【完結】 種(CE)世界に00(西暦)要素をぶち込んで、死亡フラグを圧し折りながらイージーモードにしてみた   作:種再燃祭

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本日はお休みなので、中途半端な時間で投稿になりますが……
いよいよ決戦開始です。

初手は宇宙ステージ、00ファンの方お待たせしました。
オリジナルGNドライブ搭載第3世代ガンダム、揃い踏みです。






第71話 ”オペレーション・スピットブレイク” 宇宙ステージ ソレスタルビーイング・ガンダムの実力とは?

 

 

 

 そして、オーブの防衛艦隊を突破し、軌道エレベーター”アメノミハシラ”に接近しようとしていたローラシア級を中心とするザフト艦には、更なる地獄が待っていた……

 

「”ガンダム・キュリオス”、アレルヤ・ハプティズム、これより吶喊する……!」

 

 アメノミハシラの名前通りの守護天使たるソレスタルビーイング自慢のガンダム・タイプ、その先手を取ったのは可変機であり圧倒的な機動力を有する”キュリオス”だった。

 パイロット、いやガンダム・マイスターのアレルヤはキュリオスのスピードとオリジナルGNドライブの発するGN粒子の、ザフトにとっては「未知の攪乱現象」をフルに活かしてザフト艦の密集位置に突入すると、

 

「ミサイル、全弾発射っ!!」

 

 装着していたテールユニットに満載されていたミサイルを解放すると同時に変形、更にハンドユニットのミサイルまで放つ!

 ザフト艦、いやローラシア級の不幸は、モビルスーツ格納庫を降下ポッドとして用いる為に自身ではモビルスーツを発艦させていなかったことだ。

 ローラシア級の防空能力への過信もあったのかもしれないが……

 オーブ艦隊を強行突破することを優先し、防空能力が薄かった事が大きなダメージに繋がったのだ。

 だが、所詮はモビルスーツで放てるサイズの通常弾頭のミサイル、いきなり撃沈された船は流石に少なかったが、

 

「”ガンダム・デュナメス”、ロックオン・ストラトス、狙い撃つぜっ!」

 

 信じられない事が起きた。

 キュリオスを追い払おうと慌ててモビルスーツを発艦させようとしていたローラシア級が、強力な長射程ビーム砲撃で格納庫の開いたハッチを射貫かれ、中のモビルスーツが爆散、搭載していた武器弾薬が誘爆して轟沈したのだっ!

 

「ザフト艦ってのは随分と脆いな。ダメージ・コントロールとか考えていないのか?」

 

 驚くべきことにその狙撃、いや精密砲撃か?は艦砲の有効射程の遥か先にある軌道ステーションの上、そこに射撃姿勢を取る1機のモビルスーツからなされていたのだ。

 そう、軌道エレベーター全体に全域展開したモノフェーズ光波防御帯。その”内側”からだ。

 彼の名はロックオン・ストラトスことニール・ディランディ、”カタロン”のライル・ディランディの双子の兄であり、モビルスーツ狙撃の第一人者であった。

 しかもこれ、高高度狙撃銃ではなく標準搭載のGNスナイパーライフルで平然とやってのけているのだ。

 

 キュリオスにかき回され、陣形が乱れたところに1隻ずつ降下ポッドを確実に射貫かれる……残った、半分近くまで数を減らしたローラシア級は、軌道エレベーター付近への接近を諦め、基部であるクニノミハシラ島ではなく他の島へ降下ポッドを落着させる作戦に切り替えるしかなかった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 一方、ナスカ級とモビルスーツ隊がオーブ艦隊を足止めしている間に、輸送艦は降下ポジションまで進もうとするが……

 

「”ガンダム・エクシア”、刹那・F・セイエイ、目標を駆逐するっ!」

 

 凄まじい勢いで突っ込んできた青いモビルスーツが、輸送艦のブリッジを大型のエネルギーブレードで両断する!

 直掩に付いていたモビルスーツ隊が大慌てで追い払おうとするが、

 

「ビットを使用」

 

 時代を先取りしたような遠隔操作兵器が、エクシアを囲もうとしたジンを次々と撃墜する。

 

「刹那、周辺警戒がお留守のなのは感心しません」

 

 そう小声で放つのは、ネコ耳のようなインターフェースを付けた幼い少女のような外観の銀髪のガンダム・マイスターで、

 

「ありがとう。”ハナヨ(874)”」

 

「いいえ。刹那の背中を守るのは私の役目です。おはようからおやすみまで、誰にも譲りません」

 

 ちょっと重いのが玉に瑕か?

 ちなみにその重さは、2年後くらいに”育児”という別のより過酷な戦場に居るだろう沙慈に代わり、「刹那の背中は誰にも譲りません。私の専用シートです」とオーライザーの席の占有権を主張し、本当に専用シートを準備してもぎ取る(物理的に背中を守る=背中に張り付く)程度には重い。

 ちなみにこの世界線では、4年後くらいにはオーライザーの発展強化型としてザンライザーが出てくるかもしれないが、まあパイロットは変わらないだろう。

 おかげで某00は輪をかけてクソ強くなってしまうが……「くそみそ合体」呼ばわりされるよりはマシか?

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「ふむ。敵の輸送艦が程よく密集しているな。刹那とハナヨも上手く誘導しているようだ」

 

 そう、刹那のエクシアとハナヨのアルテミーは闇雲に突入しているわけではなかった。

 

「へへっ。間抜けな連中だぜっ! 自分達が牧羊犬に集められてる羊の群れだって気づかねぇなんてよ!」

 

「いるいる♪ ヨハン兄、ミハ兄、でっかいのぶちかまして羊の丸焼きにしちゃおうっ!!」

 

 そして、3機のスローネ、アイン・ツヴァイ・ドライが集結し、アインにGN粒子が集中されると同時に長大な砲身が展開され、

 

「「「GNハイメガランチャー!!」」」」

 

 数秒続く強力なビーム砲撃が横薙ぎされ、輸送艦数隻を纏めて撃沈するっ!!

 

『よくやったお前たち』

 

「けっ! ティエリア、テメェいつもいつも偉そうにっ!」

 

「ミハエル、よさないか。照準データの補正感謝する」

 

 そう、スローネ・チームの砲撃があそこまで的確に、そして刹那やハナヨに当たらないように最大限の効率で可能だったのは、ティエリア・アーデが”ガンダム・ヴァーチェ”を介してヴェーダからのバックアップを行っていたからだ。

 

『チーム・トリニティは残敵掃討と周辺警戒の継続を』

 

「あいあーい♪」

 

 と気楽に返すネーナ。

 実は物語冒頭でもそうだったが、カガリと行動を共にする機会が多いネーナは、イノベイドであるティエリアと会うことも多く、「堅物の性格も、慣れればそう悪くないわね。軽い男よりはましか」と存外に好意的だ。

 それはティエリアも同じで、微かに微笑むと、

 

『頼んだ』

 

 そうネーナに言い残し、輸送艦の残りを撃沈すべく輸送艦へと向かってゆく。

 小回りの利く相手より重装甲・高火力のヴァーチェには、対艦戦のような火力が物をいう相手の方が向いていた。

 

「気に食わねぇ奴!」

 

「そう言うな、ミハエル。あれで話の分かる奴だぞ? ティエリアは」

 

「兄貴もネーナもあいつに甘すぎなんだよっ!」

 

「逆になんでお前はこう……ティエリアに辛辣なんだ?」

 

「あー、それはねぇ」

 

 ネーナはニシシと笑いながら、

 

「実はミハ兄、ティエリアの顔、めっちゃ好みなんだって」

 

 すると長兄はうんうんと頷き、

 

「なるほど。お前にはそっちの趣味が……」

 

「ちげぇよ!」

 

「そっちじゃなくて、ティエリアが女の子じゃないから可愛さ余って……みたいな?」

 

「ネーナ、ばらすんじゃねぇよ!」

 

 イノベイドの性別固定化も、とんでところで喜劇(悲劇?)を引き起こしたものである。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「”ガンダム・ヴァーチェ”、ティエリア・アーデ、目標を殲滅する……!」

 

 エクシアとハナヨ操る”アルテミー”が攪乱する中、

 

「砲身展開、圧縮粒子解放……バーストモード!」

 

 巨大なGN粒子のエネルギーの奔流が、残存輸送艦を含む射線上にある全てのザフト艦を飲み込んだっ!!

 

 

 

 的の大きな輸送艦の相手をヴァーチェが務めてる間にも、

 

「遅いっ!」

 

「隙ありです」

 

 エクシアとアルテミーは最も得意とする敵モビルスーツ隊の駆逐を、

 

「GNランチャーの火力を甘く見るな」

 

「行けよ! ファング!」

 

「にぃにぃズ、頑張れ~♪ 私は楽しい楽しい雑魚(ジン)狩りでもしてよっと」

 

 チーム・トリニティは移動していたローラシア級の残存へと襲い掛かった。

 

 オーブ艦隊を足止めしていたナスカ級を中心とする部隊は、数の差により徐々に劣勢へと立たされていった……

 

 

 

 

 

 まさに悲劇的な顛末であった。

 ソレスタルビーイング謹製のガンダム・タイプとマイスター達が大暴れした結果、オーブ近辺に投下できたポッドは全体の3割にも満たなかった。

 そして、更に悲劇的なのは……プラント本国へ帰還できたザフト宇宙艦は”0”であった。

 

 そう、ザフト艦隊は正面からのモビルスーツ戦と火力勝負でオーブに圧し負け、いざ撤退しようとした所に第8艦隊に退路へ回り込まれ、結果として半包囲からの挟み撃ちとなり、摺り潰された。

 オーブ側の攻撃が激しすぎたのか、あるいはパトリック・ザラの思想教育の徹底もあったのか……降伏した(できた)船は、3隻しかいなかった。

 残りは全て撃沈された……ザフトのオーブ攻略宇宙艦隊は驚くべき短時間で言い訳のしようもなく全滅したのだ。

 付け加えるならば、3隻の中に未損傷の船、いや中破判定以下の船は1隻もなかった……

 

 

 

 さて、一つ台無しになる話をしよう。

 疑似太陽炉はともかく、オリジナルGNドライブ搭載機……つまり、エクシア、デュナメス、キュリオス、ヴァーチェの4機のガンダムはどういう経緯からか(おそらく原作とのリボンズを始めとするイノベイドの在り方の違いが大きいのだろうが……)、”TRANS-AM(切り札)”の封印が既に全機解かれている状態にあった。

 そして、表の総責任者であるカガリ・ユラ・アスハからの使用承認(トランザム使用に関するパイロットの自由裁量権)すら降りていたのだ。

 だが……あえて使わなかったのではない。

 「使う必然も、使うべき相手も、使うべき暇もなかった」のだ。

 つまり、ソレスタルビーイングのガンダム・タイプが”本気”を出す前にザフトの宇宙攻撃部隊は壊滅していた……これが現実である。

 

 加えて、大気圏に突入で来た降下ポッドは、「お目こぼし」されていた可能性がある。

 無論、慈悲ではない。

 ”訓練標的”や”クレー射撃の的”は、地上で展開している兵力の「効果測定」にも必要なのだから。

 

「まあ、上出来だな。これならばソレスタルビーイングも”独り占め”の誹りも受けんだろう」

 

 ソレスタルビーイング代表、カガリ・ユラ・アスハは稼いだ経験に実に上機嫌であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さらっと初登場のキャラがてんこ盛りw
なんか、CE73でアルテミー、”GNアルテミー・アーチャー”とかに進化しそうな気がする(挨拶

原作と違って、「敵とほぼ同数、練度と性能で敵に勝る友軍艦隊」が下支えしてくれる(ナスカ級部隊を押さえてくれる)中で、

・アレルヤ&キュリオスの機動力を活かした突撃と攪乱で先手を握る
・アメノミハシラの軌道ステーション部分、モノフェーズ光波防御帯の内側からのロックオンとデュナメスの長距離狙撃で、軌道エレベーター並びに基部のクニノミハシラ島に近づく敵艦を撃沈
・刹那のエクシア&ハナヨのアルテミーが突入、ヤラファス島、オノゴロ島、カグヤ島の降下ポジションにつこうとする輸送艦部隊を襲撃、攪乱
・スローネ・トリニティによる合体技(?)「GNハイメガランチャー」、ヴァーチェの「バーストモード」で数が一番少なかった輸送艦を文字通り全滅させる
・後は、お決まりの残敵掃討作戦
・ザフト艦隊の一部、逃げ出そうとするも回り込んできた第8艦隊に退路を塞がれ、半包囲の袋の鼠状態w

リザルト:降伏した(させてもらえた)のは中破以上判定の3隻のみ……

オーブ提督:「判断が遅い!(お面師匠声)」

うん。ボコボコですやんw
なお、切り札のトランザムは全機未使用、ついでに投下に成功した降下ポッドは「意図的に見逃がされた」可能性が……

カガリ(公式発言):「いや? 敵艦隊殲滅を優先しただけなんじゃないか?」

この女、しれっと……
ちょっとあっさり目ですが、試しに濃厚に書いてみたらなんか話の半分くらいでザフト艦隊が文字通り「消滅」してしまって……まあ、あっさりでも結果はあんまり変わりませんがw

00系ガンダムってやっぱ強ぇーわw
だから、あんまし出せないというか、「ここぞ」という時にしか出せない縛りプレイ推奨になってしまうという。

これでまだ、お空と海の中と地上で迎撃戦力が持ち構えているという……ザフトに要求される作戦難易度、まさにルナティックw

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