「さて、と……。ユミコ、リブラ。準備は十分かーッ!」
「いやまだ準備を始める段階だから十分になる訳ないでしょー?」
「いきなり勢いを削がないで欲しいかなッ!?」
先のBAWSの新型お披露目兼模擬戦から数日。
RaDer’sの面々は、何時もの
漫談までも始めだしている様で。
気を取り直しまして。
「……と、とりあえず。
今回はRaD寄りのジャンカー達が主催しているフリーマーケットと云う名の皮を被った闇市に、
リブラが直したり改造したりしたブツを売り捌きに行くミッションだッ!」
「ぉぅぃぇッ!!」
何故かクッソテンションが高いアクリの言葉に、同じく無駄にテンションが高いユミコが応え。
そんな二人にちょっとばかり済まなさそうにリブラ。
「……ごめんなさい。
こっそり作ってた各地の隠し倉庫の方にも相当数モノが詰まっちゃって、
あふれ出しそうになっちゃってて。
《――それハ、リブらが、無ゾう作にジャんくヲ、リペあシ倒しているカらだろウ?》
謝りながらも首を捻るリブラに、無機質な男性らしき機械音声での無情な突っ込みが室内のスピーカーから流れて。
「……レティ。それ、酷くないかな?」
《事ジつだカらな》
そんな感じで、同性(?)同士の漫談をし始める一同であり。
因みに、リブラとの漫談を始めたこの男性の声。
コイツは新たにRaDer’sに加入する事となった大型輸送ヘリの操縦士兼管制となる、
チャティの弟分で、名をレティセンス・スティックと云う。
暫し前のチャティからの承諾により、
カーラから貰った対話型AIの雛型を使い形作られた彼は、
意思疎通が出来る程度に言語機能を学習出来た時点で、
ヘリの操縦と細々とした管理を担って貰っていた。
これにより、非常事態時の緊急機動に問題がなくなったのは中々に大きい。
後、操縦を完全に任せれれば、
安易と云えば安易だがシンプルで分かり易く、RaDer’sの一同や、
カーラ、チャティからも(突っ込みは入れられつつも)好評である。
それはそれとして、何時の間に隠し倉庫なぞ作っていたのだろうかコイツ等。しかも複数。
……まあ、ジャンクのACやMTも完品に近い物や、状態が良いパーツとなると、
一気にスペースを取るのでそれを保管する場もあって当然ではあるのだが。
「それだけジャンク拾いが捗ってるのと、
リブラの腕がどんどん上がってるって云う証拠なんだし、
謝る必要はないと思うんだよー?」
「そうだねぇ。それでリペアのミスが少なくなったから、
本当の意味合いでのゴミなジャンク品が減ってるってのもあるし」
《まァ、そコはヒ定でキないナ》
そんな風にちょっとばかり云い訳が混じった謝罪の言葉を笑いながら気にしなくても良いよ、
と云うユミコとうんうんと頷くアクリに、
同じく同意の声を上げるレティセンス――レティである。
……まぁ、商材がたんまりとある時点で、
アクリは大体はノリや勢いで生きているタイプなので全く気にしないだろうし。
レティはその辺りはもう完全に蚊帳の外でしかないからまあうん。
「現地にはカーラから借りた
窃盗とか恐喝に対しての防衛線になって貰うから、
さっさかとピストン輸送で周りの近場の隠し倉庫からリペア品持って来て、
ガンガコ売り捌く手筈になってるよー。
だからリブラは残しておきたいブツにはちゃんとマーキングしといてねー?」
「分かったー」
そんな感じで、RaDer’sの一同は、
グリッド086周辺に散らばっている隠し倉庫の一つ目へと向かうのである。
それから準備に暫し。
売りたくないモノや売れない(売ってはマズい)モノを先の隠し倉庫に置いて、
要らないモノとか目玉品になり得るモノ等を満載した大型AC輸送ヘリは、
フリーマーケットの出店予定地となっている所へと荷物をどんどんと積んで行き。
そんな中。
荷下ろし作業中、両肩アーマーにRaDと
アクリ達に取っては見知ったACが二機寄って来て声を掛けてきた。
場所取り……と云うか、周りの参加者の出品が使用範囲をはみ出て来ない様に見張ってると云った体か。
『――あァ、やっときたか、アクリ』
『ひ、さしぶり?』
「やっぱ借りれた人員ってアンタ等だったんだね、
以前よりちょくちょくとRaDer’s内で話題になっていた
アクリの友人達――直拳隊、MTから機種変更組のAC乗り共である。
まあリブラ作の状態の良いリペア品とか、
荒事にて手に入れようとする輩への対策として、
機動力が高く、戦闘力もあるAC乗りを引っ張って来るのは当然と云えよう。
一機は、頭とコアがWRECKER、
マニピュレーターに拳保護のナックルガードを増設したTOOL ARMの改造品。
脚がNACHTREIHERと云ういかにもバランスが悪そうな構成をしているAC。
しかも両腕は無手で、右肩はファーロンの四連ミサイル。
左肩のウェポンハンガーにラミーがよく使っているチェーンソーが取り付けられている。
威圧感がマシマシ過ぎてやべー近接戦闘機だった。
もう一機は、頭、コア、腕とRaDの探査フレームである、
FINDER EYE、ORBITER、TOOL ARMで、
脚がWRECKERと云った風体のAC。
両手に正式に量産化されたらしいRaD謹製重機関砲であるATTACHEが握られており、
右肩には同じく制式量産化したらしい謹製クラスタミサイル、DELIVERY BOY。
左肩にはファーロンの六連ミサイルで、中距離支援な装備である。
この二機のACに乗っているのが、アクリのMT乗り時代の同僚であり昔馴染み共であった。
――ああそう云えば、と何かを思い出したか、
そんな呟きを漏らすと少しだけ改まって口を再度開くアクリ。
「そいや、すっかり忘れてたけど祝ってなかったね。
直拳隊、隊長と副隊長、就任おめでとう」
『……あり、がと』
『……まァ、この馬鹿の事、分かっているとは思うが』
「アンタ等二人の面倒臭さは慣れてるんだから、その辺りは承知してるってばよ」
物凄くぶっきらぼうに礼を返す女性の声――彼女が李穏である――の台詞に苦笑の音を漏らしつつ、
男の声――こっちがタウラだ――がフォローするかのように言葉を繋ぎ。
そんな二人の台詞に、単なる口下手と単なる無口な元同僚の事なんぞ、分からん訳がないわ、とばかりに言葉を返すアクリである。
どちらかと云うとコミュ障側であろうこいつ等が何で隊長副隊長になっているのかは謎だが。
そんな感じにて旧交を温めてる三人に、
今回の報酬の件で近場に停めている大型AC輸送ヘリの操縦室の方から通信を投げるユミコで。
『とりあえず、今回の李穏とタウラへの護衛の報酬だけどさ。
アクリやリブラとも相談したけど、一人6万COAMと、
李穏にはBASHOの近接極化改造を施した腕パーツ。
タウラには、重四脚MTの脚の改造品とAC腰部MT四脚変換接続器って所でどうー?』
『そっかー。即決かー……』
直拳の二人の事を良く知ってるアクリに、
報酬の件を相談した時の答えを半信半疑のままではあるがそのまま伝えてみたら即答である。
元同僚の生態を良く把握していらっしゃる。
『これで……良い感じに、殴れるし、抉れる。後、イキの良い、生コーラル、も』
『李穏、
「タウラも呑み過ぎで寝落ちないようにね? 後処理するの面倒なんだからさ」
『……藪蛇だったか。承知した』
報酬のパーツに嬉し気なやり取りをしているお二方である。
と云うか、娘っ子の方、コーラルドーザーの上に格闘戦機なのか。
発言が物騒過ぎるし、最初に出るのがコーラルとか色々濃い娘っ子である。
相方であるタウラも苦笑気味にそんな突っ込みを入れた様だが、
お前も人の事は云えんだろ、とアクリは呆れ返った言葉でぶん殴る。
お前等、仲良しさんか。
それはそれとして、である。
「うし、大体の荷下ろしは終わったから、
二人にも荷解きと配置手伝って貰おうかな」
『……分かった』
『了解』
そんな感じでやり取りしてる内に、粗方の荷下ろしは終わっていたらしい。
……周りには、大量のコンテナに、野外用のAC・MT兼用のハンガー。
簡易的な調整とパーツ組み替えが出来るタイプらしく、
購入したら直ぐにパーツ変更出来るサービスも行う様だ。
いやここフリーマーケットの場所だよね? どっかの格納庫じゃないよね?
そんな突っ込みを入れたいのだが良い子の権化なリブラだし、
仕方ないのかねー、と諦めの境地に至りそうなアクリとユミコである。
そんなこんなで場所のセッティングが終わり、
つつがなく始まる事となったフリーマーケットで。
どっかのお寺の阿吽像の如く、
李穏機とタウラ機が商品を展示している表側で門番の如く佇んで睨みを利かせ。
――因みに、パーツの方は報酬の先払いで、さっさかと直拳の二機に組み込みました。
アクリも商品が所狭しと並ぶのを背に己がACに乗り、足りなくなりそうな商品を補充。
リブラは組み換えその他のお仕事の為にACハンガーの方で、
ハンガー制御用の端末を通したMTに乗って待機。
ユミコは、輸送ヘリからデータを移し替えたレティが動かすリペアBASHOに搭乗し、
商材の説明と売買の交渉を行う事となっている。
そして後方からの窃盗の可能性もあり得ない話ではないので、
そちらにはリブラ謹製の無人MT二機を配置していた。
RaDer’sも少々有名になってきたお陰か、
生身では拉致の危険性があるのでそう云う形になった様で。
基本、ならず者ばかりのドーザーなので、
ある程度はそう云うのに警戒しないといけないのはまあ仕方ない話である。
一応、こう云う無法の場でも騒ぎ、盗み、ケンカはご法度と云うルールはあり、
それを守らなかった場合、大体袋叩きにされて搭乗機体を奪われ、
生身でルビコンの大地に叩き出されるのが常ではあるが。
何事も抜け道はあるし、バレなきゃいいだろ的な場当たりな連中も居るしで、
警戒するに越した事はない。
そんな中、BASHOの外部スピーカーから出力されたユミコの機体パーツの説明が響く。
今回の商品はBAWSのリペア品が大半で、
RaDとベイラムのリペア品が少々と云ったラインナップらしい。
アーキバスのは基本お高い上にヴェスパーナンバー以外が乗っている事がまず無いので、
ジャンク品すらほぼ出ない様だ。
そんな彼女のセールストークに脚を止めて聞いているジャンクなのか修理が追い付いていないのか、
ボロボロなACや、変な改造を施してそうなMT等々な十人十色な連中達。
トレーラーも数台止まっているが、通行の邪魔にならないのだろうか?
それは兎も角として、客入りは中々のものの様だ。
『――それじゃあ次、武装類も紹介しときますねー。
……以前手に入って、ウチのメカニックが嬉しそうにリペアしてたタキガワのパルスブレード。
ベイラムとメリニットのバズーカにグレネードが複数種。ベイラム大豊のマシンガン類も複数種。
後は変わり種になりますが、グリッド補修用の鋲打ち機の改造品であるニードルガンと、
同じく補修用のレーザートーチ改造品のレーザーダガー……いやこれ出力分の長さ的にもうナイフですねー。
他には先のパルスブレードの解析によって色々と改良と改造が進んで使用可能になった……
出所は教えられませんが、特殊兵装に当たるパルストンファーって所ですか。
申し訳ない話ですが、アーキバス系統のパーツは、装備が全く手に入らないか、
手に入ってもリペアが出来ないような代物ばかりなので在庫にはありませんー』
『タキガワのパルスブレードだとッ!?
『サム・ドルマヤンも愛用していたと云う伝説の……ッ!?』
『まともに流通してないからお高くなってるだろうし、買うの無理よね……?』
パルスブレードが出品される、と云う話を聞いたACを己が乗機にしている連中が俄かに騒がしくなる。
逆にMT乗りの連中は
あっそう、的な空気になっている様だが。
後は、パルストンファー……? 等と困惑気味な声を上げるその他の数名も居た。
『……うーん、これは出すべきじゃなかったかな。
リペア自体はキチンと出来てますが、そのお陰で一気にお値段が……。
流石に今のルビコンでの相場……新品のBASHOフレーム二機と半分はきついでしょうし』
『『マジでクッソお高いッ!?』』
「ぇ、それ私も知らなかったんだけど!?
前一機分ぐらいって聞いてたよッ!?」
『今の傭兵界隈の新しめの情報で裏取りもある程度は出来ているから、
多分間違ってないと思うよ?』
何も知らされていないアクリも驚き慄く値段である。
何でアンタ
……まあ、ルビコン内でまともに動いているパルスブレード自体が希少な上に、
正常稼働しているのはほぼ企業が独占、
よしんば傭兵界隈に在ったとしても、正規部品が無いのでレストアが出来ない、
共食いしようにも数が無いのでどいつもこいつも動作不良品でも己で抱え込む、
無理して代替品でリペアしたとしても技師の腕が悪ければ相当出力が落ちる、
と云う数々の苦難である。高騰するのも無理もない。
『使えるのか?』
『それはあなた方の目利きと、こちらが付けた値段で判断して頂ければ―。
こういう所で偽物とかリペアが甘いモノ掴まされるんだったら、買った方が悪いんですしー?』
『ちげぇねぇわ』
こんな
そんなユミコのきっぱりとした物言いに、
奴さん達の機体の外部スピーカーから笑い声が漏れ聞こえて来て。
『あぁ。因みに専門業者に睨まれない程度にしか出来ませんが機体のリペアとか、
ガレージを持てれていない独立傭兵さん用にアセンの組み換えも有償でやってますー。
ウチのメカニックの腕を信用できると思えるなら、
この闇市にいる間と云う期間限定ですが、どーぞー?』
『――パーツの改造も受け付けてくれるのか?』
『それは要相だ……あッ?』
突然ユミコのトークが止まったのを訝しみ、
アクリはカメラアイを彼女のBASHOの方へと向ける。
――と、彼女の乗っているACの更に向こう側。
声を掛けてきたのであろう青い塗装を施している一機のACの姿が。
青、と云うカラーと、ベイラム大豊BAWSのパーツを使っているその姿は、
少々前に知己を得た相手と同じ構成であり。
思わずに声を漏らすアクリで。
「……青い四連星の……ブルー・ワンだったっけ?」
『久しい……と云う程でもないか。先の件では世話になったな、RaDer’s』
「ん、久しぶり。……他の連中は?」
『全員で来ているが、今は散らばって色々と物色中だ』
それでなくとも我々の懐事情は火の車でな。
安くて質の良いのを探し出すのはライフワークになっている。
そんな事をしみじみと語るブルー・ワンである。
ちょっと前に敵対していたのに仲良しさんか。
『――とりあえず、こんな感じでどうかな?』
『――フム』
とりあえず初めてのお客様、と云った感でブルー・ワンが名乗り出てくれたお陰で、
ジャンカーのメカニックの手に掛かるのを躊躇っていた連中の空気が変わっているのを感じ取りながら、
リブラとブルー・ワンの会話を聞いているアクリで。
……ユミコや直拳の二人は、武器やパーツのセールスと監視に忙しそうなので近くには居ない様である。
軽く機動、停止。再び機動。
周りに迷惑にならない程度ではあるが、軽く乗機を動かしてみるブルー・ワン。
――改造要望は、TIAN-LAOの肩アーマー部の装甲と重量の強化である。
確かにアクリとやり合っていた時、彼はショルダータックルを多用していたので、純粋に戦力アップの為の改造か。
『予想以上に動きに重さを感じん。……悪くないな』
『ん。良かった。良い感じの装甲があったから、
タックルで特に使っていた箇所に重ねて使用してみたんだー。
頑丈さが上がってちょっと重くなるけど、ブルー・ワンさんにはお誂え向きな装甲でしょ?』
『違いない。……ここまで我の意を汲んでくれるとは思わなかった。礼を云う』
『お客様のリクエストには自分の能力の範囲内で出来うる限りに答えるのがプロだ、
って口が酸っぱくなる程に云われてるから、これぐらいは、ね?』
そんな感じなやり取りをしている最中。
新たな客が寄って来た様であり。
『――ブルー・ワンから連絡が来たから集まったのだが……』
『この敷地はお前達の露店か、RaDer’s。
……ジャンカーだけにこの界隈に来る事は予測は出来たが……売る側だったか』
『しかし、流石と云った所か。パーツの状態は相当良いぞ?』
訂正。客ではありそうだが、どちらかと云うと、知り合いの店を冷やかしに来た風な残りの青い四連星共である。
それぞれがそれぞれ、新たに塗り直したらしき青いカラーリングが映えていた。
「あーっと……青の2号とブルー・スリーにブルー・フォー」
『何故我だけがコードネームを翻訳するッ!?』
そんな抗議の声が青い戦闘MTから叫ばれるが、
苦虫を嚙み潰したかの様に、振り絞った言葉を吐き出すアクリである。
「んー、悪いんだけど、そのコードネーム、出来る限り呼びたくないんだよ。
気分が悪くなってくるから、さ」
『我、何か悪い事をしたかッ!?』
いっそ悲痛な叫びを上げたブルー・トゥー。
まあ前回敵対はしたが、その程度は独立傭兵ではよくある話であり機嫌を損ねる程ではない筈なのだが。
……と、ブルー・スリーと呼ばれている重四脚に搭乗しているパイロットが、
アクリのその嫌厭感を何となく察したかトゥーを宥めるかの様に言葉を投げる。
『……そうか。コードネーム的にも、キミ等はRaDの関係者か、RaDer’s。
して、そのRaDの首領は、
ドーザー集団の第一位――ジャンカー・コヨーテスの首領とすこぶる仲が悪いと聞く。
彼の組織の首領の名が……確か、"オーネスト・ブルートゥ"。
ウチの二番手……ブルー・トゥーと名前がダダ被りだ』
『それ我、風評被害過多ッ?!』
どうやら知らなかったのであろう。ブルー・トゥーの叫びが辺りに響く。
アクリはと云うと、その情報を持っていたスリーに興味が湧いて問を掛けた。
「……妙にルビコン内に精通してるみたいだけど、
ひょっとしてもしかして、スリーって
大体ドーザーってほぼほぼ一括りにされてて、
星外の人間には単なるならず者の犯罪者予備軍って認識しかない筈だし」
だったらある意味納得の部分はある。
そんな彼女の言にそうだ、と認める言葉が返って来て。
『フォーも一応は地元の人間だ。ワンやトゥーはそれぞれが別口でルビコン入りして来た独立傭兵だが』
『スリーに拾われて、トイボックスの修理とか弾薬補給ルートとか、色々と便宜を図って貰って、な』
「……なんかすごく四人が連れになったあらましが聞きたくなって来た」
本来交わる事が無さそうな連中っぽい筈なのに、青に統一された傭兵集団になっている。
アクリの好奇心が混ざった呟きも何となくわかる気がする。本当にね。
そんな感じで取引と改造が終わり、
この場を離れるまで和気藹々とした風に駄弁りつつお仕事を続けるアクリと、
こっちもRaDer’sのジャンク商品を見物するか、と辺りを物色し始める四連星である。
……その後、売買をしながら青の四連星と独立傭兵として色々な情報交換をしたり、珍しめなジャンク品を売って貰ったり。
ブルー・ワンにシールドやアーマー割り用にパルストンファーを売りつけたり、
ブルー・トゥーにリペアBASHOフレーム一式を中古品の相場よりも少し安めに売りつけたり、
ブルー・スリーとフォーには機体の強化案を提示して、その通りに強化をした様だ。
更に傭兵集団とのやり取りが宣伝になったか。
他の独立傭兵やドーザー達からの商品の買いが良い感じに入り、
在庫が掃けてRaDer’sの一同、とても良い笑顔が溢れ返ったらしい。
――そんなこんなな話により、青の四連星は相当の戦力強化になったらしく。
傭兵集団として名をかなり上げる事になるのだが、それは余談である。
そしてそのお陰かRaDer’sも"青の四連星の機体はRaDer’s謹製のパーツが使われている"と云う噂の元、
相対的にジャンカーとして更に名声を上げる事となったのも、余談である。
新キャラ複数名実装の巻(ぁぁ
弟分君はとあるTRPGのルルブからサイコロって完成しました(ぁ
可愛がってあげてください(何を云っている
……ちな、妹分にならなかったのもサイコロ様の思し召しです(吐血