。
しかし、ラクスは特殊効果を強制終了させ。
ピンク:「わたくしを口説きたいのでしたら、せめてTSしてから出直してきてくださいね♡ そうしたら、もしかしたらワンチャン、ときめいたかもしれませんし♪」
明久:「へっ?」
この世界線だとオルフェ、何故か「勉強できてハイスペックだけど中身が明久(バカテス)」っぽくなるような……
中の人以外にも、意外と共通点が多いという。
・女顔系の美形
・ピンクに惚れる
・妄想力豊か
・自分に向けられる恋愛感情に鈍感
などなど……
明久も実は隠れハイスペックですし。差が出るのは、精神的タフさとしぶとさか?
でも明久分が強くなるとギャグ補正で死亡フラグが根っこから折れそう。
同時にイングリットが病みそうではあるが……