【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた   作:種再燃祭

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この話から新章です。
原作では「有り得ない」展開がいよいよ始まります。

さて皆様……あほあほな展開に対する準備は万端ですか?






第4章:伝説のLIVE! そして……
第51話 とある告知とFLYING KIDS


 

 

 

 C.E.71年春先、驚くべき告知が”らくらく☆ちゃんねる”にて、ラクス自身の口よりなされた。

 

「VRでですが、久しぶりにライブ・コンサートを行おうと思います♪」

 

 ”ニコル・アマルフィの告白(告発)”からあまり日の立ってないこの時、その発表は驚くべものだった。

 またよくわからない暗殺者が送り込まれてはたまったものでは無いので、VRシアターでの開催とする旨が発表された後、

 

「えっと、確かオーブの国内向け回線って大容量で、なおかつフルダイブ用の機材もありましたよね? お申込みいただければ、臨場感たっぷりのフルダイブ・ライブシアターへご招待になります♪ あっ、勿論、普通のライブ映像のネット配信も並行してやりますよ?」

 

 ラクスは久しぶりのライブがよほど楽しみなのか、

 

「でも、フルダイブ機材ってお高いですよね?」

 

 まあ、確かにそれなりにちゃんとしたフルダイブ・システムを一式そろえようとすれば大衆車くらいの値段にはなる。

 本格的にそろえようものなら、高級車の値段が相場だ。

 ラクスはニコニコと、

 

「今回は、なんと! このチャンネルのスポンサー、太陽光発電公社ソレスタルビーイング様のご厚意で、オーブの各所で最新鋭フルダイブVR機材”フルダイブ・シリンダー”を供与していただけることになったので、オーブの各所にライブ・アクセス・ポイント(LAP)を開設できることになったんですよ♪ こちらは抽選で1000名様の無料ご招待となりますので、どしどしご応募くださいね♡」

 

 そして、とびっきりの笑顔で、

 

「臨場感たっぷりのヴァーチャル・スタジアムで、みんなで一緒にライブで盛り上がっちゃいましょう♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ユーラシア連邦の片隅、某所

 

 

 

 ここはいつの日にか”ファウンデーション”と呼ばれるかもしれない場所……その一角だ。

 

「よし。あらん限りの手段で応募を行う。この際、方法は問わん」

 

 そう断言する”少々特殊な出自”の少年少女たちのリーダー、”オルフェ・ラム・タオ”に

 

「お前はいきなり何を言ってるんだっ!?」

 

 と驚愕するのは盟友のシュラ・カーペンタイン……いや、クレメンタインだっけ?

 まあ、そんな感じの名前の少年。

 タイプは違うが、どっちも美形ではある。

 

「何をだって? シュラ、”僕のラクス”の久しぶりのライブだぞ? ならば最高の環境で見るのが、”運命の相手”たる僕の義務じゃないか!」

 

 何やら見た目とスペックはいいのに非常に残念臭漂うことを言い出すリーダーに、

 

「お前、まさか……オーブに潜入するつもりなのか?」

 

 ごくりと生唾を飲み、無駄にシリアスな空気を出す決闘マニアに、

 

「潜入? バカなことを言うなよ。シュラ、僕が”花嫁の晴れ舞台”にそんな無粋な真似をするわけないだろ?」

 

「よかった……こいつにも一応は、まだ欠片ほどの理性は残っていたか」

 

 だが、安心するのはまだ早い!

 

「正規のパスポートで正面から正々堂々と入国するに決まってるじゃないかっ! 無論、タキシード着用でだ!」

 

「アホかぁーーーっ!! ユーラシア連邦の住民は、原則、オーブへの渡航・入国許可は下りないだろうがっ! 外交特使とかならいざ知らず、一般人の観光目的など以ての外じゃいっ! 国家間関係をちったぁ考えろっ!!」

 

 どうやらこの明久(オルフェ)、頭は良いはずなのにどうにも性格が……

 

「そんな物、僕の愛の前にはなんら障害にはならないっ! そもそも僕らはユーラシア連邦ではなく”ファウンデーション”国民だ!」

 

 と胸を張るオルフェに

 

「まだ建国しとらんわぁーーーっ!!」

 

 すると、シュラは諦めたような目でいつの間にか残念すぎる親友の横にチョコンと座っていた同じく盟友(女性)に、

 

「”イングリット”、頼むからこのラクス・クラインが絡むと途端に人間強度と知能指数が下がる”コレ”をなんとかしてくれ。できれば今すぐに」

 

「うん。わかった」

 

 彼女、”イングリット・トラドール”はこくんと頷くと、

 

「オルフェ、せめて第三国、できればセキュリティ甘めの中立国、可能ならばオーブの友好国のパスポート偽造しよう(作ろう)? オルフェの想いはわかるけど、ラクスさんに迷惑かける様なことは駄目だよ? 嫌われちゃうよ?」

 

「おおっ。それもそうだな! イングリット、冴えてるぞ! 褒めてやろう! さすがは我々の名参謀だなっ!」

 

「うふふ。ありがとう」

 

 頭を撫でられて「むふぅー♡」とご満悦のイングリットに、

 

「……いつもすまん」

 

「いいの。オルフェ、頭は良いのにこういう(おバカな)所、可愛いから♪」

 

「ん? 今、おバカと何故か聞こえたような……」

 

 ※この頃のイングリットの隠蔽スキルはまだ完璧ではありません。

 

「気のせいだよ。オルフェ」

 

 そうにっこり花のように微笑むイングリットであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お(ねえ)も、あの男の趣味の悪さが無ければ完璧美少女なのになぁ……」

 

 とぼやくのは妹の「おてんばガールボブ」がトレードマークの”リデラート・トラドール”で、

 

「無駄だ。お前の姉は既に闇に堕ちている。救いようがない」

 

 とは横縞坊主こと森崎グリフィン……ではなく”グリフィン・アルバレスト”だ。

 どうやら、二人そろってこの時代から髪型は変わってないらしい。

 

「私はせめて、良い漢をみつけよう」

 

 ”えいえいむん!”と気合を入れるリデラートにグリフィンは、

 

「興味本位に聞くが、どんなのがいいんだ?」

 

「私を中から熱くさせてくれるような漢!」

 

 ”リデラート・トラドール”、生粋のバトルマニア……なのだろうか?

 ただ何となくだが……割とお姉ちゃんっ娘な気がする。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 さて、一方その頃、我らが親愛なる”母上”は……

 

「にゅふふ……もうすぐ! もうすぐなのじゃっ!! 野生のアコードたるラクス・クラインによって古き時代の支配者たるパトリック・ザラが駆逐され、妾の”パーフェクトなデュランダル君”が統治する時代がやってくるのじゃっ!! その時こそ、我らが栄達の刻! 雌伏の時を越え、無知蒙昧な民に正しき統治という物を見せつけてやろうではないかっ!!」

 

 なんか、絶好調だった。

 

「みとれよ”亜人”どもぉ! 今に目に物見せてやるのじゃっ!!」

 

 意気軒高なのは結構なのだが……「見た目は幼女、精神性も幼女」なこの御仁、何を考え何を計画しているのか知らないが、早速失敗するような気配がするのは何故だろう?

 というより、どういう訳か成功するビジョンが上手く思い浮かばない。

 むしろ、『君は良い道化だったよ』オチに高確率でなりそうな気がする……

  色々始まるまで、あと4年はかかるというのに。

 

 いや、やはりクローン培養した自分の”幼体(ペド)ボディ”に、「これこそが究極のアンチエイジングなのじゃ!!」と脳味噌を乗せ換えたのが良くなかったのだろうか?

 割とサイバーでパンクなことをやってのけてる40代中盤(ロリBBA)であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




サブタイのFLYING KIDSは「逮捕しちゃうぞ」のOPを歌ったバンドではなく、

”FLYING(で登場する)KIDS”

のことでしたw
という訳で、ラクスのVRライブコンサートの発表と、そして、それに行く気満々の4年以上登場の早い明久(オルフェ)と愉快な仲間たちでしたw

これと言うのも、「ミレニアムが突っ込んでくるとビビッて椅子にぴょんと飛び乗る猫みたいなアウラが可愛すぎる」のが悪い!(断言

因みにこの世界線では「クローンしたペド(四年後はロリ)ボディに脳味噌を乗せ換えた説」を採用。
ただ、某マクロス・プラスじゃないですが、精神と肉体は不可分で、もしかした肉体に精神が引っ張られる可能性も……



さて、ちょっと皆様に聞きたいのですが、この世界線の将来の黒騎士さん達、原作の……
・核マッチポンプ
・ガイゾック式人間爆弾術

とかできると思います?
作者は無理ではないかなーと。
と言うのも、

イングリット:「そんなことがばれたら、ラクスさんに嫌われちゃうよ?」

明久:「じゃあやめよう。今すぐ」

で済んでしまいそうでw
さて、この世界線の各キャラの掘り下げはこの先のエピソードに譲るとして、簡単にまとめると、

オルフェ→「ウルトラ・ハイスペックな明久化=頭は良いのに性格が残念」
シュラ→オルフェの明久化のあおりで、苦労人&ツッコミキャラポジションへ……
イングリット→しっかりオルフェが好き(オルフェ可愛い至上主義)。大人しいし優しいけど原作とは方向性が違う。意外とちゃっかりしてる?
リデラート→原作では姉妹設定なのに絡みが無くて寂しかったので”お姉ちゃん娘”化。実は割と良い子かも……
グリフィン→コイツはあんま変わらないか?
アウラ:なんか漂う「悪いことしようとしても悉く失敗」しそうな残念臭が……

リボンズに「遊び相手(意味深)」と認識されれば、生存率が上がったりして……
あと二名ほど居たような気がするけど……まあ、いいかw

かなりキャラ改変深度がディープな彼ら彼女らですが、新章共々どうかよろしくお願いいたします。



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