紙にはいろいろな形のものがあった。
「機動性を高めたいな」
「最強、ですもんね」
杉下さんと二人きりで机に置いてあるものを見ている。
踏み台はせつなさんがしれっとおいていたみたいだ。
「お待たせ」
「いさな君、ごめんな」
二人も来た。
「いきなりですが対人戦を考えるとステルス性を考えるところです」
「でもそしたらレーダー系が」
「えぇ、なので一切考えません。レーダーは…」
ドシっとどこからでもかかってこいと。
ちらっと後ろを見る。
せつなさんがいる方向に。
「海軍さんの最新レーダーの小型版をくれると」
「へー」
「3個、予備で2個です」
「高そう」
「レーダーが強すぎて集団戦には不向きかもと」
「わかった」
「今度海軍さんの本部にも行きますか」
そして紙を見つめる。
3回目だ。
三角形に埋め込んでいるもの
不知火タイプ
丸形に補助翼をつけたもの
丸形に偏向ノズルをつけたもの。
「これかな」
不知火タイプに卵みたいな偏向ノズル。
卵みたいな出口に卵みたいな抑えをつけた感じ。
そして補助翼が蝶のように二対ついていた。
「大出力タイプ」
「そうなんだ。杉下さんいけますね?」
「早速模型と風洞を抑えなきゃ」
だんだんとあわただしくなっていく。
他の技術者などがドタバタこの部屋を出入りしている。
「つくばの施設…こうくうう紙にはいろいろな形のものがあった。
「機動性を高めたいな」
「最強、ですもんね」
杉下さんと二人きりで机に置いてあるものを見ている。
踏み台はせつなさんがしれっとおいていたみたいだ。
「お待たせ」
「いさな君、ごめんな」
二人も来た。
「いきなりですが対人戦を考えるとステルス性ところです」
「でもそしたらレーダー系が」
「えぇ、なので一切考えません。レーダーは…」
ちらっと後ろを見る。
せつなさんがいる方向に。
「海軍さんの最新レーダーの小型版をくれると」
「へー」
「3個、予備で2個です」
「高そう」
「レーダーが強すぎて集団戦には不向きかもと」
「わかった」
「今度海軍さんの本部にも行きますか」
そして紙を見つめる。
3回目だ。
三角形に埋め込んでいるもの
不知火タイプ
丸形に補助翼をつけたもの
丸形に偏向ノズルをつけたもの。
「これかな」
不知火タイプに卵みたいな偏向ノズル。
卵みたいな出口に卵みたいな抑えをつけた感じ。
そして補助翼が蝶のように二対ついていた。
「大出力タイプ」
「そうなんだ。杉下さんいけますね?」
「早速模型と風洞を抑えなきゃ」
だんだんとあわただしくなっていく。
他の技術者などがドタバタこの部屋を出入りしている。
「つくばの施設…宇宙航空研究開発機構が貸してくれる!」
「やったぜ」
「木更津に作れば?」
みんなが喜んでいる中で素朴な質問をする。
「さすがにいらない」
「あっ」
察し。
「模型って?」
「鉄の形の奴、サンプルは3つ」
「僕も行きたい!」
「副官に聞いてみたら?」
一人が返答してくれた。
こういうのが学校みたいなもの?
「横須賀に行きます!なのでだめ!」
「で、模型はどれくらいでできる?」
「1か月後には試験を」
「しばらくは海軍と帝大詰めかな」
「杉下さん、巌谷さん、篁先生」
「せつな君?」
「管制ユニットでお話が」
「いさな、おいで」
外に行こうとした僕を止める。
「管制ユニット?なんで今?」
「あなたね?新米ですよ。一応」
「あっはい」
「シミュレーター用に1個作るんですが」
するとここで巌谷さんが
「いや、今までのシミュレーターに操縦系統を入れよう」
「なんででしょうか」
「管制ユニット新造なんてバレたら世界から何か言われる」
確かに言ってきそうだ。
アメリカが。
「新型機秋水には92式をそのまま使いますがいさな君のは勝手が違う」
「AIの育成でしょ。あと電子専用のものも満載にするから制御装置とか」
ため息を目の前でつく巌谷さん。
「そう!だから」
「別に普通のでもできるでしょ」
「むぅぅ」
僕は言い返す。
「あぁ、それに新型ジェネレーターを開発して余剰スペースとかも考えなければ」
「いや、でも3人のスペースは欲しい」
「救出か」
「うん」
「まあエンジン出力的に余裕は有り余っているからいいぞ」
「あい」
巌谷さんが許可をしてくれた。
「今日は解散、AIが、天津風が来たら教えてくれ」
天津風の頭、すなわちCPU。
そして命。天津風AI。
「はい」
「すまないが、最初から3つの戦況判断AIなんて無理というか。電力とかいろいろと」
「勉強させる情報がない」
「あぁ、時間がたったら搭載する」
「仮称は…」
考えていると誰かを思い出した。
女の人。
守らなければならない人?
「ガルム、システム」
「なら、君は女神か?」
「? 女神は勉強したことがないな」
「なら、君は―――」
「まぁいいから」
「あとで3つのAIの名前を決め」
「それは決めてある。フェンリル ジャック ゼロ」
「順番に戦術、戦略、最悪か」
「よくわかったね」
父上は物知りな上に人の心を読むのもうまい。
「じゃぁ家に帰る」
外を見るともう夜だ。
「せつなさん」
車に乗りに行く時に聞いてみた。
「僕は何に見えます?神とかで」
「あなたは…わかりません。これは人間としてです」
「香月先生にでも聞いてみようかな」
「やめなさい。本当に」
いい回答が出てくると思ったのに。
いさな君。私はいつか君が
なにかを神に…つまり。
神格化をさせそうで怖い。
君はそれに食べられる。
生贄
栄養
君はなにかに食われる。
そんな気がする。
それとも君は
ノズルは表現しにくいですがメイヴのエンジンノズルです。
片側だけにノズルがあります。
補助翼はXFA 27の後ろの翼たちがモデルです。
いまのところ1994の3月中旬…なはず。