いちおう最初は香月博士視点 途中からいさなになるけど。
前回は先生してんじゃないです。
宝珠ちゃん視点です。
ちなみに宝珠ちゃんは宝珠の仮名。
記録がたくさんありすぎて読めない。
そもそも記録できない。
なんでわからないけど。
とりあえずもうそろそろ起きるのでここで終わりにしよう。
ケーブルを引っこ抜く。
そもそもこの子なんでここに来たのかしら。
多分お姉さんの用事でしょう。
私も随分なつかれたものね。
隣で寝てくれるなんて。
隣というにはちょっと離れてるけど。
別にかわいらしく見えているわけではないけど…。
子供を持つってこういうことかしら。
私もまだ若いからわからないけど。
彼は起きた。
「先生?」
近くで座っていた私に声をかける。
「なによ」
「暇そうだね」
眼をこすりながら私に振り向く少年。
でも、純粋な少年には見えなかった。
「暇じゃないわよ、まったく」
私は元の仕事を始める。
彼のおかげで少しは進みそうだ。
後ろからベルトをつける音がする。
振り返るとジャンプをしてベルトがしっくりくるようにしていたいさながいた。
そこで私は急がなくてもいいように伝えておく。
「せつなさんの用事は終わってないと思うよ?」
「よく来た理由がわかったねー、さすが天才!多分まだだと思うけど」
きっと迎えに来る約束をしているのだろう。
私も仕事をしなければ。
またモニターに向き合って仕事を始める。
彼ならあれになれる…。
灯台元暮らしもあるかもしれないからね。
だけど怖いのは彼が暴走や何かしらが覚醒したとき。
だからやめておく。
あれの器でないことを信じる。
「目も覚めたし何かしようよ、先生」
「忙しいんだけど」
くるっと後ろを向いてきた先生はちょっと不機嫌そうだった。
「別にいいじゃん」
「よくない!」
またキーボードをたたき始めた先生を見ながら鞄を背負う。
そして矢矧も肩にかける。
「平和だねー」
「あんた、それ本心?」
そのまま背伸びしながらゆっくりしていると先生が鋭い声ではなしてくる。
「今の日本はね、いざってときうちの国はなにもできないかも」
「そういうあんたも実戦できるの?今のうちに訓練しときなさい。遅かれ早かれあなたは戦場に行くはずだから」
僕は御三家問題とかもどうにかしなきゃいけない。
やることはいっぱいだ。
前にいる人よりは多分ましだけど。
「ねぇ先生、神っていろいろ知ってる?」
「いきなりね、人並みには一応」
キーボードを撃ちながら答えてくる。
「聞いただけだよ、いつか神に会うかもしれないと思ったから」
「BETAが神とか言わないでよね」
「それはない!あいつらは敵だ。神じゃない」
僕は間髪入れずに強めに否定した。
「じゃぁもし会ったら?」
「殺すね、殺せたら。だめでも抗う」
そうね、といってキーボードをたたくのをやめて後ろを振り向いた先生は少し楽しそうだった。
「そうだ、英語でも教えようか?君はいつか私と戦う。なら英語は必須よ」
「アメリカは嫌いだよ」
「でも好きになれるアメリカ人もいるんじゃない?」
まるでわかったような言い方をする彼女を僕は怪しんだ。
僕がアメリカ人を?
確かに政府としては嫌いだけど人はあったことがないからわからないかもしれない。
でも嫌いだ。
「きっといさなは仲良くなれる人もいると思うからさ、息抜き程度にはい!このテキストでもやりな」
渡された英語の教科書を手渡されまた仕事に戻っていった。
「っけ!」
「先生なんでしょ?私。宿題ねー」
「あいよ」
少し読みながら勉強をしていた。
「全然わかんない!だって勉強苦手だもん」
「いいからヤレ」
口に出して読むと
「うるさい!」
「アイハブくそティーチャー」
「FUC〇 YOU!」
「??」
意味が分からない暴言を吐かれた。
「はぁ、お姉さんとでもいっしょに勉強しな」
「せつなさんとねー、考えておくよ」
するとタイミングよく表れたせつなさん。
「こんにちは」
「あら、こんにちは」
一応、多分、きっと、おおよそせつなさんが年上だ。
「早速ですが、次に来るまでにこの英語の教科書、覚えさせてください」
面談?というやつが目の前でやっているさまを僕はどうしようもできなかった。
「わかりました、ではやらせておきます。もう1冊も多分やれますよ」
「あらそう?ならよろしくです」
さらに増えた!
まぁ2人が仲良くなってくれるならいっか。
そのまま基地に帰って銃を撃っているとせつなさんがいた。
「計画は?一応、まとめてくれる?」
僕はせつなさんに聞く。
「完成はまだです。管制ユニットとかはもういろいろな組み立てる始めていますけど…。ただ腕とか」
「やっぱり装備担架装置と関節だね。要求が高いせいだよね。こっから練っていこう。優先順位は関節から。みんなでがんばらないと」
僕は射撃訓練場を足早に去った。
寒い日だと思った。
だけど腰の横の場所は熱かった。
「んあー、疲れた」
あくびをしながら部屋に入るといつものようにみんながいた。
最近はいろんな場所の詳細な設計図。
形や中身などはできているけど関節がまだできていないのでそこを決めているところだ。
「今回は正直、すごい挑戦はしないつもり。でも、例えばいっぱい関節を増やしていらないものを消してく。そしたら強度は強くて領域が広いものができると思うんだ」
例えば関節と関節をつなげたりとか、枝分かれをするとか。
せっかくだ。
すごくやばいやつはしなくても、ちょっとはね。
「とにかく!練ってくよ、始めるの遅いけど」
僕が素人のせいでぐちゃぐちゃ。
でもあと少し、あと少しでできるんだ。
天津風は。
ただ、部品でのデータはとったのであっちの計画に送り付けた。
スーパーカーボンの多用。
軽いし硬い。
それを目指している。
「だからこそ、関節は重要なんだ!」
「わかってます!なんとなく!」
みんなで案を出し合っていく。
「関節を関節で支えたら?」
関節の周りに小さな関節をつけて、でも可動域が…!
「そのバランスですよ、もともと案は出ていましたがボツです」
「やってみよう!とは今回は言えないかも」
「坊ちゃん!」
格納庫を見ていて思ったのは不知火のように成功を目指したほうがいいと感じてしまったこと。
格納庫の不知火と天津風のバラバラ感。
「では肩と膝にしましょう。股関節は従来のを強化した奴でどう?」
「それで行きましょう」
そこからさらにみんなが動いていく。
そもそも細かすぎるパーツのせいで組み立てにくいから部品を作るのも大変なんだろう…。
いや僕は強気じゃないと。
立案者だから!
やばい。長刀ほったらかしだ!!!
「長刀は個人的にたのんでみようか?刀鍛冶とかに」
「鎧衣のおじさん!」
にょ、っとでてきたおじさん。
「やぁやぁ、綿月家の刀鍛冶を知っているよ、どう?」
せせせせ、選択肢はただ1つ!
「行く!!!」
1996 11
ちなみに1回 DDOS攻撃のせいでデータ飛びました。
保存せずに放置してたから…。
そして誤字報告ありがとうございます。
あと気づくのが遅れてすみません。