足音を立てて。
いやだぁ
今日はトラックが来た。
そう、香月先生も来たということ。
彼女にそんな暇があるかは知らないが子供だから!こっちは。
そんなことを考えながら椅子に座っている。
先生が来ないかな。
遅刻か!
「せつなさん」
バンという音を立てて入ってきたのはせつなさんだった。
「一応あなた上の人」
「上層部だ!そういうことでしょ?」
忘れていた。
管制ユニットの話だ。
僕も考えなきゃ。
急いで外に置いていた椅子をしまう。
トラックを椅子に座りながら、しかも基地内で見てたのですぐに行ける。
「へい!」
扉を叩き開ける。
「坊ちゃん」
「管制ユニットの案は?」
「今までの長方形か丸型かけんかしてます」
「確かにどっちかだよね」
丸型ならコンパクトにできる。ただシートの設置の仕方がわからない。
加工しにくい。
長方形は人をいっぱい入れれるしスペースも多い。
ただ衝撃とか突き刺しに弱い、気がする。
「杉下さんは?」
「どっちもどっちかな」
「父上は?」
父上は結構迷っていた。
そして巌谷さんもだった。
「長方形かなと僕は思うけど」
「なんで?」
「人を救いたいから」
「なるほどな、でもそう簡単じゃないしスペースとかも」
「ちょーっと待った!」
そこにいたのは先生だった。
「スペースは気にしなくていいわよ」
「先生…盗み聞きしてましたね」
「ちっちゃくしたのよ!私が、重量の密度は大きくなったけど、あなた方のエンジンなら」
「じゃぁ決定!あとはよろしく、先生!」
「ダメ、もう少し会議に参加していなさい」
「はーい」
型が決まってきた。
少し曲線を多くしながらも不知火などに似ている感じ。
しかし本当に曲線が多くなっている。いや、多くした。
尖がっている腕の終わりの板などもすこしまげてある。
空力などは燃費ではなく機敏性を重視する。
高さは高くなり重量も重くなった。
そして刃を全身につけた。跳躍ユニットも補助翼などが刃になっている。
スーパーカーボンなどを用いている。
「ブレード装甲」
「なんか坊ちゃんもー少し語呂足そうよ」
「ブレードエッジ装甲!」
マガジンは腰、膝に格納。
管制ユニットは長方形で決定したものの従来より短くなっている。
これは開閉速度の高速化を目指したため。
電子戦装備なども従来機より増やす方向性でCPUなどのなぜかわからないが要求性能よりも高い性能だったため敵機の情報を抜き取るなども視野に入っている。
そのため万が一のために自機が抜き取られる可能性を鑑みて味方機からのデータリンクをしている場合相手の情報も抜き取ることを原則にしたい。
そう、したい。
頭部はフィンを3つ。王冠みたいなやつ。
センサーは3対。目が6つも!あるよ。
という感じにしたい。
レーダーなども強力なものを装備するために海軍さんに交渉した。
いや、せつなさんがしていたらしい。
結果アクティブ・フェーズド・アレイをぶんどった。
計画だけどほぼ確定事項。
これがやれるかどうかは知らん!
というか、やれるはず。
問題点は
曲線が多すぎて作りにくい
ブレードエッジ装甲は整備性がない、追加増槽、追加弾倉や追加装甲を取り付けられない。
跳躍ユニットを作るのが難しい。
レーダーの小型化。
ジェネレーターの小型化と高出力。2つ乗せるから。
兵装担架装置の効率化、そして二連の研究。
電子線用の研究、これは香月先生とかに手伝ってもらおう。
強力な関節。可動域と関節強度を高める。さらに関節の消耗を抑える。
これが機体の問題。
ただ兵装の問題は
105ミリにミョルニルをすれば陸軍の戦車から持ってこれる。
長刀は…ベースは考えてあるからあとはいいバランスにするだけ。
と考えているので意外と進みそう。
「先生、聞いてます?」
「戦術機のこと詳しくないわよ、私」
「電子線は少し手伝って」
「なにを」
「コンピューター系統じゃん、OSとかね」
「なるほどねー、少し納得したわ、いやだけど」
「拒否権はなし」
「先生なのに私…」
少し彼女はあきらめているようだ。
楽しそうだが。
「じゃぁ帰りましょうか、もう遅いですよ。ほんと真っ暗。朝に来たのに」
「みんなも休んでね!じゃぁお先に」
「坊ちゃん、お疲れ様」
なんもしてないけどね!
その結構後。
「格納庫が完成したことを記念して!!」
皆で部屋で乾杯をしていた。
僕以外はお酒。
本物の。
工事していた人も呼んだせいで部屋がパンパンだ。
そして杉下さんと父上、巌谷さんと僕・せつなさんで格納庫を見に行った。
地下格納庫には部屋の近くに作られたエレベーターと階段、そして外の2基の大型エレベーターだけ。
今回はエレベーターで行く。
「結構深い」
「そりゃぁ爆撃にも耐えれるしBETA戦も考慮しているからな」
そうやって話していると止まって扉が開く。
入るとまず管制室みたいなところになっていた。
今度は階段で降りる。
そこにまた扉がある。
そこから格納庫に入る。
天井が高い。
そして橋みたいなのが上にかかっている。
8機ぐらい止められそうだった。
そして更に他にもスペースがあった。
そしてそこには大型のエンジンが二つ。
フェニックスエンジンが置いてあった。
「いさな君、足元見てみて」
足元は溝が、大きい溝があった。
「これがガイドライン、カタパルトまで地面の板と接続しながら行くよ」
また今度は短めだが滑走路を造る。
工事の人たちも知っていると思うがカタパルト、電磁式の。
それを今思い出した。
「工事の人倒れそう」
「だからいさな君は休ませたいんでしょ?」
「せつなさん。これでいいんですよね」
「多分ね」
管制ユニットの開閉はガンダムみたいにパカっと開くものを想定中。ユニコーンみたいな感じ。
機体そのものは零戦をイメージして曲線いっぱい!的な感じにしたいです。
でも絵が下手すぎて自分でも頭以外で具体的な案は書いていないです。
1994 4月の中旬 だと思います。