muv luv black witch   作:ひっがしら

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こういうのかいたけど…お酒飲んだことないんだよね


いさなのなにか

私はまりもといさながどうなっているか見に来た。

伊歩ちゃんとせつなちゃんはもう寝ている。

 

そう!!ちゃん呼び!

仲良くなったのー!

 

はぁ、私も酔っているわね。

いつもより。

 

下に降りて部屋を開ける。

 

どうなっているの??

私がまりもから逃げている間に何が起こったの?

 

お酒の瓶が空だ。

しかもいさな君の洋服が濡れている。

まりもと一緒に仲良くソファで寝ている。

 

いさな君の洋服がお酒臭い。

いや、部屋全体がそうなのだが。

 

未成年、何なら本来小学生ぐらいの子にお酒を飲ませるのは毒と一緒だ。

すぐさまに念のため用意していたアルコール度数を図る機械を使っていさな君の度数を図る。

 

音が鳴ってすぐ見ると。

 

「ゼロ!?なんで?…飲んでなくて被っただけか」

 

いや、被っていたら周りのが肌についてとかで少しは反応したりするはずだ。

 

でも一応、濡れたままはかわいそうだ。

お風呂はせつなちゃん達が入っていたし沸いているはずだ。

 

いさなの目がうっすらと起きてきている。

ちょうどいいわね。

洋服を脱がせおんぶしたままシャワーを浴び始める。

 

「ほら、自分で立てるならたって」

 

木の椅子に座らせる。

倒れはしないけど何も動かない。

 

胸の宝石は黄色く光っている。

触ると今度はお風呂の水面に情報が映る。

 

「中和術式、実行中??」

 

あぁなるほど。

魔法か。

 

アルコール中和術式っていうことね。

魔法じゃなくて魔術ってことね。

 

「こういうのに慣れた私が嫌だわ」

 

科学的…というか宗教系は信じないはずなのに認めざるを得ない。

この子は、魔女だってことに。

 

でも男の子なら…魔王??

 

 

ってあれ??

今更だけど女の子の体だ。

こう…なんか、まりもと似ている体形ね。

 

それにしても今回は

水面に映るこの情報は術式のことしか書いていない。

 

早く起こせってこと?

 

「早く起きなさい!!!」

 

お風呂に放り込む。

するとバシャバシャと音がして水があふれてきた。

 

目に入りそうだったので目をつぶるとそこには男の子がいた。

 

「あれ!?先生!!一緒にお風呂になんで入っているの!?」

 

ちょっと震えているいさな。

まりもに襲われそうだったのね。

それで自爆を…とか?

 

「あんた風邪ひきそうだったわよ。こんな大事な時に」

 

「まりもちゃん…は!?」

 

これは完全にまりものせいね。

こういう時は抱っこをしながら落ち着かせるのが大事なのよね。

 

私も浴槽に入って頭をなでながら抱いて落ち着かせる。

 

しばらくすると落ち着いてきたので頭も洗ってお風呂を出る。

そのあと体をふく。

 

「はやくねるわよ」

 

一緒にお布団に入って寝る。

私、なんかお風呂入ったから酔い覚めたわ。

 

そう思いながら寝るとすぐに朝になった。

 

「うきゃぁああああああ!!」

 

「ん??きゃぁあああああ」

 

目の前には血眼のせつなちゃんがいることに驚いて2人で抱き合った。

いさなと抱き合ったことがさらに火に油を注いだのだろう。

 

「せつなちゃん!落ち着いて。別に何もしてないわよ!!恨むならまりもにして!!」

 

「なにかしたの??」

 

「お酒飲ませてヤろうした」

 

「絶対殺す」

 

今度はまりもを救う番だ。

急いでまりものいるリビングに言ってそこら辺のお酒を探す。

それを汲み取ったいさなは台所から料理酒とかブランデーを持ってきた。

 

ブランデーの瓶を口に突っ込んで飲ませる。

そして伊歩ちゃんのいる部屋に言って起こしてそのままいさなの手を引っ張って走った。

 

 

 

「鍛えなきゃだわ。それにしても私、よく走れたわね」

 

「博士!!」

 

そこにちょうど篁さんが来た。

 

「職場に行かせてください。あと家に入る時は気を付けて」

 

篁さんの車に乗って送ってもらう。

いさなはつかれたのか寝始めた。

 

「そうだ!!データだ!!篁さん…ありますよね?」

 

「あるます。OSですね?よろしくお願いします」

 

「はい!」

 

データを受け取っていさなを連れて研究室に入る。

OSを変えるためだ。

どちらかというと合わせるためだ。

 

「ねえ、キャンセルってできる?ほら!!リロードのキャンセルとか長刀のとるのをキャンセルとか」

 

「そうねぇ。あのCPUだったらいけるわね」

 

天津風は電子機器も最新又は試験型や強化型を使用している。

普通の戦術機とは比べ物にならないほどに。

 

それは学習AI用に強くしたからだ。

そしてあの宝石。

私の推測ならあの宝石はこの世で一番の性能の電子機器かもしれない。

 

いさなの思考操縦。

みたいなものができるのはあれを介してだと考えている。

 

理由は…昨日見せられたあれとかあの記録機能。

時空を超えたあの装置。

 

あれはなんだろう。

触れてはいけない一線。

 

世界の理?

 

「触れてみせるわ」

 

自分の仕事に生かせるとは思っていない。

でも私の考えている理論に乗る…のかしら?

 

「キャンセルぐらいならすぐよ。待っていなさい」

 

「あとはなんか先に入力できるとか…」

 

「それは…わかるけど」

 

どうせあんたの思考制御でどうにかなるわよね?

という言葉を飲み込む。

 

「あとはAI…名前は?」

 

「そりゃ天津風よ」

 

「天津風が勉強したらね」

 

「勉強…は!?英語の勉強やります!!」

 

「がんばれ!!」

 

焦った顔をしたいさなは教科書を棚から取り出す。

なんだかんだいい子よね。

 

応援したくなっちゃうのは母性かしら。

 

私に母性があるとは思えないけどね

 

いさなの要望ならいける。

キャンセルぐらい天才に任せてほしいわね。

 

 

 

 

 

自分の仕事が進まないしどうしようもないから少し京都に出向くのもありね。

そんなことを考えるようになったのは仕事が進まず、ちょっと息抜きがしたいから。

 

「京都というか岐阜で試験をするのよね?」

 

「うん!」

 

椅子に座って勉強しているいさなに聞いてみる。

 

「少し出向くわ。そちらに、若様?」

 

「空き部屋ならあるしいいんじゃない?」

 

ついでにすぐにOSとか調整できるし。

 

「先生。天津風のスペック知ってる?一応そのデータに入っているからOSに役立ててね」

 

 

「これスペックっていうか装備じゃない」

 

「拡張パックにつける予定の肩スラスターのね。これ乗せるだけで変わるからね」

 

「拡張パックの有無とかもいれなきゃだね。はぁ疲れるわ」

 

それも頭に入れて作業を続けることになった。




1998 4
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